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No.9 死に至る病
File:6 偽物
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翌日。サクラが『黒猫が持っていた絵画を渡したい』と言うので、私は協会の一角にある、名前の付けれらていない部屋へ来ていた。のだが……何やらハプニングがあったらしい。
「つまり話を纏めると……絵画を回収、輸送する筈だった魔術師が殺され、件の絵画は行方不明って事か?」
そう確認するジョセフ君は、どことなく信じられない様子だった。サクラは私達へ向けて頭を下げている。
エラニが死んだ後、彼女の自宅を捜査した所、複数の神秘の遺産が発見された。そしてその中の一つ、絵画『死に至る病』が、私達に渡される事になった。エラニを殺した本人である事と、私達が元々絵画を集めていた事が理由らしい。因みに、私達の正体については、カワサキシュウジが上手い事誤魔化してくれたらしい。
「いや本ッ当に申し訳無い。こちらの不手際だ」
「万全は期してたんだろう?」
「魔女の絵画ともなると、流石にね。戦闘に長けた魔術師を三名配置したんだが……」
輸送中に全員殺された……と。やはり協会の魔術師ではそうなるか。日本は毛色が違うが、協会に属する人間は元来、学者としての魔術師を志す者が多い。研究の成果を戦闘に転用する事も、その末に戦闘に長けた魔術師となる事もあるだろうが、最初から実践を見据える魔術師、それも同格の者が相手とあれば、勝ち目は薄いだろう。
「まぁ仕方が無いさ。それで?取り返す算段は付いてるのかい?」
「ふぅむそれなんだが……どうも難しそうなんだよねぇ……」
「手掛かりが無いと?」
「いや手掛かりはある。何なら自分から名乗ってる。あぁ勿論、本名ではないよ」
名乗っている?詰まり『黒猫』や『絵画泥棒』のような二つ名、或いは通り名のような物か。いずれにせよ、有力な手掛かりだ。
「そこまで手掛かりがあって、難しいと?」
「あぁ。正直、私としてはお手上げ状態だ。少なくともこの件で、協会は役に立たない」
「なんでだ?俺の経験の話になるが、アメリカの協会は間抜けだ。だが何が合っても静観決め込む程馬鹿じゃねぇ。それに日本へ輸送する予定の物品が盗られてるんだ。国境を跨ぐのも簡単だろ」
ジョセフ君の疑問はその通りだ。実際私もそう思う。特定の人間へ至る物証が無いと言う事なら、『難しい』という発言は頷ける。しかし『役に立たない』と言うのは、明らかに不自然だ。
だがサクラの発言は、私が想像していた物とはまた違った考えを孕んでいたらしい。彼女は心底うんざりしたような表情で、話を続ける。
「いやそれが、連中の残した手掛かりが厄介なんだ」
「と言うと?」
「ふむそれが……どうも連中、『自分たちこそ絵画泥棒である』と名乗って行動したらしいんだ」
ジョセフ君と私は、恐らく同時に、同じような表情をした。何故そんな事を……いやそんな事よりも成程。確かにこれでは、協会は役に立たないかも知れない。
この状況では、協会は今回の事件だけじゃなく、過去に『絵画泥棒』が行った犯行の状況も思考に入れる必要がある。そうなった時、協会が私たちに辿り着く確率は、偽物たちに辿り着く確率よりも遥かに高い。何せやってる事は、私たちと何も変わらない。一つ相違点を挙げるとするなら、名乗った事だけだ。まぁ、そのたった一つの相違点によって、私たちは追い詰められている訳だが。
「それで?私たちは何をすれば良い?」
「話が早くて助かるよ。もう分かってると思うが、今回は君たちに動いてもらう必要がある」
サクラはどこからかホワイトボードを取り出した。そこには既に、今回の状況を複数のマグネットで簡単に現した図が書かれている。
「今回君たちがやるべき事は、一つだ。協会が君たちに辿り着くよりも先に、偽物の絵画泥棒たちを捕まえる。そして奴らを協会に突き出せば、絵画泥棒云々の騒動は収束し、ついでに君たちは協会からの追跡を逃れられる」
「アメリカには俺らの敵が居る」
「エンターファミリーだね。そっちは心配要らない」
そう答えながら、サクラは簡素な世界地図が描かれたホワイトボードを取り出した。そしてその地図上のアメリカに相当するのであろう場所には、複数のマグネットが付いている。
「奴らは前回の襲撃を受け、君達が日本に居る事を察した。組織の殆どは日本、或いは近隣諸国に渡っている。そうなれば必然……」
「……アメリカは手薄になり、行動し易くなるって訳か」
「その通り。君達が最も警戒しているであろう『ボス』とやらも、今現在は中国に居るから心配要らない。あぁ勿論誰も居ない訳ではないから、そこだけ注意しておいてくれ」
「それは勿論」
ここまで見越していたのだとすれば、本当に脱帽するしか無い。勿論エラニの登場は全くの想定外だっただろうからあり得ない話だが、到底現実とは思えない程に、全てが私たちに都合の良いように動いている。
「詳細はまた連絡するよ」
「今直ぐ行くって訳じゃねぇのか?」
「今はタイミングが悪いからね。では、私も予定があるから失礼するよ」
彼女はそう言って、さっさと部屋を出て行った。やはり、ヤガミソウスケに似ている。彼らが描いている未来予想図は、果たしてどれだけ正確な物なのだろうか。機会があれば、是非とも聞いてみたい物だ。
そう考える私の横で、ジョセフ君はまた違った事を考えていたらしい。彼は「ソフィア」と言いながら私に声を掛け、同時に私と視線を合わせる。私も自然と、彼の目を眼鏡越しに見つめる。そして、目が離せなくなる。
「大丈夫か?」
「……質問の意図が分からない」
「分からなくて良い。大丈夫か?」
どういう質問だ?それにしても唐突だな……アメリカに渡航する事だろうか。それともエラニを殺した後起こっている、一連の動きの事だろうか。
「……答えられないかな」
「何でだ?」
「質問の意図が分からない」
「それだけじゃねぇだろ」
鋭いなぁ。なんか昔よく見ていた、コミックを買って喜んでいた頃の彼とは、様々な物が違っているんだろうな。当たり前だ。あれから何年も経ったんだから。私も、多くの事が変わっているだろう。それでも彼は今、私と向き合おうとしているんだ。それなら私も、答えるべきだろう。
一度、彼から視線を逸らす。私は顔を下に向け、一度深呼吸する。そしてもう一度、もう一度……五度程深呼吸を繰り返した所で、私は顔を上げ、もう一度ジョセフ君と視線を合わせる。
「せめて君には、誠実でありたい」
彼はこの答えに満足したようで、「なら、良い」とだけ言って、顔を背けてしまった。
「つまり話を纏めると……絵画を回収、輸送する筈だった魔術師が殺され、件の絵画は行方不明って事か?」
そう確認するジョセフ君は、どことなく信じられない様子だった。サクラは私達へ向けて頭を下げている。
エラニが死んだ後、彼女の自宅を捜査した所、複数の神秘の遺産が発見された。そしてその中の一つ、絵画『死に至る病』が、私達に渡される事になった。エラニを殺した本人である事と、私達が元々絵画を集めていた事が理由らしい。因みに、私達の正体については、カワサキシュウジが上手い事誤魔化してくれたらしい。
「いや本ッ当に申し訳無い。こちらの不手際だ」
「万全は期してたんだろう?」
「魔女の絵画ともなると、流石にね。戦闘に長けた魔術師を三名配置したんだが……」
輸送中に全員殺された……と。やはり協会の魔術師ではそうなるか。日本は毛色が違うが、協会に属する人間は元来、学者としての魔術師を志す者が多い。研究の成果を戦闘に転用する事も、その末に戦闘に長けた魔術師となる事もあるだろうが、最初から実践を見据える魔術師、それも同格の者が相手とあれば、勝ち目は薄いだろう。
「まぁ仕方が無いさ。それで?取り返す算段は付いてるのかい?」
「ふぅむそれなんだが……どうも難しそうなんだよねぇ……」
「手掛かりが無いと?」
「いや手掛かりはある。何なら自分から名乗ってる。あぁ勿論、本名ではないよ」
名乗っている?詰まり『黒猫』や『絵画泥棒』のような二つ名、或いは通り名のような物か。いずれにせよ、有力な手掛かりだ。
「そこまで手掛かりがあって、難しいと?」
「あぁ。正直、私としてはお手上げ状態だ。少なくともこの件で、協会は役に立たない」
「なんでだ?俺の経験の話になるが、アメリカの協会は間抜けだ。だが何が合っても静観決め込む程馬鹿じゃねぇ。それに日本へ輸送する予定の物品が盗られてるんだ。国境を跨ぐのも簡単だろ」
ジョセフ君の疑問はその通りだ。実際私もそう思う。特定の人間へ至る物証が無いと言う事なら、『難しい』という発言は頷ける。しかし『役に立たない』と言うのは、明らかに不自然だ。
だがサクラの発言は、私が想像していた物とはまた違った考えを孕んでいたらしい。彼女は心底うんざりしたような表情で、話を続ける。
「いやそれが、連中の残した手掛かりが厄介なんだ」
「と言うと?」
「ふむそれが……どうも連中、『自分たちこそ絵画泥棒である』と名乗って行動したらしいんだ」
ジョセフ君と私は、恐らく同時に、同じような表情をした。何故そんな事を……いやそんな事よりも成程。確かにこれでは、協会は役に立たないかも知れない。
この状況では、協会は今回の事件だけじゃなく、過去に『絵画泥棒』が行った犯行の状況も思考に入れる必要がある。そうなった時、協会が私たちに辿り着く確率は、偽物たちに辿り着く確率よりも遥かに高い。何せやってる事は、私たちと何も変わらない。一つ相違点を挙げるとするなら、名乗った事だけだ。まぁ、そのたった一つの相違点によって、私たちは追い詰められている訳だが。
「それで?私たちは何をすれば良い?」
「話が早くて助かるよ。もう分かってると思うが、今回は君たちに動いてもらう必要がある」
サクラはどこからかホワイトボードを取り出した。そこには既に、今回の状況を複数のマグネットで簡単に現した図が書かれている。
「今回君たちがやるべき事は、一つだ。協会が君たちに辿り着くよりも先に、偽物の絵画泥棒たちを捕まえる。そして奴らを協会に突き出せば、絵画泥棒云々の騒動は収束し、ついでに君たちは協会からの追跡を逃れられる」
「アメリカには俺らの敵が居る」
「エンターファミリーだね。そっちは心配要らない」
そう答えながら、サクラは簡素な世界地図が描かれたホワイトボードを取り出した。そしてその地図上のアメリカに相当するのであろう場所には、複数のマグネットが付いている。
「奴らは前回の襲撃を受け、君達が日本に居る事を察した。組織の殆どは日本、或いは近隣諸国に渡っている。そうなれば必然……」
「……アメリカは手薄になり、行動し易くなるって訳か」
「その通り。君達が最も警戒しているであろう『ボス』とやらも、今現在は中国に居るから心配要らない。あぁ勿論誰も居ない訳ではないから、そこだけ注意しておいてくれ」
「それは勿論」
ここまで見越していたのだとすれば、本当に脱帽するしか無い。勿論エラニの登場は全くの想定外だっただろうからあり得ない話だが、到底現実とは思えない程に、全てが私たちに都合の良いように動いている。
「詳細はまた連絡するよ」
「今直ぐ行くって訳じゃねぇのか?」
「今はタイミングが悪いからね。では、私も予定があるから失礼するよ」
彼女はそう言って、さっさと部屋を出て行った。やはり、ヤガミソウスケに似ている。彼らが描いている未来予想図は、果たしてどれだけ正確な物なのだろうか。機会があれば、是非とも聞いてみたい物だ。
そう考える私の横で、ジョセフ君はまた違った事を考えていたらしい。彼は「ソフィア」と言いながら私に声を掛け、同時に私と視線を合わせる。私も自然と、彼の目を眼鏡越しに見つめる。そして、目が離せなくなる。
「大丈夫か?」
「……質問の意図が分からない」
「分からなくて良い。大丈夫か?」
どういう質問だ?それにしても唐突だな……アメリカに渡航する事だろうか。それともエラニを殺した後起こっている、一連の動きの事だろうか。
「……答えられないかな」
「何でだ?」
「質問の意図が分からない」
「それだけじゃねぇだろ」
鋭いなぁ。なんか昔よく見ていた、コミックを買って喜んでいた頃の彼とは、様々な物が違っているんだろうな。当たり前だ。あれから何年も経ったんだから。私も、多くの事が変わっているだろう。それでも彼は今、私と向き合おうとしているんだ。それなら私も、答えるべきだろう。
一度、彼から視線を逸らす。私は顔を下に向け、一度深呼吸する。そしてもう一度、もう一度……五度程深呼吸を繰り返した所で、私は顔を上げ、もう一度ジョセフ君と視線を合わせる。
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