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魔王カリキュラム討伐
須佐之男命の系譜と渡辺大明神
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「太陽!落ち着きなさい・・・間違いなくここに現れます」
「ちっ!いやな予感がしてしょうがない・・・桔梗は感じないのか?」
勇者帰郷と太陽と撫子は無人の廃村の一角に座り待ち構えていた
「今、私の結界を破ってきましたもうすぐ着そうです・・・申し訳ありません、私では役に立ちそうな相手ではありません」
「かまいません撫子。邪魔にならないよう下がっていなさい・・私達がやられたら、すぐに逃げてシラクサに伝えなさい」
「かしこまりました」
もちの入り口から平然と歩く男、身の丈ほどの大剣を担ぎながら絶えず酒を飲んでいる
「おっと、かゆいなここにも結界か!」
撫子が貼った結界もいとこ簡単に突き破る
「おお・・あれか」
目で桔梗を確認した男は前にジャンプして桔梗の元へ飛ぶ
ズシーン・・・・
桔梗の前に土埃が舞う
「お前が桔梗か・・いい女だな・・」
その男は茨木童子、魔王カリキュラムが亜空間に封印されし強きものを呼び寄せ、この世界のオーガを寄り代として現れた者である。
「こんにちは!あなたのお名前を聞いておきましょう!、飲んだくれの魔王の手下さん」
「はははは!いってくれる・・確かに俺は手下だな・・・仕方あるまい・・亜空間から助けられた恩もあるし、酒も飲み放題だからな・・・」
茨木童子は鼻を近づける
「お前・・・月読の系譜だな!そして・・・・」
茨木童子は太陽から放たれた高速の剣をさっと交わす
「お前は天照か・・・・こんな世界で相手するとはな・・・世界は狭いものだ・・」
「いかにも私の祝福神は月読様、そして太陽は天照様・・・あなたにいったいどういう関係が?」
月読の重力魔法が茨木童子を襲うが茨木童子はその重力魔法をその剣で切り裂いた
「童子は大物主様により国守にされたものだからな、日本の国を作ったのは須佐之男様の子供達、われらが主大物主さまよ・・それを国譲りなど・・天照など須佐之男から逃げ回っただけではないか・・須佐之男様の姉だろうが従う事も内のに大物主様の考えもわからぬ建御名方様も建御名方だ・・われら童子衆はまだ戦えたのに建御雷神などに簡単に降伏しおって」
「こいつは何をいっている?」
「おそらく神の争いのことを言っています・・・」
天空の世界においてイザナギとイザナミの子である天照と月読と須佐之男だが、イザナギが黄泉いったときの穢れが元で須佐之男が暴れだす、須佐之男の力はすさまじく、天照も月読もかなわなかったが、イザナギの怒りをかい力を落とされ地上に落とされる
イザナギが作った日本という島には鬼が守っていたが八岐大蛇の生贄にされそうになっていた櫛名田比売に一目ぼれし八岐大蛇を退治し須佐之男と櫛名田比売の子孫は国津神として日本を治めた、鬼はやがて人間となるが神の兵としていくつかの鬼は残り土地神となる、しかし須佐之男の第6世代である大物主の時にアマテラスから日本を明け渡すように命じられる、そのころ既に須佐之男は天界に戻っており、須佐之男の意思として大物主も国譲りを決心する、しかし国津神で大物主の息子である建御名方はこれに反対し、天照より派遣された建御雷神に敗れたのが日本書紀の話である。
童子は建御名方の兵として従い以降は国守から悪鬼として扱われるようになる。
そして茨木童子は天照の血を分ける天皇族の末裔源頼光と四天王であり同じく天照の血を引く渡辺綱と一騎打ちを行うが、仲間の酒呑童子が打たれたのを知り・・酒に酔わな意体を身につける代わりに渡辺綱に降参した
しかし平安時代、安部清明により天照と月読の力を使った陰陽道により亜空間に封印されている。
綱の言いつけを守り悪さをしていなかった茨木童子にとっては、天照と月読の力は自分をだまし打った力であり、その祝福を受けている二人に感情を抱くのは仕方ない事だろう。
ただし律儀なところもあり、綱により命を助けられた茨木童子は天皇家には従順であった、京に悪さする鬼は茨木童子が退治したりしていた・・・
渡辺綱は現在の渡辺の姓の祖になる。このため鬼、茨木童子を称え現在も渡辺家にとっては鬼は悪いものではない、そのため節分では「鬼は外」を使わなかったり、「鬼は内」と鬼を呼び寄せ渡辺の守り神にする風習が残っている渡辺さんの家は結構ある。
安部清明が茨木童子と対峙した話もないが、渡辺綱に助言を行っているという話もある
(ただし今回は茨木童子が封印されている話なので突っ込みなしで受け流してください)
「女!我が名は茨木童子・・・その体を堪能しようと思ったが・・月読と天照の使途なら容赦はできねえ・・・死んでもらうぞ」
「ほざけ!オーガ風情が!」
太陽の高速剣が茨木童子を襲う、だが茨木童子は剣の柄を押しやり太陽の剣筋を止める、すぐさま茨木童子の大剣が太陽を襲った・・・
ガギーン
かろうじて太陽はその攻撃をやり過ごすが、その自慢の剣に刃こぼれが出来る
「桔梗!・・・こいつが仲間になるなんてありえないだろ・・・俺はこいつを切るぞ!」
太陽は腰の剣を出す宝刀『クサナギ』である
「ふん、やっと本気を出すか?そんなちんけな剣で俺の攻撃を受けたのはすごかったがな」
「ちんけとはよく言う・・この刃こぼれした剣とて伝説の剣『ムラマサ』だ・・・」
太陽は『ムラマサ』をしまい茨木童子に向き合う
神と戦った鬼か・・・さすがだな・・・
茨木童子と太陽の戦いは熾烈を極めた、スピードは圧倒的に太陽が上だがパワーは茨木童子が勝る、やがて童子の一撃が太陽に決まると徐々に茨木童子のペースになってくる
「おいおい・・こんなもんか?綱はもっと強かったぞ!」
確かに渡辺綱は強いが太陽と差があるわけではない、環境が違うのだ、平安の日本は鬼の力は人間に合わせられている為、その当時の茨木童子はせいぜい人間の数倍の力しかないが、この世界ではリミットがない、人間の数百倍の力がある、その一撃一撃に地が揺れ、風が軋む、太陽は高レベルだが所詮は人間である・・善戦しているが叶うはずがないのである
だが茨木童子は強きものが好きである、強きものを殺したくなくなってきており、既に茨木童子ペースでありながら殺しに行くのではなく、気を刈り取りにいっていた。
「面白かったぞ・・太陽!天照の使途か・・出来れば建御雷神は我が相手したかったが我が相手した天鳥船もまた強き男だった・そなたは天鳥船に匹敵しよう」
茨木童子の最後の一撃で太陽の意識は刈り取られていた
宝刀「クサナギ』は怪しく光っているが太陽は既にボロボロであった・・普通の人間だったら死んでいたのであろう
「やはり・・・太陽ではかないませんでしたか・・」
桔梗はその様子を見ていた
「ですが終わっていません・・・太陽には悪いのですが太陽は最高の寄り代となりましょう、我が召喚に答えし者よ我の最愛の友の体を使い、我をたすけたまえ」
「おい!女・・・さっきから何かしていると思ったら召喚か?・・・こいつはお前の恋人だろう・・・まだお前は純潔みたいだがな・・・もう少しでこいつも死ぬぞ?いいのか?」
「茨木童子さん・・私は未来が見えます・・あなたは私の国の守り神となって貰います、そのための人物をお呼びしました・・・」
「なにをいっている?神をも殺せる俺だぞ!・・・誰かを召喚したところでこの状況は変わるまい?」
「久しいな茨木童子」
「ああ?な・・・この気配・・綱!」
「ふむ・・・いい体だ・・・この世界なら我の力も存分に出せよう」
「綱!・・・なぜここに?」
「いや我もな坐摩神社や渡辺神社じゃ神として崇められてな・・気がついたら神のひよっこじゃ・・・まあ神というのは娯楽がない・・・そこにお前が現れたじゃないか、都合よくお前を倒せるものを召喚しておる・・・なら又お前と戦えるというもの!」
「よくわからねえが・・・綱!俺もあの時より強いぞ!」
「そうみたいだな!楽しみである!」
だが戦いは圧倒的であった、太陽と死闘を演じた後だからという考えは吹き飛ぶほどの差である、それは当然で茨木童子は所詮鬼で神の手下で、渡辺綱は元人間で現在は下っ端とはいえ神である・・まるで戦いを楽しむかのように綱の剣裁きに翻弄される茨木童子・・・
2本の選考とともに茨木童子の両腕は切り離された
「負けだ・・・殺してくれ・・・」
茨木童子は首を前に出す
「童子・・お主ほどの男がなぜ魔の手下になる」
「うーん俺をこの世界に呼んだのはベルゼブブという西洋の悪魔だ・・・悪魔を束ねるものらしく、俺ですら適わなかった・・だから軍門に下った、俺は負けるまでやつの言いなりだ・・・」
「ふむ・・・ならば話は早い・・お主は我に負けた・・ならば魔に従う事もあるまい」
「たしかに・・・だが綱は召喚者だろう・・・神呼びは二度目はない・・」
「ああ・・これで我がこの世界に来ることはもうないが・・・戦えたのが童子で嬉しく思うぞ!」
「そういわれるとな・・・・・・わかった・・女!」
「はい!」
「我の負けだ・・お前が決めろ、殺すなり好きにしろ」
「ですから我が国の守り神となっていただきます」
「まもりがみだぁ・・・酒は出るのか?」
「お神酒は毎日樽で収めましょう・・米のお酒です」
「米の酒か!あの葡萄の酒はまずくないが・・米の酒には適わない・・わかった・・俺も解放された・・・お前の国を守ってやろう・・・ただし酒を忘れるな」
「かしこまりました」
二人のやり取りを見る綱
「さて我の役目は終わった、太陽!天照様の使役で見事な能力を持つが」
{はい}
「力を入れすぎておる・・力で童子に対応しても勝てるはずがなかろう」
{たしかに}
「おぬしに我の剣技を仕込む・・2.3日はこの地に残れるようだ・・桔梗はなかなか魔力を持つな・・それまでの間お主を鍛えるよいな」
{よろしくお願いします}
「では桔梗よ、しばらくこの太陽の体をかりぞえ、よいな?」
「ありがとうございます。綱様」
「童子!桔梗殿は我を維持するために魔力を消耗する、そこの娘と共に守れよいな」
「綱の言葉は逆らえん・・任せるがよい、今の我ならベルゼブブとて追い返そう!」
「そのいきやよし」
「では太陽よいな」
{はい}
「うむ」
そういい残すと太陽に乗り移った渡辺綱は山に入り三日三晩不休の特訓をする
そして太陽には渡辺綱の剣技が伝授された。
そして桔梗 撫子 茨木童子というおかしな組み合わせで太陽を待っていた所に太陽が戻ってきた
「すまん・・・眠らせてくれ・・・・・・童子・・・お前よくあんな人に喧嘩売ったな・・」
「おいおい・・売ってねえ・・・俺は最初の戦い以降綱には従っていた・・・」
「あれは鬼だ・・・いや鬼が生ぬるい・・・・」
戻った太陽はボロボロだった・・・
こうして茨木童子は討伐ではなく魔からの開放をされた
~勇者桔梗 茨木童子SSクラスを仲間にしました~
「ちっ!いやな予感がしてしょうがない・・・桔梗は感じないのか?」
勇者帰郷と太陽と撫子は無人の廃村の一角に座り待ち構えていた
「今、私の結界を破ってきましたもうすぐ着そうです・・・申し訳ありません、私では役に立ちそうな相手ではありません」
「かまいません撫子。邪魔にならないよう下がっていなさい・・私達がやられたら、すぐに逃げてシラクサに伝えなさい」
「かしこまりました」
もちの入り口から平然と歩く男、身の丈ほどの大剣を担ぎながら絶えず酒を飲んでいる
「おっと、かゆいなここにも結界か!」
撫子が貼った結界もいとこ簡単に突き破る
「おお・・あれか」
目で桔梗を確認した男は前にジャンプして桔梗の元へ飛ぶ
ズシーン・・・・
桔梗の前に土埃が舞う
「お前が桔梗か・・いい女だな・・」
その男は茨木童子、魔王カリキュラムが亜空間に封印されし強きものを呼び寄せ、この世界のオーガを寄り代として現れた者である。
「こんにちは!あなたのお名前を聞いておきましょう!、飲んだくれの魔王の手下さん」
「はははは!いってくれる・・確かに俺は手下だな・・・仕方あるまい・・亜空間から助けられた恩もあるし、酒も飲み放題だからな・・・」
茨木童子は鼻を近づける
「お前・・・月読の系譜だな!そして・・・・」
茨木童子は太陽から放たれた高速の剣をさっと交わす
「お前は天照か・・・・こんな世界で相手するとはな・・・世界は狭いものだ・・」
「いかにも私の祝福神は月読様、そして太陽は天照様・・・あなたにいったいどういう関係が?」
月読の重力魔法が茨木童子を襲うが茨木童子はその重力魔法をその剣で切り裂いた
「童子は大物主様により国守にされたものだからな、日本の国を作ったのは須佐之男様の子供達、われらが主大物主さまよ・・それを国譲りなど・・天照など須佐之男から逃げ回っただけではないか・・須佐之男様の姉だろうが従う事も内のに大物主様の考えもわからぬ建御名方様も建御名方だ・・われら童子衆はまだ戦えたのに建御雷神などに簡単に降伏しおって」
「こいつは何をいっている?」
「おそらく神の争いのことを言っています・・・」
天空の世界においてイザナギとイザナミの子である天照と月読と須佐之男だが、イザナギが黄泉いったときの穢れが元で須佐之男が暴れだす、須佐之男の力はすさまじく、天照も月読もかなわなかったが、イザナギの怒りをかい力を落とされ地上に落とされる
イザナギが作った日本という島には鬼が守っていたが八岐大蛇の生贄にされそうになっていた櫛名田比売に一目ぼれし八岐大蛇を退治し須佐之男と櫛名田比売の子孫は国津神として日本を治めた、鬼はやがて人間となるが神の兵としていくつかの鬼は残り土地神となる、しかし須佐之男の第6世代である大物主の時にアマテラスから日本を明け渡すように命じられる、そのころ既に須佐之男は天界に戻っており、須佐之男の意思として大物主も国譲りを決心する、しかし国津神で大物主の息子である建御名方はこれに反対し、天照より派遣された建御雷神に敗れたのが日本書紀の話である。
童子は建御名方の兵として従い以降は国守から悪鬼として扱われるようになる。
そして茨木童子は天照の血を分ける天皇族の末裔源頼光と四天王であり同じく天照の血を引く渡辺綱と一騎打ちを行うが、仲間の酒呑童子が打たれたのを知り・・酒に酔わな意体を身につける代わりに渡辺綱に降参した
しかし平安時代、安部清明により天照と月読の力を使った陰陽道により亜空間に封印されている。
綱の言いつけを守り悪さをしていなかった茨木童子にとっては、天照と月読の力は自分をだまし打った力であり、その祝福を受けている二人に感情を抱くのは仕方ない事だろう。
ただし律儀なところもあり、綱により命を助けられた茨木童子は天皇家には従順であった、京に悪さする鬼は茨木童子が退治したりしていた・・・
渡辺綱は現在の渡辺の姓の祖になる。このため鬼、茨木童子を称え現在も渡辺家にとっては鬼は悪いものではない、そのため節分では「鬼は外」を使わなかったり、「鬼は内」と鬼を呼び寄せ渡辺の守り神にする風習が残っている渡辺さんの家は結構ある。
安部清明が茨木童子と対峙した話もないが、渡辺綱に助言を行っているという話もある
(ただし今回は茨木童子が封印されている話なので突っ込みなしで受け流してください)
「女!我が名は茨木童子・・・その体を堪能しようと思ったが・・月読と天照の使途なら容赦はできねえ・・・死んでもらうぞ」
「ほざけ!オーガ風情が!」
太陽の高速剣が茨木童子を襲う、だが茨木童子は剣の柄を押しやり太陽の剣筋を止める、すぐさま茨木童子の大剣が太陽を襲った・・・
ガギーン
かろうじて太陽はその攻撃をやり過ごすが、その自慢の剣に刃こぼれが出来る
「桔梗!・・・こいつが仲間になるなんてありえないだろ・・・俺はこいつを切るぞ!」
太陽は腰の剣を出す宝刀『クサナギ』である
「ふん、やっと本気を出すか?そんなちんけな剣で俺の攻撃を受けたのはすごかったがな」
「ちんけとはよく言う・・この刃こぼれした剣とて伝説の剣『ムラマサ』だ・・・」
太陽は『ムラマサ』をしまい茨木童子に向き合う
神と戦った鬼か・・・さすがだな・・・
茨木童子と太陽の戦いは熾烈を極めた、スピードは圧倒的に太陽が上だがパワーは茨木童子が勝る、やがて童子の一撃が太陽に決まると徐々に茨木童子のペースになってくる
「おいおい・・こんなもんか?綱はもっと強かったぞ!」
確かに渡辺綱は強いが太陽と差があるわけではない、環境が違うのだ、平安の日本は鬼の力は人間に合わせられている為、その当時の茨木童子はせいぜい人間の数倍の力しかないが、この世界ではリミットがない、人間の数百倍の力がある、その一撃一撃に地が揺れ、風が軋む、太陽は高レベルだが所詮は人間である・・善戦しているが叶うはずがないのである
だが茨木童子は強きものが好きである、強きものを殺したくなくなってきており、既に茨木童子ペースでありながら殺しに行くのではなく、気を刈り取りにいっていた。
「面白かったぞ・・太陽!天照の使途か・・出来れば建御雷神は我が相手したかったが我が相手した天鳥船もまた強き男だった・そなたは天鳥船に匹敵しよう」
茨木童子の最後の一撃で太陽の意識は刈り取られていた
宝刀「クサナギ』は怪しく光っているが太陽は既にボロボロであった・・普通の人間だったら死んでいたのであろう
「やはり・・・太陽ではかないませんでしたか・・」
桔梗はその様子を見ていた
「ですが終わっていません・・・太陽には悪いのですが太陽は最高の寄り代となりましょう、我が召喚に答えし者よ我の最愛の友の体を使い、我をたすけたまえ」
「おい!女・・・さっきから何かしていると思ったら召喚か?・・・こいつはお前の恋人だろう・・・まだお前は純潔みたいだがな・・・もう少しでこいつも死ぬぞ?いいのか?」
「茨木童子さん・・私は未来が見えます・・あなたは私の国の守り神となって貰います、そのための人物をお呼びしました・・・」
「なにをいっている?神をも殺せる俺だぞ!・・・誰かを召喚したところでこの状況は変わるまい?」
「久しいな茨木童子」
「ああ?な・・・この気配・・綱!」
「ふむ・・・いい体だ・・・この世界なら我の力も存分に出せよう」
「綱!・・・なぜここに?」
「いや我もな坐摩神社や渡辺神社じゃ神として崇められてな・・気がついたら神のひよっこじゃ・・・まあ神というのは娯楽がない・・・そこにお前が現れたじゃないか、都合よくお前を倒せるものを召喚しておる・・・なら又お前と戦えるというもの!」
「よくわからねえが・・・綱!俺もあの時より強いぞ!」
「そうみたいだな!楽しみである!」
だが戦いは圧倒的であった、太陽と死闘を演じた後だからという考えは吹き飛ぶほどの差である、それは当然で茨木童子は所詮鬼で神の手下で、渡辺綱は元人間で現在は下っ端とはいえ神である・・まるで戦いを楽しむかのように綱の剣裁きに翻弄される茨木童子・・・
2本の選考とともに茨木童子の両腕は切り離された
「負けだ・・・殺してくれ・・・」
茨木童子は首を前に出す
「童子・・お主ほどの男がなぜ魔の手下になる」
「うーん俺をこの世界に呼んだのはベルゼブブという西洋の悪魔だ・・・悪魔を束ねるものらしく、俺ですら適わなかった・・だから軍門に下った、俺は負けるまでやつの言いなりだ・・・」
「ふむ・・・ならば話は早い・・お主は我に負けた・・ならば魔に従う事もあるまい」
「たしかに・・・だが綱は召喚者だろう・・・神呼びは二度目はない・・」
「ああ・・これで我がこの世界に来ることはもうないが・・・戦えたのが童子で嬉しく思うぞ!」
「そういわれるとな・・・・・・わかった・・女!」
「はい!」
「我の負けだ・・お前が決めろ、殺すなり好きにしろ」
「ですから我が国の守り神となっていただきます」
「まもりがみだぁ・・・酒は出るのか?」
「お神酒は毎日樽で収めましょう・・米のお酒です」
「米の酒か!あの葡萄の酒はまずくないが・・米の酒には適わない・・わかった・・俺も解放された・・・お前の国を守ってやろう・・・ただし酒を忘れるな」
「かしこまりました」
二人のやり取りを見る綱
「さて我の役目は終わった、太陽!天照様の使役で見事な能力を持つが」
{はい}
「力を入れすぎておる・・力で童子に対応しても勝てるはずがなかろう」
{たしかに}
「おぬしに我の剣技を仕込む・・2.3日はこの地に残れるようだ・・桔梗はなかなか魔力を持つな・・それまでの間お主を鍛えるよいな」
{よろしくお願いします}
「では桔梗よ、しばらくこの太陽の体をかりぞえ、よいな?」
「ありがとうございます。綱様」
「童子!桔梗殿は我を維持するために魔力を消耗する、そこの娘と共に守れよいな」
「綱の言葉は逆らえん・・任せるがよい、今の我ならベルゼブブとて追い返そう!」
「そのいきやよし」
「では太陽よいな」
{はい}
「うむ」
そういい残すと太陽に乗り移った渡辺綱は山に入り三日三晩不休の特訓をする
そして太陽には渡辺綱の剣技が伝授された。
そして桔梗 撫子 茨木童子というおかしな組み合わせで太陽を待っていた所に太陽が戻ってきた
「すまん・・・眠らせてくれ・・・・・・童子・・・お前よくあんな人に喧嘩売ったな・・」
「おいおい・・売ってねえ・・・俺は最初の戦い以降綱には従っていた・・・」
「あれは鬼だ・・・いや鬼が生ぬるい・・・・」
戻った太陽はボロボロだった・・・
こうして茨木童子は討伐ではなく魔からの開放をされた
~勇者桔梗 茨木童子SSクラスを仲間にしました~
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