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「先生……?!」
「今まで苦労して学園の男子生徒を牽制してたのに、これから初めて会う見ず知らずの男が君に触れる?」
ねぇ、知らない。
こんな冷たい空気をまとったウィレム先生を、私は知らない。
「卒業まで待とうと思っていたのが裏目に出たのか」
この、私を見下ろす男の人は、誰。
「――そんなに男の精が必要なら、俺が抱いてやる」
獲物を狙う肉食獣の唸り声。
ギラギラと金の瞳を燃やしたウィレム先生が低く呪文を唱えると、私の身体から力が抜けた。
「――えっ?」
「催淫魔法。大丈夫、少し感度が上がって、理性が利かなくなるだけだよ」
「どう、して」
舌の力すら入らなくて、呂律が上手く回らない。
まるで風邪を引いた時みたいに頭がフワフワする。
「処女を『捨てる』相手に俺を選ばなかったこと、間違いだったって思い知らせてあげる」
「っ!」
キス。混乱する私を金の瞳に映したまま、間近で見ても欠点が一つも見当たらないウィレム先生の美貌が距離をゼロにする。
「んっ、はっぁ……っ!」
催淫魔法のせいなのか恋心のせいなのか。
人生で初めてする好きな人との口づけはすごく甘くて。くちゅくちゅと舌を擦られるたびに思考がぼんやりと痺れていく。
それなのに身体の感覚は逆にどんどん敏感になっていって。胸の先端とお腹の奥がジンジンと熱く疼く。
夢中で先生の首に縋って舌の動きを追うと無意識に腰が揺れた。
「せん、せぇ……っ」
「――っ、クソ……! 君のそんな蕩けた表情を他の男に見られた可能性があると思うと、腸が煮えくりかえる……っ!」
「きゃぁっ?!」
ブチブチと制服のブラウスからボタンが弾け飛び、晒された胸元に先生が齧り付く。噛みながら吸われて痛いはずなのに。その痛みすら身体の内側をずくずくと溶かしていく。じゅわりと溢れた何かで下着が濡れた。
「あっ、や! ぁ、あ!」
キスの合間にずっとブラの布地に擦れていた胸の先端。そこをキュッと摘まれて、目の前にチカチカと白い星が散った。カリカリと引っ掻くようにされるのも堪らない。
私が経験しようとしたセックスがこんなに気持ちいいなんて。
そして、こんなにも色んなところを触られて、相手を受け入れる行為だったなんて。
男の人の精を受けると魔力が高くなる。
それだけが目的だったから、相手は男性なら誰でも良いと思ってた。
――ううん。『ウィレム先生以外の男の人』なら、誰でも良いと思ってた。
だって、私にとってウィレム先生以外は誰でも同じことだから。
ウィレム先生だけが、私の特別な人だから。
「ぁ、やぁ……っ、そんなに舐めたら、おっぱい溶けちゃうっ、ァっあぁ……!」
「まったく、胸をいじられただけでこんなふうに音を上げるなんて。それで本当に、よく知りもしない男に抱かれるつもりだったのか」
「ひぅっ! あ、噛んじゃ、ぁっあ!」
「でも、ちょっと痛くされるくらいの方が気持ち良いんだろう?」
「ぁあ――!」
「こっちはもっと気持ち良いと思うよ」
「今まで苦労して学園の男子生徒を牽制してたのに、これから初めて会う見ず知らずの男が君に触れる?」
ねぇ、知らない。
こんな冷たい空気をまとったウィレム先生を、私は知らない。
「卒業まで待とうと思っていたのが裏目に出たのか」
この、私を見下ろす男の人は、誰。
「――そんなに男の精が必要なら、俺が抱いてやる」
獲物を狙う肉食獣の唸り声。
ギラギラと金の瞳を燃やしたウィレム先生が低く呪文を唱えると、私の身体から力が抜けた。
「――えっ?」
「催淫魔法。大丈夫、少し感度が上がって、理性が利かなくなるだけだよ」
「どう、して」
舌の力すら入らなくて、呂律が上手く回らない。
まるで風邪を引いた時みたいに頭がフワフワする。
「処女を『捨てる』相手に俺を選ばなかったこと、間違いだったって思い知らせてあげる」
「っ!」
キス。混乱する私を金の瞳に映したまま、間近で見ても欠点が一つも見当たらないウィレム先生の美貌が距離をゼロにする。
「んっ、はっぁ……っ!」
催淫魔法のせいなのか恋心のせいなのか。
人生で初めてする好きな人との口づけはすごく甘くて。くちゅくちゅと舌を擦られるたびに思考がぼんやりと痺れていく。
それなのに身体の感覚は逆にどんどん敏感になっていって。胸の先端とお腹の奥がジンジンと熱く疼く。
夢中で先生の首に縋って舌の動きを追うと無意識に腰が揺れた。
「せん、せぇ……っ」
「――っ、クソ……! 君のそんな蕩けた表情を他の男に見られた可能性があると思うと、腸が煮えくりかえる……っ!」
「きゃぁっ?!」
ブチブチと制服のブラウスからボタンが弾け飛び、晒された胸元に先生が齧り付く。噛みながら吸われて痛いはずなのに。その痛みすら身体の内側をずくずくと溶かしていく。じゅわりと溢れた何かで下着が濡れた。
「あっ、や! ぁ、あ!」
キスの合間にずっとブラの布地に擦れていた胸の先端。そこをキュッと摘まれて、目の前にチカチカと白い星が散った。カリカリと引っ掻くようにされるのも堪らない。
私が経験しようとしたセックスがこんなに気持ちいいなんて。
そして、こんなにも色んなところを触られて、相手を受け入れる行為だったなんて。
男の人の精を受けると魔力が高くなる。
それだけが目的だったから、相手は男性なら誰でも良いと思ってた。
――ううん。『ウィレム先生以外の男の人』なら、誰でも良いと思ってた。
だって、私にとってウィレム先生以外は誰でも同じことだから。
ウィレム先生だけが、私の特別な人だから。
「ぁ、やぁ……っ、そんなに舐めたら、おっぱい溶けちゃうっ、ァっあぁ……!」
「まったく、胸をいじられただけでこんなふうに音を上げるなんて。それで本当に、よく知りもしない男に抱かれるつもりだったのか」
「ひぅっ! あ、噛んじゃ、ぁっあ!」
「でも、ちょっと痛くされるくらいの方が気持ち良いんだろう?」
「ぁあ――!」
「こっちはもっと気持ち良いと思うよ」
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