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リエッタさんは夕食に満足してくれたようで何よりだ。
みんなと同じように結構な量を食べていたのは思っていた通りかな。
はじめて食べた料理のようで食事の時は賑やかだったけど、今は落ち着いてみんなと談笑している。
明日の予定の事もあるし、リエッタさんと話をしておかないと。
「リエッタさん、ちょっといい?」
リエッタさんに声を掛けると、みんな話すのをやめて俺の方を向く。
食後はいつも今日の出来事や、明日の予定とか話し合って簡単にだけど情報の共有をするようにはしている、雑談を交えながらだけど。
まぁ、リュイル達がやっていたことのなんだけど、借りている家の中では俺が音頭をとってやっているな。
依頼で街の外なんかの時はリュイルがやってくれるんだけど。
街にいる間は俺の予定での行動になるからかね。
「ヒロくん、良いよ~。夕食美味しかったよ~」
「それはよかった」
「食べたことのない料理だったけど~、美味しくて沢山食べたよ~」
確かに沢山食べてたな。
俺からすれば沢山って感じじゃないんだけどね。
「そうよね。ヒロさんの料理は、美味しいから沢山たべちゃうよね」
レスティナがリエッタさんの言葉に笑顔で頷き、みれば他の人もレスティナの言葉に頷いている。
それだけ食べているのに魅力的な体形が変わらないのが不思議だよ。
「ヒロくん、私に何かな~?」
「何かなって、リエッタさんは俺に何か頼みたいことがあるんですよね」
「そうなのよ~。食べたことのない美味しい食事で忘れてたわ~。ヒロくんも私に何か話があるのよね~」
忘れてたって、エルメリアに無理を言って連れて来てもらったんじゃないのか。
俺の作った料理で喜んでくれるのは素直に嬉しいけどさ。
「俺の話は、明日の予定にもかかわってくるので、リエッタさんの頼みごとの話が先でいいですよ」
「わかったわ~。頼みごとって言うのはこれ~」
リエッタさんは持って来た袋から見覚えのある物を取り出し目の前に並べる。
俺がミルクのお礼に渡した日本酒とステーキのたれの瓶だ、中身は空だけど。
「その瓶は日本酒よね~。ヒロくん、リエッタにあげたんだ~」
リエッタさんが出した日本酒の瓶を見てラルフィナさんは微笑む。
微笑んでいるけどラルフィナさんから何かを強く感じるし、ラルフィナさん以外からも強い視線を感じるよ。
「リエッタはおっぱい大きいもの。ヒロはおっぱい好きだし仕方ないわよね」
ラムリアがこちらを見ながら責めてくる。
酒好きな2人から責められるとは思わなかったなぁ。
確かにおっぱい好きだし、リエッタさんのおっぱいは大きいし魅力的だと思う。
「ヒロくん、おっぱい好きなんだね~。なら都合がいいかも~」
リエッタさん、おっぱいを揺らしながら言わないで欲しい。
揺れるおっぱいは嬉しいけど、今は都合がよろしくない。
「リエッタさんに、日本酒とステーキのたれをあげたのは御礼なんだ」
みんなに一応言い訳を言っておく。
山羊のミルクの事は秘密って約束だからなぁ。
「そうだね~。ヒロくんに頼みごとの事もあるし~。ここにいる人達はヒロくんを慕っているようだし話すね~」
リエッタさんが山羊のミルクの事について話すとみんなは納得してくれたようだ。
感じていた強い視線も無くなってよかったよ。
山羊のミルクの事はみんな秘密にしてくれるようで何よりだ。
「それで、日本酒とステーキのたれが頼みごとに関係が?」
みんなの気持ちが落ち着いたところでリエッタさんに尋ねる。
「ここにいる全員分は無理だけど~、ヒロくんが満足する量のミルクあげるから、日本酒とステーキのたれ欲しいのよ~」
山羊のミルクは美味しかったから欲しかったけど、リエッタさんからの話で無理だと諦めていた。
まさか、リエッタさんの方からお願いされるとは。
「リエッタさんは、売るつもりは無いと」
「だから交換して欲しいのよ~。実はね~、ヒロくんがくれた日本酒とステーキのたれでお肉食べたら乳質とミルクの量が良くなった気がするのよ~」
日本酒とステーキのたれか、向こうの世界の物にそんな効果は無かったはず。
それとも単純に美味しい物を食べたからかな。
「リエッタさん、さっき夕食を食べましたけどどうです?」
「おっぱい?」
頷くと、リエッタさんはおっぱいを触り始め確認している。
「なんだかね~、おっぱいにミルクが溜まってるようなきがするわ~」
どうやら日本酒はなくても食事だけでも良いようだ。
日本酒はみんなも欲しがるからリエッタさんだけに渡せないからなぁ。
食事で納得してもらおう。
「日本酒は無理ですけど、食事の方でしたら」
「残念、お酒は無理なのね~。なら食事の方はお願いしたいな~、食べた事のない美味しい食事だったしね~」
「わかりました」
「それじゃ~、夕食分のミルクはどうする~?。おっぱいから直接飲む、手搾りする~?」
おっぱいを揺らしながらリエッタさんは尋ねてくる。
夕食のお返しにミルクを貰えるのは嬉しいが、みんなのいる前で直接飲むのはさすがになぁ。
手搾りもするわけにもいかないと思うのだが、みんなの前でそんな事を提案するのだからリエッタさんは見られても気にならないのか。
気にしているのは俺だけなのか?
「ヒロくん、早く選んで欲しいかな~。帰るのが遅くなるわ~」
ん?
泊まっていくものだと思っていたけど違うのか。
エルメリアの方を見ると首を左右に振っている。
そこまでは話していないのか、連れてきただけなんだな。
「エルメリアもそうでしょう~」
「え、ええ。そうね」
同意を求められて困惑しているエルメリア。
みんなが泊まっている事を話した方が良いか、この家に来たんだし。
「リエッタさん、借りているこの家にみんな泊まっていて、ここから仕事に通っているんだ」
「えっ、そうなの~?」
リエッタさんが驚き見回すと、みんな頷いている。
「そうなのね~。ヒロくんの美味しい料理を毎日食べているなんて、いいわね~」
何かを期待したような表情を向けてくるリエッタさん。
ミルクの事はともかく俺の料理を食べたいってことなんだろう。
リエッタさんだけ断わる理由もないし、泊まるものだと思ってたしな。
「リエッタさんもそうする?」
「もちろんよ~。それで~、ミルクの方はどうするの~?」
嬉しそうに答え、おっぱいを揺らしながら笑顔で聞いてくる。
「とりあえず保留で」
「わかったわ~。飲みたくなったら遠慮なくいってね~。私はいつでも良いし、直接飲むのも歓迎するわよ~。それで、ヒロくんの頼み事は何かしら~?」
リエッタさんは直接おっぱいからミルクを飲んで欲しいのだろうか?
2人になることがあったら頼んでみることにしよう。
俺の明日の行動予定をみんなに話す。
リエッタさんには冒険者ギルドの後にメリアとミルアの所に一緒に行ってもらい確認してもらいたいことがある事を話すと快く応じてくれた。
すでに出来上がっている、枕、座布団、クッションとそれぞれのカバーの追加も頼んだら引き受けてくれた。
ありがたい事だ。
素材の事を尋ねたら、まだそれなりの量があるので問題ないとの事。
明日は冒険者ギルド以外にも行くので、リュイル達も一緒に行動する事になった。
みんなと同じように結構な量を食べていたのは思っていた通りかな。
はじめて食べた料理のようで食事の時は賑やかだったけど、今は落ち着いてみんなと談笑している。
明日の予定の事もあるし、リエッタさんと話をしておかないと。
「リエッタさん、ちょっといい?」
リエッタさんに声を掛けると、みんな話すのをやめて俺の方を向く。
食後はいつも今日の出来事や、明日の予定とか話し合って簡単にだけど情報の共有をするようにはしている、雑談を交えながらだけど。
まぁ、リュイル達がやっていたことのなんだけど、借りている家の中では俺が音頭をとってやっているな。
依頼で街の外なんかの時はリュイルがやってくれるんだけど。
街にいる間は俺の予定での行動になるからかね。
「ヒロくん、良いよ~。夕食美味しかったよ~」
「それはよかった」
「食べたことのない料理だったけど~、美味しくて沢山食べたよ~」
確かに沢山食べてたな。
俺からすれば沢山って感じじゃないんだけどね。
「そうよね。ヒロさんの料理は、美味しいから沢山たべちゃうよね」
レスティナがリエッタさんの言葉に笑顔で頷き、みれば他の人もレスティナの言葉に頷いている。
それだけ食べているのに魅力的な体形が変わらないのが不思議だよ。
「ヒロくん、私に何かな~?」
「何かなって、リエッタさんは俺に何か頼みたいことがあるんですよね」
「そうなのよ~。食べたことのない美味しい食事で忘れてたわ~。ヒロくんも私に何か話があるのよね~」
忘れてたって、エルメリアに無理を言って連れて来てもらったんじゃないのか。
俺の作った料理で喜んでくれるのは素直に嬉しいけどさ。
「俺の話は、明日の予定にもかかわってくるので、リエッタさんの頼みごとの話が先でいいですよ」
「わかったわ~。頼みごとって言うのはこれ~」
リエッタさんは持って来た袋から見覚えのある物を取り出し目の前に並べる。
俺がミルクのお礼に渡した日本酒とステーキのたれの瓶だ、中身は空だけど。
「その瓶は日本酒よね~。ヒロくん、リエッタにあげたんだ~」
リエッタさんが出した日本酒の瓶を見てラルフィナさんは微笑む。
微笑んでいるけどラルフィナさんから何かを強く感じるし、ラルフィナさん以外からも強い視線を感じるよ。
「リエッタはおっぱい大きいもの。ヒロはおっぱい好きだし仕方ないわよね」
ラムリアがこちらを見ながら責めてくる。
酒好きな2人から責められるとは思わなかったなぁ。
確かにおっぱい好きだし、リエッタさんのおっぱいは大きいし魅力的だと思う。
「ヒロくん、おっぱい好きなんだね~。なら都合がいいかも~」
リエッタさん、おっぱいを揺らしながら言わないで欲しい。
揺れるおっぱいは嬉しいけど、今は都合がよろしくない。
「リエッタさんに、日本酒とステーキのたれをあげたのは御礼なんだ」
みんなに一応言い訳を言っておく。
山羊のミルクの事は秘密って約束だからなぁ。
「そうだね~。ヒロくんに頼みごとの事もあるし~。ここにいる人達はヒロくんを慕っているようだし話すね~」
リエッタさんが山羊のミルクの事について話すとみんなは納得してくれたようだ。
感じていた強い視線も無くなってよかったよ。
山羊のミルクの事はみんな秘密にしてくれるようで何よりだ。
「それで、日本酒とステーキのたれが頼みごとに関係が?」
みんなの気持ちが落ち着いたところでリエッタさんに尋ねる。
「ここにいる全員分は無理だけど~、ヒロくんが満足する量のミルクあげるから、日本酒とステーキのたれ欲しいのよ~」
山羊のミルクは美味しかったから欲しかったけど、リエッタさんからの話で無理だと諦めていた。
まさか、リエッタさんの方からお願いされるとは。
「リエッタさんは、売るつもりは無いと」
「だから交換して欲しいのよ~。実はね~、ヒロくんがくれた日本酒とステーキのたれでお肉食べたら乳質とミルクの量が良くなった気がするのよ~」
日本酒とステーキのたれか、向こうの世界の物にそんな効果は無かったはず。
それとも単純に美味しい物を食べたからかな。
「リエッタさん、さっき夕食を食べましたけどどうです?」
「おっぱい?」
頷くと、リエッタさんはおっぱいを触り始め確認している。
「なんだかね~、おっぱいにミルクが溜まってるようなきがするわ~」
どうやら日本酒はなくても食事だけでも良いようだ。
日本酒はみんなも欲しがるからリエッタさんだけに渡せないからなぁ。
食事で納得してもらおう。
「日本酒は無理ですけど、食事の方でしたら」
「残念、お酒は無理なのね~。なら食事の方はお願いしたいな~、食べた事のない美味しい食事だったしね~」
「わかりました」
「それじゃ~、夕食分のミルクはどうする~?。おっぱいから直接飲む、手搾りする~?」
おっぱいを揺らしながらリエッタさんは尋ねてくる。
夕食のお返しにミルクを貰えるのは嬉しいが、みんなのいる前で直接飲むのはさすがになぁ。
手搾りもするわけにもいかないと思うのだが、みんなの前でそんな事を提案するのだからリエッタさんは見られても気にならないのか。
気にしているのは俺だけなのか?
「ヒロくん、早く選んで欲しいかな~。帰るのが遅くなるわ~」
ん?
泊まっていくものだと思っていたけど違うのか。
エルメリアの方を見ると首を左右に振っている。
そこまでは話していないのか、連れてきただけなんだな。
「エルメリアもそうでしょう~」
「え、ええ。そうね」
同意を求められて困惑しているエルメリア。
みんなが泊まっている事を話した方が良いか、この家に来たんだし。
「リエッタさん、借りているこの家にみんな泊まっていて、ここから仕事に通っているんだ」
「えっ、そうなの~?」
リエッタさんが驚き見回すと、みんな頷いている。
「そうなのね~。ヒロくんの美味しい料理を毎日食べているなんて、いいわね~」
何かを期待したような表情を向けてくるリエッタさん。
ミルクの事はともかく俺の料理を食べたいってことなんだろう。
リエッタさんだけ断わる理由もないし、泊まるものだと思ってたしな。
「リエッタさんもそうする?」
「もちろんよ~。それで~、ミルクの方はどうするの~?」
嬉しそうに答え、おっぱいを揺らしながら笑顔で聞いてくる。
「とりあえず保留で」
「わかったわ~。飲みたくなったら遠慮なくいってね~。私はいつでも良いし、直接飲むのも歓迎するわよ~。それで、ヒロくんの頼み事は何かしら~?」
リエッタさんは直接おっぱいからミルクを飲んで欲しいのだろうか?
2人になることがあったら頼んでみることにしよう。
俺の明日の行動予定をみんなに話す。
リエッタさんには冒険者ギルドの後にメリアとミルアの所に一緒に行ってもらい確認してもらいたいことがある事を話すと快く応じてくれた。
すでに出来上がっている、枕、座布団、クッションとそれぞれのカバーの追加も頼んだら引き受けてくれた。
ありがたい事だ。
素材の事を尋ねたら、まだそれなりの量があるので問題ないとの事。
明日は冒険者ギルド以外にも行くので、リュイル達も一緒に行動する事になった。
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