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第4話 先生?
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迅「不味い。」
私「なっ!ひどいっ!」
9/1の朝。
いつも迅が朝食を作るのだが珍しく今日は初の学校ということもあり早起きした私が朝食を作った。
確かに卵焼きは少し黒くなっているが、そこまで酷くはない。
迅「まだまだお子様だからな。しょうがないか。」
迅は笑いながら食べる。
私「ま、不味いなら食べなくていい!」
お皿を、奪おうと手を出すと
その腕を迅が掴む
迅「食わせろ。」
私「え、、。」
迅「お前が一生懸命作ったんだろ?」
私「うん、、、。」
そういうと迅は黙々と食べ切った。
迅「ごちそうさまでした。」
私「、、ありがとう。」
少し恥ずかしげにお礼を言った。
不味いと言われたのになんでお礼なんて言っているんだろう。
迅「、、、。さて、学校行くか。」
私「うん!」
キーンコーンカーンコーン
1年A組。
これが私の入るクラス。
担任の白石智子先生はまだ25歳の若い可愛らしい先生だ。
教室まで向かうまでは優しく私に話しかけてくれた。
白石先生「あら?緊張してる?」
私「え、あ、まあ。転校生なんて初めてだから。」
白石先生「大丈夫よ、うちのクラスは穏やかな子が多いから。きっとすぐ馴染めるわ。」
私「はい、、!」
白石先生「ここよ。1年A組。」
ガラッ
白石先生「みんな久しぶり。夏休みはどうだったかな?なんと、、新学期になった今日はね、、転校生が来ます!」
ザワッ
クラスが騒つく
白石先生「冴島さん。」
おそるおそる教室に入ると
30名ほどのクラスメイト。
私「あの、冴島紗羅です。よろしくお願いします、、!」
HRが終わると沢山のクラスメイトが話しかけて来てくれた。
千葉の田舎から出て来たというとみんな東京の色々な話をしてくれて、白石先生の言った通りのクラスの雰囲気にとても安心した。
キーンコーンカーンコーン
一限目のベル。
ガラッ
私「え!?」
そこに入ってきたのは、迅だった。
私「迅!?」
「え、冴島さん真崎先生のこと知ってるの?」
いきなり下の名前で呼んだ私にクラスメイトが驚いた。
私「え?いや、せ、、先生?」
迅「ほらみんな座れー。英語の教科書だせよー。」
私「迅?」
迅「お!転校生!早速俺の名前まで調べてくれたのかな?光栄だなあ。英語の非常勤の真崎迅だ。よろしくね。」
私「ええええぇええ。」
迅「さて、新学期初の授業だからな、復習からやってくか。」
そういうと迅は笑顔でそつなく授業を始めた。
まさか、迅の仕事が先生だったなんて夢にも思わなかったが、何故この学校に私が編入させられたのか辻褄が合った。
私「ねぇ。どういうこと?」
昼休みこっそり屋上に迅を呼び出した。
迅「いや、こういうことだけど。」
私「先生なんて聞いて無い。」
迅「お前が聞かなかっただけだろ?」
私「なっ、、そうだけど、、。」
迅「ほら、俺は忙しいんだ。お前も折角の1日目友達と学食でも行って来いよ。」
私「もしも、私たちが一緒に暮らしてるなんてバレたらどうするの?」
迅「何か問題あるか?」
私「問題あるよ。先生と生徒なんだら!」
迅「別に関係があるわけでも無いんだ。やましくもなんとも無いだろ。」
私「いや、体裁的にね、、!ほら、、っ」
グッ
私「わっ!」
迅は私の右肩を屋上の金網に押し付けた。
迅「それともやましい関係になっとく?」
私「なっ、、、、!!!えっとあの私、、!」
迅「じょーだんだよ。今の顔面白かったな。」
ドン!
私は迅を突き飛ばした。
私「迅のバカ!嫌い!!」
私は怒った勢いで走り出して屋上を後にした。
迅「、、、。かおりさん。」
私「なっ!ひどいっ!」
9/1の朝。
いつも迅が朝食を作るのだが珍しく今日は初の学校ということもあり早起きした私が朝食を作った。
確かに卵焼きは少し黒くなっているが、そこまで酷くはない。
迅「まだまだお子様だからな。しょうがないか。」
迅は笑いながら食べる。
私「ま、不味いなら食べなくていい!」
お皿を、奪おうと手を出すと
その腕を迅が掴む
迅「食わせろ。」
私「え、、。」
迅「お前が一生懸命作ったんだろ?」
私「うん、、、。」
そういうと迅は黙々と食べ切った。
迅「ごちそうさまでした。」
私「、、ありがとう。」
少し恥ずかしげにお礼を言った。
不味いと言われたのになんでお礼なんて言っているんだろう。
迅「、、、。さて、学校行くか。」
私「うん!」
キーンコーンカーンコーン
1年A組。
これが私の入るクラス。
担任の白石智子先生はまだ25歳の若い可愛らしい先生だ。
教室まで向かうまでは優しく私に話しかけてくれた。
白石先生「あら?緊張してる?」
私「え、あ、まあ。転校生なんて初めてだから。」
白石先生「大丈夫よ、うちのクラスは穏やかな子が多いから。きっとすぐ馴染めるわ。」
私「はい、、!」
白石先生「ここよ。1年A組。」
ガラッ
白石先生「みんな久しぶり。夏休みはどうだったかな?なんと、、新学期になった今日はね、、転校生が来ます!」
ザワッ
クラスが騒つく
白石先生「冴島さん。」
おそるおそる教室に入ると
30名ほどのクラスメイト。
私「あの、冴島紗羅です。よろしくお願いします、、!」
HRが終わると沢山のクラスメイトが話しかけて来てくれた。
千葉の田舎から出て来たというとみんな東京の色々な話をしてくれて、白石先生の言った通りのクラスの雰囲気にとても安心した。
キーンコーンカーンコーン
一限目のベル。
ガラッ
私「え!?」
そこに入ってきたのは、迅だった。
私「迅!?」
「え、冴島さん真崎先生のこと知ってるの?」
いきなり下の名前で呼んだ私にクラスメイトが驚いた。
私「え?いや、せ、、先生?」
迅「ほらみんな座れー。英語の教科書だせよー。」
私「迅?」
迅「お!転校生!早速俺の名前まで調べてくれたのかな?光栄だなあ。英語の非常勤の真崎迅だ。よろしくね。」
私「ええええぇええ。」
迅「さて、新学期初の授業だからな、復習からやってくか。」
そういうと迅は笑顔でそつなく授業を始めた。
まさか、迅の仕事が先生だったなんて夢にも思わなかったが、何故この学校に私が編入させられたのか辻褄が合った。
私「ねぇ。どういうこと?」
昼休みこっそり屋上に迅を呼び出した。
迅「いや、こういうことだけど。」
私「先生なんて聞いて無い。」
迅「お前が聞かなかっただけだろ?」
私「なっ、、そうだけど、、。」
迅「ほら、俺は忙しいんだ。お前も折角の1日目友達と学食でも行って来いよ。」
私「もしも、私たちが一緒に暮らしてるなんてバレたらどうするの?」
迅「何か問題あるか?」
私「問題あるよ。先生と生徒なんだら!」
迅「別に関係があるわけでも無いんだ。やましくもなんとも無いだろ。」
私「いや、体裁的にね、、!ほら、、っ」
グッ
私「わっ!」
迅は私の右肩を屋上の金網に押し付けた。
迅「それともやましい関係になっとく?」
私「なっ、、、、!!!えっとあの私、、!」
迅「じょーだんだよ。今の顔面白かったな。」
ドン!
私は迅を突き飛ばした。
私「迅のバカ!嫌い!!」
私は怒った勢いで走り出して屋上を後にした。
迅「、、、。かおりさん。」
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