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第4話
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風にざわめく葉の音に、謎の鳥の声。薄暮というかなんというか、確実に夕暮れ。
歩き始めた頃には午前か午後かすらはっきりしなかったけど、今はもう確実に午後、それが分かった以上、太陽の方向は地球と同じなら西だ。私は今、森を西に向かって歩いているぞ、と自分の中でアナウンスしておく。
「流石に日が沈んだら歩けないよねぇ」
森を抜けられずにいる間にまたゴブリンと遭遇してしまい、なんやかんやでレベルは3になっていた。別に強くなりたいわけじゃないのになぁ。
「また、ゴブリンか、よ!!」
MPを節約しようと思い、単独のゴブリン相手には石を投げてダメージを与えることを覚えた。結果、投擲というスキルまで獲得してしまった。……スキルによる投げ石だからダメージが通るのだろうか。いずれ水属性が効かない敵と遭遇することも考えると、いろんなスキルを身につけるというのも悪くはない。
「いや、いつまでもおひとり様でいるつもりなんてないんだけどさ!!」
取り敢えず誰か人に出会わないものかと思っていた矢先、樹が少しまばらなになった広場みたいな場所に、倒れている人影を見付けた。第一村人といか……第一異世界人? って、倒れているんだからそんなこと考えている場合じゃないじゃん!!
「ひ、ひとぉ!!」
倒れていたのは冒険者って感じの恰好をした女性だった。慌てて駆け寄って起こそうとすると、
「あ、熱い!!」
どうやら鎧の金属部分が熱を持っているようだ。どうして……。とにかく水を出して冷やしつつ、周囲を警戒する。
「一体どうしてこんなことに……って、あれだ!」
種族:ファイアエレメント
レベル:4
HP:78/132
MP:16/48
状態:正常
攻撃力:3
防御力:5
素早さ:4
魔法力:7
精神力:5
器用さ:3
火の玉のお化けみたいなモンスターが三体ほどふよふよと揺らめている。完全に日が落ちてからだと、お化けだと思って逃げ出していたかもしれないけど、まだ夕陽のおかげでモンスターだっていう認識が先行してくれる。
この手のモンスターはきっと物理攻撃があまり効かず、魔法で倒すのが常道のはず。
「水よ、礫となりて疾く撃ちだされよ――アクアバレット!!」
水の弾丸がファイアエレメントを打ち貫いて撃破する。試しに魔法じゃない通常の液体生成で出した水をかけてみると、ダメージにはならない。でも少し火の勢いが弱くなったようには見える。動きが鈍くなった二体に、着実にアクアバレットを叩き込む。
「よし、鎮火!」
他に敵影がないことを確認して私は慌てて倒れていた女性のもとへ駆け寄った。
歩き始めた頃には午前か午後かすらはっきりしなかったけど、今はもう確実に午後、それが分かった以上、太陽の方向は地球と同じなら西だ。私は今、森を西に向かって歩いているぞ、と自分の中でアナウンスしておく。
「流石に日が沈んだら歩けないよねぇ」
森を抜けられずにいる間にまたゴブリンと遭遇してしまい、なんやかんやでレベルは3になっていた。別に強くなりたいわけじゃないのになぁ。
「また、ゴブリンか、よ!!」
MPを節約しようと思い、単独のゴブリン相手には石を投げてダメージを与えることを覚えた。結果、投擲というスキルまで獲得してしまった。……スキルによる投げ石だからダメージが通るのだろうか。いずれ水属性が効かない敵と遭遇することも考えると、いろんなスキルを身につけるというのも悪くはない。
「いや、いつまでもおひとり様でいるつもりなんてないんだけどさ!!」
取り敢えず誰か人に出会わないものかと思っていた矢先、樹が少しまばらなになった広場みたいな場所に、倒れている人影を見付けた。第一村人といか……第一異世界人? って、倒れているんだからそんなこと考えている場合じゃないじゃん!!
「ひ、ひとぉ!!」
倒れていたのは冒険者って感じの恰好をした女性だった。慌てて駆け寄って起こそうとすると、
「あ、熱い!!」
どうやら鎧の金属部分が熱を持っているようだ。どうして……。とにかく水を出して冷やしつつ、周囲を警戒する。
「一体どうしてこんなことに……って、あれだ!」
種族:ファイアエレメント
レベル:4
HP:78/132
MP:16/48
状態:正常
攻撃力:3
防御力:5
素早さ:4
魔法力:7
精神力:5
器用さ:3
火の玉のお化けみたいなモンスターが三体ほどふよふよと揺らめている。完全に日が落ちてからだと、お化けだと思って逃げ出していたかもしれないけど、まだ夕陽のおかげでモンスターだっていう認識が先行してくれる。
この手のモンスターはきっと物理攻撃があまり効かず、魔法で倒すのが常道のはず。
「水よ、礫となりて疾く撃ちだされよ――アクアバレット!!」
水の弾丸がファイアエレメントを打ち貫いて撃破する。試しに魔法じゃない通常の液体生成で出した水をかけてみると、ダメージにはならない。でも少し火の勢いが弱くなったようには見える。動きが鈍くなった二体に、着実にアクアバレットを叩き込む。
「よし、鎮火!」
他に敵影がないことを確認して私は慌てて倒れていた女性のもとへ駆け寄った。
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