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活動記録その一
迷い猫のトラさん(2)
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「いや、はあ?」「いやいや、本当のことだろう?謙遜すんなって」
「誰に話しかけてるんですか?」
「お前のスマホだよ」ことなげに全が言った。
雅が困惑して本を読んでいる南雲を見る。
「本当だ」「嘘……」「嘘っぽいがな」
「どっちですかぁ……?」
勝手に雅のスマホが起動して、音声ソフトが立ち上がる。ひっと雅が息を飲む。
「ホントウ、デス」
と言って、切れた。
「なになになになに」「そこまで気をつかってくれなくても、ありがとな」
その場で立ち止まり怯える雅の腰元に全は話しかけた。
「帰っていいですか」涙目で雅は言った。
「え、なんで」全が目を丸くした。
「怖い」雅がつぶやいた。
空気が止まる。その場に三人は立ち尽くした。
全はその顔に苦笑を精一杯に張り付けていた。南雲もなんともいえぬ表情でいる。
それに気づいて、雅はしまったと思った。今、私は二人の琴線にも似た繊細なところに触れたーーしかしそれは琴線ではない。
「悪い、やりすぎた、か、な。えっと?ごめん」全が取り繕ったように謝った。
「すまない、やりすぎだ」南雲も雅に謝った。
違う、と雅は思った。謝るべきは自分だ。確かに怖かった。確かに気味悪いと思ってしまった。しかし彼らは恩人だ。それに、雅は自ら進んで部員になった。自分から彼らの世界に入り込んだのだ。その不思議な力に魅せられて、気になってしまって、それでここまで来たのに。
「俺らで、やるわ。ごめんな?呼んで悪かった」
全が明るく努めて言ったが、努め切れていなかった。
過去、特に全だが、感謝されることはあまりなかったし、気味悪がられるばかりで、それに対して南雲に文句を言えど、心の中では理解していた。気味悪いのは事実だし、自分が周りに奇抜に思われるようなことを時たましていることの自覚も少なからずあった。どんな行動が周りに気味悪がられているのかいまいち理解は出来ていなかったから自分勝手にしていたが、それでも、周りの目はそれは違うと言っているのは分かっていたのだ。
感謝されたし、仲間になってくれたように思えたからと言って、急に近づきすぎた。そんなつもりはなかったが、いつものように思えたが、雅が部員になってくれたことで、どこか、全の中で気を置かなくていいと勘違いした安心があった。それが余計なことをしたのだ。
「よし、じゃあガンちゃん、行こうぜ」
言って全は歩き出した。南雲はその背を追いかけるまえに雅に近づく。
「すまなかった。前に注意すると言ったのに。気を付けて帰って。ほんとうにごめん」
優しい言葉だった。労りを感ぜられた。
雅の前を歩く南雲はもう本を読んでいなかった。
少し駆け足で全のもとに辿り着くと、二人は横並びになって呑気そうに歩いている。
その背を見て、雅は、いたたまれなくなった。なぜ謝られたのだろう。--私が勝手に怯えたのに。
雅のパーカーのポケットの中でスマホが音声ソフトを立ち上げた。
「モウシワケアリマセン」ーーあんたまで謝るか。恐怖より、あっけにとられた。
雅はその場に立ち尽くした。二人の後姿はどんどん遠のいていく。舗装された道を進んで、曲がり角を曲がって消えた。雅の目に映るのはこないだ植えられたばかりの田園と、その向こうにある山だけだ。
どうしよう。このまま帰るのは違う気がする。けれど、彼らの背中を追っていいものか。傷つけて、しまったのだと思う。
雅の顔は曇っている。
スマホがまた音声ソフトを立ち上げた。今度は何、と雅が視線を落とす。
「スベテ、ニ、デンワシマス」
「しなくていい」急いで雅は言った。
スマホが切れた。そんなことをしても何を言えばいいのかわからないから困る。
ここに立ち尽くしていても何も始まらないけれど、前にも後ろにも足は出ない。
またスマホが音声ソフトを立ち上げた。
「スベテ、ニ、デンワシマス」
「しなくていいってば」
ついさっきの全の顔を思い出す。衝撃的だった。へらへらとしている彼が、あんなに儚げな顔をするなんて。どれだけの傷をつけてしまったのだろう。考えるだけでいたたまれず、申し訳なく、立ちすくんでしまう。
またしてもスマホが音声ソフトを立ち上げた。
「スベテ、ニ、デンワシマス」
「しないでいい、うるさい」
「スベテ、ニ、デンワシマス」
「おせっかい、」言って、全が言っていたことを思い出す。
「世話焼きなんだっけ、最近不良なのかなって思ってたけど、そういうことなの?」
「スベテ、ニ、デンワシマス」
「もしかして本当に壊れてる……?」
怪訝な顔でスマホを取り出してみると、スマホは静かになった。雅は首を捻ってスマホを見つめた。
画面には『全嬉々之介』の文字がある。
「スベテ、ニ、デンワシマス」
雅は息を吐いた。観念したような、納得したような、落ち着くように深呼吸をした。
「しなくていい」言って、スマホをポケットに収めた。
「自分で言う。自分で謝る。それと二人を手伝う」
誰にともなく言って、雅は走り出した。走り慣れている様子だった。二人の消えた曲がり角はすぐそこだ。速度を落として、向こうに顔を出した。誰もいない。障害はない。再び足を回転させていく。トップスピードに乗って、走り続けた。裏山の場所なら知っている。
思い悩み続けるくらいなら謝ろう。わけもわからずになんとなしに思いつきで入部を決めた雅だけれど、感謝の気持ちは本物だし、手伝いたい意欲も本物なのだから。傷つけてしまったことも、何もかも。
綯交ぜになった気持ちを抱えて、雅は走った。気分はメロスだ。違うかもしれない。
雅が田園を抜け裏山に辿り着くと、まだ二人は山に入っておらず、何か相談をしている最中だった。背後から聞こえてきた軽やかな足音に気づいて、雅に振り向いた。
二人とも驚いて、顔を見合わせている。
「お前なんか言ったのか」「聞いてたろ、お前の分も謝っただけだ」
「俺も謝ったし」「いつも誠意が足りないんだ」「マジ?」
顔を寄せ合って話したあと、全が雅に向かいなおした。
「えっとー……ごめ」「すみませんでした!」「でした?」
雅が二人に頭を下げた。二人は呆気にとられて雅のことを見つめた。
「私、多分二人を傷つけました。勝手に二人の世界に入り込んだのに」
「その言い方ちょっと気持ち悪いからやめて」「ゼン」「ごめん黙る」
「あの、虫がよすぎると思いますけど、手伝わせてください。同じ、ヨロズ探偵倶楽部の部員として」
雅がもう一度頭を下げた。
全と南雲が目を見合わせた。それから困ったように笑った。
「そういう、ことなら、助かる。えっと、よろしく」
全がたどたどしく言って、手を上げた。
南雲も頷いた。
「ありがとうございます」安堵したように雅も微笑んだ。
「さすが陸上部だな」「え」「元、か?あ……」
雅の驚いた顔を見て、しまったと全が喉を詰まらせた。目が泳いでいる。
隣で南雲は呆れたように首を横に振った。
雅は自分の足元に目をやった。走りやすい、スニーカーを見つめる。
「ほんと馬鹿だ」「うるせえ、呼吸みてえなもんなんだよ!」
南雲は吐き捨てるように小声で言った。すかさず全も小声だけれど、鬼の形相で返した。
「あの」雅が声をかけると、びくりと全は背を伸ばした。
「スニーカーですか?」
「え、ああ、スニーカー、スニーカーがあ、ほら、とても走りやすそうだったからあ?」
「聞いたんですか?」「いえ、あのー、スニーカーのー、あのー」
「なんて言ってました?」
その質問に、全は泳がせていた目の色を変えた。それから息を吐いた。
「久々に走れて気持ちよかった。最高だ、ってさ。結構やかましいやつだ、そいつ」
言って、目をそらした。
雅はスニーカーを見て、微笑んだ。
「ありがとうございます」「え?」
全が目を瞬かせた。いきなりお礼を言われるのは想定していなかった。
「さ、猫ちゃん探しましょう。どういう作戦ですか!」
二人はまたしても呆気にとられた。それから目を見合わせて、気を取りなおす。南雲が全に向かって顎で指示した。何度か小刻みに頷いて、全が雅に説明した。
「作戦ってほどでもねえけど、とりあえず、山に入る。準備はいいか?」
「ほんとに作戦じゃないですね」「うっせ、準備いいか?」
「大丈夫です」「ガンちゃんは?」南雲が頷く。
「おっけ、じゃあ行こう。トラ猫トラのフーテン大作戦だ」
全がにかりと笑って歩き出した。
また変なことを言っている、と南雲は呆れた。反応示さずに眼鏡を外し、紺桔梗色の目でものを見る。
二人の少し後ろを行く雅はよくわからずにとりあえず頷いた。
そうして、三人はついに裏山に足を踏み入れた。
「誰に話しかけてるんですか?」
「お前のスマホだよ」ことなげに全が言った。
雅が困惑して本を読んでいる南雲を見る。
「本当だ」「嘘……」「嘘っぽいがな」
「どっちですかぁ……?」
勝手に雅のスマホが起動して、音声ソフトが立ち上がる。ひっと雅が息を飲む。
「ホントウ、デス」
と言って、切れた。
「なになになになに」「そこまで気をつかってくれなくても、ありがとな」
その場で立ち止まり怯える雅の腰元に全は話しかけた。
「帰っていいですか」涙目で雅は言った。
「え、なんで」全が目を丸くした。
「怖い」雅がつぶやいた。
空気が止まる。その場に三人は立ち尽くした。
全はその顔に苦笑を精一杯に張り付けていた。南雲もなんともいえぬ表情でいる。
それに気づいて、雅はしまったと思った。今、私は二人の琴線にも似た繊細なところに触れたーーしかしそれは琴線ではない。
「悪い、やりすぎた、か、な。えっと?ごめん」全が取り繕ったように謝った。
「すまない、やりすぎだ」南雲も雅に謝った。
違う、と雅は思った。謝るべきは自分だ。確かに怖かった。確かに気味悪いと思ってしまった。しかし彼らは恩人だ。それに、雅は自ら進んで部員になった。自分から彼らの世界に入り込んだのだ。その不思議な力に魅せられて、気になってしまって、それでここまで来たのに。
「俺らで、やるわ。ごめんな?呼んで悪かった」
全が明るく努めて言ったが、努め切れていなかった。
過去、特に全だが、感謝されることはあまりなかったし、気味悪がられるばかりで、それに対して南雲に文句を言えど、心の中では理解していた。気味悪いのは事実だし、自分が周りに奇抜に思われるようなことを時たましていることの自覚も少なからずあった。どんな行動が周りに気味悪がられているのかいまいち理解は出来ていなかったから自分勝手にしていたが、それでも、周りの目はそれは違うと言っているのは分かっていたのだ。
感謝されたし、仲間になってくれたように思えたからと言って、急に近づきすぎた。そんなつもりはなかったが、いつものように思えたが、雅が部員になってくれたことで、どこか、全の中で気を置かなくていいと勘違いした安心があった。それが余計なことをしたのだ。
「よし、じゃあガンちゃん、行こうぜ」
言って全は歩き出した。南雲はその背を追いかけるまえに雅に近づく。
「すまなかった。前に注意すると言ったのに。気を付けて帰って。ほんとうにごめん」
優しい言葉だった。労りを感ぜられた。
雅の前を歩く南雲はもう本を読んでいなかった。
少し駆け足で全のもとに辿り着くと、二人は横並びになって呑気そうに歩いている。
その背を見て、雅は、いたたまれなくなった。なぜ謝られたのだろう。--私が勝手に怯えたのに。
雅のパーカーのポケットの中でスマホが音声ソフトを立ち上げた。
「モウシワケアリマセン」ーーあんたまで謝るか。恐怖より、あっけにとられた。
雅はその場に立ち尽くした。二人の後姿はどんどん遠のいていく。舗装された道を進んで、曲がり角を曲がって消えた。雅の目に映るのはこないだ植えられたばかりの田園と、その向こうにある山だけだ。
どうしよう。このまま帰るのは違う気がする。けれど、彼らの背中を追っていいものか。傷つけて、しまったのだと思う。
雅の顔は曇っている。
スマホがまた音声ソフトを立ち上げた。今度は何、と雅が視線を落とす。
「スベテ、ニ、デンワシマス」
「しなくていい」急いで雅は言った。
スマホが切れた。そんなことをしても何を言えばいいのかわからないから困る。
ここに立ち尽くしていても何も始まらないけれど、前にも後ろにも足は出ない。
またスマホが音声ソフトを立ち上げた。
「スベテ、ニ、デンワシマス」
「しなくていいってば」
ついさっきの全の顔を思い出す。衝撃的だった。へらへらとしている彼が、あんなに儚げな顔をするなんて。どれだけの傷をつけてしまったのだろう。考えるだけでいたたまれず、申し訳なく、立ちすくんでしまう。
またしてもスマホが音声ソフトを立ち上げた。
「スベテ、ニ、デンワシマス」
「しないでいい、うるさい」
「スベテ、ニ、デンワシマス」
「おせっかい、」言って、全が言っていたことを思い出す。
「世話焼きなんだっけ、最近不良なのかなって思ってたけど、そういうことなの?」
「スベテ、ニ、デンワシマス」
「もしかして本当に壊れてる……?」
怪訝な顔でスマホを取り出してみると、スマホは静かになった。雅は首を捻ってスマホを見つめた。
画面には『全嬉々之介』の文字がある。
「スベテ、ニ、デンワシマス」
雅は息を吐いた。観念したような、納得したような、落ち着くように深呼吸をした。
「しなくていい」言って、スマホをポケットに収めた。
「自分で言う。自分で謝る。それと二人を手伝う」
誰にともなく言って、雅は走り出した。走り慣れている様子だった。二人の消えた曲がり角はすぐそこだ。速度を落として、向こうに顔を出した。誰もいない。障害はない。再び足を回転させていく。トップスピードに乗って、走り続けた。裏山の場所なら知っている。
思い悩み続けるくらいなら謝ろう。わけもわからずになんとなしに思いつきで入部を決めた雅だけれど、感謝の気持ちは本物だし、手伝いたい意欲も本物なのだから。傷つけてしまったことも、何もかも。
綯交ぜになった気持ちを抱えて、雅は走った。気分はメロスだ。違うかもしれない。
雅が田園を抜け裏山に辿り着くと、まだ二人は山に入っておらず、何か相談をしている最中だった。背後から聞こえてきた軽やかな足音に気づいて、雅に振り向いた。
二人とも驚いて、顔を見合わせている。
「お前なんか言ったのか」「聞いてたろ、お前の分も謝っただけだ」
「俺も謝ったし」「いつも誠意が足りないんだ」「マジ?」
顔を寄せ合って話したあと、全が雅に向かいなおした。
「えっとー……ごめ」「すみませんでした!」「でした?」
雅が二人に頭を下げた。二人は呆気にとられて雅のことを見つめた。
「私、多分二人を傷つけました。勝手に二人の世界に入り込んだのに」
「その言い方ちょっと気持ち悪いからやめて」「ゼン」「ごめん黙る」
「あの、虫がよすぎると思いますけど、手伝わせてください。同じ、ヨロズ探偵倶楽部の部員として」
雅がもう一度頭を下げた。
全と南雲が目を見合わせた。それから困ったように笑った。
「そういう、ことなら、助かる。えっと、よろしく」
全がたどたどしく言って、手を上げた。
南雲も頷いた。
「ありがとうございます」安堵したように雅も微笑んだ。
「さすが陸上部だな」「え」「元、か?あ……」
雅の驚いた顔を見て、しまったと全が喉を詰まらせた。目が泳いでいる。
隣で南雲は呆れたように首を横に振った。
雅は自分の足元に目をやった。走りやすい、スニーカーを見つめる。
「ほんと馬鹿だ」「うるせえ、呼吸みてえなもんなんだよ!」
南雲は吐き捨てるように小声で言った。すかさず全も小声だけれど、鬼の形相で返した。
「あの」雅が声をかけると、びくりと全は背を伸ばした。
「スニーカーですか?」
「え、ああ、スニーカー、スニーカーがあ、ほら、とても走りやすそうだったからあ?」
「聞いたんですか?」「いえ、あのー、スニーカーのー、あのー」
「なんて言ってました?」
その質問に、全は泳がせていた目の色を変えた。それから息を吐いた。
「久々に走れて気持ちよかった。最高だ、ってさ。結構やかましいやつだ、そいつ」
言って、目をそらした。
雅はスニーカーを見て、微笑んだ。
「ありがとうございます」「え?」
全が目を瞬かせた。いきなりお礼を言われるのは想定していなかった。
「さ、猫ちゃん探しましょう。どういう作戦ですか!」
二人はまたしても呆気にとられた。それから目を見合わせて、気を取りなおす。南雲が全に向かって顎で指示した。何度か小刻みに頷いて、全が雅に説明した。
「作戦ってほどでもねえけど、とりあえず、山に入る。準備はいいか?」
「ほんとに作戦じゃないですね」「うっせ、準備いいか?」
「大丈夫です」「ガンちゃんは?」南雲が頷く。
「おっけ、じゃあ行こう。トラ猫トラのフーテン大作戦だ」
全がにかりと笑って歩き出した。
また変なことを言っている、と南雲は呆れた。反応示さずに眼鏡を外し、紺桔梗色の目でものを見る。
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