13 / 94
ヤンキー、お山の総大将に拾われる~理不尽が俺に婚姻届押し付けてきた件について~
大天狗だって甘えたい 3*
しおりを挟む
「んぁ、…っ、も、いたずらすんなって…、」
「お前に主導権は渡したのだ。これくらいは許せ。」
「あ、ぁ…っ…これ、っ…じゅにゅ、う…じゃん…っ…!」
控えめな甘い声が奥座敷に静かに溶ける。天嘉の濡れた吐息混じりのその声は、他でもない蘇芳によってもたらされたものであった。その二粒の胸の頂を口に含まれながら、先ほどから蘇芳の性器を尻に挟んで、先走りでその蕾を濡らしていた。
ちぅ、と蘇芳が吸い付くたびに、天嘉の胸からは甘ったるい妖力がじんわりと舌を濡らす。尻の軟肉を両手で包むように揉みながら、蘇芳は天嘉の尻の間に何度も性器を擦り付ける。なかなかに楽しい。やめろという割には蘇芳の頭を抱き込んでくるのだ。
産後から褥を共にする回数はぐんと減ってしまった。琥珀は可愛い。まだ幼い我が子に嫁を取られるのは致し方ないと納得はしている。しかし、しかしだ。同じ雌とはいえ、幸はだめだ。そこは蘇芳を優先してもらいたい。
蘇芳はさまざまなものが溜まっていた。腹の中に燻った思いは、こうして天嘉を攻めることによって溜飲を下げる。我ながら中々に難儀な性分であることは早々に自覚済みであった。
「っぁ、も…や、さしく…して、っ…」
「授乳をしてから柔らかくなったんじゃないか。」
「っぅあ、や、バカ、言って…んんっ、」
唇で挟まれ、その先端を甘く食まれる。そんなふうにしないでほしい。先ほどからはだけた着物の隙間から、先走りが太ももを伝ってくるのだ。このまま胸だけでイかされてしまうのは、なんだか格好が悪くて嫌だった。
「艶かしいな、そろそろお前からねだってほしいものなんだが。」
「ん、とに…親父くせ…ぁっ」
「今更何をいう、そんなことを言うなら、お前は俺にとっての幼妻ということになるぞ。」
「や、ぅあ…、お、おまわりさぁん…っ」
蘇芳の楽しげな声が胸元から響いてくる。天嘉が抱き込んだせいで、先ほどから右も左も胸が気持ちよくてダメだった。頭の悪いやりとりをしている自覚はあるのに、天嘉はなすがまま、その敏感な胸に這わされる蘇芳のざらつく舌に腰を震わせながら精を漏らす。
蘇芳の腹筋に、天嘉の白濁がぽたぽたと落ちたかと思えば、ついには観念したらしい。その柔らかく濡れた尻をぺたりと蘇芳の下肢に押しつけてしまった。
「なんだ、もう降参か。」
「ふぁ…も、すげ…気持ちくて、バカになりそ…」
「お前、そんなにいやらしくて今までよく無事だったなあ…。」
「お陰様でな…」
蕩けた顔でむくれる。可愛い。蘇芳は思わず納得するように頷くと、天嘉は呆れたように見つめ返された。解せぬ。
性器は未だ尻に挟んだままである。濡れて赤らんだ顔を晒す天嘉のこめかみに唇を落とすと、蘇芳の掌がそっと天嘉の股座に差し込まれる。ふにりとしてなめらかな小さな袋を手のひらで包めば、ふるりと震えて上がった顎を舐め上げるようにして首筋に舌を這わせた。
「だきたい。入れさせてくれるか。」
「ん、…気持ちくして…」
「は…、ああ、興奮してきた。」
「ひゃ、ちょっとまっ、」
熱い吐息を漏らした蘇芳が、がしりと天嘉の背中に手を回す。あっという間に押し倒され、天井を覆い隠すように、蘇芳が大きな体で見下ろしてきた。獰猛な目は真っ直ぐに天嘉を射抜く。硬く勃起した性器を薄い腹に押しつけると、横断していた帯を押し上げるほどの存在感を見せつけた。
「こ、んな…デカかったっけ…?」
「さぷらいずーというやつだ。」
「いや伸ばさないし、発音へんだし、この状況でそれは…っ」
「お前はよく喋るなあ。喘ぐだけにしておきなさい。」
お前が変なこというからじゃん!そう言いたかったのに、蘇芳の両手でがしりと腰を掴まれ、足を開かれるようにして蘇芳の前に晒されてしまった己の蕾に、天嘉は声のない悲鳴をあげてしまった。
「俺は、お前に自らねだってほしい。」
「や、それやだ…、そこ、あんまみんなよ…っ…」
蘇芳の唇が、天嘉の一番弱い部分に触れた。ふくりと膨らみ、縦に割れてしまった秘密の場所を、蘇芳の赤い舌がそっとなぞる。ひくんと収縮してしまう。見せつけるようにそんなことをされてしまったら、天嘉のそこは簡単に開いてしまう。
「ぁ、す、すお…、」
「ここを、どうしてほしいか言ってみろ。」
「ゃだ…な、なんでぇ…っ…」
「甘やかして、くれるのだろう?おねだりは聞いてくれんのか。」
そこに口付けられて、しびびと全身に甘やかなざわめきが走る。天嘉はそのさきの気持ちいいを知っていた。だからこそ、こうやって焦らされたくはない。気がつけば貪欲になってしまった天嘉はそこに指を這わし、自身の中指の先端をゆっくりと含ませた。
「天嘉、お前、」
「こ、れじゃ…だめ、か…っ、なぁ、だめ…?」
蘇芳の目の前で、嫁が恥じらいながら指を抜き差しする。下手くそな自慰だ。だけど、これがお誘いなのだとしたら、間違いなく蘇芳には効果的面であった。
「最高だ。」
「ぁ、ゆ、ゆび、ご、とぉ…っ…!」
天嘉の指を巻き込むかのようにして、蘇芳の分厚い舌が差し込まれる。ぐぷ、というはしたない音を立てながら差し込まれたそれに、全身の性感が刺激されてしまった。自身の性器が肘に当たる。それほどまでに体を折り曲げられ、奥深くまでに差し込まれた舌と指。
気がつけば天嘉はまるで駄々をこねるかのような甘ったるい声しか挙げられなくなっていた。気持ちいい、ああ、どうしよう。
「き、もちぃ…っぁ、あっあっ…」
泡だった唾液の弾ける音と、天嘉の指がにゅくにゅくと前立腺を押す恥ずかしい動きに、蘇芳は満足そうに腰を引き寄せ、その舌の挿入を深くした。
「お前に主導権は渡したのだ。これくらいは許せ。」
「あ、ぁ…っ…これ、っ…じゅにゅ、う…じゃん…っ…!」
控えめな甘い声が奥座敷に静かに溶ける。天嘉の濡れた吐息混じりのその声は、他でもない蘇芳によってもたらされたものであった。その二粒の胸の頂を口に含まれながら、先ほどから蘇芳の性器を尻に挟んで、先走りでその蕾を濡らしていた。
ちぅ、と蘇芳が吸い付くたびに、天嘉の胸からは甘ったるい妖力がじんわりと舌を濡らす。尻の軟肉を両手で包むように揉みながら、蘇芳は天嘉の尻の間に何度も性器を擦り付ける。なかなかに楽しい。やめろという割には蘇芳の頭を抱き込んでくるのだ。
産後から褥を共にする回数はぐんと減ってしまった。琥珀は可愛い。まだ幼い我が子に嫁を取られるのは致し方ないと納得はしている。しかし、しかしだ。同じ雌とはいえ、幸はだめだ。そこは蘇芳を優先してもらいたい。
蘇芳はさまざまなものが溜まっていた。腹の中に燻った思いは、こうして天嘉を攻めることによって溜飲を下げる。我ながら中々に難儀な性分であることは早々に自覚済みであった。
「っぁ、も…や、さしく…して、っ…」
「授乳をしてから柔らかくなったんじゃないか。」
「っぅあ、や、バカ、言って…んんっ、」
唇で挟まれ、その先端を甘く食まれる。そんなふうにしないでほしい。先ほどからはだけた着物の隙間から、先走りが太ももを伝ってくるのだ。このまま胸だけでイかされてしまうのは、なんだか格好が悪くて嫌だった。
「艶かしいな、そろそろお前からねだってほしいものなんだが。」
「ん、とに…親父くせ…ぁっ」
「今更何をいう、そんなことを言うなら、お前は俺にとっての幼妻ということになるぞ。」
「や、ぅあ…、お、おまわりさぁん…っ」
蘇芳の楽しげな声が胸元から響いてくる。天嘉が抱き込んだせいで、先ほどから右も左も胸が気持ちよくてダメだった。頭の悪いやりとりをしている自覚はあるのに、天嘉はなすがまま、その敏感な胸に這わされる蘇芳のざらつく舌に腰を震わせながら精を漏らす。
蘇芳の腹筋に、天嘉の白濁がぽたぽたと落ちたかと思えば、ついには観念したらしい。その柔らかく濡れた尻をぺたりと蘇芳の下肢に押しつけてしまった。
「なんだ、もう降参か。」
「ふぁ…も、すげ…気持ちくて、バカになりそ…」
「お前、そんなにいやらしくて今までよく無事だったなあ…。」
「お陰様でな…」
蕩けた顔でむくれる。可愛い。蘇芳は思わず納得するように頷くと、天嘉は呆れたように見つめ返された。解せぬ。
性器は未だ尻に挟んだままである。濡れて赤らんだ顔を晒す天嘉のこめかみに唇を落とすと、蘇芳の掌がそっと天嘉の股座に差し込まれる。ふにりとしてなめらかな小さな袋を手のひらで包めば、ふるりと震えて上がった顎を舐め上げるようにして首筋に舌を這わせた。
「だきたい。入れさせてくれるか。」
「ん、…気持ちくして…」
「は…、ああ、興奮してきた。」
「ひゃ、ちょっとまっ、」
熱い吐息を漏らした蘇芳が、がしりと天嘉の背中に手を回す。あっという間に押し倒され、天井を覆い隠すように、蘇芳が大きな体で見下ろしてきた。獰猛な目は真っ直ぐに天嘉を射抜く。硬く勃起した性器を薄い腹に押しつけると、横断していた帯を押し上げるほどの存在感を見せつけた。
「こ、んな…デカかったっけ…?」
「さぷらいずーというやつだ。」
「いや伸ばさないし、発音へんだし、この状況でそれは…っ」
「お前はよく喋るなあ。喘ぐだけにしておきなさい。」
お前が変なこというからじゃん!そう言いたかったのに、蘇芳の両手でがしりと腰を掴まれ、足を開かれるようにして蘇芳の前に晒されてしまった己の蕾に、天嘉は声のない悲鳴をあげてしまった。
「俺は、お前に自らねだってほしい。」
「や、それやだ…、そこ、あんまみんなよ…っ…」
蘇芳の唇が、天嘉の一番弱い部分に触れた。ふくりと膨らみ、縦に割れてしまった秘密の場所を、蘇芳の赤い舌がそっとなぞる。ひくんと収縮してしまう。見せつけるようにそんなことをされてしまったら、天嘉のそこは簡単に開いてしまう。
「ぁ、す、すお…、」
「ここを、どうしてほしいか言ってみろ。」
「ゃだ…な、なんでぇ…っ…」
「甘やかして、くれるのだろう?おねだりは聞いてくれんのか。」
そこに口付けられて、しびびと全身に甘やかなざわめきが走る。天嘉はそのさきの気持ちいいを知っていた。だからこそ、こうやって焦らされたくはない。気がつけば貪欲になってしまった天嘉はそこに指を這わし、自身の中指の先端をゆっくりと含ませた。
「天嘉、お前、」
「こ、れじゃ…だめ、か…っ、なぁ、だめ…?」
蘇芳の目の前で、嫁が恥じらいながら指を抜き差しする。下手くそな自慰だ。だけど、これがお誘いなのだとしたら、間違いなく蘇芳には効果的面であった。
「最高だ。」
「ぁ、ゆ、ゆび、ご、とぉ…っ…!」
天嘉の指を巻き込むかのようにして、蘇芳の分厚い舌が差し込まれる。ぐぷ、というはしたない音を立てながら差し込まれたそれに、全身の性感が刺激されてしまった。自身の性器が肘に当たる。それほどまでに体を折り曲げられ、奥深くまでに差し込まれた舌と指。
気がつけば天嘉はまるで駄々をこねるかのような甘ったるい声しか挙げられなくなっていた。気持ちいい、ああ、どうしよう。
「き、もちぃ…っぁ、あっあっ…」
泡だった唾液の弾ける音と、天嘉の指がにゅくにゅくと前立腺を押す恥ずかしい動きに、蘇芳は満足そうに腰を引き寄せ、その舌の挿入を深くした。
45
あなたにおすすめの小説
月弥総合病院
僕君☾☾
キャラ文芸
月弥総合病院。極度の病院嫌いや完治が難しい疾患、診察、検査などの医療行為を拒否したり中々治療が進められない子を治療していく。
また、ここは凄腕の医師達が集まる病院。特にその中の計5人が圧倒的に遥か上回る実力を持ち、「白鳥」と呼ばれている。
(小児科のストーリー)医療に全然詳しく無いのでそれっぽく書いてます...!!
ふたなり治験棟
ほたる
BL
ふたなりとして生を受けた柊は、16歳の年に国の義務により、ふたなり治験棟に入所する事になる。
男として育ってきた為、子供を孕み産むふたなりに成り下がりたくないと抗うが…?!
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる