僕物語 覚醒編

如月 怜

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第3章 グリーンウッド編

第16話(ミライの力)

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宝玉の正体を知った僕は目の前の木に火をつけた。
その木はみるみるうちに燃え尽きた。
その時、
ミライは衝撃の言葉を放った。

ミライ
「次は私に今と同じ様に
 同じ力で火をつけてみてください。」

その硬い意志に従い、
僕はミライに火を放った。


----------


するとその火は数秒で消えてしまった。
そしてミライは言った。

ミライ
「この通りです。
 燃え尽きることは愚か、
 火傷一つ負うことはありません。

 これが私の知る限りの
 新異覚醒能力者の力です。」

疑問に思ったハツカはミライに聞いた。

ハツカ
「ミライって誰なの?
 何でそんなこと知ってるの?」

この場が凍りついた。
だがミライは正直に答えた。

ミライ
「ごめんなさい、
 秘密にしておくつもりでしたが
 私の能力本当は下位Lv.3
 じゃないんです、」


「もしかして、、、」

ミライ
「はい、
 おそらくみなさんのご想像の通りです。」

ハツカ
「、、、新異覚醒能力者、」

カムイ
「鏡映能力、
 Miller Ability、
 、、、、!!!
 そうか!!
 鏡映能力者ミライ!!」


「カムイ、
 知ってるの?」

カムイは焦りながらも言った。

カムイ
「知ってるも何も有名って
 レベルじゃない!
 新異覚醒能力者で最年少覚醒者!
 施設やギルドの職員は
 みんな知ってる!」

僕たちの想像をはるかに超えていた。
ミライは新異覚醒能力者だったのだ。

ミライ
「騙していたかったわけではないんです、
 知られるのが怖かったのです、
 新異覚醒能力者は闇に
 堕ちてしまうことも、
 また1人になってしまうのでは、
 それが怖かったのです。」

ハツカ
「ごめん、
 悪気はなかったんだよ、
 でも心配はないと思うよ?」

カムイ
「そうだな、
 既に1番面倒な奴を抱えてるんだ笑」


「面倒って僕のこと!?

 、、、、。
 でもまぁ2人の言う通りだよ、
 ミライは僕たちの仲間なんだ!
 もし闇に堕ちそうになっても
 そこには僕たちがいるだろ?
 絶対に見捨てはしないよ!

 その証拠にさっき火をつけた時
 何も起きなかっただろ?
 、、、、あぁぁあぁ!!!」

カムイ
「突然なんだよ!!!」


「ミライ!!!
 火つけてごめん!!!
 ホントごめん!!」

するとミライの目から小さな涙が流れた。

ハツカ
「あぁー!
 怜泣かせた!!」


「いや!!
 そんなつもりじゃ、、、」

ミライは泣きながら言った。

ミライ
「本当に私は一緒に
 いてもいいのですか?」

ハツカとカムイは頭を縦に振った。
僕は答えた。


「当たり前だろ?
 僕だって新異覚醒能力者だし
 闇に堕ちるかもしれない。
 でもミライもハツカもカムイもいる。
 僕にはみんながついてる。
 もちろんミライにも僕たちがいる。
 だからこれからもずっと一緒だ!」

ミライは泣きながらも笑顔で答えた。

ミライ
「うん!」

ハツカ
「ところでこの人たちどうする?」


「ミライ、
 また頼んでもいい?」

ミライ
「はい!
 任せてください!
 私の拘束魔法の出番ですね!」

ハツカ
「拘束魔法?」

ミライ
「前回は言ってませんでしたね、
 私の鏡の能力には
 いくつかの種類があるのです。
 一つは私の依頼時に使用した
 この世界に平行して存在する
 いわゆるパラレルワールド、
 どんなモノでも反射させる力、
 他にも色々な力があるのですが
 今回使用するのは拘束などの用途で
 使用する牢獄の様になっている隔離鏡
 《牢鏡ロウキョウ》です。」

そう言ってメンバーを拘束し、
ミライの力で牢鏡の中に閉じ込めた。

新異覚醒能力の恐ろしさと同時に心から信用できる仲間がいることを再度確認することができた。


「それじゃ話もまとまったことだし
 夜が明けたら春の街、
 《グリーンウッド》に向かおう!!」

こうして僕たちは今日を終えた。。



---続く---



!次回!

僕たちは再度グリーンウッドに向かい歩みを進めていた。

だが、
そこには予想通りの障害があった。

ハツカ・ミライ
「きゃーー!!」

そして見つかった一つの遺跡。
その中で見たものとは!


-次回-

僕物語 覚醒編

第17話

森緑シンリョクの神殿)
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