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伍章
其の四
しおりを挟むどれほどそうしていたことだろう。新鮮な血の匂いに混じって、焦げ臭いにおいが鼻をかすめる。入相の吸っていた煙草が引火したようだ。……物寂しくはあるが、ここでお別れしなければならない。恩人の顔にそっと触れて目を閉じさせてから、終宵はするりと外へ出た。
月の光が、肌を滑って落ちていく。冷たい空気が肺に流れ込む。この目が見えていたならば、さぞ美しい月を拝むことができたろうに。
どこから入り込んできたのか、夜風に髪がさらわれて乱れる。甘い血の香りが染みついた手で髪を押さえ、静かに歩みを刻んでいく。
背後から、炎の気配がする。胸の奥に空いたひびと穴が疼く。それでも振り返りはしない。獣には、思い出など存在しないから。
軍靴の底が石畳と触れる、硬質な音が辺りに響く。往来には何の気配もない。ここは第八階層第二外殻、その比較的郊外に当たる位置にある。館の主である入相が、静かな場所でなければ執筆できないためだ。最後の作品の原稿も、きっとさっきの火災ですべて燃えてしまうことだろう。
近くには、植樹されて作られた林がある。葉擦れの音の降り注ぐ中を、終宵はゆっくりと進んでいく。途中には樹木の並ぶちょっとした広場があり、今は誰もいない時間のはずだが――たったひとつだけ、足音がした。
向こう側から少しずつ、こちらへと近づいている。終宵もまた、気配と音とをたどりながら歩を刻む。こんな穏やかな場所にはふさわしくないほどに、濃い血の匂いがした。
開けた草地でひとりとひとり、対峙した状態で足を止める。気配との間合いは大股で六歩。刀に手をかけながら、終宵は落ちてくる髪を耳にかける。
「――世見坂、終宵」
声が、した。聞き覚えのある声だ。若くて張りがある。朗らかに笑うのが印象的な、人の好さそうな青年の紡ぐ音だった。今はそれも硬く強張り、鋭さを含んでこちらに切っ先をかざしている。肌を刺すのは、似つかわしくないほど明確な敵意と、激しい怒りだった。
「君は確か……」
「一日、白陽。地位は三等巡査」
つぶやくように言葉を漏らした終宵へ、青年はまっすぐに名乗りをあげる。
覚えている。東雲一等巡査の部下として、いつもそばにいた警察官だ。しかし、あのときのような人懐こさはない。注がれる視線の強さだけが、彼の感情の高ぶりを教えてくれる。
「よい名だな、一日くん。それで、僕に何か用かね?」
「あんたが――連続殺人事件の、犯人だな」
あえて呑気そうな返事をすれば、彼はうなるように言葉を投げた。視線がさらに強くなる。
「娼婦殺し、記者殺し、暮邸の殺人事件、軍の少佐殺し、それ以外の殺人の大半も、あんただろう」
連続殺人事件。今はそれも、どこか遠くに感じてしまう。あまりにも強い怒りのせいか、放たれる声音は少し震えている。彼が長く事件のを追ってきたことが、憤りから伝わってくる。
彼は若い。正義感の強さゆえに、こうして無謀にも犯人の前に単身で現れたに違いない。そんな彼の若さと人間らしさがひどく愛おしく、そしてどこか羨ましかった。
「さあ。覚えていないな」
終宵は答えて小さく笑う。本当は全部覚えている。名前がわかっている者たちは全部、全員、覚えている。彼らが確かにここにいた証を、自分の生を証明してくれた愛しい彼らを、どうして忘れてしまえるのだろう。
だが、それを口にするのは憚られた。この感覚を共有することはできない。きっと、ずっと、誰とも。
「それだけじゃない。東雲一等巡査を覚えているか?」
音が、かすれる。無理やり感情を押し殺そうとしているのがよくわかる。
「さあ? 記憶にないが」
もちろん、ちゃんと覚えている。彼の、不安げな言葉や想いなども、すべて胸の裡に刻んである。彼がここでもがき、悩み、生きていた何よりの証だから。
肩をすくめた終宵は、あえて小馬鹿にしたように答えを投げた。そうしないといけないと、ふと思ったのだ。
「俺と一緒にいた警察官だ。知らないとは言わせない!」
苛立たしさゆえか、一日は急に語調を荒げて怒鳴った。周囲で冷えていた空気が爆ぜて、終宵の髪を巻き上げる。
「あんたと先輩がしゃべってるところを見たってやつがいたんだ。あんたと会って話をしてからだ、先輩が変になっていったのは!」
ぎしり。青年の奥歯が軋む。突き立てられる眼差しは、より鋭さを増している。
「あんたが惑わせたんだな。あの人を。……あの人を狂わせて、あんたと同じモノにしちまったんだ」
終宵は、答えを返そうと薄く口を開く。しかしどこを探しても、差し出すべき答えを見つけられず、黙ったまま唇を引き結んだ。
惑わせようとしたわけではない。ただ請われたから話をしただけ。己がどうであるかを示しただけ。本当に、何の悪意もありはしなかった。彼が少しでも楽になればいいと、己のことを話しただけだ。それがどうして狂わせる要因になるのか。
魔性、という言葉が脳裏をよぎった。入相がしきりに語っていた、ヒトならざるモノたちのこと。ただ、会話をするだけで人が狂う。彼は――東雲暁一等巡査は、己によって道を見失い、人斬りとなったということか。
そんなことをしたかったわけではないのに。終宵は目を伏せ、小さく笑った。
「……それは、災難だったな。彼は今どうしている?」
「斬った」
即座に紡がれ返された答えに、終宵はかすかに首をかしげる。斬った、と。彼は何を言っているのだろう?
「俺が、斬った」
青年の声はさらに強く、深く、鋭さを帯びて空気を揺らす、冴え冴えとした冷たさの底に、深い悲しみを感じ取れる。
「警察には連絡してある。あんたの姿が見えたから、引き渡す前に置いてきちまったけど。もう動けないと思う。あの人はこれから警察の監視下に置かれて、法の裁きを受ける」
彼は警察官だ。警察官は護身のための武器を所持することこそ許可されているが、それを一般人に向けることはできない。
襲われて返り討ちにしたのか。それとも――否。そんなことを自分が詮索するような立場ではない。
「……そうか」
終宵は短く言葉を落とすと、ひとつ、深く呼吸をした。
たかが一時の快楽を得るために数多くの死者を出した快楽殺人鬼。尊敬する先輩を、罪へと誘い込んで陥れた張本人。正義と復讐に燃える青年にとって、目の前で馬鹿にしたような振る舞いを見せる男は、どれほどその怒りを煽られることか。
気配のほうへと目を向ける。肌を焼くほどの殺意を見せてくる以上、話合いで終わることは絶対にありえない。ならば――彼にここで“裁いて”ほしい。ふと、そんなことを考えた。
ヒトを狂わせる化け物を、正しい人間の手で裁くことに、何の間違いがあるだろう? 彼はきっと称賛される。それでいい。そうでなければならない。“悪”は、“異形”は、……正しく制裁されねばならないのだから。
「それで? 僕をどうするつもりかね?」
わざと笑み含みに問いかける。きりりと歯を噛みしめる音が聞こえてくる。
「たとえ暴力に訴えてでも――あんたを、この手で捕まえる」
吐き出された決意、震えた声音で紡がれた強い意志。それらを持つ者は、どんな刀よりも鋭く強く、戦える。それを終宵は知っている。
体内にざわめきうずく血潮を感じ、それに煽られる感情へと意識を向けた。
彼は自分を逃がしはしないだろう。暴力を法度とした警察官でありながら、暴力を用いてでも終宵を捕らえようとしている。戦って果てるのならば、この命、もう惜しくはない。
「ふ、ふふふ、あははは、ふふふっ! 捕まえる? 僕を?」
――だからこそ、終宵はわざと嘲笑でもってそれに応じる。冷血で、冷酷で、残忍な化け物であるために。
「そのような生ぬるいことを言っていては、僕を止めることはできぬぞ」
刀を抜いた。しゃあん、と澄んだ鋼の聲がする。戦の気配に歓喜し、血を求める刀の声だ。
一気に場の空気が張り詰める。逆巻く血が身体を駆け巡る、その感覚に高揚する。
「一日白陽三等巡査。僕を殺す気で来い。そんなに憎いというのなら、そんなに許せぬというのなら――」
向けられる敵意は、感情は、深く深く終宵を穿ち、刺し貫いていく。彼らは仲がよさそうだった。東雲のことを案じている青年の優しさが、そのまま怒りに転化されているのだろうか。痛い。否。痛くは、ない。化け物は、そんなものを感じたりはしないから。
だから終宵は嗤ってみせた。彼の思い描く、殺人鬼であるために。ヒトとは異なる化け物であるために。
「――僕の息の根を止めてみせろ。そうして死体を極悪非道の殺人鬼だと、大衆の前へさらしてみせろ!」
だからせめて、世見坂終宵という化け物を狩り取るのは、彼のような者であってほしい。
ひとひらの祈りにも似たそれを胸の奥へとしまい込み、終宵は一息に距離を詰めて凶刃を振るった。
冴え冴えとした夜の空気が満ちる中、終宵は一日と激しく刃を交える。
幾たびも切り結んではその身に赫を刻み込む。白々とした月影が肌に流れ落ちる中、折り重なる鋼の叫びと、打ち鳴らす火花の悲鳴が木霊していた。
風を、肉を、引き裂く感触。血の匂いがする。決定的な一撃はないにせよ、徐々に鳴る刃の下で傷を増やしつつあるのだろう。
怒りによって感覚が研ぎ澄まされているのか、一日は驚異的な反射能力で終宵の攻撃をさばいていた。と同時に頬を裂き、衣服を千切る洋刀の一撃は、わずかに甘いながらも高ぶる感情によってより鋭く、より激しさを伴っていた。
終宵は彼の顔を知らない。彼の出で立ちを知らない。だが、それでも終宵にははっきりとその動きが“視えて”いた。彼がどんな表情をしているのか。どんな風に動いているのか。匂いで、気配で、音で、持てるすべての感覚を用いて、その一挙手一投足にいたるまですべてをくっきりと視ていた。
大きく振るう刀を弾き、足を踏み込み距離を縮める。一日が歯を食いしばり、呻きながらも必死で終宵の攻撃を洋刀で払いのける。
ああ。嬉しい。身体の内側から何かがあふれてきて止まらなくなる。嬉しい。気持ちいい。身体が熱い。もっと欲しい。自分は今生きている。今ここで生きている。あやふやな自分の存在が色を濃くして形を成していく。自分は今、この場に生きることを許されているのだ。
喜びに浸りながら、終宵は短く笑い声を立てた。舌打ちが聞こえる。力任せに突き込まれたそれをかわし、足を強く踏みしめた。
その瞬間、顔に何かが飛んできた。思わず右腕で払いのける。帽子だ。おそらくは、警察の制服の。
終宵の意識が一瞬だけそれた、その隙を一日は逃さなかった。
「ッらァァあ!!」
吼えながら突き入れられる剣から逃れようと、終宵が後ろへ一歩引く――それがほんの一瞬だけ、遅れた。
突如叩き付けられた衝撃が、終宵の頭をわずかに揺らす。頬の半ばより滑り込んだ切っ先が、肌を裂きながら終宵の左目に到達する。
とっさに閉ざした瞼に食い込んだ刃は、強い力で引かれてさらに傷を深いものとする。鮮やかな血の香りを飛び散らせ、終宵は思わず喉をのけぞらせた。
喉は狙われる。奥歯を食いしばり、体勢を立て直して踏みとどまる。つま先が地面をえぐり取る。反動で数度よろめいたが、どうにか倒れるのを堪えきった。
口の端に笑みを刻む。ばたた、と地面に血が垂れる音がする。葉擦れの音は無機質に大きい。一日が荒く息をついている。ああ、ああ、とても――とても、楽しくて仕方がない。
「く、はは、あはは、は――その程度か? 坊や。僕はまだ生きているぞ!」
流れ落ちる血液を舌で舐めとり、終宵は弾む呼吸の下で声を放つ。煽るために、両腕をあえて広げてみせた。視線の刃が身体を切り裂き、足音が一歩耳に届く。軽く体を引き、刀を打ち付けて斬撃を防ぐ。押し込んでくる力が強い。がむしゃらで、まっすぐな太刀筋が心地よい。
濃い血の匂い。むせるような香り。短く笑い声を立てながら、終宵は一日の胸を大きく薙いだ。肉を裂く感触が腕を、骨を、鋼を伝っていく。だが、不自然な位置でそれが止まった。
浅かった? 否、違う――素手で刃をつかんでいる!
「ふふ、あはは、はは!」
楽しい。嬉しい。愛おしい。こんなにも、こんなにもまっすぐ自分に向かってくる、この青年が愛おしい。頬を濡らしていく血の感覚すらも、脈打つ鼓動に合わせた痛みも、みんなみんな自分が生きていることを肯定してくれる。
命を削り合う戦場だけが、己のありさまを赦してくれる。ここだけが、今、このときだけが、今、目の前にいる男だけが――世見坂終宵という存在を、肯定してくれている。それが何よりも、心が燃えるほどに嬉しい。
このまま果ててしまいたい。このままどうか。もっと深くまで。青年が怒号とともに刃を跳ねのける。よろめく終宵の身体にお返しとばかりに叩きつけられた細身の鋼が、胸元を大きく切り裂いた。
血潮。痛み。熱。血潮。渾身の力で踏みとどまる。笑みがこぼれる。嬉しい。楽しい。愛おしい。このまま。どうか。
斬り合い、ぶつけ合い、引き裂き合う。幾重にも、幾重にも、身体に傷が刻まれるたびに、お互いに理性をなくしていく。漂う濃い血の匂いに、青年も箍が緩み始めているようだった。
「ほら。僕をここで黙らせなければ、僕は君を殺して別な獲物を探しに往くぞ。さあ! 僕の喉はここだ、よく狙え!」
もっと。もっとこの時間が続けばいい。もっとこうしていたい。ずっと。永遠に。このままでいたい。こうして。互いしか見えないままに。ずっと。ずっと。
乱れて荒れる吐息。絡まり合うほどの距離。心地よい殺意。同時に間合いを取ってはまた詰める。うなる風すらも食い荒らす、激しい剣戟の音。青年のまっすぐな殺意が、時とともに膨れていく。
ひょうと風を裂いた音。とっさに左足を持ち上げて受け止めた。金属同士が甲高い悲鳴を上げる。終宵の振るう刀が、一日の胸に深々と食い込んだ。肉を裂く。骨を断つ。今一つ命には届かぬ手ごたえに、終宵は嗤って身体を寄せる。
刹那。
「ッあああァァ――!!」
ひときわ獣じみた雄たけびが響く。風を斬る。閃く。それから刀を握る終宵の右の二の腕に、裂帛の気合の乗った一撃がぶつけられた。
食らう。食らう。鋼が食らう。滑らかに猛々しく。そうして――ばつん、と軽くなった。
重たい何かが地面に落ちる。服を濡らすのは己の血か。鉄錆の臭いがする。他者のそれはあまりにも心地いいのに、自分のそれはひどく不快だった。
「次は絶対に、逃がさねえぞ……」
憎しみに燃えた一日の声がする。牙を剥き、うなる獣を思わせる音に、終宵は淡い笑みでもって応えた。
残った左手を髪へやり、前髪を梳いて流して結った場所に触れる。しゅるりとほどいた紐を腕に巻き付け、口できつく縛って血を止めた。
全身を駆け巡るのは歓喜。悦楽。飢えて渇いて満たされなかったこの心が、満たされいく。気持ちいい。嬉しい。楽しい。惜しむらくはこの眼。この目が見えていたならば、もっともっと美しい、力強い彼の姿が見えただろうに。視界を失ってから初めて、終宵はそれを惜しいと思った。まるで獣のような呼吸音。全身が歓喜に震えている。ああ、今、自分はここで生きている!
終宵はひとひら、笑みを浮かべた。利き腕である左手で、愛刀を強く握りしめる。そして一日と同時に間合いを詰めた。
刃が迫る。風がうなる。びりびりと皮膚を震わせる殺意に、終宵は背筋を震わせる。しのぎ切れぬ荒々しい連撃を浴びながら、残された腕で急所を狙う。
何度も皮を裂いて肉をえぐる感覚が手のひらを濡らし、痛みすらも感じないままで斬り結ぶ。互いの身体が血しぶきをあげるのがわかる。生きている。今。ここで。ああ、どうかどうか、最期までずっとこのままでいてくれ。ここで確かに生きていたということを、感じながら死なせてほしい。
理性を失った獣が二匹、その咆哮が夜に響く。刃を向け、まっすぐに駆ける。あと三歩で間合いに入る。
三歩、
二歩、
一歩。
渾身の力で振り上げる、その刹那――銃声が二発、響いた。
残された左腕に突如熱が穿たれる。肉を、骨を貫く形なき灼熱に、終宵は思わず刀を取り落とす。同時に一日のほうも発砲されたらしい。洋刀が弾かれ取り落としたか、地面に突き立つ音がした。
「――そこまでにしやがれ、馬鹿野郎どもが」
不機嫌と苛立ちで棘が作られた、男の低い声が近づいてくる。それはまるで、より大型の獣がうなるのにも似ていた。煙草でひどく灼けているのに、声の張りはほとんど失われていない。重たい足音は、おそらく自分と同じ軍靴を履いているからだ。
一日の意識がふとそれる。終宵は背を向けた彼に近づこうとしたが、それはかなわなかった。がくんと足から力が抜ける。指先に力が入らない。意識が停滞して溶け落ちていく。何も考えられなくなる。腕が、足が、身体がうまく動かせない。
終宵は喘ぎながら膝をつき、そのまま横倒しに倒れ伏した。どこまでも青い草と土の香りに、夜露の匂いが混じっている。血の匂いが消えないのは、頬を濡らす夜露に混じっているからかもしれない――そんな、場違いなことを考えた。
「医者の目の前で殺し合いするなんざ、いい度胸だなぁてめえら」
足音が近づく。意識が深くに沈んで遠くなる。ああ、この、不機嫌な物言い。この、声。煙草の臭い。覚えている。おぼえて、いる。
「殺し合いはここで終いにしろ、俺の前でそれ以上やったらてめえの脳天ぶち抜くぞ。おら、何ぼさっとしてんだ。さっさと刀しまえってんだよ。撃たれてえのか? あ?」
お前は誰だ、と問うたのだろう。砂のこぼれるような音の向こうで、一日青年の声はかすんでいる。終宵を抱える誰かの服がじっとりと濡れていく、その感覚も徐々に消えていく。
「不夜城燈。医者だ」
ぶっきらぼうなその声を最後に、終宵の意識はぶつりと途切れた。
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