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第二十二話 南雲メイラ
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「さて、説明してもらおうじゃないの」
問答無用で風紀委員会室へと連行された。原因は勿論、笑顔で隣に座っている茶髪少女の発言だ。
「俺は何もしてない」
「そそそ、それならどどど、どうしてメイラがあんな事を叫ぶのよ! この変態!」
ユニに変態と言われるのはこれで何回目だろうか。数えてないけど、なんか気持ち良くなってきたかもしれない。いや、これじゃあ本当に変態じゃねえか。
とまあ、狂った現実逃避はこれくらいにしておこう。
現在この部屋にいるのは俺と正面に座っているユニ、それから隣に座っているメイラと呼ばれた少女だ。
他の風紀委員はこの場にいない。昼休みだし普通に考えれば食堂に居るんだろう。
「こんなに早く再会出来て嬉しいよー」
そう言って腕に抱きついてきやがったメイラ。
まるで嫌がっているように聞こえるかもしれないが、メイラは可愛い。それに完全にロリっ娘な容姿だというのに、とある一部分は豊かに実っているからな。それを押し付けられる形になるため柔らかいなーっと気持ちよかったりはするのだが、正面からの視線が痛い、痛過ぎるのだよ。
「なあ、メイラだっけか? どうしてここにいるんだ?」
「ああっ! そういえば名乗ってなかったね! あたしは南雲《なぐも》メイラっ十四歳だよ!」
腕から離れ目元横ピースをするけど……十四歳!?
声には出さなかったけどこれは相当驚いた。もっと幼いと思っていたのだが、まさか一つしか変わらないなんてな。
……成長度で言えばユニとソラも同じくらいの差か?
ごほん。
改めて、メイラは前の依頼で盗賊から助けた少女だ。その外見は一部を除いてロリっ娘な元気いっぱいな茶髪少女だ。
異様にと言って良いほどにテンションが高く、なんというか発言する際に思考を挟んでいないかのような、突発力高めの問題児。
「で? なんであんな事言った?」
「あんな事って何ー?」
「食堂で会った時だよ。人を指差しながら大声で叫んだだろ?」
「あれれ、そうだっけ?」
……こいつ。恍けてるのか? いや、違うな。本気で覚えてないやつの顔だ。
無自覚無責任の風評被害製造マシーン……タチが悪いぞ。
「メイラ、あなたに質問があるわ」
「はい! なんでも答えるよ!」
死んだ目になっている俺を一瞥した後、不機嫌マックスな表情でメイラに話し掛けるユニ。
普通ならその雰囲気に押され、怖がったり躊躇したりするのが普通だと思うのだが、ところがどっこい普通からは遥か遠方に位置するらしいロリ巨乳ちゃんは、わざわざ手を上げて元気良く返事をしていた。勿論というべきか満面の笑みである。
「あなたはその……この男に何かされた事あるのかしら?」
指差すな。折らないけど。
「何か? 何かって何の事?」
「だ、だからその……エッチな事よ! 言ってたじゃない! は、孕ませ王子って!」
「あっ! それは違うよん! それはあたしの勘違いだったの! ちゃんと確かめたけどあたしちゃんと処女だったもん!」
両手を腰に当ててえっへんとでも言いたげに生娘宣言するメイラ。
エッチな事と言うだけでも赤面するユニの反応といえば……。
「……ふえ?」
顔どころか首まで真っ赤に染め上げていた。
年下に辱められている構図である。……ざまぁ。
「ハンターだって話はしただろ?」
「……えっ? あんたってハンターなの!?」
間違えた。ハンターだって話したのユニじゃねえ。ロウタだったな。
「……ああ、ギルカは部屋に置いてるから証明は出来ないけどな」
「ハンター……」
もっと騒ぐと思ったけれど、意外と静かだな。
「前に依頼で攫われたメイラを助けたんだよ。その時に俺を盗賊の仲間だと勘違いして、色々と叫んだんだ。さっきみたいな発言をな」
「だってだって仕方がないよー。あたしは気絶してたわけだしー」
「今日はなんで叫んだ? 完全に悪評が増えたんだが?」
一緒にご飯を食べてた女子三人組は、メイラの発言を聞いて完全に引いてたからな。そして弁明する暇もなくユニの手によって連行されましたと。そういう事。
「覚えてないです!」
手を上げてハッキリと宣言。……もういいや。
「人の噂も七十五日って言うしな。もうその件はいいよ。とりあえず俺にエロい事なんて何もされてないってこいつに説明してくれれば良いよ」
食堂にいたその他大勢については、時間君にお任せします。
「わかったよ!」
元気良く頷いたメイラは立ち上がると、静かになっているユニの側まで行くと、ツンツンと肩を突いた。
「ユニさんユニさん!」
「——な、何かしら?」
「あたしはジョンスさんにエッチな事とかされてないよ! 本当だよ! 言わされてるとかじゃないよ! 本当の本当にエッチな事なんてされてないよ!」
「……そう」
わかってくれたような事を言いながらも、冷ややかな視線を向けてくるユニ。
メイラー、そこまで念押しされると逆に怪しいからな! 本当っぽくないからな! 言わされてる感が凄まじいからな!
これはあれだ。話を変えるしかない。元々聞きたかった事もある事だしな。
「なあメイラ、お前十四なんだろ? なんでここにいるんだ?」
俺たちが通うここ[法威学院]は中等部と高等部、それから卒業生が所属する事になる社会部の三枠がある。
メイラが着ているのはここの制服だ。前に見た私服は短パンだったけれど、長ズボンではなくスカートを選んでいた。制服という事はここの生徒なのだろうけど、十四歳なら中等部のはずでは? どうして高等部のエリアにいるんだ?
敷地でいえば同じだがここは広い。使う建物はそれぞれで分かれている。
ユニの隣に座ったメイラは、再び手を両腰に当てると、わかりやすいドヤ顔を披露した。
「それはあたしが戦士として優秀だからだよ!」
「雑魚盗賊に捕まってたのにか? そんで犯される心配してたのにか?」
「そ、それは違うんだよ! 不意打ちされたからだよ! 正々堂々正面からお手合わせお願いしますって言われたら、あたしの勝ちだったもんね!」
「へえー」
「ああ! その顔信じてないよね!? それくらいあたしだってわかるんだよ!」
俺が信じてない? そりゃ信じないだろ。
そもそも戦いに正々堂々なんてない。勝つか負けるか、殺すか殺されるか、もしもなんてないんだ。
問答無用で風紀委員会室へと連行された。原因は勿論、笑顔で隣に座っている茶髪少女の発言だ。
「俺は何もしてない」
「そそそ、それならどどど、どうしてメイラがあんな事を叫ぶのよ! この変態!」
ユニに変態と言われるのはこれで何回目だろうか。数えてないけど、なんか気持ち良くなってきたかもしれない。いや、これじゃあ本当に変態じゃねえか。
とまあ、狂った現実逃避はこれくらいにしておこう。
現在この部屋にいるのは俺と正面に座っているユニ、それから隣に座っているメイラと呼ばれた少女だ。
他の風紀委員はこの場にいない。昼休みだし普通に考えれば食堂に居るんだろう。
「こんなに早く再会出来て嬉しいよー」
そう言って腕に抱きついてきやがったメイラ。
まるで嫌がっているように聞こえるかもしれないが、メイラは可愛い。それに完全にロリっ娘な容姿だというのに、とある一部分は豊かに実っているからな。それを押し付けられる形になるため柔らかいなーっと気持ちよかったりはするのだが、正面からの視線が痛い、痛過ぎるのだよ。
「なあ、メイラだっけか? どうしてここにいるんだ?」
「ああっ! そういえば名乗ってなかったね! あたしは南雲《なぐも》メイラっ十四歳だよ!」
腕から離れ目元横ピースをするけど……十四歳!?
声には出さなかったけどこれは相当驚いた。もっと幼いと思っていたのだが、まさか一つしか変わらないなんてな。
……成長度で言えばユニとソラも同じくらいの差か?
ごほん。
改めて、メイラは前の依頼で盗賊から助けた少女だ。その外見は一部を除いてロリっ娘な元気いっぱいな茶髪少女だ。
異様にと言って良いほどにテンションが高く、なんというか発言する際に思考を挟んでいないかのような、突発力高めの問題児。
「で? なんであんな事言った?」
「あんな事って何ー?」
「食堂で会った時だよ。人を指差しながら大声で叫んだだろ?」
「あれれ、そうだっけ?」
……こいつ。恍けてるのか? いや、違うな。本気で覚えてないやつの顔だ。
無自覚無責任の風評被害製造マシーン……タチが悪いぞ。
「メイラ、あなたに質問があるわ」
「はい! なんでも答えるよ!」
死んだ目になっている俺を一瞥した後、不機嫌マックスな表情でメイラに話し掛けるユニ。
普通ならその雰囲気に押され、怖がったり躊躇したりするのが普通だと思うのだが、ところがどっこい普通からは遥か遠方に位置するらしいロリ巨乳ちゃんは、わざわざ手を上げて元気良く返事をしていた。勿論というべきか満面の笑みである。
「あなたはその……この男に何かされた事あるのかしら?」
指差すな。折らないけど。
「何か? 何かって何の事?」
「だ、だからその……エッチな事よ! 言ってたじゃない! は、孕ませ王子って!」
「あっ! それは違うよん! それはあたしの勘違いだったの! ちゃんと確かめたけどあたしちゃんと処女だったもん!」
両手を腰に当ててえっへんとでも言いたげに生娘宣言するメイラ。
エッチな事と言うだけでも赤面するユニの反応といえば……。
「……ふえ?」
顔どころか首まで真っ赤に染め上げていた。
年下に辱められている構図である。……ざまぁ。
「ハンターだって話はしただろ?」
「……えっ? あんたってハンターなの!?」
間違えた。ハンターだって話したのユニじゃねえ。ロウタだったな。
「……ああ、ギルカは部屋に置いてるから証明は出来ないけどな」
「ハンター……」
もっと騒ぐと思ったけれど、意外と静かだな。
「前に依頼で攫われたメイラを助けたんだよ。その時に俺を盗賊の仲間だと勘違いして、色々と叫んだんだ。さっきみたいな発言をな」
「だってだって仕方がないよー。あたしは気絶してたわけだしー」
「今日はなんで叫んだ? 完全に悪評が増えたんだが?」
一緒にご飯を食べてた女子三人組は、メイラの発言を聞いて完全に引いてたからな。そして弁明する暇もなくユニの手によって連行されましたと。そういう事。
「覚えてないです!」
手を上げてハッキリと宣言。……もういいや。
「人の噂も七十五日って言うしな。もうその件はいいよ。とりあえず俺にエロい事なんて何もされてないってこいつに説明してくれれば良いよ」
食堂にいたその他大勢については、時間君にお任せします。
「わかったよ!」
元気良く頷いたメイラは立ち上がると、静かになっているユニの側まで行くと、ツンツンと肩を突いた。
「ユニさんユニさん!」
「——な、何かしら?」
「あたしはジョンスさんにエッチな事とかされてないよ! 本当だよ! 言わされてるとかじゃないよ! 本当の本当にエッチな事なんてされてないよ!」
「……そう」
わかってくれたような事を言いながらも、冷ややかな視線を向けてくるユニ。
メイラー、そこまで念押しされると逆に怪しいからな! 本当っぽくないからな! 言わされてる感が凄まじいからな!
これはあれだ。話を変えるしかない。元々聞きたかった事もある事だしな。
「なあメイラ、お前十四なんだろ? なんでここにいるんだ?」
俺たちが通うここ[法威学院]は中等部と高等部、それから卒業生が所属する事になる社会部の三枠がある。
メイラが着ているのはここの制服だ。前に見た私服は短パンだったけれど、長ズボンではなくスカートを選んでいた。制服という事はここの生徒なのだろうけど、十四歳なら中等部のはずでは? どうして高等部のエリアにいるんだ?
敷地でいえば同じだがここは広い。使う建物はそれぞれで分かれている。
ユニの隣に座ったメイラは、再び手を両腰に当てると、わかりやすいドヤ顔を披露した。
「それはあたしが戦士として優秀だからだよ!」
「雑魚盗賊に捕まってたのにか? そんで犯される心配してたのにか?」
「そ、それは違うんだよ! 不意打ちされたからだよ! 正々堂々正面からお手合わせお願いしますって言われたら、あたしの勝ちだったもんね!」
「へえー」
「ああ! その顔信じてないよね!? それくらいあたしだってわかるんだよ!」
俺が信じてない? そりゃ信じないだろ。
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