僕物語 覚醒編

如月 怜

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第3章 グリーンウッド編

第15話(宝玉)

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ウォルターと剣を交えた僕はウォルターに切られた。
その時、
宝玉の色が変わり始めたのだ。
それと同時に僕は意識を失った。
だが僕の身体は能力を発動し続けた。

ハツカが僕を抱きしめた瞬間、
僕の身体は動きを止めた。


----------



「ううぅぅん、
 、、ここは?」

僕が目を覚ました時には闇ギルドのメンバーは全員倒れていた。


「何が、、」

バサッ

ハツカ
「怜!
 怜!!!怜!!!怜!!!」


「ハツカ、、
 どうしたの??」

ハツカ
「よかった、、
 無事でよかった!!」

カムイ
「何も覚えていないのか?」


「覚えて??
 僕はウォルターと戦ってて、
 水の剣を出して、
 僕は切られて、」

ミライ
「その後のことは?」


「そうだ!
 闇の奥深くに落ちたんだけど、
 宝玉の色が変わったんだ、
 濃い紫だった、
 、、、そうか!!」

カムイ:ハツカ
「!!!!」

ミライ
「気づかれたようですね。
 それが宝玉の力です。」


「そういえばミライ、
 さっき何か言いかけて、」

ミライ
「宝玉、
 それは色々な力を持っています。
 ある種は負の力を、
 ある種は聖の力を、
 ある種は気の力を、
 それは色によって分かれているんです。
 怜さんが手に取ったのは
 赤紫と言っていましたね?」


「確かにそうだけど、」

ミライ
「赤紫は想の力を持つ色なのです。
 想の力、
 すなわち想いの強さを表します。
 あの時鏡の世界で怜さんは
 ある想いを抱きましたね?」

ミライは僕の耳元に来て囁いた。

ミライ
(大切な人の思い出ですね、)


「確かにその通りだけど、」

ミライ
「私の知ることは全て話しましょう。

 新異覚醒能力者は通常
 下位Lv.3程度の力しか
 出すことができません。
 怜さんも経験があるのでは
 ないですか?」

心当たりはいくつかあった。


「確かに、
 始めてカムイと戦った時の炎は小さくて
 瞬間移動も一度見た場所だけだった、」

ミライ
「そうなのです。
 しかし決して力が
 ないわけではないのです。

 あるモノを手にした時、
 新異覚醒能力者は本当の
 意味で覚醒するのです。」

ハツカ
「それが宝玉、」

ミライ
「そうです。
 その宝玉の名称、

 《虹色(コウショク)の宝玉》

 その名の通り様々な色を放つ宝石で、
 明るい色をしている時は光の力を、
 暗い色をしている時は闇の力を
 使うことができるのです。

 光の力と闇の力について
 一つ例えをあげましょう、
 既にお使いになられている炎。

 光の力を手に入れた時に使うと
 その炎で傷を癒したり
 他の方のアシストをしたりできます。

 その反対に闇の力を手にした時、
 その炎は凶器と化し誰かを傷つけたり
 死に追いやることができます。

 怜さん、
 先ほど貴方の宝玉は何色でしたか?」


「!!!
 濃い紫でとても暗い色だった、、」

カムイ
「だからウォルターに上がった炎で
   水属性の奴を倒せたのか、」

ハツカ
「、、、?
 ちょっと待ってよ、
 じゃぁ光の力を手にしている時の
 怜の能力は敵には効かないの?」

ミライ
「そこが難しい所なのです。
 自分の意思によって変わるのです。

 怜さんが自身の味方だと判断した場合、
 その方には攻撃は効きません。

 反対に怜さんが敵だと判断した場合、
 その方には怜さんの能力全てが
 攻撃タイプに変化します。

 試しに目の前にある木を
 先ほどの敵と思い
 火をつけてみてください。」

僕はミライに言われた通り、
炎を出し目の前の木を燃やした。

カムイ
「確かに燃えていくが、
 それがどうしたんだ??」

するとミライは衝撃な言葉を口にした。

ミライ
「次は私に今と同じ様に
 同じ力で火をつけてください。」

僕たちは驚いた。

ハツカ
「何言ってるの!?」


「今の見たよね!?
 そんなことできるはずがないじゃん!!」

だがミライは曲がらなかった。

ミライ
「私を信じてください。」

そこまで言うならと思い、
僕は同じ力でミライに火を放った。。



---続く---



!次回!

新異覚醒能力の正体を語るミライ。
僕の炎はミライには通じなかった。
だが僕たちが驚いていたのはミライの知識の方だった。

なぜミライは新異覚醒能力に詳しいの?


-次回-

僕物語 覚醒編

第16話

(ミライの力)
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