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異世界転移編
勉強は嫌いです
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「属性かぁ……」
俺は、スマホをいじりながら属性について考えていた。色々な属性はあるみたいなのだがどれもよくわからない。
ただ、ソースの書き換えは失敗するとキャンセルされ何も起こらない事だけは分かった。
「この世界の人はこんなのを理解して使っているとかやっぱりエリカってすげーんだなぁ……」
すると、アドリが大量のパンを抱え、管理人さんと帰ってきた。
「ねぇねぇ! 種を分けたらパン沢山もらったよー!」
「アドリ様は、種を育てる所までされたからですよ」
種を育てる? 天才肌のエリカはともかく、どう見ても頭が良さそうでは無いアドリがあんなにポンポンと魔法が使えるのはなぜだ?
「アドリは土属性だよな?」
「どうしたの? 急に、アドリは土属性に見えるけど一応木属性になると思うよ?」
「木属性? アドリだけ何か違わないか? だけどそれが得意なんだよな?」
アドリは得意気にニヤニヤする。
「ふふん、アドリは精霊の力が使えるのだよ。他の人には真似できない魔法だからね」
「なんだよそれ、じゃあアドリの魔法はスマホじゃ使えないのか?」
アドリは少し不思議な顔をする。
「その魔道具で修平兄ぃも魔法が使える様になるの?」
「ああ、エリカが言うにはこれでソースというのを書き換えると魔法が使えるみたいなんだ」
「ふうん、魔法のソース……それなら……」
そう呟くとアドリは、右手をだす。
「見てて?」
すると、アドリの手からいつもの精霊の様なものが出てくる。
「アドリは、精霊さんを使ってソースを届けているんだよ!
「その精霊はなんなんだよ?」
「これ? よくわかんない。けどお姉ちゃんならわかるかも?」
結局アドリは天才肌なのか説明は出来ない様だが、普通では無い方法で魔法を使っているのだけは分かった。
エリカは炎、アドリは土に近い木属性の回復特化、なら俺は風か水がいいのだろうが、そう言えば風は本来弱いとか言ってたし、水かなぁ……。
「修平兄ぃは水にするの?」
「うん……なんか色々使えるかなって……」
「あると便利だよ、エリカさんをサポートするなら結構使えるかも?」
アドリの後押しもあって、俺はエリカに水にすることを告げに行く。エリカは待っていたかの様にボロボロの分厚い本を俺に渡した。
「えっと……これは?」
「養成所時代の水魔法のテキストだ。発生する仕組みや、ソースの入れ方などが細かく記されているからとりあえずこれを覚えろ」
「……」
「どうした? かなりわかりやすくていいテキストだぞ?」
「あ、ありがとう……」
不思議そうな顔をするエリカを横目に国語辞典の様なテキストを受け取り部屋に戻った。
「これを覚えろって……何年かかるんだよ……」
俺は仕方なく、適当にページを開きテキストを見てみる。基本的に言葉や文字には違和感が無く。よくわからないのはソースの部分だけの様だ。
ところどころに書き込んだ跡があり、最後のページにはエリカの名前があった。
エリカはこれで勉強していたんだな。そう思うと、まぁ、これで魔法が使える様になるなら……と俺は最初から読み始める事にした。
それから5日間、ご飯と風呂、睡眠以外はその本をひたすらに読み込むと、ようやく最後まで読み終える事が出来た。
「ブツブツ……」
俺は内容を思い出しながら、エリカとアドリがいるリビングの様な場所に向かう。
「エリカ……やっと1回読み終えたんだが……」
「どうだ? 水魔法について理解できたか?」
「なんとなく……でも、書き換えれる気がしないんだが、あのテキストにあった"詠唱"が使えるかスマホをいじってみようと思う……」
それを
「修平、無理するなよ?」
「エリカ……」
エリカに悪意が無いのは分かっていたので俺は文句を喉の奥に引っ込めた。
えっと……空間の座標を選択し、タイムを固定して、このタグの間に入力。
入力部分を選択するとマイクのマークがある。
魔法とは程遠い様なスマホ仕様だが、マイクをタッチして……。
"水玉よ我の前に姿を示せ"
うん、厨二病のヤバい人みたいだ。
だが、音声が読み込まれるとソースに書き込まれたのがわかる。
よし、タッチ!
すると、目の前にこぶし大位の水の玉がゆらゆらと浮かび上がる。
「できたー!!」
俺はできた事に喜び、エリカとアドリを呼ぶ。
「修平、ついに使えたのだな!」
「やったね!」
エリカとアドリも喜んでくれた。
分厚い本を全部読んだだけに、ソースを書く事はまだ出来ないが、詠唱で貼られるテンプレートをどこに入れて何が必要なのか?といった事はなん
となくわかる様になった。
詠唱文を全部覚えたら結構実戦でも使えるかもしれない!調子に乗った俺は覚えてやろうとモチベーションが上がる。
すると、エリカの顔が険しくなる。
「エリカどうした?」
「修平、アドリ、荷物を持て」
そう言うとエリカは鎧を着て腰に剣を挿した。
「どうやら客人が来た様だ、それも魔族のな……」
俺は、スマホをいじりながら属性について考えていた。色々な属性はあるみたいなのだがどれもよくわからない。
ただ、ソースの書き換えは失敗するとキャンセルされ何も起こらない事だけは分かった。
「この世界の人はこんなのを理解して使っているとかやっぱりエリカってすげーんだなぁ……」
すると、アドリが大量のパンを抱え、管理人さんと帰ってきた。
「ねぇねぇ! 種を分けたらパン沢山もらったよー!」
「アドリ様は、種を育てる所までされたからですよ」
種を育てる? 天才肌のエリカはともかく、どう見ても頭が良さそうでは無いアドリがあんなにポンポンと魔法が使えるのはなぜだ?
「アドリは土属性だよな?」
「どうしたの? 急に、アドリは土属性に見えるけど一応木属性になると思うよ?」
「木属性? アドリだけ何か違わないか? だけどそれが得意なんだよな?」
アドリは得意気にニヤニヤする。
「ふふん、アドリは精霊の力が使えるのだよ。他の人には真似できない魔法だからね」
「なんだよそれ、じゃあアドリの魔法はスマホじゃ使えないのか?」
アドリは少し不思議な顔をする。
「その魔道具で修平兄ぃも魔法が使える様になるの?」
「ああ、エリカが言うにはこれでソースというのを書き換えると魔法が使えるみたいなんだ」
「ふうん、魔法のソース……それなら……」
そう呟くとアドリは、右手をだす。
「見てて?」
すると、アドリの手からいつもの精霊の様なものが出てくる。
「アドリは、精霊さんを使ってソースを届けているんだよ!
「その精霊はなんなんだよ?」
「これ? よくわかんない。けどお姉ちゃんならわかるかも?」
結局アドリは天才肌なのか説明は出来ない様だが、普通では無い方法で魔法を使っているのだけは分かった。
エリカは炎、アドリは土に近い木属性の回復特化、なら俺は風か水がいいのだろうが、そう言えば風は本来弱いとか言ってたし、水かなぁ……。
「修平兄ぃは水にするの?」
「うん……なんか色々使えるかなって……」
「あると便利だよ、エリカさんをサポートするなら結構使えるかも?」
アドリの後押しもあって、俺はエリカに水にすることを告げに行く。エリカは待っていたかの様にボロボロの分厚い本を俺に渡した。
「えっと……これは?」
「養成所時代の水魔法のテキストだ。発生する仕組みや、ソースの入れ方などが細かく記されているからとりあえずこれを覚えろ」
「……」
「どうした? かなりわかりやすくていいテキストだぞ?」
「あ、ありがとう……」
不思議そうな顔をするエリカを横目に国語辞典の様なテキストを受け取り部屋に戻った。
「これを覚えろって……何年かかるんだよ……」
俺は仕方なく、適当にページを開きテキストを見てみる。基本的に言葉や文字には違和感が無く。よくわからないのはソースの部分だけの様だ。
ところどころに書き込んだ跡があり、最後のページにはエリカの名前があった。
エリカはこれで勉強していたんだな。そう思うと、まぁ、これで魔法が使える様になるなら……と俺は最初から読み始める事にした。
それから5日間、ご飯と風呂、睡眠以外はその本をひたすらに読み込むと、ようやく最後まで読み終える事が出来た。
「ブツブツ……」
俺は内容を思い出しながら、エリカとアドリがいるリビングの様な場所に向かう。
「エリカ……やっと1回読み終えたんだが……」
「どうだ? 水魔法について理解できたか?」
「なんとなく……でも、書き換えれる気がしないんだが、あのテキストにあった"詠唱"が使えるかスマホをいじってみようと思う……」
それを
「修平、無理するなよ?」
「エリカ……」
エリカに悪意が無いのは分かっていたので俺は文句を喉の奥に引っ込めた。
えっと……空間の座標を選択し、タイムを固定して、このタグの間に入力。
入力部分を選択するとマイクのマークがある。
魔法とは程遠い様なスマホ仕様だが、マイクをタッチして……。
"水玉よ我の前に姿を示せ"
うん、厨二病のヤバい人みたいだ。
だが、音声が読み込まれるとソースに書き込まれたのがわかる。
よし、タッチ!
すると、目の前にこぶし大位の水の玉がゆらゆらと浮かび上がる。
「できたー!!」
俺はできた事に喜び、エリカとアドリを呼ぶ。
「修平、ついに使えたのだな!」
「やったね!」
エリカとアドリも喜んでくれた。
分厚い本を全部読んだだけに、ソースを書く事はまだ出来ないが、詠唱で貼られるテンプレートをどこに入れて何が必要なのか?といった事はなん
となくわかる様になった。
詠唱文を全部覚えたら結構実戦でも使えるかもしれない!調子に乗った俺は覚えてやろうとモチベーションが上がる。
すると、エリカの顔が険しくなる。
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