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第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第504話 迷宮都市 新しい魔物のテイム&従魔登録 1
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夕食を食べ終え自室に戻った後、眠ろうと目を閉じたけどやはり直ぐには無理だった。
目が冴えてしまい台所に行きハーブティーを淹れる準備をしていると、玄関の扉が開きパジャマ姿の兄が入ってくる。
ホーム内は私達以外いないので、異世界生活が長い私も兄も家に鍵は掛けない。
誰も入ってこられない、安全な場所だからね。
「お兄ちゃん、こんな時間にどうしたの?」
夜遅い時間に家へくる理由が分からず尋ねる。
「沙良、公爵邸で何かあったんじゃないのか?」
しっかりと視線を合わせ問われた声に、心配の色が混ざっていた。
やはり兄には隠していても、気持の変化に気付かれてしまったらしい。
「私の事を娘のリーシャだと思い、抱き着かれそうになっただけだよ」
殊更、何でもない風を装い口にしてみたけれど兄の表情は優れない。
「それだけじゃないだろう」
兄は私の方へ近付き、指先でそっと目尻に優しく触れた。
「泣いた跡が残っていたぞ」
あぁガーグ老の工房へ迎えに行く時、顔を洗うのを忘れていたのか。
「お父さんも気付いたかな?」
「……多分な、旭も心配していたようだし」
「そっか……。少し、亡くなったリーシャの事を思い出したの。私には何も出来なかったから……」
「お前が体に転移した時は亡くなっていたんだから、責任を感じる事はないんだぞ?」
「うん、そうだよね。でも……」
その先は言葉に出来なかった。
香織ちゃんの事を言えないから……。
「どうせ眠れないんだろう。一緒に寝てやるから、お茶を飲んだら部屋に戻ってこい」
兄は、そう言って私の寝室に入っていく。
ごめんね旭。
今日は独りで寝て下さい。
残ったハーブティーを飲み干し、兄の待っている寝室へ向かった。
翌日月曜日。
兄が添い寝をしてくれたお陰か私は直ぐに眠ってしまったようで、背中をポンポンと叩かれた後の記憶がない。
いつもよりすっきりと目覚めた。
3人で朝食を食べたら、7人での初攻略だ。
まずは、母の従魔登録をする必要がある。
冒険者ギルドに行き、受付嬢へ従魔登録の申請を出す。
ギルド内にいた冒険者達が3匹になっている従魔を見て、かなり驚いた表情をしていた。
きっと今日中に、また従魔の情報が駆け巡るんだろうな。
でもこの後、旭のお母さんと私もテイムする予定なんだよね~。
従魔登録は4人に任せ、私と雫ちゃんに旭のお母さんは、シルバーの背に乗り一足先にダンジョンへ向かう事にする。
ダンジョンに入り、何の魔物をテイムする心算なのか聞くとフォレストウサギだと言われ絶句した。
何故、ウサギ……。
騎獣にするには適していない魔物だよね?
理由は可愛いからだそうだ。
あまり速く走るイメージが湧かないけど、地下14階に出現するフォレストウサギは体長1mでかなり素早い。
そもそもウサギの背に乗れるんだろうか?
自分と雫ちゃん用に2匹テイムしたいらしい。
まぁ魅了後に解除する事も出来るから、試しにテイムしてみるのもいいか。
私は2人を連れ、地下14階までマッピングで移動した。
直ぐにフォレストウサギを見付け、旭のお母さんに魅了を掛けてもらう。
私の時と同様に好戦的な魔物は大人しくなり、旭のお母さんの方へヒョコヒョコと歩いて近付いてきた。
無事、テイム出来たらしい。
旭のお母さんが、「背中に乗せてね」と声を掛け早速乗っている。
「走って!」という合図で、フォレストウサギが飛び跳ねた。
う~ん……。
一応、自分達で走るよりは速いかなぁ?
地下14階にいる魔物なので、元々のLvも高いんだろう。
旭のお母さんを乗せ飛び跳ねても平気みたいだ。
数分後、フォレストウサギの背に乗った旭のお母さんが満面の笑みを浮かべ戻ってくる。
「この子に決めたわ! 貴方の名前は、アレキサンドリア・リヒテンシュタインよ!」
長いわ!
しかも国が混ざってるし……。
それまでテイムの様子を興味津々で見ていた雫ちゃんが、思わず口にする。
「お母さん、呼び難いよ!」
「え~、じゃあ呼ぶ時はアレクにしましょ」
いや最初から、アレクにすれば良かったのでは……。
名付けられたアレクは、耳をピコピコ動かし喜んでいるようだ。
2匹目のフォレストウサギを発見し魅了を掛けテイムすると、
「貴方の名前は、源五郎よ!」
これまた残念すぎる名前を付けていた。
母が名付けたボブの方が、まだマシかも知れない……。
源五郎と名付けられたフォレストウサギの耳が、ショックで折れてしまっている。
雫ちゃんが名前を聞き唖然としていた。
「今度は短い名前にしたのよ。呼び易いでしょ?」
もっと違う名前は、なかったんでしょうか……。
「何その名前! 私はアレクに乗るから、お母さんは源五郎に乗ってよね!」
「あら? 同じ種類の魔物だから、どちらでも同じよ?」
「違うよ! 全然違うから!」
そう、名前がね……。
「だって、源五郎。これからよろしくね~」
旭のお母さんは、可愛い魔物がテイム出来た事で上機嫌だった。
源五郎は元気がないみたいだけど……。
2人を地下1階に送り届け、先に冒険者ギルドで従魔登録をするようお願いした。
私はこれから父の従魔をテイムしにいこう。
再び地下14階に移動後、マッピングで迷宮タイガーを探し魅了を掛ける。
父は猫派のようで、フォレストを見た瞬間デレデレになっていた。
「貴方の名前は、泰雅よ! これからよろしくね」
名付けを済ませてステータスを確認。
●泰雅 LV45(消費MP160)HP450/MP450 迷宮タイガー(雄)
使用魔法 サンダーニードルLv4(MP消費10)
フォレストと全く同じステータスのようだ。
さて、私も3匹目の従魔登録をしに行こう。
今日1日で4匹も従魔登録の申請をされ、オリビアさんは驚いてしまうかもね。
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お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
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目が冴えてしまい台所に行きハーブティーを淹れる準備をしていると、玄関の扉が開きパジャマ姿の兄が入ってくる。
ホーム内は私達以外いないので、異世界生活が長い私も兄も家に鍵は掛けない。
誰も入ってこられない、安全な場所だからね。
「お兄ちゃん、こんな時間にどうしたの?」
夜遅い時間に家へくる理由が分からず尋ねる。
「沙良、公爵邸で何かあったんじゃないのか?」
しっかりと視線を合わせ問われた声に、心配の色が混ざっていた。
やはり兄には隠していても、気持の変化に気付かれてしまったらしい。
「私の事を娘のリーシャだと思い、抱き着かれそうになっただけだよ」
殊更、何でもない風を装い口にしてみたけれど兄の表情は優れない。
「それだけじゃないだろう」
兄は私の方へ近付き、指先でそっと目尻に優しく触れた。
「泣いた跡が残っていたぞ」
あぁガーグ老の工房へ迎えに行く時、顔を洗うのを忘れていたのか。
「お父さんも気付いたかな?」
「……多分な、旭も心配していたようだし」
「そっか……。少し、亡くなったリーシャの事を思い出したの。私には何も出来なかったから……」
「お前が体に転移した時は亡くなっていたんだから、責任を感じる事はないんだぞ?」
「うん、そうだよね。でも……」
その先は言葉に出来なかった。
香織ちゃんの事を言えないから……。
「どうせ眠れないんだろう。一緒に寝てやるから、お茶を飲んだら部屋に戻ってこい」
兄は、そう言って私の寝室に入っていく。
ごめんね旭。
今日は独りで寝て下さい。
残ったハーブティーを飲み干し、兄の待っている寝室へ向かった。
翌日月曜日。
兄が添い寝をしてくれたお陰か私は直ぐに眠ってしまったようで、背中をポンポンと叩かれた後の記憶がない。
いつもよりすっきりと目覚めた。
3人で朝食を食べたら、7人での初攻略だ。
まずは、母の従魔登録をする必要がある。
冒険者ギルドに行き、受付嬢へ従魔登録の申請を出す。
ギルド内にいた冒険者達が3匹になっている従魔を見て、かなり驚いた表情をしていた。
きっと今日中に、また従魔の情報が駆け巡るんだろうな。
でもこの後、旭のお母さんと私もテイムする予定なんだよね~。
従魔登録は4人に任せ、私と雫ちゃんに旭のお母さんは、シルバーの背に乗り一足先にダンジョンへ向かう事にする。
ダンジョンに入り、何の魔物をテイムする心算なのか聞くとフォレストウサギだと言われ絶句した。
何故、ウサギ……。
騎獣にするには適していない魔物だよね?
理由は可愛いからだそうだ。
あまり速く走るイメージが湧かないけど、地下14階に出現するフォレストウサギは体長1mでかなり素早い。
そもそもウサギの背に乗れるんだろうか?
自分と雫ちゃん用に2匹テイムしたいらしい。
まぁ魅了後に解除する事も出来るから、試しにテイムしてみるのもいいか。
私は2人を連れ、地下14階までマッピングで移動した。
直ぐにフォレストウサギを見付け、旭のお母さんに魅了を掛けてもらう。
私の時と同様に好戦的な魔物は大人しくなり、旭のお母さんの方へヒョコヒョコと歩いて近付いてきた。
無事、テイム出来たらしい。
旭のお母さんが、「背中に乗せてね」と声を掛け早速乗っている。
「走って!」という合図で、フォレストウサギが飛び跳ねた。
う~ん……。
一応、自分達で走るよりは速いかなぁ?
地下14階にいる魔物なので、元々のLvも高いんだろう。
旭のお母さんを乗せ飛び跳ねても平気みたいだ。
数分後、フォレストウサギの背に乗った旭のお母さんが満面の笑みを浮かべ戻ってくる。
「この子に決めたわ! 貴方の名前は、アレキサンドリア・リヒテンシュタインよ!」
長いわ!
しかも国が混ざってるし……。
それまでテイムの様子を興味津々で見ていた雫ちゃんが、思わず口にする。
「お母さん、呼び難いよ!」
「え~、じゃあ呼ぶ時はアレクにしましょ」
いや最初から、アレクにすれば良かったのでは……。
名付けられたアレクは、耳をピコピコ動かし喜んでいるようだ。
2匹目のフォレストウサギを発見し魅了を掛けテイムすると、
「貴方の名前は、源五郎よ!」
これまた残念すぎる名前を付けていた。
母が名付けたボブの方が、まだマシかも知れない……。
源五郎と名付けられたフォレストウサギの耳が、ショックで折れてしまっている。
雫ちゃんが名前を聞き唖然としていた。
「今度は短い名前にしたのよ。呼び易いでしょ?」
もっと違う名前は、なかったんでしょうか……。
「何その名前! 私はアレクに乗るから、お母さんは源五郎に乗ってよね!」
「あら? 同じ種類の魔物だから、どちらでも同じよ?」
「違うよ! 全然違うから!」
そう、名前がね……。
「だって、源五郎。これからよろしくね~」
旭のお母さんは、可愛い魔物がテイム出来た事で上機嫌だった。
源五郎は元気がないみたいだけど……。
2人を地下1階に送り届け、先に冒険者ギルドで従魔登録をするようお願いした。
私はこれから父の従魔をテイムしにいこう。
再び地下14階に移動後、マッピングで迷宮タイガーを探し魅了を掛ける。
父は猫派のようで、フォレストを見た瞬間デレデレになっていた。
「貴方の名前は、泰雅よ! これからよろしくね」
名付けを済ませてステータスを確認。
●泰雅 LV45(消費MP160)HP450/MP450 迷宮タイガー(雄)
使用魔法 サンダーニードルLv4(MP消費10)
フォレストと全く同じステータスのようだ。
さて、私も3匹目の従魔登録をしに行こう。
今日1日で4匹も従魔登録の申請をされ、オリビアさんは驚いてしまうかもね。
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