304 / 781
第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第430話 迷宮都市 地下14階 呪具発見
昼食後テントから出ると、安全地帯では2パーティーがまだお昼を食べている最中だった。
今日はいつもより早く攻略を引き上げたから、少し時間がズレているみたい。
ダンクさんのパーティーは『お好み焼き』、アマンダさんのパーティーは『焼うどん』を食べている。
ダンジョン内の食事改善に、ケンさんとリリーさんが張り切っているようだ。
早くなくなりそうだから、『ソース』を陶器の壺に入れ替えておかないと。
テントの外で待っていたフォレストに乗って、兄が移動を開始する。
旭は、また川の方面に走り出していった。
私は2人を見送り、再びテント内に戻る。
少し魔物分布を確認しておきたい。
ホームに帰ってしまうと、ダンジョン内の調査が出来ないんだよね~。
まずは地下14階から始めよう。
トレントの森にいる2匹の迷宮タイガーを瞬殺して収納し、周辺を探っていく。
トレントの森はいつも通り?
あぁ、今日はかなり奥にマンゴーが生っているなぁ。
迷宮タイガーも数が増える事なく2匹しかいない。
フォレストウサギは、地下14階に沢山いるので判断が付かなかった。
キラープラントが集団でいる所を発見。
これは明らかにおかしい。
この魔物は、集団行動を取ったりしない筈なのに……。
やはり魔物寄せを誰かが使用したのだろうか?
冒険者が怪我をする前に、私の方で処理しアイテムBOXに収納。
大量発生の理由が知りたくて、私はキラープラントがいた場所にシルバーと移転した。
20匹程のキラープラントを引き寄せていた原因を調べるため、地面を見ながら慎重に歩いていくと10分後に不思議な物が地面に落ちているのを発見する。
それはテニスボールくらいの大きさをした、赤紫色の丸い玉だった。
こんな色の魔石は見た事がないし、その色がどんどん薄くなっていくのも奇妙に思える。
私は不審に感じたので、手を触れたりはせずアイテムBOXに収納した。
そして3mくらい離れた場所に、赤緑色の物と黒色の丸い玉も見付けた。
それぞれ玉が置いてある地点を結ぶと三角形になる。
どう考えても不自然だった。
こちら2つの丸い玉も回収し、再びテント内に移転する。
キングビーとクインビーについては、今の所変化は見られない。
地下13階を覗くと、迷宮ピーコックだけが異常に多い。
私は魔物を瞬殺して収納後、地面を拡大してみた。
するとやはり丸い玉が3ケ所に置かれている。
しかし色は無色であったので、普通に攻略していたら気付かないだろう。
こちらも証拠として回収しておいた。
怪しすぎる……。
地下14階・13階に仕掛けがあるのなら、地下12階以上の階層にも同様に丸い玉が置かれている可能性が高い。
魔物寄せと効果が一緒なら、冒険者達が危険だ。
これは私の手に負える問題じゃないと判断し、地下13階で果物を収穫している兄の下へ移転した。
以前突然現れたら驚くだろうと怒られたので、今回は兄の2m前方に出現する。
先程別れたばかりの私の姿を見付けて、兄が怪訝そうな表情になった。
「お兄ちゃん大変! 誰かが、ダンジョン内に変な物を置いてる。魔物が増えているのは、きっと丸い玉の所為だよ!」
「沙良、もう少し分かるように話せ」
「うん。やっぱり魔物の数が増えている事が気になったから、地下14階と地下13階をテントの中でマッピングを使用して調べてみたの。地下14階ではキラープラントが、地下13階では迷宮ピーコックが集団発生してた。おかしいと思って地面を調べたら、3角形になるように地面に丸い玉が置いてあったんだよ! どう考えても変でしょ? これ以上1人で調べるのは危険だと思い相談しにきました」
「分かった、旭とすぐに合流しよう。沙良、今回は報告が早くて助かった。いつもこうだと、俺も安心出来るんだがな……」
一言余分な兄の台詞はスルーして、地下14階の川でサンダーボールを楽しそうに撃っている旭を回収する。
2人にはフォレストの背に乗って安全地帯まで戻ってもらい、私はテント内に1人で移動。
数分後、テント前に到着した兄達を迎えるためにテントから出ていった。
ダンクさん達はまだ攻略中なので、ここにいるのはアマンダさんのパーティーだけだ。
私が貸した普通のテントには使用者登録がないので、外から少し大きな声を掛ける。
「沙良です。ケンさん、ちょっといいですか?」
「サラちゃん? ああ、今出ていくよ」
本当はクランリーダーのアマンダさんの方が持っている情報が多いかも知れないけど、彼女は今体調を崩して寝ているから負担をかけられない。
でも最終攻略組であったパーティーメンバーなら、何か知っているかもと聞いてみる事にした。
ケンさんがテントから出て来ると、時間が惜しいとばかりに私は話を切り出す。
「地下14階にキラープラントが異常発生していたので全滅させたんですが、地面にこれが落ちていたんです」
そう言って色の付いていた方の丸い玉を3個、アイテムBOXから手に触れないよう取り出し地面に置いた。
すると、瞬時に丸い玉は無色になる。
私は内心の驚きを隠してケンさんに尋ねた。
「これが何か分かりますか? もしかして魔物が増えている原因に関係しているのかと思って……。実は地下13階にも、兄が同じ玉を3個見付けたんです。こちらは既に色はありませんでした」
最初に置いた場所から30cm程離して、3個の玉をアイテムBOXから取り出す。
それを見たケンさんの表情が、みるみるうちに険しいものに変化していった。
「リーダーを呼んでくるから待っていてくれ」
やはり、彼はこの丸い玉の存在に何か心当たりがあるようだ。
そして具合の悪いリーダーを呼び出すなんて、尋常じゃない。
わずか数分で、顔色が真っ青になったアマンダさんがテントから出てきた。
挨拶も交わさず、無言で地面に置かれた6個の丸い玉を睨み付けている。
「サラちゃん、お手柄だ。一体なんでこんな物騒な物がダンジョンに……。無色になった物は効力を失っているから、もう仕舞っても大丈夫だよ。ちょっと外で話す話題じゃないから、サラちゃん達のテント内で話そう」
テント前まで移動すると、アマンダさんは解体ナイフを取り出して豪快に親指を切った!
いやいや、魔石に垂らす血の量は、ほんの一滴で充分ですよ!?
ボタボタと垂れる血液を魔石に登録している間に、旭が慌ててヒールを掛ける。
「おや、ありがとうね」
冒険者はよく怪我をするから、痛みにも慣れているんだろうか?
まぁ大抵の傷はポーションを掛ければ治るので、怪我をする事に鈍感になっているのかも知れないけど……。
ケンさんは普通に指を針で刺していたから、性格に因る違いが大きいのかなぁ。
5人一緒にテント内に入ると、荷物一つ置いていない状態を見てアマンダさんが目を瞬かせていた。
普通は、ここで寝泊まりするからマジック寝袋なんかがあるのだろう。
話が長くなりそうなので、6人掛けのテーブルと椅子を出し全員に座ってもらった。
「サラちゃん達が見付けた玉は、人為的にスタンピードを起こす呪具だ。ケンから聞いたけど、最初に取り出した時は色が付いていたんだって? きっと安全地帯で取り出したから、効力を失ったんだろうね。その呪具は禁制品の中でも持っているだけで処刑される程、効力が高い。今回使用したのは、赤紫・赤緑・黒だったようだから効果は6時間くらい続く物だ。これが全て黒色の場合は1日中効果が出る」
「具体的に、どんな効果があるんですか?」
「三角形に設置した呪具の中に魔物が入ると、同種の魔物の出現率が跳ね上がる。逆に言うと設置場所が悪ければ魔物が中に入らず、半日後効力を失ってただの置物に変わるんだよ」
魔物寄せとは違い同一の魔物を引き寄せるのではなく、出現率を上げる効果があるのか……。
それは非常に危険だ。
人為的にスタンピードを起こす事が出来るという話にも頷ける。
今回私が発見した呪具の範囲には、1種類の魔物しか入らなかったんだろう。
もし、この呪具を設置した中に複数の魔物が入ってしまったらと思うとゾッとした。
「じゃあ誰かがこの呪具を、人知れずダンジョン内のどこかに設置して回っているって事ですよね?」
「あぁ、かなり危険な行為だから多分犯人は複数だろう。しかも冒険者の中にいるって事が問題だ」
「ダンジョンには、C級冒険者以上じゃないと入れませんからね。それで、その呪具の効果を消す方法ってないんですか?」
私の質問に、アマンダさんはちらりと兄に視線を向けて言う。
「……ひとつだけ方法がある。これは呪具だから、浄化魔法を掛ければ一発だろう」
あぁ、リッチのマントと同じなんだ。
浄化かぁ~。
兄と旭はマッピングを使用出来ないから、全階層を見て回るのは大変そう。
浄化と言えば、『毒消しポーション』でも玉に掛ければ効果は消えるのかしら?
「アマンダさん、今日から『毒消しポーション』の販売が開始されたんですけど……。それキングビーに刺された治療が出来る物なんです。薬師ギルドからダンジョン内で販売してもいいと許可をもらいました。実は、ポーションに浄化を掛けているんですよね。これって、呪具の浄化に使用出来ませんか?」
「はあっ!? 『毒消しポーション』だって!?」
数時間前に、ダンクさんと同じ遣り取りをしたなぁ~。
私は驚愕している2人を見ながら、そんな事をぼんやりと思ったのだった。
--------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
--------------------------------------
今日はいつもより早く攻略を引き上げたから、少し時間がズレているみたい。
ダンクさんのパーティーは『お好み焼き』、アマンダさんのパーティーは『焼うどん』を食べている。
ダンジョン内の食事改善に、ケンさんとリリーさんが張り切っているようだ。
早くなくなりそうだから、『ソース』を陶器の壺に入れ替えておかないと。
テントの外で待っていたフォレストに乗って、兄が移動を開始する。
旭は、また川の方面に走り出していった。
私は2人を見送り、再びテント内に戻る。
少し魔物分布を確認しておきたい。
ホームに帰ってしまうと、ダンジョン内の調査が出来ないんだよね~。
まずは地下14階から始めよう。
トレントの森にいる2匹の迷宮タイガーを瞬殺して収納し、周辺を探っていく。
トレントの森はいつも通り?
あぁ、今日はかなり奥にマンゴーが生っているなぁ。
迷宮タイガーも数が増える事なく2匹しかいない。
フォレストウサギは、地下14階に沢山いるので判断が付かなかった。
キラープラントが集団でいる所を発見。
これは明らかにおかしい。
この魔物は、集団行動を取ったりしない筈なのに……。
やはり魔物寄せを誰かが使用したのだろうか?
冒険者が怪我をする前に、私の方で処理しアイテムBOXに収納。
大量発生の理由が知りたくて、私はキラープラントがいた場所にシルバーと移転した。
20匹程のキラープラントを引き寄せていた原因を調べるため、地面を見ながら慎重に歩いていくと10分後に不思議な物が地面に落ちているのを発見する。
それはテニスボールくらいの大きさをした、赤紫色の丸い玉だった。
こんな色の魔石は見た事がないし、その色がどんどん薄くなっていくのも奇妙に思える。
私は不審に感じたので、手を触れたりはせずアイテムBOXに収納した。
そして3mくらい離れた場所に、赤緑色の物と黒色の丸い玉も見付けた。
それぞれ玉が置いてある地点を結ぶと三角形になる。
どう考えても不自然だった。
こちら2つの丸い玉も回収し、再びテント内に移転する。
キングビーとクインビーについては、今の所変化は見られない。
地下13階を覗くと、迷宮ピーコックだけが異常に多い。
私は魔物を瞬殺して収納後、地面を拡大してみた。
するとやはり丸い玉が3ケ所に置かれている。
しかし色は無色であったので、普通に攻略していたら気付かないだろう。
こちらも証拠として回収しておいた。
怪しすぎる……。
地下14階・13階に仕掛けがあるのなら、地下12階以上の階層にも同様に丸い玉が置かれている可能性が高い。
魔物寄せと効果が一緒なら、冒険者達が危険だ。
これは私の手に負える問題じゃないと判断し、地下13階で果物を収穫している兄の下へ移転した。
以前突然現れたら驚くだろうと怒られたので、今回は兄の2m前方に出現する。
先程別れたばかりの私の姿を見付けて、兄が怪訝そうな表情になった。
「お兄ちゃん大変! 誰かが、ダンジョン内に変な物を置いてる。魔物が増えているのは、きっと丸い玉の所為だよ!」
「沙良、もう少し分かるように話せ」
「うん。やっぱり魔物の数が増えている事が気になったから、地下14階と地下13階をテントの中でマッピングを使用して調べてみたの。地下14階ではキラープラントが、地下13階では迷宮ピーコックが集団発生してた。おかしいと思って地面を調べたら、3角形になるように地面に丸い玉が置いてあったんだよ! どう考えても変でしょ? これ以上1人で調べるのは危険だと思い相談しにきました」
「分かった、旭とすぐに合流しよう。沙良、今回は報告が早くて助かった。いつもこうだと、俺も安心出来るんだがな……」
一言余分な兄の台詞はスルーして、地下14階の川でサンダーボールを楽しそうに撃っている旭を回収する。
2人にはフォレストの背に乗って安全地帯まで戻ってもらい、私はテント内に1人で移動。
数分後、テント前に到着した兄達を迎えるためにテントから出ていった。
ダンクさん達はまだ攻略中なので、ここにいるのはアマンダさんのパーティーだけだ。
私が貸した普通のテントには使用者登録がないので、外から少し大きな声を掛ける。
「沙良です。ケンさん、ちょっといいですか?」
「サラちゃん? ああ、今出ていくよ」
本当はクランリーダーのアマンダさんの方が持っている情報が多いかも知れないけど、彼女は今体調を崩して寝ているから負担をかけられない。
でも最終攻略組であったパーティーメンバーなら、何か知っているかもと聞いてみる事にした。
ケンさんがテントから出て来ると、時間が惜しいとばかりに私は話を切り出す。
「地下14階にキラープラントが異常発生していたので全滅させたんですが、地面にこれが落ちていたんです」
そう言って色の付いていた方の丸い玉を3個、アイテムBOXから手に触れないよう取り出し地面に置いた。
すると、瞬時に丸い玉は無色になる。
私は内心の驚きを隠してケンさんに尋ねた。
「これが何か分かりますか? もしかして魔物が増えている原因に関係しているのかと思って……。実は地下13階にも、兄が同じ玉を3個見付けたんです。こちらは既に色はありませんでした」
最初に置いた場所から30cm程離して、3個の玉をアイテムBOXから取り出す。
それを見たケンさんの表情が、みるみるうちに険しいものに変化していった。
「リーダーを呼んでくるから待っていてくれ」
やはり、彼はこの丸い玉の存在に何か心当たりがあるようだ。
そして具合の悪いリーダーを呼び出すなんて、尋常じゃない。
わずか数分で、顔色が真っ青になったアマンダさんがテントから出てきた。
挨拶も交わさず、無言で地面に置かれた6個の丸い玉を睨み付けている。
「サラちゃん、お手柄だ。一体なんでこんな物騒な物がダンジョンに……。無色になった物は効力を失っているから、もう仕舞っても大丈夫だよ。ちょっと外で話す話題じゃないから、サラちゃん達のテント内で話そう」
テント前まで移動すると、アマンダさんは解体ナイフを取り出して豪快に親指を切った!
いやいや、魔石に垂らす血の量は、ほんの一滴で充分ですよ!?
ボタボタと垂れる血液を魔石に登録している間に、旭が慌ててヒールを掛ける。
「おや、ありがとうね」
冒険者はよく怪我をするから、痛みにも慣れているんだろうか?
まぁ大抵の傷はポーションを掛ければ治るので、怪我をする事に鈍感になっているのかも知れないけど……。
ケンさんは普通に指を針で刺していたから、性格に因る違いが大きいのかなぁ。
5人一緒にテント内に入ると、荷物一つ置いていない状態を見てアマンダさんが目を瞬かせていた。
普通は、ここで寝泊まりするからマジック寝袋なんかがあるのだろう。
話が長くなりそうなので、6人掛けのテーブルと椅子を出し全員に座ってもらった。
「サラちゃん達が見付けた玉は、人為的にスタンピードを起こす呪具だ。ケンから聞いたけど、最初に取り出した時は色が付いていたんだって? きっと安全地帯で取り出したから、効力を失ったんだろうね。その呪具は禁制品の中でも持っているだけで処刑される程、効力が高い。今回使用したのは、赤紫・赤緑・黒だったようだから効果は6時間くらい続く物だ。これが全て黒色の場合は1日中効果が出る」
「具体的に、どんな効果があるんですか?」
「三角形に設置した呪具の中に魔物が入ると、同種の魔物の出現率が跳ね上がる。逆に言うと設置場所が悪ければ魔物が中に入らず、半日後効力を失ってただの置物に変わるんだよ」
魔物寄せとは違い同一の魔物を引き寄せるのではなく、出現率を上げる効果があるのか……。
それは非常に危険だ。
人為的にスタンピードを起こす事が出来るという話にも頷ける。
今回私が発見した呪具の範囲には、1種類の魔物しか入らなかったんだろう。
もし、この呪具を設置した中に複数の魔物が入ってしまったらと思うとゾッとした。
「じゃあ誰かがこの呪具を、人知れずダンジョン内のどこかに設置して回っているって事ですよね?」
「あぁ、かなり危険な行為だから多分犯人は複数だろう。しかも冒険者の中にいるって事が問題だ」
「ダンジョンには、C級冒険者以上じゃないと入れませんからね。それで、その呪具の効果を消す方法ってないんですか?」
私の質問に、アマンダさんはちらりと兄に視線を向けて言う。
「……ひとつだけ方法がある。これは呪具だから、浄化魔法を掛ければ一発だろう」
あぁ、リッチのマントと同じなんだ。
浄化かぁ~。
兄と旭はマッピングを使用出来ないから、全階層を見て回るのは大変そう。
浄化と言えば、『毒消しポーション』でも玉に掛ければ効果は消えるのかしら?
「アマンダさん、今日から『毒消しポーション』の販売が開始されたんですけど……。それキングビーに刺された治療が出来る物なんです。薬師ギルドからダンジョン内で販売してもいいと許可をもらいました。実は、ポーションに浄化を掛けているんですよね。これって、呪具の浄化に使用出来ませんか?」
「はあっ!? 『毒消しポーション』だって!?」
数時間前に、ダンクさんと同じ遣り取りをしたなぁ~。
私は驚愕している2人を見ながら、そんな事をぼんやりと思ったのだった。
--------------------------------------
お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
--------------------------------------
あなたにおすすめの小説
異世界へ誤召喚されちゃいました 女神の加護でほのぼのスローライフ送ります
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
転生皇女は冷酷皇帝陛下に溺愛されるが夢は冒険者です!
akechi
ファンタジー
アウラード大帝国の第四皇女として生まれたアレクシア。だが、母親である側妃からは愛されず、父親である皇帝ルシアードには会った事もなかった…が、アレクシアは蔑ろにされているのを良いことに自由を満喫していた。
そう、アレクシアは前世の記憶を持って生まれたのだ。前世は大賢者として伝説になっているアリアナという女性だ。アレクシアは昔の知恵を使い、様々な事件を解決していく内に昔の仲間と再会したりと皆に愛されていくお話。
※コメディ寄りです。
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
異世界に転移してしまった私、古民家をもらったのでカフェを始めたら大盛況。国王陛下が頻繁に来るのですが、どうしたらいいですか?
来栖とむ
ファンタジー
ブラック企業で疲れ果てた30歳の元OL・美里(みさと)が転移した先は、見渡す限りの深い森。
そこで彼女が授かったのは、魔女の称号……ではなく、一軒の**「日本の古民家」**だった!
亡き祖母が遺したその屋敷には、異世界では失われたはずの「お醤油」「お味噌」「白いお砂糖」という禁断の調味料が眠っていて――。
「えっ、唐揚げにそんなに感動しちゃうの?」
「プリン一口で、国王陛下が泣いちゃった……!?」
おにぎり、オムライス、そして肉汁溢れるハンバーグ。
現代日本の「当たり前」が、この世界では常識を覆す究極の美食に。
お掃除のプロな親子や、お忍びの王様、さらにはツンデレな宮廷料理人まで巻き込んで、
美味しい香りに包まれた、心もお腹も満たされるスローライフが今、始まります!
家ごと異世界ライフ
もちもちほっぺ
ファンタジー
突然、自宅ごと異世界の森へと転移してしまった高校生・紬。電気や水道が使える不思議な家を拠点に、自給自足の生活を始める彼女は、個性豊かな住人たちや妖精たちと出会い、少しずつ村を発展させていく。温泉の発見や宿屋の建築、そして寡黙なドワーフとのほのかな絆――未知の世界で織りなす、笑いと癒しのスローライフファンタジー!
夢のテンプレ幼女転生、はじめました。 憧れののんびり冒険者生活を送ります
ういの
ファンタジー
旧題:テンプレ展開で幼女転生しました。憧れの冒険者になったので仲間たちとともにのんびり冒険したいとおもいます。
七瀬千那(ななせ ちな)28歳。トラックに轢かれ、気がついたら異世界の森の中でした。そこで出会った冒険者とともに森を抜け、最初の街で冒険者登録しました。新米冒険者(5歳)爆誕です!神様がくれた(と思われる)チート魔法を使ってお気楽冒険者生活のはじまりです!……ちょっと!神獣様!精霊王様!竜王様!私はのんびり冒険したいだけなので、目立つ行動はお控えください!!
初めての投稿で、完全に見切り発車です。自分が読みたい作品は読み切っちゃった!でももっと読みたい!じゃあ自分で書いちゃおう!っていうノリで書き始めました。
2024年5月 書籍一巻発売
2025年7月 書籍二巻発売
2025年10月 コミカライズ連載開始
転生したので、今世こそは楽しく生きます!~大好きな家族に囲まれて第2の人生を謳歌する~
結笑-yue-
ファンタジー
『可愛いわね』
『小さいな』
『…やっと…逢えた』
『我らの愛しい姫。パレスの愛し子よ』
『『『『『『『『『『我ら、原初の精霊の祝福を』』』』』』』』』』
地球とは別の世界、異世界“パレス”。
ここに生まれてくるはずだった世界に愛された愛し子。
しかし、神たちによって大切にされていた魂が突然できた輪廻の輪の歪みに吸い込まれてしまった。
神たちや精霊王、神獣や聖獣たちが必死に探したが、終ぞ見つけられず、時間ばかりが過ぎてしまっていた。
その頃その魂は、地球の日本で産声をあげ誕生していた。
しかし異世界とはいえ、神たちに大切にされていた魂、そして魔力などのない地球で生まれたため、体はひどく病弱。
原因不明の病気をいくつも抱え、病院のベッドの上でのみ生活ができる状態だった。
その子の名は、如月結笑《キサラギユエ》ーーー。
生まれた時に余命宣告されながらも、必死に生きてきたが、命の燈が消えそうな時ようやく愛し子の魂を見つけた神たち。
初めての人生が壮絶なものだったことを知り、激怒し、嘆き悲しみ、憂い……。
阿鼻叫喚のパレスの神界。
次の生では、健康で幸せに満ち溢れた暮らしを約束し、愛し子の魂を送り出した。
これはそんな愛し子が、第2の人生を楽しく幸せに暮らしていくお話。
家族に、精霊、聖獣や神獣、神たちに愛され、仲間を、友達をたくさん作り、困難に立ち向かいながらも成長していく姿を乞うご期待!
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
小説家になろう様でも連載中です。
第1章無事に完走したので、アルファポリス様でも連載を始めます!
よろしくお願い致します( . .)"
*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈*:;;;;;:*◈
追放された荷物持ちですが、実は滅んだ竜族の末裔でした~のんびり暮らしたいのに、なぜかそうならない~
ソラリアル
ファンタジー
目が覚めたら、俺は孤児だった。 家族も、家も、居場所もない。
そんな俺を拾ってくれたのは、優しいSランク冒険者のパーティだった。
「荷物持ちでもいい、仲間になれ」
その言葉を信じて、俺は必死についていった。
だけど、自分には何もできないと思っていた。
それでも少しでも役に立ちたくて、夜な夜な一人で力を磨いた。
だけどある日、彼らは言った。
『ここからは危険だ。荷物持ちは、もう必要ない』
それは、俺の身を案じた「優しさ」からの判断だった。
俺も分かっていた。
だから、黙ってそれを受け入れ、静かにパーティを離れた。
「もう誰にも必要とされなくてもいい。一人で、穏やかに生きていこう」
そう思っていた。そのはずだった。
――だけど。
ダンジョンの地下で出会った古代竜の魂と、
“様々な縁”が重なり、騒がしくなった。
「最強を目指すべくして生まれた存在」
「君と一緒に行かせてくれ。」
「……オリオンを辞めさせた、本当の理由を知っている」
穏やかなスローライフ生活を望んだはずなのに、
世界はまた、勝手に動き出してしまったらしい――
◇小説家になろうでも同時連載中です◇