そして夜は華散らす

緑谷

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壱章

其の二

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 迫る夜から逃げるように、男の腕を引いて歩く。残念ながら、男の目や足を構っていられるほどの余裕はない。男が時折つんのめっているのもわかったが、そこまで気を配るにはあまりにも時間がなかった。

 夜が来る。夜が来る。ひたひたと、追いかけてくる足音が聞こえてくる。夜になれば闇に沈む。〝ここ〟で生きられないものは餌食になる。それはごめんだ。ここで終わりたくはない。こんなところで、くすぶったままで。桑楡は奥歯を食いしばり、引きずるように男を連れて先を急いだ。

 やがていびつに生える建物が途切れ、見上げてなお高い壁と、幾何学模様の刻まれた、継ぎ目のない金属板が現れた。

 第一外殻の内側に位置する第二外殻、その東西南北に位置するこの【門】は、いつ誰がなんのために遺したのかもわからぬ【針】の内部と連動しているという。高さはそれこそ天井知らずだが、幅自体は大人の男がふたり並んで両腕を広げたほどしかなかった。

 ここを通るためには、各区域の門に必ず設置されている許可証発行所で情報を登録し、通行許可証をもらわなければならない。何でも【針】には全住民の情報が収集蓄積されており、それと許可証を照合するのだという。

 もっとも、実際何が行われているのかを知っている者など、この【塔】の一握りにも満たないだろう。外の【殻】と内の【殻】を隔て、同じ階層内でも格差を生じさせるこの扉は、黒々とすすけた空気にさらされてなお、冷たくそこにそびえていた。

 助かった。桑楡はようやっと安堵のため息を漏らし、強くつかんでいた男の腕を離す。艶を含んだ金属の表面、いつ誰が彫ったかもわからぬ幾何学模様を、男はゆっくりと指でなぞった。

 安堵に震える手で外套の内口袋ぽけっとを探りながら、桑楡は辺りに目を配る。同行者がいるときは、許可所で申請をしなければならない。こういう危険な場所の重要な施設には、おおむね現役の軍人が詰めているのだが、桑楡は連中があまり好きではなかった。特にこういうところにいる軍人たちは、だいたいガラも性格もよろしくないからだ。まあ、それぐらいでなければ、こんな物騒なところじゃ生きていけないのだろうが。

 面倒くさい。だが、まだ決して安全とは言い切れないから、できることなら一緒に行動したいのだが。桑楡が悩んでいると、男がゆるりと口を開いた。

「君。通行証を持っているかね? もしも持っているのなら、やつがれに貸してはくれぬか」
「え、……何で」

 突然の申し出に、桑楡は思わず外套の襟を合わせて握る。正直、こんな得体の知れない男に、命綱を渡すことなんてできるわけがない。

 警戒が伝わったのだろうか。男はちょっと眉を下げた。

やつがれはもともと軍人ゆえ、許可証が手に刻まれているのだ。ともに通り抜けるためには、一緒に君の許可証も読み込まねば」

 ――もともと、軍人。なるほど、そういうことか。桑楡は男の肩に引っかかった軍人用の外套や、腰に帯びた刀を改めて眺めた。

 軍人は、国の中枢である東花京の上層部に集い、警察官ではできないこと――もっぱら暴力沙汰に対する武力による鎮圧や、地上にいる異形の怪物、通称【獣】どもが【塔】に侵入してきた場合などに駆り出される。いわゆる合法の武力集団だった。

 その本来の役割は、先だっての戦争のように、他国からの侵略に対抗するための駒として動くこと。開国して外国人が流入するようになった昨今、いつどこで戦いが起きるかわからない、ゆえに軍人は、常にどの【門】も通過できるようになっているという。

 今は戦線を外れた元軍人たちも、確かいざというときの戦力になるという理由で、手につけられた許可証や武器などの返還も免除されていたはず。

 透明な板で作られた許可証を、男の手に押し付ける。男は見えぬ瞳を細めて笑うと、目の前に埋め込まれた無色の鉱石に、許可証と自分の右手を軽く当てた。

 皮手袋を、翡翠の光が貫いた。幾何学模様に色が走る。模様を濡らした翡翠の光がほどけてうごめき、彼の周囲に寄り集まる。まるで蛇が群れるがごとく、それらは絡まり、編み上がり、新たな入口をを作り上げていく。

 やがて光の動きが止まる。金属板の表面にはいつの間にか、人がふたり通れるほどの穴と、それを取り囲む新たな幾何学模様が刻み込まれていた。

「すげ……」

 桑楡は思わず声を漏らす。一時的な許可証だけでは、こんな風に大がかりな動きにはならない。軍人たちはいつもこうして、複数人で通り抜けるのだろうか。

 写影機を持ってこなかったことを後悔しながら、桑楡は男の腕をつかんで引く。男は少し微笑んで、桑楡に身をゆだねた。


 第二外殻を速足で突っ切り、もう一度同じことを繰り返すだけで、一気に街並みが整っていく。廃墟の数が格段に減り、機械の煙のにおいも多少薄れていた。人々の殺気立った様子もなくなり、街を走る金属の床もそれなりのものに変わっている。第三外殻は階層の中心部、当然かもしれないが、治安も住民の質も段違いによくなっていた。

 第三外殻の中央に、天井を貫く細い建物がある。様々な情報を管理する、通称【針】と呼ばれるものだ。その傍らに、小さく質素な駅がある。そこから緩やかな螺旋を描きながら、線路が天井へと吸い込まれていた。

 列車は富裕階級の乗り物で、速い代わりに値段も高い。本当なら絶対使いたくはなかったが、一刻も早く戻るためだ。背に腹は代えられない。しばらく外食も酒もお預けだろう。

 ちなみに列車にはもう一種類あるのだが、それは警察や軍人が使うもので、【針】の内部に駅がある。おそらく隣にいる男も、かつて使ったことがあるに違いない。

「どちらまで?」

 暇そうな駅員が値段表を見せて問いかける。桑楡は提示されたそれを目で追いながら、財布を握った。足りるだろうか。だが、これ以上歩くのはどうしても嫌だ。何とかならないか。

 必死で金額を確認する桑楡に、男がふと、こう言った。

「君。どこまで乗るのかね」
「え」
「助けてもらった恩もある。切符代くらいは支払わせてくれぬか」

 渡りに船とはまさにこのこと。まあ、これまでのことを考えれば当然のことだろう。

「第六階層だけど」

 桑楡は遠慮せずに行き先を伝える。おごってくれるというのなら、これに乗らない手はない。なにせひどい目に遭ったのだから、これぐらいは許されるべきだ。

 男は何のためらいもなく、切符を二枚購入する。駅員が切符を切ったのを確認し、桑楡は男の手を引いて列車に乗り込んだ。大して会話も弾まないまま、列車は桑楡たちを目的地へと運んでいく。

 揺られることしばし。到着した駅からひとつ降りれば、見慣れた第六階層の景色があった。第三外殻を横断する、長く伸びた目抜き通りは、文字通りまっすぐ第二外殻の【門】へと続いている。それを目の当たりにしてようやく、桑楡の心が落ち着いた。

 ゴミのような金属板をつなげたばかりの住居はもうどこにもない。西洋の【塔】を模し、夜光石の街灯や、壁を石造りに見せる趣向の施された建物が、上へ上へと連なっていた。

 男は隣で顔を上げ、見えないくせにあちこちに目を向けている。音や匂いで判別しているのだろうか。勢いで連れてきてしまったが、そういえば目的地はどこなのだろう。

「……俺は第二外殻に行くけど」
「ああ、奇遇だな。やつがれも第二外殻に向かいたかったのだ」

 なんとなく問いかければ、穏やかな笑みとともに答えが返る。そういうわけで、大きな通りをふたり、のろのろと歩くことになった。

 どこからか、肉と香草の焼ける香りがする。古びた馬車が軽やかに横を駆け抜けていく。陽気な乾杯の音頭が聞こえてくる。第二外殻の中よりも、少し品の良い格好の人々がそこかしこを歩いている。視線を向ける先にある店も、そこそこの値段のものが並んでいた。

 男との間に会話はない。そもそも誰かとこうして歩くのは好きじゃない。だいたい他のやつらは自分を見下してくるばかりで不快なんだ。かといって、なあなあで慣れ合って、自分の質を落とすのも癪に障る。事務的な会話さえしてればそれでいい。

 ところで、この男は何者なのだろうか。なんであんなところにいたのか。助けてやったのだから、それぐらいなら教えてくれるだろう。

「……あんた、何者なんだ?」
「うん?」

 今まで黙々と歩いていた桑楡が、突然放った問いかけに、男は不思議そうに首をかしげた。桑楡がつかんでいた男の手は、今は桑楡の衣服の袖を軽く握るにとどまっている。

「目が見えてないし足も悪いくせに、あんなところにいたりして。危ないだろ」
「それは君もだろう。戦う術を持ってはおらぬのに、あえて丸腰で足を踏み入れるとは。ずいぶんと物好きだな」
「俺はいいんだよ。そういう仕事だし、あれぐらいのところに行かないとネタないしな」

 路を行き交う人々の服装は、よく見れば最近流行りの洋装が多かった。着こなしは第二外殻と少しばかり違う。もちろん、第一階層の住民の服装よりもずっと綺麗だ。汚れてもいないし、痩せてもいない。目だけがぎらぎらとしているわけでもない。ここは安全だということを肌で感じ取れる。

 と。

「……記者か何かかね?」

 突如放たれた言葉に虚を突かれ、桑楡は思わず足を止めた。男はぶつかる寸前で立ち止まり、かすかに首をかしげている。何で、と問いかけるよりも先に、男が笑って言葉をつないだ。

「君からは、新聞に使われている墨の匂いがする。それから、やつがれの腕をつかんだときの指の側面に、筆記具でできたタコがあった。懐には紙束があるのではないかね? 君が動くたびに、紙にしわが寄る音がするものだから」

 いつかどこかで聞いたことがある。人間は五感の一つを失うと、そこを補おうとして他の感覚が鋭くなっていくのだ、と。まさか、これほどまでとは思わなかった。
 黙り込む桑楡をよそに、男は確信を得たように微笑んでいる。

「なるほど。ならば、あんな場所にいたことも納得ができる」
「……あんたの、話、してるんだけど。そういうあんたは、何なんだよ」

 気に入らない。見透かされているようで。見下されているようで。喉の奥につかえる言葉をどうにか吐き出し、桑楡は男へと突き返した。

「ああ」

 男の腰にある刀の鍔が、ちきりと小さく音を立てる。
 外国からの武器も入るようになった今の時代、刀はすっかり上層貴族やお偉方の蒐集品、お飾りだけの存在だ。持ち歩くには許可がいるが、元軍人だからそれも問題はないのだろう。

「先だっての戦では前線にいた。ただひたすらに見える敵を斬って、斬って、斬って――鉄錆の匂いと、浴びる温度と、肉裂き骨断つ感触と。鮮やかな赤、赫、緋い色、そんなさなかに、両目に毒を浴びせられた」

 壮絶な過去を語る穏やかな表情、しかしそれにはあまりに似合わぬ、ぎらつく瞳と声色にぞくりとした。

 一拍を置き、男はすいと両目をすがめる。声にわずかに孕んだ熱を、ひとつ吐息で拭って落とす。

「……それから足を切り落とされた」

 肩からこぼれる髪を梳き、無造作に背中へと指で流す。凄惨な光景を語っているというのに、男はなぜだかひどく楽し気だった。

「どうにか命は助かったが……軍人を続けられなくなってな。今はこうして暇を持て余し、好奇心に飽かせてあちらこちらをぶらぶらしている……というわけだ」

 要するに、暇人だな。

 そんな風に締めくくると、男は薄い瞼を閉じて笑む。先ほどまでの不穏な気配は、すっかり鳴りを潜めていた。

「……まあ、確かに暇人だな。あんなところをふらふらしてるぐらいだから」
「ふふ」

 何がおかしいのか、男はにじむように笑っている。桑楡はイライラと息を吐き、そのまま再び黙り込んだ。

 ぽつりぽつりと断片的な会話をしているうちに、街灯がほの白く光を放ち始める。道行く人々が食事を求めて移動を始める。通りに高々と掲げられた時計はちょうど、夕飯時を示していた。
 遠かった第三外殻の【門】も、気が付けばだいぶ間近に迫っている。あと少しばかり歩けば到着できそうだ。

 第二外殻に戻ったら、何か飯でも食べようか。……ああ、しまった。財布が軽いんだった。あとで【針】に行って、追加で引き出す必要がある。開国後、外国の技術を積極的に取り入れるようになってからできた仕組みには、まだ少し慣れない。でもこうして、情報管理をする場所で金銭の備蓄と管理ができるようになったのはいいと思う。……記帳してもらうたびにため息しか出ないんだが。

 あまり蓄えがないというのに、出費だけがかさんでいく。こんなに苦労してるってのに、報われないのも腹が立つ。どいつもこいつも、俺のことを馬鹿にして、いつまでも認めちゃくれない。経験がどうとかなんて言い訳だ。どうせ自分に記事を書かせて、一面を取られるのが嫌なんだろう。そうに決まってる。

 小さく舌打ちする桑楡に、男が不思議そうに顔を向ける。慌てて何でもないと手を振り、見えないことに気が付いて、さらに理不尽な苛立ちが募った。

「あんたには関係ない。……これから記事のネタ渡さなくちゃいけないなって思って、憂鬱になっただけだ」

 つっけんどんに答える桑楡に、果たして何かを感じたのだろうか。男がふと足を止めた。釣られて桑楡も立ち止まる。【門】はもうすぐそこにある。

「すまぬな。ならばやはり、やつがれはここで失礼するよ」
「は? 何言ってんの?」

 突然の申し出に、桑楡は混乱した。だいたい目も見えないし、何となく動きが鈍くさいのに、どうやってひとりで戻るつもりなのだろうか。

「いや、あんたも第二に行くんだろ。目も見えないのにさ。どうせなら送ってくけど」

 とっさに口をついた言葉に、桑楡自身が面食らう。いつもなら絶対こんなこと言わないのに。
 男は一瞬きょとんとし、やがてくつくつと喉の奥で笑い始める。

「いやいや、心配せずとも大丈夫だ。君もずいぶんと忙しいのだろう? これ以上やつがれに付き合わせるわけにはいかぬよ」

 手が離れる。冷静になって対面し、桑楡は初めて、男が中肉中背の自分よりも背が高いことに気が付いた。
 ここに至るまでずっとそこにあった温度が離れ、ふと妙な寒さを覚えてしまう。何となくその箇所をさすりながら答えを探している間に、男がくるりと踵を返した。

「ではな」

 風を髪と外套に孕ませ、男がするりと歩き出す。目が見えないというのに、彼の足取りはしっかりとして迷いがない。

「お、おい! あんた、名前っ」

 かろうじて呼び止めた桑楡へ、男が肩越しに振り向いた。それからひとひら、笑みを返す。

「よみさか、よすがら」

 喧騒の中でもはっきりと、静かな夜の声がする。通る音が耳に染みて、ひやりと冷えて胸に落ちる。

「世を見る坂にて、終わる宵」

 ――世見坂よみさか終宵よすがら

 桑楡が紡がれた文字を脳裏に浮かべた頃には、もう夜に似た男はいなくなっていた。
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