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そうして、無事ミハエルとの甘やかな時間をもぎりとったサディンの行動力は、実に素早かった。
まず第一に、ミハエルにお安い御用といったその後、サディンはシスとサリエルにじゃあなと声をかけた。ミハエルはその声かけがあまりに急だったので、てっきりサディンがこの後用事でもあるのかと思っていたのだが、シスもサリエルも可哀想なものを見る目でミハエルを見たかと思うと、サディンが立ち上がってミハエルの両脇に手を突っ込んで、まるで猫を抱っこするかの如くに持ち上げたのである。
「うわぁ…っ!」
そうして転移で連れてこられたサディンの部屋。さながら親ライオンに咥えられている子獅子の気持ちを味わったかのような心地だ。
しかしそれも束の間で、ミハエルはサディンによって横抱きに抱え上げ直されると、ずかずかとご機嫌な様子で向かっている場所が寝室だと理解して絶句した。
「さ、サディン!ま、待ってください、この間えっ、えっちしたばっかじゃないですか!し、しばらくは平気ですからっ。」
「わかった、えっちをしなければ良いんだな。」
「え、あ、はい…」
ギシリと音を立ててベッドに腰掛ける。ミハエルを膝にのせたサディンが、フルフルと頭を振って大きな耳と尾を表すと、ミハエルのお目目がキラキラと輝く。大好きなサディンの可愛い本性でもあったそれは、ピコンとしっかりお耳がたち、大きく豊かな毛並みの尾は、ふさふさと嬉しそうに左右に揺れている。あまり表情の変わらないサディンの、可愛くて素直な部分。ミハエルは、サディンから触ってもいいぞとお許しが出るまで、ちょこんとお膝に座ったまま、良い子のミハエルで待っていた。
「触れてくれないのか。お前のものなのに?」
「ヘぁ…、さ、触ります…!」
サディンの大きな手のひらが、ミハエルの細い腰を支えるかのようにして組まれる。少しだけ頭を下げるようにしてお耳を差し出したサディンに、ミハエルは頬を染めながら優しくふわふわと触れてみる。上等な毛並みは、まるで高級な天鵞絨のようであった。
優しく触れるたびに、ピルピルと耳を揺らすのが可愛い。ついには我慢ができずに膝立ちになったミハエルが、サディンの頭を抱きかかえるかのようにして耳の間のわずかな隙間に顔を埋める。
「……。」
「ふは…可愛い…気持ちいです…」
すりすりと耳の肌触りを楽しんでは、根元を甘やかすかのように、その柔らかな唇を寄せて口付ける。ふんふんと鼻先を埋め、はむりと甘噛みをしてやれば、サディンの尻尾がブワリと膨らんだ。
これは、なかなかに生殺しだよなあ。サディンはミハエルがうっとりとしているのを良いことに、その柔らかな足の間に挟まれた己の下半身を黙って見つめる。見事に雄としての役目を果たすべく、元気に勃起していた。
「ミハエル、」
「大きなお耳、ピクピクしててとても可愛いです。」
「唇にはしてくれないのか。」
「んう、良いですよ…」
サディンのおねだりに、ミハエルが頬を染めながら耳の根元から顔を離す。小さな手のひらでサディンの頬を包み込んでやれば、可愛らしいリップ音を立ててその唇に一つ落とした。
「ん、もう一回。」
「っン…、ま、」
「まだだめ、ほら、大人なキスをくれ。」
「はい…っ、ひゃ…っ!」
ちゅ、ちゅ、と口づけを送りながら、嬉しそうにおねだりをするサディンに流されるようにしてゆっくりと腰を降ろしたまではよかった。
「ああ、まあこうなるよな。」
「ーーーーー、」
「あはは、顔真っ赤。」
ミハエルの小さな尻が腰を下ろしたその場所は、まさしくサディンが気にしていた勃起した性器の上である。柔らかな布を擦り上げるかのように、熱く硬いそれがミハエルの尻の割れ目をなぞるかのように、布ごしに押し付けられたせいで、まるで水面の魚かのごとく、口をはくはくと動かしているミハエルの薄く開いた唇の隙間から舌を侵入させると、サディンは己の唾液を介してミハエルに魔力を与えてやった。
「ふ、ぅン…っ…」
ぷちゅん、と音をたてて、サディンの熱い舌はミハエルの薄い舌と絡めるかのように唾液を飲ませる。小さな喉仏がコクリと上下すると、サディンは自分の着ていたシャツの隙間から、ミハエルの手を侵入させるかのようにして差し込ませた。えっちはしないといっておきながら、流されやすいミハエルをこうも翻弄する。結局サディンは抱く気満々だし、ミハエルはすっかり抱かれる気にさせられた。これがここ最近のやりくちであった。
「さ、サディン…」
「ン、ほら。お前はこうして。」
「え、あ…っ」
サディンの大きな手が腰を抑えるかのようにして体を密着させたかと思うと、自分の腹の上にミハエルを乗せる。まるでサディンを押し倒すかのようなシュチュエーションであった。
「は、恥ずかしいですって…あっ、」
「それって、つまり意識してるからってこと?」
「や…っち、ちが…っ…」
下半身が重なり合い、逃げようとするミハエルの腰を抑える形で、体を密着させる。ぺしょりと唇をなめれば、ヤダヤダと恥ずかしがっているくせに、薄い舌で反応を返す。本能的な部分でこうも求めてきてくれるのになあと、サディンは喉奥でくつりと笑う。
「気持ち良くして、ミハエル。だめ?」
「そ、んな…ず、ずるいぃ…」
「わはは、」
大きなお耳をヘニョりとさげて、おねだりをする。こうすると、ミハエルはだめだとは言わない。どうやらこんな大男を捕まえて、可愛いとか思っているそうなので、どうせなら有効活用させてもらおうと思った次第だ。ここ最近のサディンのおねだりはもっぱらこれである。
「ミハエルの好きにして。俺のこと、好きに気持ち良くして。」
とろりとした甘やかすような声で、こう言ってやる。そうすると、ミハエルは頬を染めながら子を孕んだ素直な体で、なけなしの雄の矜持を出そうとしてくるのだ。サディンは、それが可愛くて仕方がない。
「ぅ…、ン…っ…」
「はぁ、…」
顔を真っ赤にして、今にも泣きそうなミハエルが、よじりとサディンに近づいたかと思えば、そのツンと尖った可愛らしい鼻先をそっと肩口に埋めさせ、はむはむと甘噛みをする。最初は何をしているのか分からなかったこれが、ミハエルなりのキスマークの証なのだと理解した時は、可愛すぎて悲鳴をあげるかと思った。寝たふりをしていた時に、ちぅちぅと吸い付かれ、なんで、つかないです…うぅ…なんて言われたので、サディンはものすごく理性を総動員して、襲い掛かるのを堪えたのだ。
「ふ、ン、ンぅ…っ、ちゅ、ふ…っ…」
「くすぐったいな…」
「気、持ちくない…れふか…?」
「気持ちいけど…、こっちがいたいから、甘やかしてほしい。」
「ひゃぅ…っ…」
くん、と腰を浮かせて、ミハエルの尻に勃起したそれを擦り付ける。背筋を甘く痺れさせ、じんわりとミハエルの瞳が熱に濡れる。期待に小さく身を震わせながら、小ぶりな尻がそっとそこに答えるかのように、フニフニと当てられた。
「…それ、触って良いよって合図?」
「さ…サディ、ん…」
「ん、なあに…。」
柔らかなミハエルの尻肉に先端を押し付けながら、おねだりをするようにちろりと見上げるミハエルの言葉を促すように、ちゅ、と頬に口付ける。
「ち、」
「ち?」
欲で赤らんだ美味しそな唇が、小さく震える。
「ちん、ちん…な、舐めても…よ、よろしい、ですか…」
「ちん、ちん…。」
サディンの思考がぴたりと止まる。ミハエルから飛び出した、初めての下世話な単語、いいや、何も下世話ではない。ただサディンはちんこ及ぶので、そんなちんちんだなんて小さい子が言うような言い回しなんて久方ぶりに聞いたくらいではあったのだが、ともかくまさか己の愛しき大切が、恥じらいながらそんなことを言うのだ。サディンのサディンはぐつりと煮えたって、さらに血流が巡る。ミハエルの尻の下で膨らませて仕舞えば、ギョッとした顔で下肢を振り返り、そうして赤いんだか青いんだかわからぬ顔色で、ゆっくりとサディンを見る。
まるで、なんでまだ膨らむんですかと言わんばかりの戸惑いの目で。
「いや、こうなるだろ。お前、一体どこでそんなこと覚えてきた。」
「サディン、僕はこういった閨事の経験値は、あなたしかないのですよ…、お嫌でしたら…あ、諦めますけど…」
恥ずかしかったけど、頑張っていったのに。そんな声が聞こえてくるように、ミハエルは泣きそうな顔をする。可愛い。
「断るわけないだろ、むしろお願いします。え、本当に?」
「え、と、して良い、の?」
「してください。え、まじでか…待って、鼻血出たらすまん。」
「出されたら困るので…、今度に」
「出さねえし、お預けは嫌だから今やって。」
目がマジだ。ミハエルは今更ながら、言ったことを後悔しそうだった。だって、サディンの性器を気持ち良くしたいが、経験値がなさすぎてうまくいくかわからない。だけど、こんなにも期待してくれてるのなら、恥ずかしいけれど、頑張ってあげたい。ミハエルはモニョりと口を動かすと、小さな声で頑張りますから、期待しないで。と、呟いた。
サディンはこちらも控えめに頷きながらも、酷く真剣な顔をしながらもミハエルの新たな痴態に心躍らせているのか、大きくふさふさのしっぽがブォンブォンと嬉しそうに振り回されていた。
まず第一に、ミハエルにお安い御用といったその後、サディンはシスとサリエルにじゃあなと声をかけた。ミハエルはその声かけがあまりに急だったので、てっきりサディンがこの後用事でもあるのかと思っていたのだが、シスもサリエルも可哀想なものを見る目でミハエルを見たかと思うと、サディンが立ち上がってミハエルの両脇に手を突っ込んで、まるで猫を抱っこするかの如くに持ち上げたのである。
「うわぁ…っ!」
そうして転移で連れてこられたサディンの部屋。さながら親ライオンに咥えられている子獅子の気持ちを味わったかのような心地だ。
しかしそれも束の間で、ミハエルはサディンによって横抱きに抱え上げ直されると、ずかずかとご機嫌な様子で向かっている場所が寝室だと理解して絶句した。
「さ、サディン!ま、待ってください、この間えっ、えっちしたばっかじゃないですか!し、しばらくは平気ですからっ。」
「わかった、えっちをしなければ良いんだな。」
「え、あ、はい…」
ギシリと音を立ててベッドに腰掛ける。ミハエルを膝にのせたサディンが、フルフルと頭を振って大きな耳と尾を表すと、ミハエルのお目目がキラキラと輝く。大好きなサディンの可愛い本性でもあったそれは、ピコンとしっかりお耳がたち、大きく豊かな毛並みの尾は、ふさふさと嬉しそうに左右に揺れている。あまり表情の変わらないサディンの、可愛くて素直な部分。ミハエルは、サディンから触ってもいいぞとお許しが出るまで、ちょこんとお膝に座ったまま、良い子のミハエルで待っていた。
「触れてくれないのか。お前のものなのに?」
「ヘぁ…、さ、触ります…!」
サディンの大きな手のひらが、ミハエルの細い腰を支えるかのようにして組まれる。少しだけ頭を下げるようにしてお耳を差し出したサディンに、ミハエルは頬を染めながら優しくふわふわと触れてみる。上等な毛並みは、まるで高級な天鵞絨のようであった。
優しく触れるたびに、ピルピルと耳を揺らすのが可愛い。ついには我慢ができずに膝立ちになったミハエルが、サディンの頭を抱きかかえるかのようにして耳の間のわずかな隙間に顔を埋める。
「……。」
「ふは…可愛い…気持ちいです…」
すりすりと耳の肌触りを楽しんでは、根元を甘やかすかのように、その柔らかな唇を寄せて口付ける。ふんふんと鼻先を埋め、はむりと甘噛みをしてやれば、サディンの尻尾がブワリと膨らんだ。
これは、なかなかに生殺しだよなあ。サディンはミハエルがうっとりとしているのを良いことに、その柔らかな足の間に挟まれた己の下半身を黙って見つめる。見事に雄としての役目を果たすべく、元気に勃起していた。
「ミハエル、」
「大きなお耳、ピクピクしててとても可愛いです。」
「唇にはしてくれないのか。」
「んう、良いですよ…」
サディンのおねだりに、ミハエルが頬を染めながら耳の根元から顔を離す。小さな手のひらでサディンの頬を包み込んでやれば、可愛らしいリップ音を立ててその唇に一つ落とした。
「ん、もう一回。」
「っン…、ま、」
「まだだめ、ほら、大人なキスをくれ。」
「はい…っ、ひゃ…っ!」
ちゅ、ちゅ、と口づけを送りながら、嬉しそうにおねだりをするサディンに流されるようにしてゆっくりと腰を降ろしたまではよかった。
「ああ、まあこうなるよな。」
「ーーーーー、」
「あはは、顔真っ赤。」
ミハエルの小さな尻が腰を下ろしたその場所は、まさしくサディンが気にしていた勃起した性器の上である。柔らかな布を擦り上げるかのように、熱く硬いそれがミハエルの尻の割れ目をなぞるかのように、布ごしに押し付けられたせいで、まるで水面の魚かのごとく、口をはくはくと動かしているミハエルの薄く開いた唇の隙間から舌を侵入させると、サディンは己の唾液を介してミハエルに魔力を与えてやった。
「ふ、ぅン…っ…」
ぷちゅん、と音をたてて、サディンの熱い舌はミハエルの薄い舌と絡めるかのように唾液を飲ませる。小さな喉仏がコクリと上下すると、サディンは自分の着ていたシャツの隙間から、ミハエルの手を侵入させるかのようにして差し込ませた。えっちはしないといっておきながら、流されやすいミハエルをこうも翻弄する。結局サディンは抱く気満々だし、ミハエルはすっかり抱かれる気にさせられた。これがここ最近のやりくちであった。
「さ、サディン…」
「ン、ほら。お前はこうして。」
「え、あ…っ」
サディンの大きな手が腰を抑えるかのようにして体を密着させたかと思うと、自分の腹の上にミハエルを乗せる。まるでサディンを押し倒すかのようなシュチュエーションであった。
「は、恥ずかしいですって…あっ、」
「それって、つまり意識してるからってこと?」
「や…っち、ちが…っ…」
下半身が重なり合い、逃げようとするミハエルの腰を抑える形で、体を密着させる。ぺしょりと唇をなめれば、ヤダヤダと恥ずかしがっているくせに、薄い舌で反応を返す。本能的な部分でこうも求めてきてくれるのになあと、サディンは喉奥でくつりと笑う。
「気持ち良くして、ミハエル。だめ?」
「そ、んな…ず、ずるいぃ…」
「わはは、」
大きなお耳をヘニョりとさげて、おねだりをする。こうすると、ミハエルはだめだとは言わない。どうやらこんな大男を捕まえて、可愛いとか思っているそうなので、どうせなら有効活用させてもらおうと思った次第だ。ここ最近のサディンのおねだりはもっぱらこれである。
「ミハエルの好きにして。俺のこと、好きに気持ち良くして。」
とろりとした甘やかすような声で、こう言ってやる。そうすると、ミハエルは頬を染めながら子を孕んだ素直な体で、なけなしの雄の矜持を出そうとしてくるのだ。サディンは、それが可愛くて仕方がない。
「ぅ…、ン…っ…」
「はぁ、…」
顔を真っ赤にして、今にも泣きそうなミハエルが、よじりとサディンに近づいたかと思えば、そのツンと尖った可愛らしい鼻先をそっと肩口に埋めさせ、はむはむと甘噛みをする。最初は何をしているのか分からなかったこれが、ミハエルなりのキスマークの証なのだと理解した時は、可愛すぎて悲鳴をあげるかと思った。寝たふりをしていた時に、ちぅちぅと吸い付かれ、なんで、つかないです…うぅ…なんて言われたので、サディンはものすごく理性を総動員して、襲い掛かるのを堪えたのだ。
「ふ、ン、ンぅ…っ、ちゅ、ふ…っ…」
「くすぐったいな…」
「気、持ちくない…れふか…?」
「気持ちいけど…、こっちがいたいから、甘やかしてほしい。」
「ひゃぅ…っ…」
くん、と腰を浮かせて、ミハエルの尻に勃起したそれを擦り付ける。背筋を甘く痺れさせ、じんわりとミハエルの瞳が熱に濡れる。期待に小さく身を震わせながら、小ぶりな尻がそっとそこに答えるかのように、フニフニと当てられた。
「…それ、触って良いよって合図?」
「さ…サディ、ん…」
「ん、なあに…。」
柔らかなミハエルの尻肉に先端を押し付けながら、おねだりをするようにちろりと見上げるミハエルの言葉を促すように、ちゅ、と頬に口付ける。
「ち、」
「ち?」
欲で赤らんだ美味しそな唇が、小さく震える。
「ちん、ちん…な、舐めても…よ、よろしい、ですか…」
「ちん、ちん…。」
サディンの思考がぴたりと止まる。ミハエルから飛び出した、初めての下世話な単語、いいや、何も下世話ではない。ただサディンはちんこ及ぶので、そんなちんちんだなんて小さい子が言うような言い回しなんて久方ぶりに聞いたくらいではあったのだが、ともかくまさか己の愛しき大切が、恥じらいながらそんなことを言うのだ。サディンのサディンはぐつりと煮えたって、さらに血流が巡る。ミハエルの尻の下で膨らませて仕舞えば、ギョッとした顔で下肢を振り返り、そうして赤いんだか青いんだかわからぬ顔色で、ゆっくりとサディンを見る。
まるで、なんでまだ膨らむんですかと言わんばかりの戸惑いの目で。
「いや、こうなるだろ。お前、一体どこでそんなこと覚えてきた。」
「サディン、僕はこういった閨事の経験値は、あなたしかないのですよ…、お嫌でしたら…あ、諦めますけど…」
恥ずかしかったけど、頑張っていったのに。そんな声が聞こえてくるように、ミハエルは泣きそうな顔をする。可愛い。
「断るわけないだろ、むしろお願いします。え、本当に?」
「え、と、して良い、の?」
「してください。え、まじでか…待って、鼻血出たらすまん。」
「出されたら困るので…、今度に」
「出さねえし、お預けは嫌だから今やって。」
目がマジだ。ミハエルは今更ながら、言ったことを後悔しそうだった。だって、サディンの性器を気持ち良くしたいが、経験値がなさすぎてうまくいくかわからない。だけど、こんなにも期待してくれてるのなら、恥ずかしいけれど、頑張ってあげたい。ミハエルはモニョりと口を動かすと、小さな声で頑張りますから、期待しないで。と、呟いた。
サディンはこちらも控えめに頷きながらも、酷く真剣な顔をしながらもミハエルの新たな痴態に心躍らせているのか、大きくふさふさのしっぽがブォンブォンと嬉しそうに振り回されていた。
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