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第4章 迷宮都市 ダンジョン攻略
第606話 迷宮都市 地下15階 結婚式の打ち合わせ&地下1階 槍術のLv上げ
2人には安全地帯から出て魔物を倒してもらい、私は今日もテント内から楽ちん討伐だ。
3回目の攻略を終え、再び迷宮都市のダンジョン地下15階へ移動する。
夕食の準備をしていると、アマンダさんが奏伯父さんと何かを話していた。
2人は貴族同士面識があるのか、奏伯父さんはアマンダさんがC級冒険者の頃を知っているらしい。
2パーティーとも、今日は『お好み焼き』のようだ。
私はミノタウロスの肉を薄切りにし、『すき焼き』の材料を切っていく。
安全地帯からソースの焦げる匂いと醤油の香ばしい香りが漂う頃、奏伯父さんが話を終え戻ってきた。
「最近の冒険者は良い物を食べてるな~。俺の時代は、スープとパンにステーキが定番だったぞ?」
「それは今も変わらないみたいです。仲の良いパーティーへ料理方法を教えていますし、調味料も内緒に売ってるんですよ~」
「だよなぁ。そんな急にメニューが変わる訳ないか。ダンジョン内で『すき焼き』が食べれるとは思わなかった……」
そう言いながら奏伯父さんは生卵を溶き、早速火が入った肉を取り出し食べている。
「ミノタウロスの肉は久し振りだなぁ。冒険者の頃は、よく食べたもんだ」
それは多分、塩と胡椒だけのステーキかしら?
お肉好きな人は、それで充分美味しく食べられるだろう。
私はステーキソース派だけどね。
「サラちゃん。そろそろ、結婚式の打ち合わせをしよう。うちのクランは全員参加だよ。襲撃に備え武器の帯剣も許可してほしい」
アマンダさんから結婚式について話をされる。
「はい。結婚式には、必ず敵が動きます。横槍が入ると予想していますから、武装は必須ですね。この機会に、少しでも多く敵の勢力を削ぎたいと思います。結婚相手は元騎士をしていた人なので、こちらも全員武器を帯剣してますよ」
「俺の所も、クラン全員参加になった。親父が、サラちゃんの結婚式に出たいそうだ」
ダンクさんのクランも全員参加らしい。
おおっ、これはかなりの大所帯になりそう。
今から料理を作っておかないと、間に合わないかも知れないな。
結婚式には何があるか分からないため、子供達や店の従業員は不参加だ。
参加者全員がB級冒険者&元騎士で構成されている。
怪我の治療に必要な、『MAXポーション』を沢山用意しておこう。
今回の偽装結婚は相手へ私が結婚している事を伝えるのと、諦めさせる狙いがあった。
盛大に挙げる心算なので、既に冒険者達から情報が拡散され相手の知る所となっている筈。
場所は異世界の家で高い塀がある。
中にいる人間が全員武装し待ち構えているとは思わないだろう。
出来れば、襲撃者は多い程よい。
労力に合わないと思わせたいからね。
10mの塀を乗り越えた先に待っているのは、200人を超す戦闘集団。
敵の狙いは夫役のガーグ老だ。
奏伯父さんや父もいるし、魔法特化の兄達もいる。
負ける要素がない。
アマンダさんは、「結婚式が楽しみだねぇ」と配った桃を食べながら不敵な笑みを浮かべた。
父は「樹が大暴れしそうだ」と苦笑している。
その頃、樹おじさんは召喚したばかりでLvが低いから心配なんだけど?
翌日、火曜日。
母の妊娠と奏伯父さんのパーティー加入で、すっかり忘れていた槍術のLv上げをしよう。
午前中の薬草&果物採取を中止し、父と地下1階へ移動。
ガーグ老から教わった槍術の基本、突きでスライムを倒しステータスを確認する。
槍術 Lv0
やっと槍術を習得出来た!
ふふっ、これが無双の始まりよ~。
突進してくるファングボアを躱し、すれ違いざまに首筋を薙ぎ払う。
おっ、いい感じじゃないかしら?
頸動脈を切られたファングボアは、横倒しになり絶命した。
血抜き処理も出来たので、アイテムBOXへ収納する。
次はリザードマンだ。
二足歩行の素早い敵に、シルバーへ騎乗しこちらから接近する。
接触のタイミングを合わせ、首を突く。
槍の稽古を見ていたシルバーとの連携もバッチリ決まる。
仕留めたリザードマンをアイテムBOXに収納し、後ろで見ていた父の下へニコニコしながら戻った。
「お父さん、見てくれた? 私、槍術の才能があるかも? これは竜騎士も夢じゃないよね!」
「竜なら……。いや、きっとなれるだろう。王都の武器屋で注文した槍が楽しみだな」
「うん! 地下1階の魔物で、Lvは幾つまであがるかな~」
私は午前中一杯、槍を使用して魔物を倒した。
槍術Lvは1。
敵のLvが低いから、3時間ならこんなものか……。
地下15階へ戻り、嬉しくて兄に槍術Lvが1になった報告をする。
「良かったな」
と言い、頭を撫でられてしまった。
パーティーメンバー全員に、微笑ましい目で見られたのは何故なのか……。
その内、私の華麗な槍術をお披露目しよう。
ターンラカネリの槍も、投擲出来るよう練習しなくちゃね。
槍の名手となり、その名を轟かせてやるわ!
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お気に入り登録をして下さった方、エールを送って下さった方とても感謝しています。
読んで下さる全ての皆様、ありがとうございます。
応援して下さる皆様がいて大変励みになっています。
これからもよろしくお願い致します。
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3回目の攻略を終え、再び迷宮都市のダンジョン地下15階へ移動する。
夕食の準備をしていると、アマンダさんが奏伯父さんと何かを話していた。
2人は貴族同士面識があるのか、奏伯父さんはアマンダさんがC級冒険者の頃を知っているらしい。
2パーティーとも、今日は『お好み焼き』のようだ。
私はミノタウロスの肉を薄切りにし、『すき焼き』の材料を切っていく。
安全地帯からソースの焦げる匂いと醤油の香ばしい香りが漂う頃、奏伯父さんが話を終え戻ってきた。
「最近の冒険者は良い物を食べてるな~。俺の時代は、スープとパンにステーキが定番だったぞ?」
「それは今も変わらないみたいです。仲の良いパーティーへ料理方法を教えていますし、調味料も内緒に売ってるんですよ~」
「だよなぁ。そんな急にメニューが変わる訳ないか。ダンジョン内で『すき焼き』が食べれるとは思わなかった……」
そう言いながら奏伯父さんは生卵を溶き、早速火が入った肉を取り出し食べている。
「ミノタウロスの肉は久し振りだなぁ。冒険者の頃は、よく食べたもんだ」
それは多分、塩と胡椒だけのステーキかしら?
お肉好きな人は、それで充分美味しく食べられるだろう。
私はステーキソース派だけどね。
「サラちゃん。そろそろ、結婚式の打ち合わせをしよう。うちのクランは全員参加だよ。襲撃に備え武器の帯剣も許可してほしい」
アマンダさんから結婚式について話をされる。
「はい。結婚式には、必ず敵が動きます。横槍が入ると予想していますから、武装は必須ですね。この機会に、少しでも多く敵の勢力を削ぎたいと思います。結婚相手は元騎士をしていた人なので、こちらも全員武器を帯剣してますよ」
「俺の所も、クラン全員参加になった。親父が、サラちゃんの結婚式に出たいそうだ」
ダンクさんのクランも全員参加らしい。
おおっ、これはかなりの大所帯になりそう。
今から料理を作っておかないと、間に合わないかも知れないな。
結婚式には何があるか分からないため、子供達や店の従業員は不参加だ。
参加者全員がB級冒険者&元騎士で構成されている。
怪我の治療に必要な、『MAXポーション』を沢山用意しておこう。
今回の偽装結婚は相手へ私が結婚している事を伝えるのと、諦めさせる狙いがあった。
盛大に挙げる心算なので、既に冒険者達から情報が拡散され相手の知る所となっている筈。
場所は異世界の家で高い塀がある。
中にいる人間が全員武装し待ち構えているとは思わないだろう。
出来れば、襲撃者は多い程よい。
労力に合わないと思わせたいからね。
10mの塀を乗り越えた先に待っているのは、200人を超す戦闘集団。
敵の狙いは夫役のガーグ老だ。
奏伯父さんや父もいるし、魔法特化の兄達もいる。
負ける要素がない。
アマンダさんは、「結婚式が楽しみだねぇ」と配った桃を食べながら不敵な笑みを浮かべた。
父は「樹が大暴れしそうだ」と苦笑している。
その頃、樹おじさんは召喚したばかりでLvが低いから心配なんだけど?
翌日、火曜日。
母の妊娠と奏伯父さんのパーティー加入で、すっかり忘れていた槍術のLv上げをしよう。
午前中の薬草&果物採取を中止し、父と地下1階へ移動。
ガーグ老から教わった槍術の基本、突きでスライムを倒しステータスを確認する。
槍術 Lv0
やっと槍術を習得出来た!
ふふっ、これが無双の始まりよ~。
突進してくるファングボアを躱し、すれ違いざまに首筋を薙ぎ払う。
おっ、いい感じじゃないかしら?
頸動脈を切られたファングボアは、横倒しになり絶命した。
血抜き処理も出来たので、アイテムBOXへ収納する。
次はリザードマンだ。
二足歩行の素早い敵に、シルバーへ騎乗しこちらから接近する。
接触のタイミングを合わせ、首を突く。
槍の稽古を見ていたシルバーとの連携もバッチリ決まる。
仕留めたリザードマンをアイテムBOXに収納し、後ろで見ていた父の下へニコニコしながら戻った。
「お父さん、見てくれた? 私、槍術の才能があるかも? これは竜騎士も夢じゃないよね!」
「竜なら……。いや、きっとなれるだろう。王都の武器屋で注文した槍が楽しみだな」
「うん! 地下1階の魔物で、Lvは幾つまであがるかな~」
私は午前中一杯、槍を使用して魔物を倒した。
槍術Lvは1。
敵のLvが低いから、3時間ならこんなものか……。
地下15階へ戻り、嬉しくて兄に槍術Lvが1になった報告をする。
「良かったな」
と言い、頭を撫でられてしまった。
パーティーメンバー全員に、微笑ましい目で見られたのは何故なのか……。
その内、私の華麗な槍術をお披露目しよう。
ターンラカネリの槍も、投擲出来るよう練習しなくちゃね。
槍の名手となり、その名を轟かせてやるわ!
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