109 / 129
第109話 病猫食を作ろう
しおりを挟む
それからしばらくの間、ぼくたちはサバシロの病気が治るまで集落に棲むことになった。
毎日、ブレンドハーブティーを作ってみんなに振るまった。
ハーブティーは薬ではなく嗜好品なので、元気な時に飲んでも平気。
だからって、飲みすぎたらダメだけどね。
とはいえ、猫は水をあまり飲まない動物だから飲みすぎることはない。
健康な猫が1日に必要な水分量は、体重が1kgだったら約30~60mℓ
3kgだったら、約160mℓ
猫がガブガブ水を飲むようになったら、病気のサイン。
おなかの中に寄生虫がいる猫には、ニガヨモギを飲ませる。
特におなかがすいている時に飲ませると、効果的らしい。
ニガヨモギには、thujoneという神経毒が含まれる。
といっても、kg単位で食べなければ問題ない。
念の為、妊娠中や授乳中の人は食べない方が良い。
「塵も積もれば山となる」ともいうし、長期間飲み続けるのも危険。
寄生虫予防には、2週間に1回飲めばいい。
野生の猫はどんなに気を付けていても、寄生虫やノミを呑み込んでしまうから駆虫は欠《か》かせないんだよね。
ニガヨモギは、猫の天敵であるヘビ除けとしても有効なんだって。
ニガヨモギはスゴい!
🐾ฅ^・ω・^ฅ🐾
ブラッシングしたりハーブティーを飲ませたりしているうちに、猫たちはあまり吐かなくなった。
吐かなくなったことは、良いことだ。
吐くと体力を使うし、喉も傷めちゃうから良くない。
サバシロの症状も、だんだんと良くなってきた。
最初の頃は、ずっと苦しそうにぐったりしていたけど、少しずつ呼吸が楽になってきたみたいで表情が和らいできた。
それでも具合が悪いのか、ほとんど1日中眠っている。
目を覚ましたら、ニガヨモギとハーブティーを飲ませている。
だけど、何も食べていないから痩せちゃっている。
飼い猫だったら消化の良いごはんを作って食べさせるんだけど、野生の猫はそうもいかないし……。
そうだ! 火を使えるんだから、病猫食が作れるじゃないかっ!
骨付き肉を柔らかくなるまでじっくり煮て、スープを作ったらどうだろう?
スープなら、食欲がなくても食べられるはず。
お肉を手に入れるには、狩りへ行かなきゃ。
日向ぼっこをしているお父さんとお母さんに、お願いする。
「お父さん、お母さん、狩りへ行きたいミャ」
「狩りニャー? もちろん行くニャー!」
「美味しいお肉を狩りに行きましょうニャ」
相変わらず狩りが大好きなお父さんは、大きく頷いてくれた。
せっかくだから、集落の見張りをしているグレイさんも狩りに誘おう。
「グレイさん、いつも見張りお疲れ様ミャ。良かったら、一緒に狩りに行かないミャ?」
『もちろん行くぞ。オレが愛するシロちゃんの誘いを、断る訳がないだろう。集落の猫たちも食べるなら、いっぱい狩らなくてはな』
グレイさんは嬉しそうな笑顔で、しっぽをブンブン振りながらついて来てくれた。
🐾ฅ^•ω•^ฅ🐾
ぼくたちは、Gastornis(体重約500kgの飛べない鳥)を仕留めた。
みんなで力を合わせて、ガストルニスを集落まで運んだ。
「みんな~っ、ガストルニスが捕れたミャ~!」
ぼくが声を掛けると、集落の猫たちが大喜びで駆け寄ってくる。
みんな「うみゃいうみゃい」と言いながら、美味しそうに食べてくれた。
猫が食べている姿って、可愛くてずっと見ていられるよね。
おっと、猫の食事シーンを楽しんでいる場合じゃなかった。
サバシロに、スープを作らなきゃ。
火を使う時は、出来るだけ河原でやる。
火事になっちゃったら、大変だからね。
じっくり煮込むことを考えたら、葉っぱの鍋はちょっと怖い。
煮ている間に鍋に穴が開いちゃいそうだから、木の皮で鍋を作ってみよう。
倒木から皮を剥がして、川の水に浸しておく。
木の皮を水に浸している間に、火を起こす。
河原の石を軽く洗って、火の中に入れて焼き石を作る。
大きな石だと焼くのに時間がかかるから、小さな石をたくさん焼く。
木の皮が柔らかくなったら、鍋の形に成形する。
鍋に、小さく切った鳥肉と叩き折った鳥の骨と水を入れる。
焼き石が出来たら、鍋へドボン。
焼き石が「ジューッ!」と大きな音を立てて、あっという間に水がお湯になる。
焼き石がボコボコいわなくなったら、鍋から取り出してまた火へ戻す。
石を焼いて鍋に入れるを、何度もくり返して肉を煮る。
蒸発して水が少なくなってきたら、水を足す。
そうして、肉の水煮が出来た。
じっくり煮たから、肉はホロホロ。
鳥の骨からは、良い出汁が出ている。
これなら、サバシロも食べられるかもしれない。
スープを作っていると、匂いに釣られた猫たちが集まってくる。
「いい匂いがするナ~、食べさせろナ~」
「皆さんはさっき、お肉をたくさん食べたでしょミャ」
「そっちも美味そうナ~、いいから早くそれを寄越せナ~」
「これはサバシロさんのごはんだから、ダメですミャ!」
ぼくが困っていると、お父さんとお母さんが群がってくる猫たちを止めてくれた。
「シロちゃんを困らせる悪い猫は、誰であろうと許さないニャー!」
「シロちゃんは、早く逃げてニャッ!」
「お父さん、お母さん、ありがとうミャ」
ふたりにお礼を言って、サバシロのもとへ急いだ。
🐾ฅ^•ω•^ฅ🐾
サバシロは、ずっと同じ場所で寝ている。
病気で体力が落ちて、動けないのかもしれない。
ぼくが近付いて行くと、サバシロが薄く目を開けた。
スープの匂いを嗅ぎ取ったのか、鼻がヒクヒクしている。
サバシロの目の前に鍋を置いて、話し掛ける。
「スープを作りましたミャ。これなら、食べられますミャ?」
サバシロは警戒しているのか、しばらくスープの匂いを嗅いでいた。
ぼくは緊張してドキドキしながら、様子を見守る。
少しして、おそるおそるスープを舐めた。
ひとくち飲んだら気に入ったらしく、美味しそうに飲んでくれた。
これで少しでも早く、元気になってくれたら良いな。
そのあと結局、全員分のスープを作ることになった。
だって、みんな「食わせろ食わせろ」ってうるさいんだもん。
美味しそうなものは、誰だって食べたくなるよね。
全員分作ろうと思ったら、大きな器が必要だ。
ということで、まずは器作りから。
石斧で倒木を、適当な長さに叩き伐る。
丸太に、石で叩いて大きな穴を開ける。
かなりざっくりだけど、水漏れしなければこれでよし。
あとは、さっきと同じようにスープを作るだけ。
ほかの猫たちは病気ではないので、ホロホロになるまで煮込む必要はない。
肉の中までしっかり火が通れば、出来上がり。
野生の猫はみんな猫舌だから、最後に少し水を足してぬるくしておいた。
「出来ましたミャ」
「やっと出来たナ~!」
ぼくの後ろで「まだかまだか」と待ちかねていた猫たちが、一斉に押し寄せてきてスープを食べ始める。
「こんな美味いもの、サバシロさんだけ食べさせるなんてズルいナ~ッ!」
「ズルいも何も、サバシロさんは病気だから消化の良いものを作っただけですミャ」
動物に理屈は通用しない。
美味しそうなものを見たら食べたくなる、それが動物の本能。
でも猫は狩猟本能があるから、おなかがいっぱいになるまでは食べない。
おなかいっぱいになると、動きが鈍くなることが分かっているから。
それに野生の猫は、捕獲した獲物を一気に全部食べない。
野生の猫は、飼い猫のように毎日ごはんが食べられるとは限らない。
狩りをしなければ食べられないし、狩りを失敗する時だってある。
だから、少し食べて残す、残ったものを食べてまた少し残す、ということをくり返すんだ。
猫は可愛いだけじゃなくて、とっても賢い動物なんだよ。
毎日、ブレンドハーブティーを作ってみんなに振るまった。
ハーブティーは薬ではなく嗜好品なので、元気な時に飲んでも平気。
だからって、飲みすぎたらダメだけどね。
とはいえ、猫は水をあまり飲まない動物だから飲みすぎることはない。
健康な猫が1日に必要な水分量は、体重が1kgだったら約30~60mℓ
3kgだったら、約160mℓ
猫がガブガブ水を飲むようになったら、病気のサイン。
おなかの中に寄生虫がいる猫には、ニガヨモギを飲ませる。
特におなかがすいている時に飲ませると、効果的らしい。
ニガヨモギには、thujoneという神経毒が含まれる。
といっても、kg単位で食べなければ問題ない。
念の為、妊娠中や授乳中の人は食べない方が良い。
「塵も積もれば山となる」ともいうし、長期間飲み続けるのも危険。
寄生虫予防には、2週間に1回飲めばいい。
野生の猫はどんなに気を付けていても、寄生虫やノミを呑み込んでしまうから駆虫は欠《か》かせないんだよね。
ニガヨモギは、猫の天敵であるヘビ除けとしても有効なんだって。
ニガヨモギはスゴい!
🐾ฅ^・ω・^ฅ🐾
ブラッシングしたりハーブティーを飲ませたりしているうちに、猫たちはあまり吐かなくなった。
吐かなくなったことは、良いことだ。
吐くと体力を使うし、喉も傷めちゃうから良くない。
サバシロの症状も、だんだんと良くなってきた。
最初の頃は、ずっと苦しそうにぐったりしていたけど、少しずつ呼吸が楽になってきたみたいで表情が和らいできた。
それでも具合が悪いのか、ほとんど1日中眠っている。
目を覚ましたら、ニガヨモギとハーブティーを飲ませている。
だけど、何も食べていないから痩せちゃっている。
飼い猫だったら消化の良いごはんを作って食べさせるんだけど、野生の猫はそうもいかないし……。
そうだ! 火を使えるんだから、病猫食が作れるじゃないかっ!
骨付き肉を柔らかくなるまでじっくり煮て、スープを作ったらどうだろう?
スープなら、食欲がなくても食べられるはず。
お肉を手に入れるには、狩りへ行かなきゃ。
日向ぼっこをしているお父さんとお母さんに、お願いする。
「お父さん、お母さん、狩りへ行きたいミャ」
「狩りニャー? もちろん行くニャー!」
「美味しいお肉を狩りに行きましょうニャ」
相変わらず狩りが大好きなお父さんは、大きく頷いてくれた。
せっかくだから、集落の見張りをしているグレイさんも狩りに誘おう。
「グレイさん、いつも見張りお疲れ様ミャ。良かったら、一緒に狩りに行かないミャ?」
『もちろん行くぞ。オレが愛するシロちゃんの誘いを、断る訳がないだろう。集落の猫たちも食べるなら、いっぱい狩らなくてはな』
グレイさんは嬉しそうな笑顔で、しっぽをブンブン振りながらついて来てくれた。
🐾ฅ^•ω•^ฅ🐾
ぼくたちは、Gastornis(体重約500kgの飛べない鳥)を仕留めた。
みんなで力を合わせて、ガストルニスを集落まで運んだ。
「みんな~っ、ガストルニスが捕れたミャ~!」
ぼくが声を掛けると、集落の猫たちが大喜びで駆け寄ってくる。
みんな「うみゃいうみゃい」と言いながら、美味しそうに食べてくれた。
猫が食べている姿って、可愛くてずっと見ていられるよね。
おっと、猫の食事シーンを楽しんでいる場合じゃなかった。
サバシロに、スープを作らなきゃ。
火を使う時は、出来るだけ河原でやる。
火事になっちゃったら、大変だからね。
じっくり煮込むことを考えたら、葉っぱの鍋はちょっと怖い。
煮ている間に鍋に穴が開いちゃいそうだから、木の皮で鍋を作ってみよう。
倒木から皮を剥がして、川の水に浸しておく。
木の皮を水に浸している間に、火を起こす。
河原の石を軽く洗って、火の中に入れて焼き石を作る。
大きな石だと焼くのに時間がかかるから、小さな石をたくさん焼く。
木の皮が柔らかくなったら、鍋の形に成形する。
鍋に、小さく切った鳥肉と叩き折った鳥の骨と水を入れる。
焼き石が出来たら、鍋へドボン。
焼き石が「ジューッ!」と大きな音を立てて、あっという間に水がお湯になる。
焼き石がボコボコいわなくなったら、鍋から取り出してまた火へ戻す。
石を焼いて鍋に入れるを、何度もくり返して肉を煮る。
蒸発して水が少なくなってきたら、水を足す。
そうして、肉の水煮が出来た。
じっくり煮たから、肉はホロホロ。
鳥の骨からは、良い出汁が出ている。
これなら、サバシロも食べられるかもしれない。
スープを作っていると、匂いに釣られた猫たちが集まってくる。
「いい匂いがするナ~、食べさせろナ~」
「皆さんはさっき、お肉をたくさん食べたでしょミャ」
「そっちも美味そうナ~、いいから早くそれを寄越せナ~」
「これはサバシロさんのごはんだから、ダメですミャ!」
ぼくが困っていると、お父さんとお母さんが群がってくる猫たちを止めてくれた。
「シロちゃんを困らせる悪い猫は、誰であろうと許さないニャー!」
「シロちゃんは、早く逃げてニャッ!」
「お父さん、お母さん、ありがとうミャ」
ふたりにお礼を言って、サバシロのもとへ急いだ。
🐾ฅ^•ω•^ฅ🐾
サバシロは、ずっと同じ場所で寝ている。
病気で体力が落ちて、動けないのかもしれない。
ぼくが近付いて行くと、サバシロが薄く目を開けた。
スープの匂いを嗅ぎ取ったのか、鼻がヒクヒクしている。
サバシロの目の前に鍋を置いて、話し掛ける。
「スープを作りましたミャ。これなら、食べられますミャ?」
サバシロは警戒しているのか、しばらくスープの匂いを嗅いでいた。
ぼくは緊張してドキドキしながら、様子を見守る。
少しして、おそるおそるスープを舐めた。
ひとくち飲んだら気に入ったらしく、美味しそうに飲んでくれた。
これで少しでも早く、元気になってくれたら良いな。
そのあと結局、全員分のスープを作ることになった。
だって、みんな「食わせろ食わせろ」ってうるさいんだもん。
美味しそうなものは、誰だって食べたくなるよね。
全員分作ろうと思ったら、大きな器が必要だ。
ということで、まずは器作りから。
石斧で倒木を、適当な長さに叩き伐る。
丸太に、石で叩いて大きな穴を開ける。
かなりざっくりだけど、水漏れしなければこれでよし。
あとは、さっきと同じようにスープを作るだけ。
ほかの猫たちは病気ではないので、ホロホロになるまで煮込む必要はない。
肉の中までしっかり火が通れば、出来上がり。
野生の猫はみんな猫舌だから、最後に少し水を足してぬるくしておいた。
「出来ましたミャ」
「やっと出来たナ~!」
ぼくの後ろで「まだかまだか」と待ちかねていた猫たちが、一斉に押し寄せてきてスープを食べ始める。
「こんな美味いもの、サバシロさんだけ食べさせるなんてズルいナ~ッ!」
「ズルいも何も、サバシロさんは病気だから消化の良いものを作っただけですミャ」
動物に理屈は通用しない。
美味しそうなものを見たら食べたくなる、それが動物の本能。
でも猫は狩猟本能があるから、おなかがいっぱいになるまでは食べない。
おなかいっぱいになると、動きが鈍くなることが分かっているから。
それに野生の猫は、捕獲した獲物を一気に全部食べない。
野生の猫は、飼い猫のように毎日ごはんが食べられるとは限らない。
狩りをしなければ食べられないし、狩りを失敗する時だってある。
だから、少し食べて残す、残ったものを食べてまた少し残す、ということをくり返すんだ。
猫は可愛いだけじゃなくて、とっても賢い動物なんだよ。
0
あなたにおすすめの小説
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
俺のスキルが回復魔『法』じゃなくて、回復魔『王』なんですけど?
八神 凪
ファンタジー
ある日、バイト帰りに熱血アニソンを熱唱しながら赤信号を渡り、案の定あっけなくダンプに轢かれて死んだ
『壽命 懸(じゅみょう かける)』
しかし例によって、彼の求める異世界への扉を開くことになる。
だが、女神アウロラの陰謀(という名の嫌がらせ)により、異端な「回復魔王」となって……。
異世界ペンデュース。そこで彼を待ち受ける運命とは?
社畜サラリーマン、異世界でパンと魔法の経営革命
遊鷹太
ファンタジー
過労死寸前の30代サラリーマン・佐藤健は、気づけば中世ヨーロッパ風の異世界に転生していた。与えられたのは「発酵魔法」という謎のスキルと、前世の経営知識。転生先は辺境の寒村ベルガルド――飢えと貧困にあえぐ、希望のない場所。「この世界にパンがない…だと?」健は決意する。美味しいパンで、人々を笑顔にしよう。ブラック企業で培った根性と、発酵魔法の可能性。そして何より、人を幸せにしたいという純粋な想い。小さなパン屋から始まった"食の革命"は、やがて王国を、大陸を、世界を変えていく――。笑いあり、涙あり、そして温かい人間ドラマ。仲間たちとの絆、恋の芽生え、強大な敵との戦い。パン一つで世界を救う、心温まる異世界経営ファンタジー。
セカンドライフは寮母さん 魔王を討伐した冒険者は魔法学園女子寮の管理人になりました
今卓&
ファンタジー
その日、魔法学園女子寮に新しい寮母さんが就任しました、彼女は二人の養女を連れており、学園講師と共に女子寮を訪れます、その日からかしましい新たな女子寮の日常が紡がれ始めました。
スケルトンなボクは君にテイムされたい!
うなぎ358
ファンタジー
~もふもふじゃなくても可愛いと言ってくれた君をボクは守ると決めた~
七十七階層あるダンジョンの最下層。ここには猫スケルトンのニャーと、ドラゴンスケルトンの爺ちゃんが二人だけで住んでいる。
ニャーは人間と地上に興味深々で、いつも爺ちゃんに外の世界の話をせがんだ。
そんなある日、いつかダンジョンの外に行ってみたいと言っていたニャーの願いを、爺ちゃんは叶えることにした。
ついに外の世界へ飛び出したニャーは盲目の少女サアヤと出会う。
毎週金曜日お昼ごろ更新。
小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
無自覚に世界最強だった俺、追放後にチートがバレて全員ざまぁされる件
fuwamofu
ファンタジー
冒険者団から「役立たず」と追放された青年リオ。
実は彼のスキル《創造》は、世界の理を作り替える最強の能力だった。
追放後、孤独な旅に出るリオは、自身の無自覚な力で人々を救い、国を救い、やがて世界の中心に立つ。
そんな彼の元には、かつて彼を見下していた美少女たちが次々と跪いていく──。
これは、無自覚に世界を変えてしまう青年の、ざまぁと覇道の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる