毒を吸い出したら吸血・鬼になっていた!?〜世にも珍しい三個目の能力を得て世界が変わる〜

怠惰るウェイブ

文字の大きさ
55 / 95

開門1

しおりを挟む
翌日俺は父さんが運転する車に乗っていた。

「シルバーウィークに入ったけど母さんと朱音は?今どうしてるの?」

「二人は今家にいるよ。雪に会いたいのと二人で買い物に行く計画を練るって言ってたかな?」

「巻き込まれなくて良かった、、、!」

「それでさ何しに私たちは行くの?」

「行けば分かるさ。さて、着いたぞ。」

「もう?それにここ、、、ウチじゃん。」

「さ、久しぶりに帰宅するぞー。」

「いやちょっと待って、あ、行く場所ってここ!?なんで?そりゃ会いたいけどそんな隠すような事じゃないよね!?」

「まあいいからいから。ほら入った入った。」

「釈然としない。ただいまー!」

するとリビングのドアが開いて朱音が飛び出してきた。

「おかえりー!寂しくなかった?私とお母さん買い物行くんだけど着いてくる?」

「ごめんね、朱音。ちょっと雪としなくちゃいけないことがあるからまた今度行こう。二人で楽しんで。」

「はぁーい。あ、朝ごはん食べた?食べてないなら作ってあげる!」

その後朱音の作った朝ごはんを食べた後母さんと朱音は出かけて行った。

「で?この後何するんだ?」

「その前にもう知ってると思うんだけど雪の魔力適正が出たから教えとくね?あの水晶のやつ。雪は無属性と水属性、火属性あと闇属性に適性があったよ。結構汎用性が高そうだね。」

「火属性とか水属性はわかるけど闇属性はどんなことが出来るんだ?いまいち実感が湧かないんだけど。」

「闇属性というか光属性もなんだけど使用者の精神によって変わるんだよね。基本的には光属性は回復、癒しなんかのプラスのことを司って闇属性はその逆マイナスなことを司るんだよね。ゲーム的に言えば光属性がバフなら闇属性はデバフかな?吸血と相性良さそうだよね。」

「確かに魔力を吸ってるだけじゃいつ相手がスタミナ切れになるか分からないし。」

「よし!適性がわかったところで本題なんだけど雪、友達を助けるために精神世界に潜ったらしいね?その時門開いたでしょ?」

「あ、なんで知って、、母さんか。確かに開いたけどあの時出来たこと戻ってからは出来なくなったんだよね。」

「だから今日は雪に門を開けさせてあげようと思って。ただ約束して欲しいことが一つある。絶対に学校で開門術式を使う時鬼の門だけは開けるな。」

「えっどうして?開門術式を使うなってこと?」

「いや、血液系は大丈夫だ。ただ鬼の門だけは例外でね。そもそも雪、鬼ってなんだと思う?」

「ツノが生えてる虎柄の服着たマッチョな妖怪?」

「まあ、一般的にはそんな感じだよな。でも鬼には地獄の番人、閻魔の配下って側面もある。で、今重要なのが番人って部分。鬼は地獄の門の番人としていることもある。つまり、鬼の門を開くってことは地獄が開くってことなんだ。
だから開門術式を使うと雪の体から地獄の力が漏れ出てしまうんだ。だから僕がいる時以外では開かないでってこと。」

「???、要するに父さんがいない時鬼の門は開くなってこと?」

「ははは、よく分からなかったか。そうだよ。で、これから鬼の門を開けようと思うんだけどどこで開けても人目が付くし危険だから大丈夫な場所に転移するよ。」

「は?転移ってそれどうやっ、、、


てやるんだよ、、、ってええ!?ここどこ!?」

一瞬のうちに空が赤暗く周りには何もない空間に移動していた。

「ここは僕の秘密の場所、ここでなら存分に開けるからね。ちなみに雪にはここの場所は教えない。教えるとしてももっと先かな。」

そういう父さんの話は半分ほど聞き流して周りを見ることに集中していた。

「ここ、結界が張られてる?しかもかなり硬い方の。綾が特大火球一万発撃っても壊れなそう。」

「そりゃあ先人たちの努力の結晶だからね。いつまでも開門する時に周りに被害出してられないから。」

「それで?開門術式は何処にあるの?」

「こっちにあるよ、付いてきて。」

そうした父さんの後に続くとじきに神社が見えてきた。

「ここの境内の真ん中にあるからやる気になったら入ってね。」

そこには空の色と同じように禍々しい雰囲気と神様でもいるかのような威圧感が感じられた。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ダンジョン冒険者にラブコメはいらない(多分)~正体を隠して普通の生活を送る男子高生、実は最近注目の高ランク冒険者だった~

エース皇命
ファンタジー
 学校では正体を隠し、普通の男子高校生を演じている黒瀬才斗。実は仕事でダンジョンに潜っている、最近話題のAランク冒険者だった。  そんな黒瀬の通う高校に突如転校してきた白桃楓香。初対面なのにも関わらず、なぜかいきなり黒瀬に抱きつくという奇行に出る。 「才斗くん、これからよろしくお願いしますねっ」  なんと白桃は黒瀬の直属の部下として派遣された冒険者であり、以後、同じ家で生活を共にし、ダンジョンでの仕事も一緒にすることになるという。  これは、上級冒険者の黒瀬と、美少女転校生の純愛ラブコメディ――ではなく、ちゃんとしたダンジョン・ファンタジー(多分)。 ※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜

平明神
ファンタジー
 ユーゴ・タカトー。  それは、女神の「推し」になった男。  見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。  彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。  彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。  その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!  女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!  さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?  英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───  なんでもありの異世界アベンジャーズ!  女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕! ※不定期更新。 ※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。

戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに

千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」 「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」 許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。 許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。 上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。 言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。 絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、 「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」 何故か求婚されることに。 困りながらも巻き込まれる騒動を通じて ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。 こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。

乙女ゲームのヒロインに転生、科学を駆使して剣と魔法の世界を生きる

アミ100
ファンタジー
国立大学に通っていた理系大学生カナは、あることがきっかけで乙女ゲーム「Amour Tale(アムール テイル)」のヒロインとして転生する。 自由に生きようと決めたカナは、あえて本来のゲームのシナリオを無視し、実践的な魔法や剣が学べる魔術学院への入学を決意する。 魔術学院には、騎士団長の息子ジーク、王国の第2王子ラクア、クラスメイト唯一の女子マリー、剣術道場の息子アランなど、個性的な面々が在籍しており、楽しい日々を送っていた。 しかしそんな中、カナや友人たちの周りで不穏な事件が起こるようになる。 前世から持つ頭脳や科学の知識と、今世で手にした水属性・極闇傾向の魔法適性を駆使し、自身の過去と向き合うため、そして友人の未来を守るために奮闘する。 「今世では、自分の思うように生きよう。前世の二の舞にならないように。」

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム

ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。 けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。 学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!? 大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。 真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。

処理中です...