スキルスロットは本来3つのはずなのに俺だけ1つなんですけど!?

雛丸先生

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オガール王国襲撃編

第8話 笑い声

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「、、、!まずい!!」

泰輔が王国に戻った時には、東グラメラフシアドラゴンのエネルギー弾はドラゴンの顔よりも膨れ上がっていた。

(あと、、、4分弱、、、)

既に民衆の避難は済んでいたようだ。

「level3の能力が分かれば使えるかもしれない、、、」

ただし、使い方と発動条件が分からないため、Lv3の能力は発動不可能である。

「とりあえず急げ!」

東グラメラフシアドラゴンの攻撃の効果範囲が避難所まで広がるかもしれない、、、

タッタッタッタッタッタッ

王国は森に囲まれている。そして北の王国出入口の先には泰輔が転生してきた湖がある。

「弾をあのでけえ湖に落とさないと何が起こるか分からない、、、!」

30秒ほど全力で走り、残り約3分15秒、、、

そこから約15秒で城前橋へ。

「橋に着けた、、、ここから飛べるか、、、?」

と、その時、

「おやおや、シュウと森に行ったのでは?」

「!?誰だ!」

泰輔の目の前にはシルクハットをかぶり、紺色のマフラーをした、スーツ姿の男が立っていた。

「名を名乗る暇がありますか?早く止めに行きなさい。くくくくくく」

確かに、身もしれない男に突っ掛っている暇もない?

「、、、、、、軽くなれ!」

タンっと軽い足音でドラゴンの元へ飛ぶ。

すると、シルクハットの男が泰輔の後ろについて飛んできた。

「!!」

男は空中で拳を握り、泰輔の腹を思いっきり殴り飛ばした。

「うああああああ!」

「クハハハハハ!」

身を軽くしていたため、すぐに湖に飛び込んでしまった。

パチャン!ゴボゴボゴボ

(攻撃に間に合わない!)

次の瞬間、男が泰輔の胸ぐらを掴み、水中から空中へ投げ出してしまった。

そして、泰輔はピタッと空中で止まった。

「!動けない!」

男が水から出てくると、泰輔の前で止まった。

「まだまだァ!」

ドゴッ

「グアぁ!」

ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ

「あっ!うぐっ!グアぁ!」

それでも男の攻撃は止まらない。

「はぁ、はぁ、や、、、めろ、、、!」

ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ

「クハハハハハ!転生者のくせに弱いですねぇ!もっと楽しい戦い方出来ると思ったのにぃ!」

ドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴドゴ

「残ッ!念ッ!です!!」

男の拳に青いエネルギーが集まる。

キュイイイぃぃぃぃ


ドゴオオオン!


男の拳で泰輔の胴体が吹き飛んだ。

「あ、、、がっ、、、」



泰輔の意識は再び消失した。


男は爆発の瞬間を目の当たりにした。



「クハハハハハ!」



男の求める未来が訪れた。



その時にはオガール城は消し飛んでいた。
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