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エピローグⅠ/Ⅲ
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いつかぶりになるあやふやな暗黒からの目覚め。学院の医務室……だろうな、ここ。
「なーんで寝てたんだ俺」
確かオレンジ髪のエロエロ谷間お姉様と戦っていたはずなんだが……。
なんて、勝敗は正直微妙だけどグラの敵前逃亡って事で一応俺の勝ち寄りだよな。
それにしても……思ってなかったな、ロングコートを顕現させた状態で勝てないなんて。あいつから貰った刀がなかったら、今頃俺たちは死んでいただろうか。
……ちくしょう、俺の力は防御の力だ。今まで無敵の防御力だと思っていたけれどグラの力は、天使の力はそれを突破し得る力があった。
「攻撃は最大の防御か」
ベッドから起き上がり、横の机に置かれていた刀を手に取った。
黄金の鞘に包まれた刀。秘められた刃は紅蓮に染まっていた。
「戻ったのか」
グラと戦っている時この刀は確かに黒く染まっていた。原理はわからない。ただ一つ確かなのはこの刀が普通の刀ではないという事だ。
「あいつの事だから何かあるかもとは思ってたけど、まさか[宝具]だったなんてな」
俺にこの刀をくれた友人。いつも酔っ払っている駄目な大人の代表みたいな奴。驚かせるのが好きで、悪戯もしょっちゅうしていたな。
まさかこんな形で驚かせに来るとは……あいつ、やってんな。
ハンターをやっている以上、[宝具]の事は知っている。それ自体が特別な力を宿している武具の事だ。
素の能力がモンスター共よりも低い人間が強大なモンスターに対抗する力の一つであり、有名で実績のあるハンターは大抵何かしらの[宝具]を持っているもんだ。
俺の場合[宝具]は持っていなかったけど代わりに顕現武具があったからな。今まで使う機会はなかった。
それも人間が相手になるだろう学院では使うつもりなんてなかったけど、モンスター相手ではほぼ毎回使っていた。
絶対的な……いや、例外的な防御力を有している赤いロングコートを顕現させる力。その結果として[紅蓮の金色]という呼び名が生まれた。
もしかすると今後はそこに漆黒の二文字が加わるかもしれないな。
友の与えてくれた力によって。
「『酔い狂え【秘刻血界】』」
この刀に刻まれた力を解放するための詠唱。
魔術師が触媒を介して魔術を放つ時に、効力を増幅させるために詠唱するのと同じ感覚なのかもしれない。魔術使えないから実際のところは知らんけど。
そんな事を考えながらあの時と同じように刀の名を呼んでみたけれど……あれ?
「変化なし?」
どうして刀の色が変わらないんだ? あの時は確かに感じた何かこう封じられた力が解放された感覚もない。
「これは……まずいぞ」
立ち去る前にグラは言っていた。漆黒の刃となったこいつから放たれる赤い水なら竜化鬼に通用するって。だけどそれはつまりこの力以外は通じないって事だ。
一ヶ月後に起こる[アベル]の襲撃。その時には何十という竜化鬼が襲って来るはずだ。その戦力に対抗するにはこの刀の力が必要だ。
本来の力。解放状態の力。だけどそれが出来なくなっている状況。
……やばいよな。
「ジョンス! 目覚めたのね!」
暗い顔をして医務室に入って来たユニは俺と目が合うなり、まるで花開くかのように満面の笑みを浮かべた。
その表情に少しだけドキりとしながらも、それを表に出す事はなく片手をあげた。
「おはようユニ。悪いな心配かけて」
「ほんとにそうよ! いきなり倒れてピクリともしなかったのよ!? どれだけ心配したと思ってるのよ」
「……おう、悪い」
なんだ、妙だぞ。なんというかユニってこんなに素直な奴だったか?
「ずっと寝てたから喉が渇いてるわよね。ちょっと待ってて」
「お、おう」
そう言って去ってからすぐに戻って来た。その手にはコップ。中には毒なんて入っているようにはとても見えない水。
「はいこれ」
「あ、ありがとう」
「ふふっ、どういたしまして」
なんだろう、この感じ。……不思議と恐怖のようなものを感じるぞ。
水を飲むけど味がしない。当たり前の事だけど、異様に味を感じない。
「どうしたの? さっきからなんか変よ?」
「いや、それって俺の台詞だからな?」
「え? どうしてよ」
「いやだって……ほら……」
喧嘩を売って来ないユニって……不気味だ。
「あっ、もしかしてそういう事かしら」
きょとんとした顔をした後に手を叩くユニ。その後見せるのは気まずそうな表情。
「えーと、そうよね。あたしたちって出会ってから争ってばかりだったものね」
「主にお前が突っかかって来てたけどな」
「うっ、ごめんなさい」
素直に頭を下げるユニ。……なんだ? こいつは一体誰なんだ? 偽物? いや、こんな奴がそう何人もいるわけはないか。
違和感。つまるところ。
「なんか気持ち悪いから謝るな」
「気持ち悪いって何よ! もう」
事実だから仕方がない。例えるなら美少女が気持ち悪い発言をしているかのような……いや、強面のマッチョが可愛過ぎる声をしているかのような違和感。
違和感というか……解釈不一致?
色んな世界があると思うけど、俺にはわからない世界線みたいな。上手く言葉に出来ないけどそんな感覚だ。
「言い訳でしかないけど、お姉様の一件で不安定だったのよ。だから今のあたしが本来のあたしよ。だから早く慣れて欲しいわね」
このお姉様はソラの事じゃない、グラの事だな。
大切な人の死。取り乱すのも仕方がない……のだろうな。俺にはわからないけど……いや今なら少しわかる気がする。
「ところであれからどうなったんだ? ソラとは話せたのか? そもそもあいつら無事か?」
「落ち着きなさい。ええ、二人とも無傷よ。そもそも戦闘にならなかったらしいわ」
「ならなかった?」
「突然敵影が消えたらしいわ」
「なんだそれ、不穏過ぎるだろ」
いきなり敵が消えるだなんて結構な恐怖体験だと思うが?
「結局見張りの見間違いによる誤報って事になったらしいわよ」
「見間違い……ねえ」
実際にそれを見たわけではないから何とも言えないけど、何かがあったのは確かだろうな。
例えば……そう。
天使の介入とか。
「まっ、無事だったならそれで良いか。本番は一ヶ月後だ」
一ヶ月に起こる[アベル]の侵攻。情報源は一応敵対関係にあるグラだけど、あの流れで嘘を付くとは思えないからな。信じても良いと思うんだ。
俺たちはそこで証明しないといけない。竜化鬼に対抗出来ると、この国にはちゃんと未来があるという事を。
「カユたちは何処にいる? 話がしたい」
「それならあたしが連れて来るわ。あんたが二人を心配してたように、二人だってあんたの事を心配してたのよ」
「えっ、二人共か?」
「ええ、当たり前でしょ?」
きょとんとした顔をして首を傾げるユニ。
「それじゃあ怪我人は大人しく待ってなさい」
「あ、ああ」
二人とも俺の事を心配してるのか。カユはまだわかるけど、ソラが? 完全に嫌われてると思ったけど……。
人の心というか、女心はよくわからないな。
少し待っていると、二人を連れてユニが戻って来た。
「身体の調子はどうだジョンス殿」
「特に問題なし」
「ユニちゃんから突然倒れたって聞きましたよ? 本当に大丈夫なんですか?」
そう問い掛けるソラの表情は完全に俺を心配している人のそれだ。
本当にユニの勘違いじゃなかったのか。
「なあ、ソラは俺に思う事があるんじゃないのか?」
「そう、ですね。少しはありますよ」
「それなら——」
「それとこれとでは話が別です。確かにあの時はジョンスさんの事を酷い人だと思いましたけど、それが貴方の全てではないって、そう思う事にしました」
「えっ酷い? ちょっとジョンスどういう事よ! ソラお姉様に何かしたわけ!?」
黙って俺たちの話を聞いていたと思えば、見慣れたテンションで食いつくユニ。
なるほど。ちゃんと本物だった。
「大した事じゃない。ただ俺の価値観を話しただけだぞ」
「……ちょっと待ちなさいよ。それでソラお姉様に酷い人認定されるって、あんたどんな価値観してるのよ」
目をぱちくりとさせた後、明らかに引いた眼差しを向けるユニ。
「俺らの縁は金の縁。カユが死んだら俺は[四方町]に帰るぞーって」
「……うわ、シンプルに最低ね」
それはそう。自覚してる。
「なーんで寝てたんだ俺」
確かオレンジ髪のエロエロ谷間お姉様と戦っていたはずなんだが……。
なんて、勝敗は正直微妙だけどグラの敵前逃亡って事で一応俺の勝ち寄りだよな。
それにしても……思ってなかったな、ロングコートを顕現させた状態で勝てないなんて。あいつから貰った刀がなかったら、今頃俺たちは死んでいただろうか。
……ちくしょう、俺の力は防御の力だ。今まで無敵の防御力だと思っていたけれどグラの力は、天使の力はそれを突破し得る力があった。
「攻撃は最大の防御か」
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黄金の鞘に包まれた刀。秘められた刃は紅蓮に染まっていた。
「戻ったのか」
グラと戦っている時この刀は確かに黒く染まっていた。原理はわからない。ただ一つ確かなのはこの刀が普通の刀ではないという事だ。
「あいつの事だから何かあるかもとは思ってたけど、まさか[宝具]だったなんてな」
俺にこの刀をくれた友人。いつも酔っ払っている駄目な大人の代表みたいな奴。驚かせるのが好きで、悪戯もしょっちゅうしていたな。
まさかこんな形で驚かせに来るとは……あいつ、やってんな。
ハンターをやっている以上、[宝具]の事は知っている。それ自体が特別な力を宿している武具の事だ。
素の能力がモンスター共よりも低い人間が強大なモンスターに対抗する力の一つであり、有名で実績のあるハンターは大抵何かしらの[宝具]を持っているもんだ。
俺の場合[宝具]は持っていなかったけど代わりに顕現武具があったからな。今まで使う機会はなかった。
それも人間が相手になるだろう学院では使うつもりなんてなかったけど、モンスター相手ではほぼ毎回使っていた。
絶対的な……いや、例外的な防御力を有している赤いロングコートを顕現させる力。その結果として[紅蓮の金色]という呼び名が生まれた。
もしかすると今後はそこに漆黒の二文字が加わるかもしれないな。
友の与えてくれた力によって。
「『酔い狂え【秘刻血界】』」
この刀に刻まれた力を解放するための詠唱。
魔術師が触媒を介して魔術を放つ時に、効力を増幅させるために詠唱するのと同じ感覚なのかもしれない。魔術使えないから実際のところは知らんけど。
そんな事を考えながらあの時と同じように刀の名を呼んでみたけれど……あれ?
「変化なし?」
どうして刀の色が変わらないんだ? あの時は確かに感じた何かこう封じられた力が解放された感覚もない。
「これは……まずいぞ」
立ち去る前にグラは言っていた。漆黒の刃となったこいつから放たれる赤い水なら竜化鬼に通用するって。だけどそれはつまりこの力以外は通じないって事だ。
一ヶ月後に起こる[アベル]の襲撃。その時には何十という竜化鬼が襲って来るはずだ。その戦力に対抗するにはこの刀の力が必要だ。
本来の力。解放状態の力。だけどそれが出来なくなっている状況。
……やばいよな。
「ジョンス! 目覚めたのね!」
暗い顔をして医務室に入って来たユニは俺と目が合うなり、まるで花開くかのように満面の笑みを浮かべた。
その表情に少しだけドキりとしながらも、それを表に出す事はなく片手をあげた。
「おはようユニ。悪いな心配かけて」
「ほんとにそうよ! いきなり倒れてピクリともしなかったのよ!? どれだけ心配したと思ってるのよ」
「……おう、悪い」
なんだ、妙だぞ。なんというかユニってこんなに素直な奴だったか?
「ずっと寝てたから喉が渇いてるわよね。ちょっと待ってて」
「お、おう」
そう言って去ってからすぐに戻って来た。その手にはコップ。中には毒なんて入っているようにはとても見えない水。
「はいこれ」
「あ、ありがとう」
「ふふっ、どういたしまして」
なんだろう、この感じ。……不思議と恐怖のようなものを感じるぞ。
水を飲むけど味がしない。当たり前の事だけど、異様に味を感じない。
「どうしたの? さっきからなんか変よ?」
「いや、それって俺の台詞だからな?」
「え? どうしてよ」
「いやだって……ほら……」
喧嘩を売って来ないユニって……不気味だ。
「あっ、もしかしてそういう事かしら」
きょとんとした顔をした後に手を叩くユニ。その後見せるのは気まずそうな表情。
「えーと、そうよね。あたしたちって出会ってから争ってばかりだったものね」
「主にお前が突っかかって来てたけどな」
「うっ、ごめんなさい」
素直に頭を下げるユニ。……なんだ? こいつは一体誰なんだ? 偽物? いや、こんな奴がそう何人もいるわけはないか。
違和感。つまるところ。
「なんか気持ち悪いから謝るな」
「気持ち悪いって何よ! もう」
事実だから仕方がない。例えるなら美少女が気持ち悪い発言をしているかのような……いや、強面のマッチョが可愛過ぎる声をしているかのような違和感。
違和感というか……解釈不一致?
色んな世界があると思うけど、俺にはわからない世界線みたいな。上手く言葉に出来ないけどそんな感覚だ。
「言い訳でしかないけど、お姉様の一件で不安定だったのよ。だから今のあたしが本来のあたしよ。だから早く慣れて欲しいわね」
このお姉様はソラの事じゃない、グラの事だな。
大切な人の死。取り乱すのも仕方がない……のだろうな。俺にはわからないけど……いや今なら少しわかる気がする。
「ところであれからどうなったんだ? ソラとは話せたのか? そもそもあいつら無事か?」
「落ち着きなさい。ええ、二人とも無傷よ。そもそも戦闘にならなかったらしいわ」
「ならなかった?」
「突然敵影が消えたらしいわ」
「なんだそれ、不穏過ぎるだろ」
いきなり敵が消えるだなんて結構な恐怖体験だと思うが?
「結局見張りの見間違いによる誤報って事になったらしいわよ」
「見間違い……ねえ」
実際にそれを見たわけではないから何とも言えないけど、何かがあったのは確かだろうな。
例えば……そう。
天使の介入とか。
「まっ、無事だったならそれで良いか。本番は一ヶ月後だ」
一ヶ月に起こる[アベル]の侵攻。情報源は一応敵対関係にあるグラだけど、あの流れで嘘を付くとは思えないからな。信じても良いと思うんだ。
俺たちはそこで証明しないといけない。竜化鬼に対抗出来ると、この国にはちゃんと未来があるという事を。
「カユたちは何処にいる? 話がしたい」
「それならあたしが連れて来るわ。あんたが二人を心配してたように、二人だってあんたの事を心配してたのよ」
「えっ、二人共か?」
「ええ、当たり前でしょ?」
きょとんとした顔をして首を傾げるユニ。
「それじゃあ怪我人は大人しく待ってなさい」
「あ、ああ」
二人とも俺の事を心配してるのか。カユはまだわかるけど、ソラが? 完全に嫌われてると思ったけど……。
人の心というか、女心はよくわからないな。
少し待っていると、二人を連れてユニが戻って来た。
「身体の調子はどうだジョンス殿」
「特に問題なし」
「ユニちゃんから突然倒れたって聞きましたよ? 本当に大丈夫なんですか?」
そう問い掛けるソラの表情は完全に俺を心配している人のそれだ。
本当にユニの勘違いじゃなかったのか。
「なあ、ソラは俺に思う事があるんじゃないのか?」
「そう、ですね。少しはありますよ」
「それなら——」
「それとこれとでは話が別です。確かにあの時はジョンスさんの事を酷い人だと思いましたけど、それが貴方の全てではないって、そう思う事にしました」
「えっ酷い? ちょっとジョンスどういう事よ! ソラお姉様に何かしたわけ!?」
黙って俺たちの話を聞いていたと思えば、見慣れたテンションで食いつくユニ。
なるほど。ちゃんと本物だった。
「大した事じゃない。ただ俺の価値観を話しただけだぞ」
「……ちょっと待ちなさいよ。それでソラお姉様に酷い人認定されるって、あんたどんな価値観してるのよ」
目をぱちくりとさせた後、明らかに引いた眼差しを向けるユニ。
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