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Day5 - ずっと一緒は心地よくて
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布団の中の手が、僕の太もものあたりを這い回る。
気を抜くとあらぬ声が出てしまいそうで、僕は口をぎゅっと結び、ふるふると首を横に振る。
「理空、どした? キス、気持ちいい?」
「ん……、きもちぃ、キス」
布団の中のことを言ったら、視聴者さんにバレちゃう。
そう思うのに、つい、僕も手を伸ばしてしまう。
そっと指を沿わせると、ズボン越しにも分かるくらい、水戸くんのペニスは膨れていた。
お互い、下着の中に手を入れる。
座った姿勢だから触りにくいけど、本格的に触ってしまったら、人様に見せられない顔になってしまうのは分かる。
「みとくん、いじわるしないで……」
「どうして? キス、嫌い?」
壁面ディスプレイをちらっと見ると、目を潤ませた自分が、真っ赤な顔で感じていた。
半開きになった口から舌がちらっと見えて、恥ずかしいのに、止められない。
僕は縋るように耳打ちした。
「は、だめ、もうだめ。暗くして。お願い」
水戸くんが片手でタブレットを操作し、R18モードに切り替わる。
部屋が暗くなると、僕は布団を蹴り飛ばして、四つん這いになった。
「はあっ、はあ、触って……っ」
「うん。りく、エッチして欲しそうだったもんね」
水戸くんはローションを取り出し、僕の中を探り始めた。
前立腺を刺激されて、身悶える。
「あぅ、あっ、ン、ん……っ、ひぁ」
「すごい。前、カウパーだらだらだよ。分かる?」
「ぁぅ……、きもちぃ、は、ぅ」
「挿れていい?」
「ん、んっ、挿れてっ。奥、とんとんして」
ずぷずぷと、太いものが埋め込まれてゆく。
僕は背中を反らし、声にならない声を上げる。
「あー、すごい。ぎゅうぎゅうだ」
「ひ、ひぁっ、……ぁ、ひっ」
ずるっ、ズチュッと、いやらしい音に混じって、水戸くんの押し殺した息遣いが聞こえる。
「……、りく、すき。かわいい」
好きとか言わないで。
いまそんな声で呼ばれたら、勘違いしてしまう。
僕は枕を噛んで声を押し殺していて、それなのに水戸くんは、我慢できないくらい激しく突いてくる。
自分が、泣いているのかよろこんでいるのか、分からない。
泣いてるみたいな声が出ちゃう。
けどほんとは、死んじゃいそうなほど気持ちいい。
「んッ、も、だめぇ、イッちゃ、う……っ、」
「あー……俺も、イク」
「……ぁ、あっ! はぁっ、イッ……あぁああっ……!…………ッ」
ドクドクと熱を吐き出しながら耳元でささやかれたこの言葉は、僕の心を掻き乱すのに十分だった。
――すごい好きなの、分かって欲しい
ねえ、それは演技なの?
その声が揺れているのは、なんでなの?
Day5 End.
気を抜くとあらぬ声が出てしまいそうで、僕は口をぎゅっと結び、ふるふると首を横に振る。
「理空、どした? キス、気持ちいい?」
「ん……、きもちぃ、キス」
布団の中のことを言ったら、視聴者さんにバレちゃう。
そう思うのに、つい、僕も手を伸ばしてしまう。
そっと指を沿わせると、ズボン越しにも分かるくらい、水戸くんのペニスは膨れていた。
お互い、下着の中に手を入れる。
座った姿勢だから触りにくいけど、本格的に触ってしまったら、人様に見せられない顔になってしまうのは分かる。
「みとくん、いじわるしないで……」
「どうして? キス、嫌い?」
壁面ディスプレイをちらっと見ると、目を潤ませた自分が、真っ赤な顔で感じていた。
半開きになった口から舌がちらっと見えて、恥ずかしいのに、止められない。
僕は縋るように耳打ちした。
「は、だめ、もうだめ。暗くして。お願い」
水戸くんが片手でタブレットを操作し、R18モードに切り替わる。
部屋が暗くなると、僕は布団を蹴り飛ばして、四つん這いになった。
「はあっ、はあ、触って……っ」
「うん。りく、エッチして欲しそうだったもんね」
水戸くんはローションを取り出し、僕の中を探り始めた。
前立腺を刺激されて、身悶える。
「あぅ、あっ、ン、ん……っ、ひぁ」
「すごい。前、カウパーだらだらだよ。分かる?」
「ぁぅ……、きもちぃ、は、ぅ」
「挿れていい?」
「ん、んっ、挿れてっ。奥、とんとんして」
ずぷずぷと、太いものが埋め込まれてゆく。
僕は背中を反らし、声にならない声を上げる。
「あー、すごい。ぎゅうぎゅうだ」
「ひ、ひぁっ、……ぁ、ひっ」
ずるっ、ズチュッと、いやらしい音に混じって、水戸くんの押し殺した息遣いが聞こえる。
「……、りく、すき。かわいい」
好きとか言わないで。
いまそんな声で呼ばれたら、勘違いしてしまう。
僕は枕を噛んで声を押し殺していて、それなのに水戸くんは、我慢できないくらい激しく突いてくる。
自分が、泣いているのかよろこんでいるのか、分からない。
泣いてるみたいな声が出ちゃう。
けどほんとは、死んじゃいそうなほど気持ちいい。
「んッ、も、だめぇ、イッちゃ、う……っ、」
「あー……俺も、イク」
「……ぁ、あっ! はぁっ、イッ……あぁああっ……!…………ッ」
ドクドクと熱を吐き出しながら耳元でささやかれたこの言葉は、僕の心を掻き乱すのに十分だった。
――すごい好きなの、分かって欲しい
ねえ、それは演技なの?
その声が揺れているのは、なんでなの?
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