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エマお姉様のお茶会は、私の両脇をエマお姉様とマーガレットお姉様がガッチリと固めてくれて、カイお姉様の遠い親戚で無事終わり、私がバーン家の嫁ということもバレずに終わった。
分かっていた人達はカイお姉様の名前が出た途端、知らないフリを決めたらしいということを、後からお姉様達から教えて貰った。
エマお姉様のお茶会に呼ばれる方々だもの、それくらいの機微はうかがえる人達ばかりだ。余計な詮索はしないのだ。
それよりも、若いお嬢様達の集まりとなれば、自然と話は恋バナになる。こういうお茶会は、男性の情報交換の場でもあるらしい。
エマお姉様達が、私の可愛い妹には、あまり変な話はしないで頂戴ねという箝口令が出ていて、男性の情報はあまり得られなかった。仕事のためにも知っていたいんだけどな。なんてマーガレットお姉様に言うと「エリカちゃんは、変な知識を知るよりも実際に見た方が正しく判断出来るからいいのよ」と、褒め言葉を頂いたので素直に噂話には首を突っ込まないことにした。
婚活中のお嬢様に人気なのは第2王子。でも、さすがに第2王子は高嶺の花なので、憧れるだけってお姉様方は言っていた。そろそろお相手も決まるんじゃないかなという噂だった。今日、招待されている中ではエマお姉様くらいしか王子と結婚出来そうなお嬢様は居ないらしい。エマお姉様は、私は候補には入っていないわよって仰っていたけど。
あとは、どこどこの公爵家や侯爵家の御子息が...とか、伯爵家の御子息が...とかの素行話だった。
それと、絶対対象にならないのが第1王子と第3王子らしい。雲の上の人達過ぎて、私にはロマンス小説の住人にしか思えなかったけど、このお茶会に参加する人達にとっては、身近な存在だし、だからこそ社交マナーをしっかりと学ぶのだろう。
バーン家のように爵位の名に胡座をかいていると落ちこぼれちゃうんだろうということも察せられた。現にこの会には子爵家や男爵家のお嬢様達も数人いらっしゃる。
1年間、黒バラ姫様のお屋敷に通って、ダンスの他にもいろいろな事を習った。
たかが平民出身の子爵家の妻なのに、そこまでする?って思うようなことまで勉強した。
エマお姉様もマーガレットお姉様も、黒バラ姫様教室に通ったことがあるって言っていた。以前、マーガレットお姉様が子供の頃、みっちりしごかれたって言っていのはコレのことなのかと納得した。で、憧れのお姉様達に近づけるかもと、楽しく通わせて頂きました。
事業の方も順調で、カイお姉様とのコラボ企画とか、お客様を接待していたときのお菓子やお茶が好評で、それをお店で楽しめるように店内にカフェを開いたりとか、規模もどんどん拡張している。
細かい事はお兄様に任せておけば、問題ないしね。エリカ自身は広報部長を頑張ればいいだけなので楽をさせて貰っている。
実家の方は、手堅く地道にお客様を増やしているようで、お父様の手腕は凄いなと感心する。エマお姉様のお茶会から、あちこちのお茶会に参加させてもらって、貴族社会って独特なんだなと実感したり、だからこそ子爵だろうと、娘の嫁ぎ先の名前でも利用したかったんだなと理解出来る。
とりあえず、実家の役に立てて良かったと思えるのもエリカ自身、商売人の娘なんだなと実感する。
バーン家は、ホント、完全に私の事は忘れてしまったようで、留守にしようが全然気づいてないみたいだ。私じゃなかったら飢え死にしていたよと思った時、お父様とお兄様はそこまで見越していたのだろうかと気づいて、絶対、2人を敵にしないと心にメモをしたエリカ16歳だった。
エマお姉様のお茶会は、私の両脇をエマお姉様とマーガレットお姉様がガッチリと固めてくれて、カイお姉様の遠い親戚で無事終わり、私がバーン家の嫁ということもバレずに終わった。
分かっていた人達はカイお姉様の名前が出た途端、知らないフリを決めたらしいということを、後からお姉様達から教えて貰った。
エマお姉様のお茶会に呼ばれる方々だもの、それくらいの機微はうかがえる人達ばかりだ。余計な詮索はしないのだ。
それよりも、若いお嬢様達の集まりとなれば、自然と話は恋バナになる。こういうお茶会は、男性の情報交換の場でもあるらしい。
エマお姉様達が、私の可愛い妹には、あまり変な話はしないで頂戴ねという箝口令が出ていて、男性の情報はあまり得られなかった。仕事のためにも知っていたいんだけどな。なんてマーガレットお姉様に言うと「エリカちゃんは、変な知識を知るよりも実際に見た方が正しく判断出来るからいいのよ」と、褒め言葉を頂いたので素直に噂話には首を突っ込まないことにした。
婚活中のお嬢様に人気なのは第2王子。でも、さすがに第2王子は高嶺の花なので、憧れるだけってお姉様方は言っていた。そろそろお相手も決まるんじゃないかなという噂だった。今日、招待されている中ではエマお姉様くらいしか王子と結婚出来そうなお嬢様は居ないらしい。エマお姉様は、私は候補には入っていないわよって仰っていたけど。
あとは、どこどこの公爵家や侯爵家の御子息が...とか、伯爵家の御子息が...とかの素行話だった。
それと、絶対対象にならないのが第1王子と第3王子らしい。雲の上の人達過ぎて、私にはロマンス小説の住人にしか思えなかったけど、このお茶会に参加する人達にとっては、身近な存在だし、だからこそ社交マナーをしっかりと学ぶのだろう。
バーン家のように爵位の名に胡座をかいていると落ちこぼれちゃうんだろうということも察せられた。現にこの会には子爵家や男爵家のお嬢様達も数人いらっしゃる。
1年間、黒バラ姫様のお屋敷に通って、ダンスの他にもいろいろな事を習った。
たかが平民出身の子爵家の妻なのに、そこまでする?って思うようなことまで勉強した。
エマお姉様もマーガレットお姉様も、黒バラ姫様教室に通ったことがあるって言っていた。以前、マーガレットお姉様が子供の頃、みっちりしごかれたって言っていのはコレのことなのかと納得した。で、憧れのお姉様達に近づけるかもと、楽しく通わせて頂きました。
事業の方も順調で、カイお姉様とのコラボ企画とか、お客様を接待していたときのお菓子やお茶が好評で、それをお店で楽しめるように店内にカフェを開いたりとか、規模もどんどん拡張している。
細かい事はお兄様に任せておけば、問題ないしね。エリカ自身は広報部長を頑張ればいいだけなので楽をさせて貰っている。
実家の方は、手堅く地道にお客様を増やしているようで、お父様の手腕は凄いなと感心する。エマお姉様のお茶会から、あちこちのお茶会に参加させてもらって、貴族社会って独特なんだなと実感したり、だからこそ子爵だろうと、娘の嫁ぎ先の名前でも利用したかったんだなと理解出来る。
とりあえず、実家の役に立てて良かったと思えるのもエリカ自身、商売人の娘なんだなと実感する。
バーン家は、ホント、完全に私の事は忘れてしまったようで、留守にしようが全然気づいてないみたいだ。私じゃなかったら飢え死にしていたよと思った時、お父様とお兄様はそこまで見越していたのだろうかと気づいて、絶対、2人を敵にしないと心にメモをしたエリカ16歳だった。
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