強くなりたいと言ったら、元魔王に開発調教されていました~宝石姫と元魔王の恋物語~

花虎

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 深淵のような漆黒の瞳に見つめられたら、何も言えなくなる。その瞳には、希求していたものにようやく出会えたという喜悦の色が滲んでいた。

 あぁ、本当に自分は食われてしまうんだろう……

怖いはずなのに、恐怖よりも、身体全身が期待感に震える。
 女性になったことは、望んでいたわけじゃないのに、今の自分が、目の前の男と一つになることを望んでいる。
フィンリーはレストの首ねっこを掴んでぐい、と引き寄せると、唇を重ねた。
 驚いたように目を見開いたレストを、じぃ、とバーガンディーの潤んだ瞳で見つめて。

「先生が僕のものになってくれるなら、いいよ」

フィンリーの返答に、レストはにやりと人の悪い笑みを浮かべて口づけを深くする。先ほどの熱を再熱させるように口内を嬲り、もうすっかり女性のものとわかる胸の小さなふくらみをふにふにと揉みしだく。
 三年間大切に育ててきた胸だ。感度は良好過ぎるほど良好。乳輪をくるくると優しく撫でた後、期待に膨らみはじめていた突起をかりかりと柔く引っ掻いてやる。そうすると、もう甘い吐息が漏れ出す。
 そもそもフィンリーは気づいているのだろうか。
 毎回やっていた、魔力の口移し。あれは、フィンリーが絶頂する時だけ出来るのだ。口づけだけで、胸だけでそうなるように導いたのは自分だが、あまりにも淫靡すぎないだろうか。
 まぁ、どうせ楽しむのは自分だけだからいいか、なんて思いながら全身を赤くさせるフィンリーの柔肌を味わう。
 もちもちの胸を舐めて、吸って、零れる嬌声すら余すところなく己の口の中に閉じ込めた。

「ぁ……ふ……ぅん……っ」

女性の身体として快感を拾うのが初めてのフィンリーは強すぎるその感覚にほとんど意識を飛ばしている。
 今までのもどかしいようなものではなく、直接的で、ともすれば暴力的な快感が身体を苛むのだから当然だろう。
 これ以上の刺激が怖いからか、触ってほしくなくて、足を硬く閉じているようだが、くりくりと舌で臍を弄りながら、柔らかい腿の外側を撫でてあげると、自然と膝が開いていく。両太ももの裏を掴んで、ぐいと広げさせると、溢れるほどに愛液を零す女の穴が見えて、レストはうっそりと笑う。
 内腿に手を這わせて柔らかい感触を楽しみながら、顔を近づけると、先ほど自分がその世界へ導いた赤い果実が切なそうにこちらを見ている気がして、ぱくん、と食べるように口づけをしてあげた。

「……っ」

そのまま、充血しぷっくりと勃ちあがった愛芽をちゅう、と吸い上げ、舌先でちろちろと上下に弾く。

「ひぁ……っあ……ぁっ」

ひっきりなしに聞こえる嬌声に、気分が乗ってくる。レストとしては三年間延々フィンリーの痴態を見せられて我慢を強いられてきたのだ。
 ちょっとくらい自分の好きなように可愛がったって許されるだろう、と勝手に考えている。
一度そこから口を離し、そのまま今度は長い舌を膣内に入れ込む。魔族は膣をほぐす時は指ではなく舌を使うのだ。
 理由は長い舌で愛撫が出来るからと、魔族の唾液には微量に催淫効果が含まれるから、初めての時は痛みを和らげて快感を拾いやすくする。にゅぐにゅぐ、と狭くまだ硬い内壁をほぐすように舌を動かしていると、刺激に膣内が収縮して締め付けてくる。

「や…やだ……っせんせ……っ」

太ももを押さえつけられているせいで身動きがとれないフィンリーは身をよじって快感から逃れようとしている。
 嫌がる声すら、心地よくて。そのままフィンリーの訴えを無視して念入りに膣内の強張りを柔らかくしていく。入口付近の腹側にある、ある一点を押し上げると、ひと際高い嬌声が上がった。

「あ……っ」

ざらついたそこを集中的に舌でこすって攻めると、フィンリーが喉を反らして喘ぎだす。気持ち良さそうな嬌声に気分があがって、ついでに鼻先にあたる陰核も押しつぶしてやった。
 すると、快感の熱が胎の中で膨張したのか、ぐぐ、とフィンリーの背が反って身体に力が入るのを感じた。
 絶頂を迎える前兆に、舌を動かすリズムを追い上げるように早くすると、びくん!と身体を大きく震わせた。

「……っ」

 直後、うねる隘路がレストの舌を絞る。意外とこれはこれで気持ちいいな、なんて思いながら舌を抜くと、絶頂を迎えたことでさらにこぷり、と膣奥から愛液が溢れてくる。
まだ小さな胸を震わせて全身で息を繰り返すフィンリーを見下ろす。
 今まで性行為に意味なんて感じたことはなかった。
けれどなぜ、彼女が相手だと自分の中の焦燥が膨らむのか。こんなに小さな存在を、自分は渇望している。
 薄い腹をそっと撫でると、全身が敏感になっているのか、ぴくぴくとフィンリーが痙攣する。
ここに、自分の全てを注ぎ込みたいと、狂暴な衝動が湧き上がってくる。

「は……ぁ……せんせ……」

熱い吐息は、確かに欲情を孕んでいた。催淫が効き始めていることもあるだろうが、フィンリー自身の資質もあるのかもしれない。
 レストは自分の下肢の服を脱ぎ捨てると、腹につかんばかりの怒張がぶるん、と姿を現した。
 凶悪なほど赤黒いそれは、血管を浮き立たせているだけでなく、先走りを滴らせている。ずっしりと重いそれを先ほど達してまだ蠢いているフィンリーの一番柔らかいところに擦りつけた。
 触れるだけで、快感を拾うのか、小さくフィンリーが喘ぐ。
ぬりゅぬりゅと、先走りと愛液を混ぜるように前後して、怒張をさらに濡らしていく。そのまま、開いていたフィンリーの太ももを閉じさせて、膣と陰茎を重ねたまま、腰を緩く動かす。張り出したカリの部分がむき出しの陰核に引っかかり、そのたびにフィンリーが熱い吐息を吐く。ぬちぬちと全体を擦り合わせると、再び足を開かせる。
 愛液に濡れた怒張がテラテラと光り、さらに凶悪になったことに、快感によって意識が朦朧としているフィンリーは気づかない。

「せ……」

先生、とフィンリーが呼びかけようとしたその時、何の前触れもなく、ぐぷぷ、と無遠慮に太くて硬い質量がフィンリーの小さい膣の中へ挿入された。

「……っ」

突然の異物感に、息を詰まらせる。そこが、裂けるのではないかという感覚に、驚愕する。

「い……っ先生…抜いて……っ」

あまりにも心の準備もなく貫かれ、フィンリーが懇願するけれど。

「嫌ですね」
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