ステップガ―ルとワイバ―ンの領主

六葉翼

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【エルフィン ナイトの章】

【その者の名前はⅣ】

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「こんなうまい物ばかり…俺は今まで食ったことがないぞ!」

「お前は何を食ってもうまいと言うな」

「そんなことはない!俺も師匠について、日々魔法を磨くことに明け暮れた。キル…あんたは大した魔法使いだぜ!そして俺の師匠も…でも俺にも師匠にも、こんなうまいものは絶対に作れない!」

この料理はノーラが家にいる時に作ってくれた物だ。彼女が料理する姿を見て覚えた。

ノーラの料理は彼女の料理よりも、手が込んでいた。味ももっと複雑で風味があり、バリエーションも豊富だった。

彼女は自分で食べて見て、出来そうな料理ばかりレシピを彼女に習った。

ノーラは多分実家を出る前に、母親から受け継いだのだろう。

英国を旅した人の体験談やジョークで「イギリスの料理は世界一不味い」とよく揶揄される。

以前は英国にも、伝統的に美味い家庭料理は存在した。

19世紀に起きた産業革命が徹底的に破壊したのは、環境や自然よりもロンドンの食文化だった。

植民地政策の成功や産業革命により、英国は世界随一の経済大国となった。

雇用も増えたが、庶民は殺人的な長時間の労働を強いられるようになった。

そのため、庶民の間で受け継がれた家庭料理は作る暇がなく、忘れ去られた。

ただ鍋の湯に放り込んで、茹でた野菜や肉を食べて育った子供たちが大人になり、将来立派な料理人になる味覚を持つことは不可能だった。

上流階級の家庭であればあるほど、専属の料理人に雇うのは、イギリス人のコックではなくフランス人だった。

クリスマスのごちそうに限らず、ノーラの家には美味しい家庭料理が受け継がれていた。

ノーラの家も、その母親が育った家も、専属料理人を雇うようなブルジョワでなくても、豊かな家だったのだ。

ノーラは彼女のために、毎日食事の仕度をしてくれた。彼女は作らなかった。

彼女は幼い頃に魔女のバブシカに見出だされ、家を飛び出し弟子になった。

バブシカの屋敷で暮らし、同じ食事をするうちに僅か1年で現在の姿に成長した。

魔女というのは子供が苦手らしい。突然大声を出したり泣きわめいたり、感情が不安定で次に何をするか予測出来ない。

小さな子供のままでは、魔法使いの修行も儘ならない。彼女がロンドンに結界を張る前の話だ。まだその時は彼女には、有り余る魔力と呼べる力があった。

ヤドリギのマレキフィムの魂を宿した、ノーラ オブライエンと暮らすことには、多くのリスクがあった。

彼女が作った物をノーラが口にすることもその一つで、目覚めの時を待つ魔女の魂に、大きな力を与えてしまう気がして出来なかった。

「毎日飽きもせず、手の込んだ料理ばかり、私ならうんざりするところだ」

「そんなに拘らなくても、あるものでいいから」

そんな言葉をノーラにかけていた気がする。毎日の食事のメニューを考えたり、材料を集めて下拵えするだけで、自分なら嫌になる。そんな風に考えていた。

「うめえ!どれもこれも、うまいな~!とくに、このパンみたいなやつ!!」

彼女が作ったミンスパイ。甘く酒で漬けたドライフルーツを詰めたパイと、挽肉にナツメグやカルダモンなどスパイスを効かせた肉入りと二種類作った。

ひと口サイズのパイ生地に具を詰めるのに、生来短気な性分の彼女は忽ち苛立ち、まったく上手くいかないので、人の顔ほどの大きさにして焼いた。

区別のために上にのせた五芒星は、ヒトデほどの大きさだった。

目の前にいるモートは、両手に違う味のパイを持ち、交互にかぶりついている。

「私も多分、あんな顔をしていたのかもしれないな」

あんなに幸せそうな顔して。

その時になって初めて、料理や家事をするノーラの気持ちが理解出来た気がした。

頬杖をついてグラスを揺らす。

揺らす度にグラスから、ともに森や野原で摘んだ春の花や、秋の果実の香りがした。

せめて最後にその花や果実で作った酒を、過ぎた年月とともに、杯を重ねたいと思った。しかし時の流れに情はない。

けして待ってなどくれない。それを彼女は知っていた。


「実に素晴らしい!君はなんて素晴らしい男じゃないか!?なあ、モート君!」

1時間後。モートは酔った魔女にひたすら絶賛されていた。

彼女は酔ってはいたが、真剣に彼の魔法を誉め称えた。

「あんな結界を、私は今まで見たことがない!お前もだが…お前の師匠も余程すごい御方なのだと思ったぞ!」

普段人を誉めない。彼女にそう言われると、それは偽りのない真実の言葉に思えて、モートはむず痒いような気恥ずかしさを覚えた。

「俺の師匠は、保守的な魔法にかけては右に出る者はいない…と自分でも話してた」

「保守的な魔法か」

モートの言葉に彼女は首を傾げた。

モートは師匠について、国中の地域を旅して歩いた。そんな時パブリックスクールの校庭で、フットボールに興じる学生を目にした彼の師匠は言った。

「ディフェンスの時はゴール前に馬車を2台並べ、オフェンスになると一か八かのクロスで勝負する。このような放り込み得点を繰り返すだけでは、とうてい世界の大舞台に立てば、辛酸を舐めることになろう。そうは思わんかね?モート」

「師匠、僕はフットボールのルールなんて金輪際知らないし…師匠の尊いお言葉の意味が、僕には全然理解出来ません」

「デイフェンスよりもオフェンス。積極的に身を守る。それは勝利を掴むために必要な勇気と、より攻撃的であるための極意でもあるのだ…そのうちわかる」

「わからんな」

彼女は首を傾げた。

「しかし、お前の師匠が偉大な御方であることは私にもわかるぞ」

「多分俺たちが今日成し遂げたことは、間違ってない…俺はそう思うんだ」

オフェンスよりディフェンス。

積極的な守りこそが、如何なる攻撃をも上回る攻撃のための極意か。

モートのグラスに彼女が杯を合わせた。

「お前も立派な魔法使いだ!モート」

「師匠のコンサバ的な魔法を実践してみようとして、俺もスパイクの施設に入ってみたのだ…師匠の得意な空蝉の術だ」

「空蝉の術」

夜になっても二人の魔法使いは、魔法についての談義に花を咲かせた。

魔法使いは孤独な求道者だ。日頃魔法使い同士が顔をつき合わせ、互いの魔法の話などすることはなかった。

「つまりスクリーム師匠の極めた魔法の奥義とは、何処に行こうが誰がいようが、まったく誰一人にも、その存在を気取られない。姿を消すのではなく、貴族として威風堂々威厳を保っておいでだ。その存在を誰も疑わない…たとえ師匠が話かけてもだ」

「すごい魔法だな!」

「師匠は昔、それは身分の高い、高貴な御婦人と道ならぬ恋に落ちた…が、それはけして叶わぬ恋だった…その方に逢うために編み出したのが…空蝉の術よ」
 
「世間ではそれを間男と呼ぶのだが」

「師匠はコンサバの間男…いや魔神なのだ」

飲んで食べての取りとめのないお喋り。二人の手さぐりのクリスマスは続いた。

「私の師匠のバブシカか?あれは鳥だな!しかもこんな鋭い爪の生えた猛禽類だ!怒ったら嘴で頭をこんこんこんと」

「そんな感じだな…おっかねえ」

いくらすご腕の魔法使いが聞き耳を立てても、結界に阻まれたロンドンでは、師匠の悪口も咎められることはなかった。

「酔って忘れるところだった!」

彼女は思い出したように席を立ち、台所に姿を消した。暫くして彼女は戻った。

手にした皿には、盛り付けられた黒いケーキ。一見するとそれは、大きなチョコレートの塊にも見えた。

「クリスマス プディングだ」

そう言って彼女は素早く部屋のランタンとテーブルの灯りを消した。

「これを客に出さずに帰しては、ロンドンのクリスマスとは呼べないからな」

煖炉の火が照らす灯りだけになった部屋で、彼女の声がそう言った。

英国のクリスマスに欠かせないデザート。クリスマス プディング。
 
12月25日のクリスマスに向けて1ヶ月以上も前から準備されて作られる。

材料はパン粉、スエット(牛や羊の脂)、卵、レーズンやサルタナなどのドライフルーツ、ナツメグやシナモンなどのスパイス、ブランデーかラム酒。

彼女はレシピを何度も読み返し、吟味した材料を集めた。

レシピは各家庭で先祖代々受け継がれ、家によって材料や調味料の配合が異なる。

家が百軒あれば百通りのプディングがあるという訳だ。

伝統的にクリスマスの5週間前のStir-up Sunday(まぜ合わせ)と呼ばれる下拵えと準備はクリスマスの4週間前の日曜日から始めるのが伝統だった。
 
彼女はそれに乗っとり仕込みを始めた。丁寧に食材の分量を計り、血で交わした盟約のようにレシピに忠誠を誓った。

準備は生地を作るところから始まる。

材料をボールに入れたら、家族が1人ずつ願い事をしながら、生地をかき混ぜる。

彼女は生地をかき混ぜる作業をしたが、家族もいなければ願いごとなどない。

その際、必ず東から西へ混ぜることが決まりになっている。

これはイエスが生まれた時、その誕生を祝福した「東方の三賢者」が東から西へやってきたことが由来とされていた。
 
イエスキリストや東方の三賢者どころか、アンチクライストの魔女なので、方角など一切気にしなかった。

かき混ぜ終えた生地を蒸す前に、もう1つ行われる習慣がある。クリスマスプディングの生地に6ペンス硬貨、指輪、指ぬきやボタンを入れることだ。

食わせる相手は1人だけだし、自分はどこに何が入っているか大体わかる。無意味だと彼女は思って何も入れなかった。

切り分けたプディングに入っているものによって、翌年の運勢が決まると言われていた。

硬貨は幸せ、指輪は結婚、指ぬきやボタンは、しばらく独身でいることを意味していた。
 
魔法使いの自分たちにあるのは、果たすべき宿命だけだと考えながら仕上げた。

生地の準備ができたら、仕上に黒ビールを入れて型に流し込み、5~6時間弱火で蒸す。クリスマスまで1ヶ月ほど冷所で保管し熟成させる。

この熟成期間が長ければ長いほど、ドライフルーツが発酵してその味わいは深く美味なものになる。
 
こうしてリアリストの魔女が作ったクリスマス プディングは完成した。

「モート、まだラム酒かブランデーの瓶に酒は残っているか?」

薄闇の中で彼女の声だけが響いた。

「ああラム酒ならたっぶりあるぜ」

テーブルに置かれた二つの瓶を交互に振ってモートは答えた。

「ラムの方の瓶をくれ」

言われてモートは彼女にラム酒の瓶を手渡した。

「こちらの方が私たちの好みに合うだろう」

撰が抜かれる音がして、皿の上のデザートにラム酒が注がれた。

「結界に力を使いすぎて、外から得られる魔力も遮断してしまったが」

そう言って彼女は、プディング皿の前で指を鳴らした。

指先から火花が散って、クリスマス プディングは青白い炎に包まれた。

「まだこのくらいの手品は出来る」

青く燃え上がるクリスマス プディング。

「火が消えて柊の葉と実を飾り、ブランデーバターを添えたら出来上りだ」

「こんなの初めてだ」

「私も作るのは初めてだから、味は期待しないでくれ」

「手間暇かかってそうなお菓子だな」

「お前と出会ってから仕込み始めた」

「俺のために」

「他に誰がいる」

アルコールの炎に照らされた彼女は少し緊張した顔で俯いていた。

「炎が消えたら温かいうちに…」

突然椅子を鳴らしてモートは立ち上がると、彼女に右手を差し出した。

「なんだ握手か?そんなに喜ばれると私も作った甲斐が・・」

「火が消えるまでで構わない…俺と踊ってはくれないか?俺はぜひあんたと、ダンスが踊りたい!」

少し沈黙した後で彼女は言った。

「ダンスに誘われたのは生まれて初めてだ」

「実は俺もだ」

「ダンスと言っても…ジグならば少しは知っているが」

彼女は右足で床蹴り上げ両手を後ろにまわして、くるりと一回りして見せた。

その後ぎこちない笑顔でマントを脱いで、椅子に掛けてから髪止めを外した。

彼女の指先をモートの掌が包んだ。

もう片方の腕が彼女の細い腰に伸びて、手前に強く引寄せる。

いきなり腰に手が触れて、彼女は擽ったさで身を捩る。覚束無い爪先が前につんのめり、あまりに不恰好な自分に、思わず口から笑い声が出てしまう。

椅子を蹴飛ばし、テーブルのグラスが倒れ、煖炉の薪が弾けても二人の体は止まらなかった。ダンスなど知らなかった。

互いに額を寄せたり離れたり、笑ったり文句を言ったりしながら踊り続けた。

「どうした…もう息が切れたか?」

月と煖炉の灯りに照らされた彼女の影が、目の前のモートを見上げて言った。

「ああ、少しだけ休憩だ」

「少し…背がのびたみたいだな」

「今夜は魔女の晩餐をたらふく食べたからな!」

暗闇の中で見るモートは、背丈も声も顔立ちも既に少年ではなかった。

「私にまだそんな力が残っていたかな」

彼女の指先が、モートの面差を確かめるように撫でた。

「俺が、そうありたいと願った。あんたとダンスを踊るには、ちびのままではきまりが悪いと…いつも思っていたんだ」

彼女の空いたドレスの胸もとの襟にそっと、褐色の色をした彼の指先が触れた。

彼女はそれを待たず、彼の胸の中に飛び込んだ。広い胸に頬を預けるようにして、両手で逞しい肩胛骨に触れた。

「離せ」

低く圧し殺した男の声でモートは言った。

「頼む…殺さないで…殺さないでくれ」

彼女の声はいつもと違って、震えて泣いているように聞こえた。

「あの娘は、私の妹みたいなものだ」

彼女は窓の外に佇むノーラ オブライエンの姿を一瞥して、モートにそう言った。

「出来ねえ相談だ」

モートは歯軋りして、その願いを撥ねつけた。

「あんなもの放っておけるものか」

彼女の肩を掴んで引き剥がし、胸元に忍ばせた短剣を奪おうと試みる。

「あんたには悪いが…あの娘はもう手遅れだ」

いつもの陽気な少年の声はそこにない。優しげな少年はとうに何処かに消え失せていた。

「バブシカ様に頼まれたのか?」

「なに!?」

「ノーラを私が殺せぬのなら…私から剣を奪い、私を殺せと頼まれて来たのか!?」

「バカを言いやがる」

彼女から浴びせられる辛辣な言葉を聞いても、モートは冷静だった。

「私のことは好きにして構わない」

彼女はモートに言った。

「だから」

「もう行っちまったみたいだぜ」

人影の消えた窓を見てモートは言った。舌打ちする代わりに、深い溜息を吐いた。

「追わぬのか?」

「だから…そんなんじゃねえって!頼まれてねえし!俺が、あんたを騙して近づいたかって!?断じて違うって!一晩かけても説明しなきゃなんねえ!ああ、くそ!俺はそんなやつじゃねえ…」

「知ってる」

モートは魔法使いで、魔払いの仕事をしていると聞いた。今のノーラを見たら、当然の反応だろうと彼女は考えた。

「…あんたこそ、追いかけなくてもいいのか?」

彼女は答える代わりに、魔法の音素を一つ唱えた。

「…Ζ……結界成る。ああ、これで私の術式はすべて終了だ。あの娘はもう2度と、ここには来ない」

「そのためにわざと此処に俺を?」

「私は魔女だからな」

彼女はさばさばした声で言った。

「私は嘘はつかない。私を好きにしろと言ったのも嘘ではない。もしそんな気もなければ、森の入り口の結界は閉じて帰れ。私はまだ、少し飲み足りない」

「帰らない」

モートは彼女を見て微笑んだ。

「せっかく背も伸びた」

「キルシェ」

暗闇の中で花の蕾が綻ぶように、彼女の唇から言葉が一つ零れた。

「キルシェ バウム」

忍ばせた、胸を灼く魔女殺しの短剣は熱を失いかけていた。

彼女はその束を強く握りしめたまま、真っ直ぐに男の目を見て言った。

「それが私の真の名前だ」
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