悪役令嬢と十三霊の神々
★ 悲劇の悪役令嬢に転生してしまった少女はうっかり、町人Sに恋をした。
お人好しな性格ゆえに、足を引っ張られて雲上から真っ逆さまに転落、ひきこもりライフを自由気ままに過ごしていた雪乃。
ある日、友人の京奈と行った怪しい神社の古井戸にのみ込まれ、そこで出会った神様との交渉の後、京奈のための乙女ゲーの世界に転送されてしまう。
悪役令嬢デゼルとして転生した雪乃は、闇の聖女の力を解放するための洗礼を受けた七歳の日に、前世(死んでない)の記憶を思い出し、七歳では理解できなかった、ゲーム的には無名の町人サイファの立ち居振る舞いに惚れ込むが、このままでは悪役令嬢の故郷は三年後には滅ぼされてしまう。
悪役令嬢は主役じゃないから、悲劇を回避できるような年齢設定になっていないのだ。
いくらゲームのシナリオを知っていたって、十歳になる前にこの流れを止めるなんてことができるのか――!?
何を隠そう、こんな展開、神様だって想定外。
悪役令嬢がよもや十歳で戦争の阻止に動くなんて思いもよらなかった神様の本命は、実は、京奈ではなく雪乃。
二万年前に主神と魔神、二柱の神が始めた賭けの決着をつけるべく、雪乃に白羽の矢が立てられたのだ。
だがしかし、お人好しな雪乃は故国の人々も敵国の人々も守ろうと、ナイトメアモードに突入してしまう。
神様は、一人の少女を徹底的に破壊し尽くす残酷物語になんてしたくないのに――
【表紙】なかいのぶ様
お人好しな性格ゆえに、足を引っ張られて雲上から真っ逆さまに転落、ひきこもりライフを自由気ままに過ごしていた雪乃。
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