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フィア達の所へ行き軽く自己紹介をした後は紹介してもらう家を見に行くために移動。
エルメリアさんの先導にみんなでついていく。
「ヒロがギルド職員と一緒に来るとは思わなかったわ」
「借りる家を見に行くんだし、案内と家の鍵もあるからギルド職員は必要じゃないか」
「ギルドが管理しているのだからそうよね」
納得するリュイル。
管理している家の鍵を渡して勝手に見ろ、というわけにもいかないだろうし。
「それにしても、ヒロさんが話しかける女性はあれですねぇ」
リリィが呆れた様に言ってるが、あれってなんだ。
「おっぱいが大きい」
アイシェラが指摘してくる。
大きさで選んでいるのは否定はしない。
リュイル達だって十分に大きいと思うよ。
「商業ギルドで登録を担当してくれたし今回の事も相談に乗ってくれたんだよ」
「そういうことにしてあげるわ」
「でも、ヒロさん好きですよね」
「分かっているから大丈夫よ」
ラムリア、レスティナ、フィアが言ってくるが、なにも言えない。
何か言ったら言ったで色々と問題になりそうだ。
エルメリアさんの獣耳が動いているし尻尾も動いているから会話に入っては来ないけど聞いているんだろうな。
「着きましたよ、ヒロさんの希望の物件ではないですけど紹介した中のひとつになります」
門の鍵を開けながら説明してくれるエルメリアさん。
入ると広い庭があり花壇はあったが何も植えられてはいなかった。
鍵も開けてもらい家の中を見させてもらう。
家というより屋敷だな。
室内を靴のままというのは違和感あるな。
屋敷も大きければ部屋も広い、浴室は広いが湯船はそれなりの大きさだった。
キッチンはちょっとした店の厨房並みと言える。
「そちらは魔術式コンロになりますね」
コンロらしきものを見ているとエルメリアさんが説明してくれる。
「魔術式コンロ?」
「魔石を使って魔術を発動させる一種の魔道具ともいえますね」
「使い方は?」
「ここを押せば魔石から魔力が流れて火がつきますので、火がついたら、あとはこの摘みを左右に回せば火力の調整はききますよ。火を消すときはもう一度ここを押してください」
使い方をエルメリアさんに聞くと教えてくれたのでやってみると意外と簡単だった。
コンロの下にはオーブンもあったのでそれの使いかたも聞いた。
魔術式のコンロか火加減も調節できるし欲しいかも。
どのくらいの値段かエルメリアさんに聞いてみたがあまりにも高いので諦めたよ。
一通り見たので次の物件へ。
次の物件も一通りは見たけど部屋数と庭の大きさが違うくらいで最初とたいして差はなかった。
「見ることのなかったほかの物件もこんな感じですか?」
希望の物件に向かう途中エルメリアさんに聞いてみた。
「そうですね、資料で確認できる違いは部屋数か庭の大きさくらいだったはずです」
思っていた通りの答えが返ってきた。
話をしているうちに希望の物件についた。
場所は中心部から距離があり静かな感じ。
門の鍵をエルメリアさんが開けてくれたので入る。
庭はそれなりに広い隣の家とも距離があるので問題は起きないだろう。
家の中は広く開放感があって見てきた物件と同じだ。
「似たようなつくりなのね」
「建てたのが貴族だからではないでしょうか」
「違うのは大きさぐらい」
「それは仕方が無いでしょうね」
「宿よりはゆっくり出来そうですよ」
「私はヒロに任せるわ」
リュイル達は俺と似た感想でフィアは興味がないか。
たぶんフィアは寝るときは俺と一緒だろうし。
さて気になる風呂場は。
旅館にあるような四角い大きな内風呂みたいな感じで個人的には満足だ。
足伸ばせるし、のんびりくつろげそうだ。
風呂場で使うお湯は風呂場に魔石が置いてあり近くにあるスイッチを押すとお湯がでてもう一度押すと止まる。
お湯の近くには水がでる所もあった。
キッチンは他と同じようなちょっとした厨房で魔術式コンロが付いていた。
文句なしの物件だ。
「エルメリアさん、この家を10日ほど借りたいのですけど良いですか?」
「そうしましたら、金貨50枚になります」
エルメリアさんに金貨を支払い契約を交わす。
「はい、確かに金貨50枚確かにお受け取りいたしました。こちらは、この家の鍵になりますのでなくさぬようお願いします。日にちを延長なされる時には商業ギルドまでご足労ねがいます」
エルメリアさんから鍵を渡される。
今日から10日間は、ここが拠点になるわけだ。
話が終わった頃、キッチンにフィアが入ってくる。
「ヒロ、話は終わったかしら?」
「丁度、契約と話が終わって鍵を受け取ったよ」
「それは良かったわ」
「何かあるのか?」
「お腹すいたわ」
もうそんな時間になるか。
家を見ながら歩いてきたし、もしかしたらフィアは話が終わるまで待っていてくれたのかな。
「わかった、出来るだけすぐに用意する、それまで適当にすごしていてくれ」
「ここでまってるわ」
そう言ってキッチンにあるイスに座る。
作っている最中の物をつまみぐいか試食でもしたいのかもしれない。
「私の方はこれで失礼しますね」
「エルメリアさんも一緒に食どうですか?」
商業ギルドに戻るエルメリアさんを引き止める。
これから商業ギルドに戻っても食事をする時間も取れないだろうし、1人増えたところでたいした手間ではないからな。
「よろしいのですか?」
「エルメリアさんに時間があればですが」
「それは問題ありません」
「それは良かった、出来るまでみんなと話でもしていてください」
「お手伝いしましょうか?」
「いえ大丈夫です、お気持ちだけで」
「お言葉に甘えさせてもらいますね」
エルメリアさんは部屋を見て回っているリュイル達の方へ向かった。
手伝ってもらいたいが、俺のスキルのこともあるので手伝ってはもらえない。
こればかりは仕方が無い。
さて、お腹をすかしたフィアが待っている事だし時間がかからないものがいいか。
何を作ろうかね。
エルメリアさんの先導にみんなでついていく。
「ヒロがギルド職員と一緒に来るとは思わなかったわ」
「借りる家を見に行くんだし、案内と家の鍵もあるからギルド職員は必要じゃないか」
「ギルドが管理しているのだからそうよね」
納得するリュイル。
管理している家の鍵を渡して勝手に見ろ、というわけにもいかないだろうし。
「それにしても、ヒロさんが話しかける女性はあれですねぇ」
リリィが呆れた様に言ってるが、あれってなんだ。
「おっぱいが大きい」
アイシェラが指摘してくる。
大きさで選んでいるのは否定はしない。
リュイル達だって十分に大きいと思うよ。
「商業ギルドで登録を担当してくれたし今回の事も相談に乗ってくれたんだよ」
「そういうことにしてあげるわ」
「でも、ヒロさん好きですよね」
「分かっているから大丈夫よ」
ラムリア、レスティナ、フィアが言ってくるが、なにも言えない。
何か言ったら言ったで色々と問題になりそうだ。
エルメリアさんの獣耳が動いているし尻尾も動いているから会話に入っては来ないけど聞いているんだろうな。
「着きましたよ、ヒロさんの希望の物件ではないですけど紹介した中のひとつになります」
門の鍵を開けながら説明してくれるエルメリアさん。
入ると広い庭があり花壇はあったが何も植えられてはいなかった。
鍵も開けてもらい家の中を見させてもらう。
家というより屋敷だな。
室内を靴のままというのは違和感あるな。
屋敷も大きければ部屋も広い、浴室は広いが湯船はそれなりの大きさだった。
キッチンはちょっとした店の厨房並みと言える。
「そちらは魔術式コンロになりますね」
コンロらしきものを見ているとエルメリアさんが説明してくれる。
「魔術式コンロ?」
「魔石を使って魔術を発動させる一種の魔道具ともいえますね」
「使い方は?」
「ここを押せば魔石から魔力が流れて火がつきますので、火がついたら、あとはこの摘みを左右に回せば火力の調整はききますよ。火を消すときはもう一度ここを押してください」
使い方をエルメリアさんに聞くと教えてくれたのでやってみると意外と簡単だった。
コンロの下にはオーブンもあったのでそれの使いかたも聞いた。
魔術式のコンロか火加減も調節できるし欲しいかも。
どのくらいの値段かエルメリアさんに聞いてみたがあまりにも高いので諦めたよ。
一通り見たので次の物件へ。
次の物件も一通りは見たけど部屋数と庭の大きさが違うくらいで最初とたいして差はなかった。
「見ることのなかったほかの物件もこんな感じですか?」
希望の物件に向かう途中エルメリアさんに聞いてみた。
「そうですね、資料で確認できる違いは部屋数か庭の大きさくらいだったはずです」
思っていた通りの答えが返ってきた。
話をしているうちに希望の物件についた。
場所は中心部から距離があり静かな感じ。
門の鍵をエルメリアさんが開けてくれたので入る。
庭はそれなりに広い隣の家とも距離があるので問題は起きないだろう。
家の中は広く開放感があって見てきた物件と同じだ。
「似たようなつくりなのね」
「建てたのが貴族だからではないでしょうか」
「違うのは大きさぐらい」
「それは仕方が無いでしょうね」
「宿よりはゆっくり出来そうですよ」
「私はヒロに任せるわ」
リュイル達は俺と似た感想でフィアは興味がないか。
たぶんフィアは寝るときは俺と一緒だろうし。
さて気になる風呂場は。
旅館にあるような四角い大きな内風呂みたいな感じで個人的には満足だ。
足伸ばせるし、のんびりくつろげそうだ。
風呂場で使うお湯は風呂場に魔石が置いてあり近くにあるスイッチを押すとお湯がでてもう一度押すと止まる。
お湯の近くには水がでる所もあった。
キッチンは他と同じようなちょっとした厨房で魔術式コンロが付いていた。
文句なしの物件だ。
「エルメリアさん、この家を10日ほど借りたいのですけど良いですか?」
「そうしましたら、金貨50枚になります」
エルメリアさんに金貨を支払い契約を交わす。
「はい、確かに金貨50枚確かにお受け取りいたしました。こちらは、この家の鍵になりますのでなくさぬようお願いします。日にちを延長なされる時には商業ギルドまでご足労ねがいます」
エルメリアさんから鍵を渡される。
今日から10日間は、ここが拠点になるわけだ。
話が終わった頃、キッチンにフィアが入ってくる。
「ヒロ、話は終わったかしら?」
「丁度、契約と話が終わって鍵を受け取ったよ」
「それは良かったわ」
「何かあるのか?」
「お腹すいたわ」
もうそんな時間になるか。
家を見ながら歩いてきたし、もしかしたらフィアは話が終わるまで待っていてくれたのかな。
「わかった、出来るだけすぐに用意する、それまで適当にすごしていてくれ」
「ここでまってるわ」
そう言ってキッチンにあるイスに座る。
作っている最中の物をつまみぐいか試食でもしたいのかもしれない。
「私の方はこれで失礼しますね」
「エルメリアさんも一緒に食どうですか?」
商業ギルドに戻るエルメリアさんを引き止める。
これから商業ギルドに戻っても食事をする時間も取れないだろうし、1人増えたところでたいした手間ではないからな。
「よろしいのですか?」
「エルメリアさんに時間があればですが」
「それは問題ありません」
「それは良かった、出来るまでみんなと話でもしていてください」
「お手伝いしましょうか?」
「いえ大丈夫です、お気持ちだけで」
「お言葉に甘えさせてもらいますね」
エルメリアさんは部屋を見て回っているリュイル達の方へ向かった。
手伝ってもらいたいが、俺のスキルのこともあるので手伝ってはもらえない。
こればかりは仕方が無い。
さて、お腹をすかしたフィアが待っている事だし時間がかからないものがいいか。
何を作ろうかね。
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