僕物語 覚醒編

如月 怜

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第3章 グリーンウッド編

第17話(森緑の神殿)

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翌日、
目を覚ました僕たちは近くを流れる川で顔を濯ぎ、
大自然での爽快感あふれる朝を迎えていた。

方位磁針コンパスを確認し、
トランバースから北への道のりを確認した。

ハツカ
「それじゃ出発!!」

キャンプセットを片付けた僕たちは次の街《グリーンウッド》へと歩みを進めた。

ミライ・ハツカ
「きゃーーーぁぁ!!」

ハツカ
「虫が降ってきた!!」

ミライ
「どうにも虫は苦手です、」

2人がパニックになる中、
僕とカムイは盛り上がっていた。


「こっちにタマムシいる!
 綺麗だなー!」

カムイ
「怜!
 こっちにはヒラタだぞ!!」

色々苦労しているが僕たちはまだ子供である。
盛りの男子が盛り上がらないはずもなかった。
するとハツカが言った。

ハツカ
「早くグリーンウッドに行こ?」

僕とカムイは渋々歩き始めた。


「流石にそんなすぐには抜けられないか、
 しかしこの森どんだけでかいんだよ、」

ミライ
「トランバースで聞いた情報ですが
 少なくとも3日程度はかかるそうです。」

気が遠くなる思いだった。

ハツカ
「でも旅なんだしこれくらいはないと
 してる気分になれないよ!!」

そして少し歩いた時、
カムイが再度立ち止まった。

ハツカ
「もー、
 また虫?」

だがカムイは答えなかった。

ミライ
「カムイさん?
 どうかなさいましたか?」


「カムイ?」

そしてカムイは答えた。

カムイ
「あれ、」

ミライ
「遺跡ですね、
 行ってみましょう!」

僕たちは遺跡に向かった。


「随分古い遺跡だな、
 この文字、
 多分2千年くらい前のモノ、」

ハツカ
「何でわかるの?」

僕も疑問だった。


「あれ?
 何でそう思ったんだろう、」

ミライ
「この森にこの様な遺跡があるのは
 初めて知りました、
 トランバースでも
 聞いたことがないです。」

ハツカ
「もしかして未開の遺跡とか?」

当然僕たちはワクワクしていた。
この遺跡に何があるのか、
もしかしたら途轍トテツもないお宝があったり能力について記されたものがあったり、
色んな期待が高まった。

カムイ
「グリーンウッドも行きたいが
 先にこの遺跡を調べてみよう。
 何もなければそのままグリーンウッドに
 向かえばいいことだしな、」

そう言って僕たちは遺跡を調べることにした。

遺跡の中を歩き回っている時、
入口らしき洞窟を見つけた。


「ねえみんな!」

ミライ
「どうかしましたか?」

ハツカ
「なんかあったの?」


「あれって入口かな?」

僕の言葉に返す様にカムイが言った。

カムイ
「あれは入口で間違いない。
 この森は昔地図で見たことがあった。

 この森はこの大陸で一番大きな森だ。
 施設長に一度だけ
 聞かされたことがある、」


----------


カムイ
「火炎牢!!

 よし!
 ようやく形になってきたぞ!」

能力研究施設で特訓をしていたカムイ、
そこに施設長が来て言った。

施設長
「カムイ、
 だいぶ良くなってきたじゃないか!」

カムイ
「おう!
 毎日欠かさずに特訓してるからな!」

施設長
「その調子だ!!」

カムイは一つの疑問を施設長に打ち明けた。

カムイ
「施設長、
 この前施設員が噂してたの
 聞いたんだけど、

 《神殿》

 って何だ?」

施設長は答えた。

施設長
「神殿と言うのはな?
 この世界のどこかにある太古の建物だ。
 その建物の中には膨大な
 財宝があったり未知の能力に
 関する知識があったりする。

 ある者は大きな力を手にしたと言う。

 ある者は億万長者になったと言う。

 またある者は偉大な
 人物になったと言う。

 そんな色んな知性が眠った場所だ。
 私も聞いた話だから本当かどうかは
 謎めいているがな!」


----------



「神殿、
 この中には貴重なモノが眠ってるんだ!」

ハツカ
「あー、
 これはもう止められないね!」

カムイ
「そうだな!」

ミライ
「行くしかなさそうですね!」

みんな僕の方を見ていった。
ワクワクしていたのはバレバレだった。


「そう言うこと!

 それじゃ未知なる力を
 手に入れに行くか!」

カムイ
「おう!!」

ハツカ
「うん!」

ミライ
「はい!!」

こうして僕たちは目の前にある神殿にしくも足を踏み入れてしまったのだ。。



---続く---



!次回!

神殿に足を踏み入れた僕たち。
そこに待ち受けていた無数の危険な罠。


「天井から槍!?」

ハツカ
「骸骨!!!!」


「床が無くなった!!」

こうして奥へ奥へと進む僕たち。
最深部には一体何があるのか!」


-次回-

僕物語 覚醒編

第18話

(森緑の神殿:内部散策編)
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