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一国一城2
しおりを挟むそして、太陽が空の真上からやや西に傾いた頃、昼食を終えて自室で休む忠宗と銀姫の姿があった。
「それにしても、驚いたな」
「何じゃ、唐突に」
「これだよ」
忠宗は手元の巻物を広げて見せた。
「俺より字が上手いし、何より文書を読む早さが違う。有能だな。今日の予定分が、昼過ぎに終わるとは思っても見なかったぜ。……どこかで女官の仕事でもしていたのか?」
「ほんの手慰み程度じゃ。褒めても何も出ぬぞ」
「いやいや、ちゃんとあんたにしか出来ないことがあるさ」
溜息をついた銀姫は、姿勢を正して正座となり、膝の上を軽く叩いた。
のそのそと四つん這いで近づいてきた忠宗は、銀姫の膝の上に頭を乗せて転がった。
「……あー、幸せ」
「単純な男よのう」
「男が単純なんだよ」
「まあ、否定はせぬ」
銀姫は、新兵衛のことを思い出した。どこでどうしておるのやら、と心の中で呟く。
その言葉が、身体を通して伝わったのか、忠宗が言った。
「あのさ」
「何じゃ」
「前に言ってた『死んでも治らない馬鹿』の話を聞いてもいいか?」
「……聞いてどうする」
「別に。話したくなければ、それでいい」
「ふむ」
大して面白い話ではないがのう、と言ってから、銀姫は外を見た。開け放たれた障子の間から、さわやかな風が入り込んできた。
「一人の山賊の話じゃ。そやつは生まれてすぐに捨てられ、山賊に拾われた。幼い頃から下男として、奴隷のように扱われておった。そして成長すると、今度は畜生働きの汚れ仕事を手伝わされた。無論、そんな仕事は嫌だと言えば、死ぬより辛い折檻が待っておる。逆らうことは、苦痛でしかなかったということじゃ。そして皮肉にも、その山賊は死線を潜り抜けることで次第に腕を上げていった。いつしか、誰よりも強くなった――――心は弱いままで」
「心が、弱い?」
「優し過ぎる、と言い換えてもよい。己の罪を、誰の所為にも出来なかったのじゃ。罪を被りながら罪を重ね、それでも自殺さえ選べぬ己の弱さを呪ったらしい。そうしてあるとき、高貴な娘を攫う仕事をした。その後、山賊たちの余興で高貴な娘を犯せと命令されての。珍しく逆らって折檻されたようじゃ」
「……俺なら、山賊の親玉を殺して逃げるがね」
「ああ、その山賊も、最終的にはそうした。自分の育ての親である山賊も、皆殺しにしたのじゃ」
「それで?」
「ん? ここで話は終わりじゃ。高貴な娘は助かって、目出度し目出度し」
「それのどこが『死んでも治らない馬鹿』なんだ?」
「ああ、その山賊はじゃな。逃げた後、何故か戻ってきて火付け盗賊改に自首したのじゃ。馬鹿じゃろ」
「……まあ、馬鹿だな」
「当然のごとく、山賊には死罪が言い渡されてのう。……そんな馬鹿の性根が、一回死んだくらいで治るとは思えぬ」
「ふぅん」
忠宗は遠くを見るようにして頷き、そのまま黙り込んだ。
そうして少しの間、静寂な時間が流れた。
「む?」
ふ、と銀姫が気づいた。障子の端に隠れるようにして、童女が部屋の中を伺っていた。何やら手に小さな花束を持って、そわそわとしている。
「何か用かの」
呼びかけられた童女は、身を震わせた。怒られると思ったらしい。
銀姫は、優しく笑いかけた。
「よい。気にするでない」
童女は、恐る恐る、部屋の中に入ってきた。
ようやくそれに気づいた忠宗は、眠そうな声で言った。
「んあ? 佳代か。遊びにきたのか」
無言で一生懸命に頷く佳代であった。
そのまま、手に持っていた花束を、突き出すようにした。
「って、俺に?」
「?」
佳代は忠宗を見つめたまま、首を横に捻った。
すぐに慌てて花束を引っ込め、ちらりと銀姫を伺う。
「ほう、それは美しい花じゃのう」
彼女の微笑みにつられて、佳代も笑った。
今度はゆっくりと、銀姫に花束を差し出した。
それは、野で摘んできた白い花が纏められた花束だった。
銀姫は見たことの無い綺麗な花に表情を綻ばせ、佳代の心遣いを嬉しく思った。
「くれるのかや?」
「うん」
佳代が小さく頷いた。そして、花束を差し出す。
「有難い」
大切なものを扱うように、銀姫が花束を受け取った。
「望外の喜びとは、まさにこのことじゃ。……ふむ、ならば私も礼をせねば」
銀姫は胸元に手を突っ込み、あれでもないこれでもないと弄った。
そうして出てきたのが、鳥の形をした小さな鼈甲(べっこう)の飾りだった。
「今は、これしか無いのじゃ。受け取ってはくれぬか」
佳代は驚いた様子で、受け取りを固辞するように手を振る。
花束の対価が、高額過ぎる鼈甲の飾りなので、遠慮しているのだった。
「……ふむ。ならば、今度、その花が咲いている場所に案内してくれぬか。それの駄賃も含めるとしよう」
悩む素振りを見せる佳代だった。
見かねた忠宗が口を開く。
「貰っておけよ」
それを聞いた佳代は、そっと鼈甲の飾りを受け取った。
そうして自分の手の中で鼈甲の飾りを見つめると、花が咲くような満面の笑みとなった。
「ありがとう」
深々と銀姫に一礼して、部屋から去っていった。
佳代を見送った後で、忠宗が言った。
「よかったのか。肌身離さず持っていたのなら、大事なものだろう」
「よい。それくらい、嬉しかったのじゃ」
銀姫は、優しい眼差しで花束を見つめた。
「ところで、この花は何という花かの。私は初めて見るぞ。この辺りでは、よく咲いておるのか?」
「銀蘭だよ。屋敷の裏にある山林に生えてたっけな。まあそんなに珍しくもないから、大して気にしてなかった」
聞かれて初めて気づいたように、忠宗は余所見をしながら言った。
それ聞いて、わずかに銀姫が微笑む。
「うむ、ここは良い場所じゃ」
「そうか?」
「食事は配下の者と共に食み、子供は気ままに遊ぶ。女中とは気楽に話し合える。本当に仲が良くなくては出来ることではない。そして、野には綺麗な花が咲いておる」
これを幸せと言わずして何と言おう、と銀姫は羨ましそうに言った。
「……それしか自慢が無い。だが、それだけが誇りでもある」
忠宗は恥ずかし気も無く、堂々と言い放った。
誇りとは、生き方である。
家中の者が幸せであるなら、忠宗の生き方が間違っていなかったということであり。
そして、忠宗は今、幸せだということだ。
――――ただし。運命の歯車は、容易に人の幸せを噛み潰して、回り続ける。
微かに、地鳴りのような音が風に混ざって聞こえたような気がした。
不思議に感じた銀姫は、膝の上にある忠宗の顔を見た。彼も同じことを思っていたのか、二人の視線がぶつかる。
それだけで確証を得たようなものだった。
いきなり忠宗は立ち上がって、叫んだ。
「敵襲だ! 皆の者、戦の備えをしろ!」
開いていた障子から彼が廊下に出ると、配下の侍が駆けつけた。
「忠宗様」
「おう。隣国の義州日守が、ついに攻めてきたのか」
関所守とは、国と国との人の流れを制限するのも仕事だが、もう一つ仕事がある。
それは戦が起こったときの、最前線防衛拠点となることだ。
国の中枢部まで一気に攻め込まれないようにするための防波堤を役割とする。
そのための任務は過酷であり、敵の侵攻を遅らせるためには、自分たちが全滅してでも時間を稼がなければならなかった。
忠宗は関所の通行門へ眼をやり、配下の者に命令した。
「まずは門を閉めろ。そして、門の内側で横列に陣形をつくれ。それから、何人かお前の部隊から割いて、戦えない者を避難させろ」
「そ、それが……」
困惑顔をした配下の男は、言い難そうに口を開いた。
「門の外に、敵はおりません」
「は? 何を言っている」
「いえ、ですから、攻めて来たのは隣国の義州――日守家ではないのです」
「じゃあ何だってんだ! はっきり言え!」
配下の煮え切らない態度に、声を荒げた忠宗だった。
戦では速度が勝敗を左右することが多々ある。
加えて、今は急襲されているのだから、防御が間に合わなければ真木家は簡単に蹂躙されてしまうだろう。
忠宗が拳を握ったときだった。
その彼の背中に、優しく手が触れられる。
「よせ。その者に責任は無い。責められるべきは、私じゃ。その拳でその者を打ち据えるというのなら、先に私をやれ」
「……意味もわからないのに、女を殴れるか」
怒気を飲み込んで、忠宗は拳を解いた。
「ふむ」
銀姫は、落ち着いた忠宗から配下の男に視線を移した。
「門の外に敵はおらんと言ったな。つまりは、門の内側――領内からの軍勢が攻めて来たのじゃろう」
「お、仰る通り。加えてその軍勢は」
配下の男の言葉尻を奪うようにして、銀姫が言った。
「浄州守護大名、鷹峰重政の筆頭家老――――木津島貴信、であろう」
心の内を言い当てられたように、配下の男は目を剥いた。
忠宗もいぶかしんでいる様子だった。
二人の疑問に答えるため、彼女は言葉を続ける。
「これから私が言うことは信じずともよいが、聞くだけ聞いておいてくれ。……まあ、簡単に言えば、木津島貴信が謀反を起こし、鷹峰重政とその一族を殺害しようとしたのじゃ。私はその生き残りで大名の娘――鷹峰銀という」
「あんたが、姫様……。それに、謀反か」
忠宗はそう呟くだけだった。事の重大さを噛み締めているように見えた。
「そうじゃ。じゃが、謀反といえども、勝てば官軍よ。大名の一族を皆殺しにすれば、子孫を担ぎ出して大名の後釜を狙う馬鹿も出ぬ。それに、国を纏め上げることが出来れば、口裏を合わせて皇帝の目から逃れられるのじゃ。私を殺した後に、木津島が国を纏めることが出来たのなら、それは戦と言えるじゃろう」
「戦、だと?」
「戦も謀反も、国同士で争うか身内同士で争うかの違いしか無かろう。権謀術数も戦のうちよ。戦ならば皇帝にも認められておる。そもそも、謀反を起こすような人間を筆頭家老に任命した親父殿の責任でもある。それにな、謀反ならば謀反で、良いところもある」
忠宗が何か口を挟もうとする前に、銀姫が言う。
「責任者だけが死んで、民が死ななくてもよいところじゃ。泣く者が少なくて済む。木津島に私を素直に引き渡せば、お主らは何事もなく済むじゃろう。抵抗はせぬよ」
薄く微笑む銀姫だった。
忠宗は後頭部を掻き毟って、腹立たしそうに語り始めた。
「……あのなぁ、俺はそんなに偉くないから、偉い人間の考えることはわからん。だから聞くが、泣く者が少なくて済むのなら、謀反が起こって殺されそうになったとき、どうして姫さんは死ななかった」
「ふむ。最初は、死んでもよいと思っておった。……しかしな、その後に、死にたくない理由が出来たのじゃ」
「――――だったら、抵抗しないとか言って、笑ってんじゃねぇよ。もっと足掻けよ。死にたくないって、叫べよ」
「そんな駄々っ子のようなことを、私にしろと?」
先ほどまでの表情とは打って変わり、突き刺すように冷徹な顔になる銀姫であった。
それでも忠宗は動じなかった。
「人間なんて、誰もが駄々っ子みたいなもんだろう。あんただけが例外じゃないんだ。俺もあんたも、揃って不出来な人間様だ。格好つけてばかりいられるかよ。それにな、この世ってのは、最後まで生きてた奴の勝ちなんだよ。『生きてりゃ良い事あるさ』とか、そんなことは言わない。辛いだけの人生も確かにある。それでも、いや、だからこそ、生き抜いた奴は凄ぇんだよ」
ぷっ、と銀姫は吹き出すように笑った。
「何が可笑しい」
「ふははは、す、すまぬ。お主を嘲笑したつもりはないのだ。まさか、こんなところで、過去の私が言った言葉が返ってくるとは思ってなかっただけじゃ」
「はあ?」
「わからなくともよい。確かに、馬鹿を説得するには、うってつけの言葉じゃよ」
彼女は笑いを噛み殺しながら言った。
「それで、私が生きたいと言って泣き叫べば、お主はどうするのじゃ」
「なに、惚れた女に良い所を見せる絶好の機会じゃないかよ」
馬鹿め、と銀姫が笑う。
「あんたに惚れられるなら、阿呆よりも馬鹿がいい」
「それではお手並み拝見、といこうかのう」
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