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No.??? 魔女の絵画
File:16 落とし前
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邪魔者は居ない。確実に殺せる。私は炎の槍でソフィアの心臓に狙いを定め、貫こうとし、そして炎の槍が解ける様を目の当たりにした。
「なっ……!」
「ようやく効いてくれたかよ!」
ジョセフはそう言いながら、血の鎖で私を拘束した。やはりこれも尋常ではない低温。しかし奴は新しく血を流した訳ではない。ならば……そうか。私が斬り落とした肩に付着していた血。これ以上血を操る事は無いという考えが視野を狭めたか。
だがこの程度であれば無理矢理引き千切れる。私は炎をと空気を操り、まだ凍り付いていない部分から炎を放出しようとするが、何故かそれすらも上手くできず、ただもがくだけに終わった。既にこの体の能力は把握している。感覚の調整も済んでいる。単なる不調で炎を操れないなんて事はあり得ない。そして先程のジョセフの発言……
「……毒か」
「あぁ。不思議に思わなかったか?わざわざ戦闘中に煙草を吸い始めた事をよ」
違和感はあった。ジョセフのような白兵戦を好む魔術師が戦闘中に吸う煙草は、基本的に魔術を込めた物だ。だが、一度私に殺される前に使わなかったという点から、単なるブラフだと考えたのだ。
「……饒舌だな。何故直ぐに殺さない?」
「さっきアンタが言ったんだろ?『もう直ぐ死ぬ』ってよ。だったら最後に、話でもしようじゃねぇか。こういう機会は中々無かったろ?」
確かに、この状況はもうどうしようも無い。火は操れず、拘束を破る術も無い。空気を操る魔術は使えるが……凍っている部分から凍っていない部分を抉り出すのは不可能。第一、この体を凍らせている血液も、ジョセフは操れるだろう。
「アンタの話を聞いて、よく咀嚼してみた。そしたら不思議な事に、まぁ納得できる部分はあった。使う道具が、取る手段が、足跡を残す場所が変わっただけで、人間が目指す部分は変わってねぇ。人類そのものの進歩が頭打ちだって考えはまぁ、その通りだと思うぜ」
「ならば何故、私を拒んだ?」
「簡単だよアンタの考え方が嫌いだからだ」
「……は?」
「アンタさっき、なんでソフィアを殺そうとした?」
あの時、何を考えていてたか?あの時は何も……
「当ててやろうか?アンタは嫌がらせがしたかったんだ。負けを確信して自棄を起こしたんだ。その結果、簡単に殺せそうなソフィアの方へ向かった」
「馬鹿に……するなよ」
「これを馬鹿にするなってのか?散々ドヤ顔で講釈垂れてやがった癖、その実追い詰められたら必死んなって人に嫌がらせしたがると来た。面白過ぎるだろこんなん」
この男は本当に、どこまで人を馬鹿にするのに長けた者なのだ。私は頭の奥に焼けた鉄が押し当てられているような感覚を押し殺しながら、既に動かなくなり始めている口を動かす。
「何を……勘違い……」
「やっぱアンタ魔術師より芸人に向いてるよ。勘違いなんかじゃ断じてねぇ。分かるだろ?アンタさっき、散々馬鹿にしてた現代の人間らしい行動してたんだぜ?」
「なっ……!」
「言い返す事もできなくなって来たか?そろそろ教えてやるよ。俺がアンタの考え方が嫌いだって言ってた理由」
思考すら凍り付き始めている。まだ意識は保っているが、それすら朧気になりかねない。私の頭には、ただジョセフの言葉が染み込んで行く。
「俺は『世の中を良くしよう』とか言って、とぉ~……ってもスバラシイ変革を起こそうとしてる奴が嫌いだ。あぁいう奴は『自分は違う』みてぇな顔してそれを実行して、変えた後の世の中で自分がほんの少し、デコ一つ分だけ周囲の人間よりも高い位置に立とうとする奴が殆どだ。そんな奴の為に、俺のごく普通で素晴らしい~ぃ人生を壊されたくねぇんだよ」
口はとうに動かない。視界も暗くなり始めている。もう死ぬのだ。走馬灯のように頭の中を無数の情報が駆け巡って行くが、当然その中に、この状況を打破するのに役立つ者は無い。
「俺はあの生活が好きだった。苦心しながらカフェを経営して、休日にはドーナツやらパンケーキやら……まぁ甘い物を食って、月に一度だけ贅沢に高い物を食う。そしてたま~に、好きな女の顔が見れる。この生活が大切だ。だからあの生活を壊したアンタが嫌いだ」
「き……さま……」
「だから……な?分かるだろ?そろそろ、落とし前付けて貰うぜ」
ジョセフはそう言って、銀の短剣で私の右目を貫いた。当然、そこからの冷気が伝わり、私の意識を削り取って行く。私は意識が完全に凍り付くのを感じながら、どこか昏い所へ沈んで行った。
……ようやく死んだか。全くしぶとい爺さんだ。まぁお陰で、言いたい事は大体言えた。あのしぶとさも、まぁ都合が悪い訳じゃなかったな。
周囲を見渡すと、この場に集まった全員の顔を見る事ができる。全員傷付き、もう一滴の余力も残っていないように見えるが……それでも誰一人、欠けてはいない。俺はしかと頭を下げた。
「……ありがとう。皆のお陰で、生き残る事ができた」
全員何も言わず、ただ安堵のような、一つの節目が終わった事を感じさせる溜息を吐くだけだった。まぁ、ただ一人を除いての話だが。ソイツは俺の頭をそこそこ強く叩き、そして俺の肩に腕を回した。
「別に良いよ。君が死んだら、ソフィアが悲しむからね」
「言ってくれるねお嬢ちゃん。心配してくれねぇみてぇで悲しいぜ」
「別にいいじゃん。君はソフィアの、不死身の騎士様なんだからさ」
「もう、吸血鬼じゃねぇよ」
「でも、ソフィアが絡んだら何が何でも生き残るでしょ?」
「勿論だ」
お嬢ちゃんは風車を回したように笑いながら、俺の背中を叩きまくった。なんと言うか、良いオトモダチになれそうだ。
「ジョセフ君。そろそろ……」
「あ~ま、そうか。長々居ても無駄だもんな。じゃ……」
俺は周囲を見回し、全員そのつもりだという事を確認した。どうもやっぱ、コイツらとは良い縁があるらしい。
「帰るか」
俺は大きく深呼吸しながら、帰路を辿り始めた。
「なっ……!」
「ようやく効いてくれたかよ!」
ジョセフはそう言いながら、血の鎖で私を拘束した。やはりこれも尋常ではない低温。しかし奴は新しく血を流した訳ではない。ならば……そうか。私が斬り落とした肩に付着していた血。これ以上血を操る事は無いという考えが視野を狭めたか。
だがこの程度であれば無理矢理引き千切れる。私は炎をと空気を操り、まだ凍り付いていない部分から炎を放出しようとするが、何故かそれすらも上手くできず、ただもがくだけに終わった。既にこの体の能力は把握している。感覚の調整も済んでいる。単なる不調で炎を操れないなんて事はあり得ない。そして先程のジョセフの発言……
「……毒か」
「あぁ。不思議に思わなかったか?わざわざ戦闘中に煙草を吸い始めた事をよ」
違和感はあった。ジョセフのような白兵戦を好む魔術師が戦闘中に吸う煙草は、基本的に魔術を込めた物だ。だが、一度私に殺される前に使わなかったという点から、単なるブラフだと考えたのだ。
「……饒舌だな。何故直ぐに殺さない?」
「さっきアンタが言ったんだろ?『もう直ぐ死ぬ』ってよ。だったら最後に、話でもしようじゃねぇか。こういう機会は中々無かったろ?」
確かに、この状況はもうどうしようも無い。火は操れず、拘束を破る術も無い。空気を操る魔術は使えるが……凍っている部分から凍っていない部分を抉り出すのは不可能。第一、この体を凍らせている血液も、ジョセフは操れるだろう。
「アンタの話を聞いて、よく咀嚼してみた。そしたら不思議な事に、まぁ納得できる部分はあった。使う道具が、取る手段が、足跡を残す場所が変わっただけで、人間が目指す部分は変わってねぇ。人類そのものの進歩が頭打ちだって考えはまぁ、その通りだと思うぜ」
「ならば何故、私を拒んだ?」
「簡単だよアンタの考え方が嫌いだからだ」
「……は?」
「アンタさっき、なんでソフィアを殺そうとした?」
あの時、何を考えていてたか?あの時は何も……
「当ててやろうか?アンタは嫌がらせがしたかったんだ。負けを確信して自棄を起こしたんだ。その結果、簡単に殺せそうなソフィアの方へ向かった」
「馬鹿に……するなよ」
「これを馬鹿にするなってのか?散々ドヤ顔で講釈垂れてやがった癖、その実追い詰められたら必死んなって人に嫌がらせしたがると来た。面白過ぎるだろこんなん」
この男は本当に、どこまで人を馬鹿にするのに長けた者なのだ。私は頭の奥に焼けた鉄が押し当てられているような感覚を押し殺しながら、既に動かなくなり始めている口を動かす。
「何を……勘違い……」
「やっぱアンタ魔術師より芸人に向いてるよ。勘違いなんかじゃ断じてねぇ。分かるだろ?アンタさっき、散々馬鹿にしてた現代の人間らしい行動してたんだぜ?」
「なっ……!」
「言い返す事もできなくなって来たか?そろそろ教えてやるよ。俺がアンタの考え方が嫌いだって言ってた理由」
思考すら凍り付き始めている。まだ意識は保っているが、それすら朧気になりかねない。私の頭には、ただジョセフの言葉が染み込んで行く。
「俺は『世の中を良くしよう』とか言って、とぉ~……ってもスバラシイ変革を起こそうとしてる奴が嫌いだ。あぁいう奴は『自分は違う』みてぇな顔してそれを実行して、変えた後の世の中で自分がほんの少し、デコ一つ分だけ周囲の人間よりも高い位置に立とうとする奴が殆どだ。そんな奴の為に、俺のごく普通で素晴らしい~ぃ人生を壊されたくねぇんだよ」
口はとうに動かない。視界も暗くなり始めている。もう死ぬのだ。走馬灯のように頭の中を無数の情報が駆け巡って行くが、当然その中に、この状況を打破するのに役立つ者は無い。
「俺はあの生活が好きだった。苦心しながらカフェを経営して、休日にはドーナツやらパンケーキやら……まぁ甘い物を食って、月に一度だけ贅沢に高い物を食う。そしてたま~に、好きな女の顔が見れる。この生活が大切だ。だからあの生活を壊したアンタが嫌いだ」
「き……さま……」
「だから……な?分かるだろ?そろそろ、落とし前付けて貰うぜ」
ジョセフはそう言って、銀の短剣で私の右目を貫いた。当然、そこからの冷気が伝わり、私の意識を削り取って行く。私は意識が完全に凍り付くのを感じながら、どこか昏い所へ沈んで行った。
……ようやく死んだか。全くしぶとい爺さんだ。まぁお陰で、言いたい事は大体言えた。あのしぶとさも、まぁ都合が悪い訳じゃなかったな。
周囲を見渡すと、この場に集まった全員の顔を見る事ができる。全員傷付き、もう一滴の余力も残っていないように見えるが……それでも誰一人、欠けてはいない。俺はしかと頭を下げた。
「……ありがとう。皆のお陰で、生き残る事ができた」
全員何も言わず、ただ安堵のような、一つの節目が終わった事を感じさせる溜息を吐くだけだった。まぁ、ただ一人を除いての話だが。ソイツは俺の頭をそこそこ強く叩き、そして俺の肩に腕を回した。
「別に良いよ。君が死んだら、ソフィアが悲しむからね」
「言ってくれるねお嬢ちゃん。心配してくれねぇみてぇで悲しいぜ」
「別にいいじゃん。君はソフィアの、不死身の騎士様なんだからさ」
「もう、吸血鬼じゃねぇよ」
「でも、ソフィアが絡んだら何が何でも生き残るでしょ?」
「勿論だ」
お嬢ちゃんは風車を回したように笑いながら、俺の背中を叩きまくった。なんと言うか、良いオトモダチになれそうだ。
「ジョセフ君。そろそろ……」
「あ~ま、そうか。長々居ても無駄だもんな。じゃ……」
俺は周囲を見回し、全員そのつもりだという事を確認した。どうもやっぱ、コイツらとは良い縁があるらしい。
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俺は大きく深呼吸しながら、帰路を辿り始めた。
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