我が家転送 ~大変だ!ばーちゃんが魔法使ってる!~

鮪鱚鰈

文字の大きさ
33 / 43
魔王カリキュラム討伐

欲望の大渦② 神々の牽制

しおりを挟む
「いかん!この流れは行かん!」

イザナギはオーブを覗きながら叫ぶ!

「本当にまだ早いわよ!もう、エレン!早く逃げなさい!」
イザナミも同様に叫んでいる

「は!父上も母上ももう終わりじゃ!、ほぇ~」
スサノオは既にやる気がないようだスサノオが祝福を与えた勇者ゲイルは既に死んでしまったためだ

「おい!クロノス!俺はもう次のを探すぞ!今回は姉じゃを超える逸材だと思ったがのぅ」


「そうだ!ニュクス!ニュクス殿!ニュクス殿の使役がいるではないか・・さすれば我が使役のキーマにも光が見えよう!」

「ふふふふ・・使役の思考までは操れません・・操れれば、こんな危険な場所でしばらく滞在などさせませんわよイザナギ」
夜の女神ニュクスは怪しく微笑み名が呟く

「さて、マミヤは誰を選ぶのかしら、おとなしく観察しましょ」

そのニュクスの微笑みで思わずイザナギは顔が赤くなる

「イザナギ・・おい!イザナギ!」
イザナミが怖い顔で睨む

「お!おうイザナミ・・・なんだ?」

「今・・よこしまな考えをしてなかったでしょうね」

「おい!俺はお前しか知らぬ・・それはお前がいちばん知っておるだろう」

「本当か!信じてよいか?このキーマのように他の女の相手はせぬか?」

「本当だとも・・どこまでも」

「嘘だったら、1000人のお前の子を殺すぞ!」

「何を言っている、ならば1500人お前の子を産んでやる」

「もう・・イザナギったら・・」

「あはは イザナミめ!」

この夫婦はいつもこうである・・・イザナギとイザナミは兄妹であり、セキレイに交尾を教わった、
イザナミはカクズチを産んだ時に火傷がもとで肉体としては死んでしまっている、悲しみに暮れたイザナギは禁を破りイザナミに会いに黄泉の国に行く、しかしイザナミが好きすぎるあまり、会いに黄泉に行く程である。
しかし黄泉のイザナミは精神生命体で、肉体は腐り果てていた、それにおそれをなしたイザナギは地上に逃げる
そしてしばし離別することになるが、自信の体から二人の子である天照と月読と須佐之男を産み、国を託し、イザナミと同じ存在となる

ゆえにイザナミが好きであり、恐れるものもイザナミのみである・・・

だが現在は精神生命体である神々は子供ができないため、浮気をしても新たな神が生まれることはない
よって子を育てる楽しみとして使役を育てるという遊びをしているともいえる

浮気性の男神にとってはかなり都合のいい状態ともいえる・・現にゼウスは・・・おっと
ゼウスの今の妻ヘーラーに知られたらまずいのでこの辺りで

「あああ!あほらしい」
須佐之男はつまらなくなり寝に入る

「父上!母上大事なところです!少しはお静かに!」
『疾風のセレン』こと勇者セレンの祝福神は志那都比古シナツヒコで風の神である

「そうです!大事なんです!」
今度は女性の顔で話すこちらは志那都比売シナツヒメで志那都比古と志那都比売で一体の神である
1体で男女の神であり神ではこの生体は珍しくない

そしてここにも2体で1神の神がオーブを覗いている
此方は1体の体ではなく2体の体を持つ
黒闇天コクアテン吉祥天キッショウテンである二人そろって福の神である
黒闇天は黒髪の美少女であり吉祥天は色白で神も光る白さの美少女である
黒闇天は不運の神で吉祥天は幸運の神である
二人そろって神であるが人格は分かれている、黒闇天は吉祥天を姉と慕い、吉祥天は黒闇天を妹と慕う

そして山下が祝福によって得た能力は降伏によって増長した不運を相手に擦り付ける技、大殺界だいさっかいである
しかしその威力はすさまじいが、凄まじい魔力を消費する、その為他の戦闘能力が育たないという弊害もある
この世界の究極魔法の一つである

「お姉さま!ヤマシタ大丈夫ですよね!」

「大丈夫よ!私たちが見つけた最高の素材ですもの」


人間関係ならぬ複雑な神関係だがさらに複雑なことに
勇者ゴウタクに従う戦士エダムの祝福神である多聞天は吉祥天の旦那であり
黒闇天は閻魔大王の第3妃である
よって今回参加しているハーデスとも冥界で親交もある

多聞天の使役であるエダムがゴウタクにあてがわれた女を抱く様子をまるで旦那が他の女神を抱いているような印象をもって見ていた吉祥天は夫である多聞天を睨む

一方で多聞天は武神であり、戦の上で女を抱く行為は労いでもある、その厳しい視線を感じながらも無視してオーブを覗きこんでいた

ゴウタクの守護神、他化自在天は光と闇を持つ神であり、ゴウタクの行為などは特に気にならないのである


「愚かな・・・東洋の神々」
その様子を冷ややかに見ていたのはハーデス・・冥界の王でゼウスの兄であるそしてペルセポネ冥界の女王である
彼が祝福する勇者はそうハーバスであり、ペルセポネが祝福するものは既に肉体は滅んでいるがハーバスにより魂は存在し、ハーバスの剣に宿るエリーゼである
ペルセポネは親交のある黒闇天に微笑む しかしその目は正に「勝つのはハーデスのみ」を物語っていた

「く~何あの余裕は!帰ったら閻魔様に言いつけてやる!」
可愛い美少女の顔は悔しさであふれている!それほどにハーデスの使役は強い

「こら!黒闇天!使役が頑張っています見守りましょう!」

「はい!お姉さま」


-----------------------

5人の勇者がマミヤの前に立つ

「ほぅ~『裁きの語り手』マミヤか!いい女じゃないか・・どうだ仲間に入れてやる、ついてこないか?」
ゴウタクは余裕の顔で話しかける

というのも他の勇者、は各下に見えた、まだまだ若い割には能力が高いがまだまだの勇者キーマとエレン
疾風のセレンは能力は高いがレベルはゴウタクの方が高く配下もゴウタクの方が強い
ヤマシタに至ってはレベルは高いが実に弱そうだ、配下が強いだけに配下頼りの勇者だろう


そうなれば選ばれるのは自分以外ありえない、これほどいい女を毎晩抱けるのはうれしい物だ勇者冥利につけるな・・

「貴様の噂は聞いておるゴウタク!ならばマミヤよ!選ぶなら私を」
セレンがマミヤに迫る

「あ~らセレンさんお元気ですか?あっちも早かったですからね」
すかさすシンディがセレンに釘をさす

「・・な・・・なんのことかな・・・」
セレンはタジタジだ
というのもセレンのパーティには恋人の賢者キミがいる・・そりゃ・・黙っていてほしいものである

そしてたじたじなのがここにもいる

「若い坊やも元気ね、あれの角度もすごかったし、幼馴染のその子を泣かせちゃだめよ若い勇者様」
シンディの一言だ・・

「は!はっは・・なんのことでしょう・・」

「ちょっとどういう意味ですか?」
女勇者エレンがシンディに食って掛かる

「さあ、私にはわかりませ~ん」

勇者エレンと勇者キーマは幼馴染で共に勇者である

エレンはエレン乙女隊を結成しキーマはキーマ武勇団を結成して参加している
共に若い割にはレベルも30を超えて将来は有望であるが、一緒に鍛錬をする訳だから色々ある

5人ずつのパーティで二組で合同に敵に当たっていたのでレベル以上の敵にも対処できているパーティだ

だがそんな百戦錬磨のシンディだがゴウタクには近づかなかった、意味がない事だからだ
体の関係を持ったところでゴウタクには何の弱みにならない、無駄な事である

シンディの能力である『不貞の支配』は精神支配系の能力である
自分を抱くことに背徳を感じる相手出ないとそれは発動しない

だから『千人切りのシンディ』とて相手を選んでいるのである
そんなシンディが唯一落とせない男はヤマシタであり、シンディが初めて経験する気持ちも芽生えている

日ごろ幸運以外に取り柄がないヤマシタをどうしても追ってしまう自分がいる、そんな自分が嫌でまた男を探す
しかし、そんな汚らわしい女を変わらずに接してくれるのも山下だ、それが恋心である事もシンディは気が付いていない、恋などしないと思っていたから。


観察眼の高いマミヤがシンディが誰と関係を持ったなどは直ぐに見破っている

そして魔力を込めて更に各メンバーを見る

勇者のカードは見えないこれは今までと変わらない

そしてパーティメンバーだ

名高い『四天戦士』の四名にも死神のカードが浮かぶ

そしてセレンのパーティ、キーマの若い男のパーティにも死神が現れる、エレンの少女のパーティには死神ではなく塔である
災難が訪れる、命は助かるのかもしれない

そして山下のパーティは一人を除いて太陽である、ただ一人だけ死神のカードが出ている

この結果にマミヤは困惑を隠せない

そして自分のカードを見る

ゴウタク・セレン・キーマ・エレンとではすべて死神が出た

そして山下の所では運命の輪が現れる・・・

カードはヤマシタと行動するのは運命であるというのか・・・しかし一人に見える死神はいったい?

「決まりました、勇者ヤマシタ・・私をパーティの一員と認めていただきたい」


「なんだと!貴様!こんな男のどこがいい」
ゴウタクが怒鳴りだした!

その時、町が騒がしくなる

「ゴブリンだ!物凄い大軍が町に攻めてきた、あんた等勇者だろ!手伝ってくれ!」

「く!マミヤ!後悔するぞ!行くぞダムラ!」

「は!」


「残念だが!まずはゴブリンを始末しよう!」
セレンもいう!

「そうですね!」

「ゴウタクは北に行った、俺は西の門を守る、キーマとエレンは東、ヤマシタさんは南の門を守ってくれるか?」
セレンが仕切る

「わかりました!」

「そうですね、分担の方がよさそうです、ではミネアさんもよろしくお願いします」


それぞれが分散する







しおりを挟む
感想 6

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」

音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。 本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。 しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。 *6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。

教養が足りない、ですって

たくわん
恋愛
侯爵令嬢エリーゼは、公爵家の長男アレクシスとの婚約披露宴で突然婚約破棄される。理由は「教養が足りず、公爵夫人として恥ずかしい」。社交界の人々の嘲笑の中、エリーゼは静かに会場を去る。

国外追放だ!と言われたので従ってみた

れぷ
ファンタジー
 良いの?君達死ぬよ?

初夜に大暴言を吐かれた伯爵夫人は、微笑みと共に我が道を行く ―旦那様、今更擦り寄られても困ります―

望月 或
恋愛
「お前の噂を聞いたぞ。毎夜町に出て男を求め、毎回違う男と朝までふしだらな行為に明け暮れているそうだな? その上糸目を付けず服や装飾品を買い漁り、多大な借金を背負っているとか……。そんな醜悪な女が俺の妻だとは非常に不愉快極まりない! 今後俺に話し掛けるな! 俺に一切関与するな! 同じ空気を吸ってるだけでとんでもなく不快だ……!!」 【王命】で決められた婚姻をし、ハイド・ランジニカ伯爵とオリービア・フレイグラント子爵令嬢の初夜は、彼のその暴言で始まった。 そして、それに返したオリービアの一言は、 「あらあら、まぁ」 の六文字だった。  屋敷に住まわせている、ハイドの愛人と噂されるユーカリや、その取巻きの使用人達の嫌がらせも何のその、オリービアは微笑みを絶やさず自分の道を突き進んでいく。 ユーカリだけを信じ心酔していたハイドだったが、オリービアが屋敷に来てから徐々に変化が表れ始めて…… ※作者独自の世界観満載です。違和感を感じたら、「あぁ、こういう世界なんだな」と思って頂けたら有難いです……。

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~

放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」 大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。 生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。 しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。 「すまない。私は父としての責任を果たす」 かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。 だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。 これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。

処理中です...