魔法力0の騎士

犬威

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第一章 ガルディア都市

side ナグル=ウル=ガルディア

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 私はこのガルド大陸の首都であるガルディアの国王 ナグル=ウル=ガルディア である。


 この世界グランディアには大陸が三つ存在し、その一つである南方のガルド大陸を昔から統率とうそつしてきた王家であるウル家に私は生まれた。
 物心つく前から教育をほどこされ、次期国王として英才教育を受けた。 だが、周囲とうまくなじめず、周りの大人には出世しようと私に媚びをうるものや、私の命を狙うものが多くいて人を信用できなくなっていた。

 そんな王宮が嫌になり、人目を盗んで王宮から脱走した私は初めて街に出た。

 白い王宮とは違い街には色が溢れていた。
 こんなにも外の世界は違うのかと、十四歳になって初めて好奇心という名の感情が生まれたのが分かった。
 私は今まで親の言いなりで育てられ、王宮から出ることなどできなかった。 ただ言われた命令をこなすだけの機械でしかなかったのだから。

 あてもなく彷徨さまよい、歩き疲れた私は座る場所を探していた。

 その時に路地のほうからとてつもなくいい匂いがしていた。 朝から何も食べておらず、お腹が空いていた私はすがるような思いでその匂いのする方向へ足を運んでいた。


 そこには小さな料理屋があった。 いやこういった表現は間違いだな…… 料理屋などと呼べるものではけしてなく、一人の女の子が自分の作った料理を売っていたのだ。 その少女は金色の髪を肩まで伸ばし髪にカチューシャをつけていた。 服装は薄汚れているがしっかりとした青いワンピースで自然とその少女と目があった。


「あなたも食べる?」


 私に気づくとその少女は可憐な笑顔でそう答えた。 初めての同年代の女の子に多少なりとも緊張していたのだと思う。


「え……いいの? あっ! 今お金を持ってきてなかった…… ゴメン」


 人目を盗んで逃げだしてきたためお金などもってるわけがなかった。


「大丈夫よ! 今日はわたしのおごり!」


 その笑顔に私は初めて恋をした。 一目惚れというやつだ。 太陽の様に温かさのあるその笑顔に思わず見とれてしまう。


「あなた見ない顔と服装だけど…… どこから来たの?」


 暖かそうなスープを私に渡しながら答える少女。
 慌てて出てきたためか恰好はいつもの着せられた服。 この服の価値など未だにわからないが、女の子の服装と比べるとあまりにも小綺麗すぎる。


「え!? ああえっと…… 遠い所かな!」


 咄嗟に思わず嘘をついてしまう。 だが正直に答えてしまっても少女を困らせてしまうだけだ。


「ふーん…… 遠いところかぁ…… いいなぁ私この街から出たことないの」


 そう言って少女は私の隣に座り悲しそうな顔をする。


「そうなんだ…… あ! 君の名前を聞いてもいいかな?」

「いいわよ、私の名前はユリアよ。 あなたの名前は?」

「僕はナグル。 スープすごく美味しいね! 君が作っているのかい?」


 なぜだろうか、そのスープは王宮で出されるどんな料理よりも優しく美味しく感じた。
 

「そうよ。 お母さんが病気で動けないから私が料理を売って生活してるの」

「そうなのか……」


 しまった…… このような場所で一人で料理を売って生活しているのだ。 何かしらの事情があるのは明白だったじゃないか……    

 ユリアは少し俯いたが急に顔を上げ明るい口調で話し出す。


「そんなことよりも、外の世界ってどんな感じなの?」


 ユリアが顔を近づけて聞いてくるため思わず顔をそらしてしまった。 耳まで真っ赤になっているのが自分でもわかる。


「あ! ご、ごめんね? 言いたくなかった?」

「そんなことないよ! 外の世界はね……」


 今まで王宮で読んだ外の世界の本の知識がこんな所で役に立つとは思わなかった。
 ユリアには退屈な時に読んでいた外の世界の本の内容を話した。 つい調子に乗ってしまい面白おかしく話をつくったり…… 話題が尽きることはなかった。

「すごい! そんな不思議な植物とかもあるんだ!」


 ユリアは大喜びで話に夢中になってくれている。 だが騙して話をしているぶん僕の心は痛かった。
 そんな会話をしていると路地のはずれのほうから憲兵が慌ただしく動いているのが見えた。

 僕が脱走したのがもうバレてしまっているのか、そろそろ戻らないとユリアにも迷惑をかけてしまうな……


「続きはまた今度! 今度はお金持って買いに来るよ」

「うん。またお話聞かせてね」

「もちろん!」


 すくっと立ち上がり、元来た道に慌てて戻る。 ちらっと振り返るとユリアはにこやかな笑みを浮かべ手を振ってくれていた。

 手を振り返し、顔が赤くなるのをこらえながらその日は見つからないように王宮に戻った。

 その日から王宮の脱走は増え、そのたびに上手く衛兵をやり過ごし、ユリアと会う回数は徐々に増えてていった。

 いろんな話をして、笑いの絶えない日々を送った。

 その生活が二年続いたある日、ユリアの母親が突然亡くなった。

 その日も脱走した僕は、待ち合わせになっていた路地に来ていた。
 そこには新しい話を楽しみにしているユリアの姿はどこにも無く、手紙だけがぽつりと残されていた。
 その手紙には母親も亡くなり頼るものがなくなったユリアは身売りしないと生きていけないと、もう会えないと書かれていた。

 血の気が引いた僕は街を走り回り必死でユリアを探した。


「どこだ! どこにいるユリア!」


 騎士団に見つかり身柄を拘束されそうになりながらも振り切り、ユリアを探し続けた。
 息も絶え絶えになり、見つかるあてもない、だが諦めたくなかった。


 離れたくなかった。


 失いたくなかった。


 まだあの嘘の事を話せていない。


 身分を偽っていたこと。


 外の世界を知っているなんて嘘をついたこと。


 謝りたい。


 そして


 こんなにも君を好きだということを伝えたい。


 その為なら……


 ふと立ち止まり後ろから追いかけてくる衛兵の騎士達が追いつく。


「ようやく捕まえましたよ」


 息を切らしてきた騎士が肩を掴む。
 これは僕が一番やりたくなかった方法、そしてこれから我がやっていく方法だ。


「無礼であろう! 我を誰だと思っておる! 二十六代次期国王であるナグル=ウル=ガルディアであるぞ!」


 声を張り上げ宣言する。
 その怒鳴った声に衛兵はびくりと肩を震わせる。
 自分でもこんな声が出せるなんてと少し驚いたが、うまくいっただろうか……

「ひっ! も、も、もうしわけありません!!」


 肩を掴んだ騎士はすぐに手を引っ込めると路上にひれ伏した。


「よい、無礼を許そう。 して貴様ここらで奴隷商なるところはあるか?」

「はっはい! 近くにあるのを知っています」

「連れていけ!」

「で…… ですが」

「連れて行けと言ったのが聞こえんかったのか!!」


 怒気を含んだ声でおどす。 こんな言葉遣いはいままでしたことがなかった。だがもう手段は選んでいられない使えるものはなんでも使う。
 

「は、は、はい! すぐに案内します!」


 奴隷商に到着すると下卑げびた笑顔をした痩せぎすのエルフの男が出てきた。


「これはこれは今日はいかがなさいました旦那様」

「奴隷を見せろ」

「旦那様は実に運がいい今日はとびきりいい上玉がてにはいったんですよ~」


 奥から首輪をつけたボロボロの服を着た女が出てくる。
 見間違えようもなくユリアであった。
 握っていた拳から血が滲んでくる。ユリアの頬は殴られたような跡があり、血が滲んでいた。


「ちょーっとわがままだったんでね、躾をしていたのですよ」


 その躾という言葉に奴隷商に殴りかかろうかとも思ったが、怒りを飲み込み極めて冷静な声で言う。


「この娘を売ってくれ」


 眉根をピクリと動かし奴隷商の男は手もみしながら答える。


「旦那様失礼ですが所持金のほうはいかほどお持ちでしょうか? この状態ですと三千万パールはくだらないかと……」

「私を誰だと思ってる次期国王であるぞ、帰ったら小切手をくれてやる」

「そうでありましたか~どうりでお召し物も気品溢れる…」

「御託はいい、さっさと用意しろ」

「はいはいかしこまりました~毎度ありがとうございま~す」


 首輪を外し、ユリアを開放する。目元に涙を浮かべるユリアを連れ奴隷商を後にする。
 外で待機していた騎士に馬車を手配し、王宮までユリアを乗せて進んでいく。


「なんで一言相談してくれなかった!」

「あなたに迷惑をかけたくはなかったのよ」


 泣きながら答えるユリア。
 頬は赤く腫れ、ボロボロの服から見える肩は殴られたのか青く痣になってしまっている。
 あと少しでも遅かったらと思うと背筋がゾッとした。


「でも、あなたなら来てくれるんじゃないかと思ったの。 あなたは私にとって王子様みたいな人ですから。……でもまさか本当に王様だったなんて驚いたわ」


 泣きながらはにかむ笑顔はあの頃と変わらず、少し成長したユリアはあの当時よりも格段に綺麗になっていた。


「うっ!今まで嘘をついていて済まなかった…」

「知っていました。あなたが嘘をつく時にする癖があるんですよ。二年も一緒に話していたらわかりますよ。バレてないとでも思ってました?」


 フフッといたずらっぽく笑うユリア。
 ああ、この笑顔がまた見れただけで充分かもしれない。


「でも、全部私を楽しませるためについてくれた嘘なんでしょう?」

「ああ、ただユリアと話がしたかったんだ。」

「ありがとう。 ナグル私を助けてくれて、もう十分すぎるくらいあなたからはもらったわ。 これ以上迷惑はかけられない、私は身寄りがないし奴隷にまで落ちた。 王族のあなたとこれ以上一緒には……」

「そんなのは関係ない!! 身分なんて気にするな! 周りが何と言おうとすべてこの私が従わせる! この私を誰だと思ってる! ナグル=ウル=ガルディア次期国王であるぞ! ただお前は私のとなりで美味しいスープを作ってくれればいいんだ!」


 ユリアは一瞬キョトンとした顔になった後大粒の涙を目に浮かべる。


「なんて…… 横暴な愛の告白なんですか…… そんなの…… 私以外で…… 喜ぶひとなんていません…… よ」


 泣き笑いながらユリアはナグルの肩に頭を乗せ微笑む。


「ちゃんと幸せにしてくださいね」

「ああ もちろんだ」


 それから周囲の反対を押し切り無理矢理結婚した私とユリアに一人の女の子が生まれた。

 ユリアの腕に抱かれすやすやと寝息を立てる我が子を見て感情が抑えられなかった。


「かわいいな! ユリア! 全体的にユリアに似てるな! 私に似なくてよかった!」

「あなた…… はしゃぎすぎですよ」

「ああ、すまんつい…… 嬉しくてな」

「名前はどうしますか?」

「うーん…… バルサミコス…… ミケランジェロ……」

「却下です! なんですかその変な名前は」

「へ…… 変じゃないぞ!これはこの前会った異世界人が……」

「サーシャ」

「へっ?」

「サーシャにしましょう! 今これしかないと思いました!」

「そうか…… サーシャか…… いい名前だな」

「ええ あなたは今日からサーシャ=ウル=ガルディアですよ」


 まだ赤ん坊の小さな指をさわりながらユリアは優しく言う。
 力を込めたら壊れてしまうんじゃないかと思うくらい小さな我が子は順調に成長していく。

 それから月日は流れ、サーシャが三歳になった頃だった。

 ユリアは唐突に急病で亡くなった。 死因はユリアの母親と同じ病気であった。
 灰になった妻を見ながら涙は枯れ果て、サーシャの手だけは放すまいと強く握っていた。


「いたいよーぱぱー」

「ああ…… ごめんなぁ痛かったかぁ」


 サーシャの手を撫でて優しく包む。


「もういたくないよっ、でもパパはなんでそんなになきそうなの? いたいの?」

「ああ、とてもいたいよ…… とても…… 痛いんだ……」

 余りにも早いユリアの死にまだ感情の整理などできるわけがなかった。
 散々泣いたというのに穴が開いた心はさらに傷口を広げようと痛みだす。

 もうでないと思っていた涙はまた両目から流れる。
 私が涙を流したことによりおろおろするサーシャを抱きよせ抱きしめる。

 今はサーシャだけが私の心の拠り所だ。


「……大丈夫だ。 パパはサーシャがいるから頑張れるよ」


 震える声でなんとか言葉を紡ぐ。 


「ほんとーうれしー」


 抱きつく我が子の頭を撫で、ふと気づく、サーシャの目の色が赤くなっていることに……

 そんなッ…… まさか……

 すぐに王宮の医師に精密検査を受け症状が判明する。

 サーシャは巫女であった。

 巫女特有の赤い目は突然変異で発症する。急に突然発症するものではあるが体には悪影響はない。
 だが巫女は古来から勇者召喚の生贄として王族以下一部のものにしか知られていない。
 体内に流れる血が魔力に変わりもはや人とは違う存在になる。

 巫女はある年月をかけて体内で魔力を生成しある年齢で器が魔力で満たされると勇者召喚の為の魔力となる。
 現在大陸戦争が始まって三年が経ち、早めに終止符をつかないとまずいことになるのはナグルもわかっていた。


「私から唯一の希望まで奪うのか…… ユリア…… 私はどうしたら……」


 王宮の自室でうなだれているとこんこんと弱弱しいノックの音がする。


「ぱぱー けんさってもうおわりー?」

「ああもう終わりだよ、よく頑張ったね!」

「えらいー?」

「偉いよサーシャはよく頑張ったね」

「んーん。 がんばったのはパパだよ」

「えっ」

「なきむしなパパがないてないんだもん。パパはがんばった」

 よしよしと私の真似をしてるのだろうか頭を撫でてくる。
 きっとサーシャはまだなにもわかってはいないが表情をよくみてる子だ。 きっとつらそうにしていたり悲しそうにしてたりすると心配そうにするのだ。 娘に気を使ってもらってはいい父親とは言えないな……
 泣きそうになるのをこらえあの懐かしいセリフを思い出す。
 無理矢理笑顔を作り、せめて心配だけはさせまいと。

「はっはっは! 頑張っただろう? なんせパパこそがナグル=ウル=ガルディア国王だからな!」

「ぱぱすごいー」


 今はこの笑顔を守っていくことだけを考えよう……
 今はこの子の親であり、国王なのだ、弱いところだけみせるわけにはいかん。


■ ■ ■ ■ ■

 
 王宮では緊急の会議が行われていた。
 この会議には多くの重鎮が出席し、国王も参加している。


「急にお呼びしたこと誠に申し訳ない! 急ゆえに挨拶は省略させてもらう! 我が諜報部の両名が持ち帰った情報によると、アルティア大陸首都アルタとリーゼア大陸首都ゼアルが共に勇者召還を行うという情報が入りました!!」

「なに!? 勇者召喚だと」「馬鹿な!?」「あちらにも巫女が……」


 各々至るとこからざわめきの声が上がる。


「静まれ! その情報はたしかか?」

「我が部隊の諜報部は優秀です。そしてすでに勇者召喚は行われている可能性が高い」

「なぜ貴様が答える」


 答えたのは急いで入ってきた諜報員ではなく、その騎士団諜報部の管理及び騎士団元隊長であるアルバラン=シュタインであった。


「私の元に最初に情報が入ってきたのでこれは早急に知らせねばと思い今回このような場を提供したのですよ」


 そう今回のこの緊急の会議はアルバランからの発案であった。






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