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015.角兎です。
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キャルアは頭を撫でてやると「ふゆ~」と言いながら立ち上がった。
本当に猫みたいだなと思う。
さて、部屋を作ったのだからどんな部屋にするかを決めなくてはならない。38DP。
決まっているのはランプをつける事。
暗闇の部屋なんかも浪漫があってもいいけれど、今はまだ必要ないだろう。
最初の部屋と同じようにランプを設置する『2』×3で残りは32DP。
モンスターを設置するならリポップポイントを設置すべき。
それは分かっている。
おそらくだけど、一体召喚は何かの実験用か、レアモンスターを設置するとき用じゃないかと思う。
「じゃ、異世界といったら角兎。二部屋めはホーンラビットのリポップポイントを設置してみるよ」
と、言いながらコンソールを操作しようとして不意にあることが頭を過る。
「ねぇピュイ。もしかして今モンスターを出したらキャルアと戦闘になる?」
「はいなのです! アクティブタイプのモンスターでしたら即座に戦闘になるなのです!」
「そっか、そうだよね。キャルア、準備できてる……?」
「はい、大丈夫です」
キャルアは顔を引き締めて剣を抜き構える。
「モンスターって部屋ごとの移動とかはどうなるの?」
「コンソールを操作していない初期状態では、モンスターは部屋からは移動しないのです!」
「それなら最悪あっちの部屋に逃げればいいわけだね」
僕次第でダンジョンはイージーモードにもデスモードにもなる。
本当に仮初めの力ではあるけれど、自分が神様になったような気がして気分が高揚した。
まず兎という事で草『1』を設置してから、ホーンラビット1のリポップポイント『10』を設置する。
部屋の中央にスライムの時と同じ青い円環が現れ、角を生やした40センチ程の兎が一匹現れキョロキョロと周囲を見渡し出す。
「モ、モンスターって基本的に可愛い見た目してるんだね」
目がクリっとしていて髭がひょこひょこと動いている。正直倒されるのが見たくないほどに可愛い。
けれど、ホーンラビットはキャルアに気付くと、角を立てながら三角跳びを行った。
「あ、あぶない!」
と、声を上げたがその動きが完全に見えているようなカウンターで迎え撃ち、キャルアは容易くホーンラビットを倒してのけた。
一つ良い、というか想定外だったのは、血飛沫や内臓が出たりなんかは全くせず、その切り口がオーロラのような見た目をしていたこと。
ぴくぴくと痙攣を起こしていたのはちょっと可哀想だなと思ったけれど、死ぬときは光の粒子みたいなものとなりサラサラと消えていった。
「すっごいね! キャルア! 余裕じゃんか!」
「あ、はい! 動き見えましたから。うささんちょっと可哀想だったけど、光になって消えちゃいましたです」
「魔物とモンスターは違うのです! それより、キャルアよく頑張ったのです! ピュイのこと触っても良いのです!」
その言葉にキャルアは嬉しそうに駆け寄ってきて、ピュイの事を優しく撫でる。
「そういえば、今度は角兎の角というものを入手したのです。お金は50コリアです」
「それの効果も……?」
「ただの硬い角らしいです」
最初はそんなもんだろうな、と思いつつ先の部屋へと目を向けた。
本当に猫みたいだなと思う。
さて、部屋を作ったのだからどんな部屋にするかを決めなくてはならない。38DP。
決まっているのはランプをつける事。
暗闇の部屋なんかも浪漫があってもいいけれど、今はまだ必要ないだろう。
最初の部屋と同じようにランプを設置する『2』×3で残りは32DP。
モンスターを設置するならリポップポイントを設置すべき。
それは分かっている。
おそらくだけど、一体召喚は何かの実験用か、レアモンスターを設置するとき用じゃないかと思う。
「じゃ、異世界といったら角兎。二部屋めはホーンラビットのリポップポイントを設置してみるよ」
と、言いながらコンソールを操作しようとして不意にあることが頭を過る。
「ねぇピュイ。もしかして今モンスターを出したらキャルアと戦闘になる?」
「はいなのです! アクティブタイプのモンスターでしたら即座に戦闘になるなのです!」
「そっか、そうだよね。キャルア、準備できてる……?」
「はい、大丈夫です」
キャルアは顔を引き締めて剣を抜き構える。
「モンスターって部屋ごとの移動とかはどうなるの?」
「コンソールを操作していない初期状態では、モンスターは部屋からは移動しないのです!」
「それなら最悪あっちの部屋に逃げればいいわけだね」
僕次第でダンジョンはイージーモードにもデスモードにもなる。
本当に仮初めの力ではあるけれど、自分が神様になったような気がして気分が高揚した。
まず兎という事で草『1』を設置してから、ホーンラビット1のリポップポイント『10』を設置する。
部屋の中央にスライムの時と同じ青い円環が現れ、角を生やした40センチ程の兎が一匹現れキョロキョロと周囲を見渡し出す。
「モ、モンスターって基本的に可愛い見た目してるんだね」
目がクリっとしていて髭がひょこひょこと動いている。正直倒されるのが見たくないほどに可愛い。
けれど、ホーンラビットはキャルアに気付くと、角を立てながら三角跳びを行った。
「あ、あぶない!」
と、声を上げたがその動きが完全に見えているようなカウンターで迎え撃ち、キャルアは容易くホーンラビットを倒してのけた。
一つ良い、というか想定外だったのは、血飛沫や内臓が出たりなんかは全くせず、その切り口がオーロラのような見た目をしていたこと。
ぴくぴくと痙攣を起こしていたのはちょっと可哀想だなと思ったけれど、死ぬときは光の粒子みたいなものとなりサラサラと消えていった。
「すっごいね! キャルア! 余裕じゃんか!」
「あ、はい! 動き見えましたから。うささんちょっと可哀想だったけど、光になって消えちゃいましたです」
「魔物とモンスターは違うのです! それより、キャルアよく頑張ったのです! ピュイのこと触っても良いのです!」
その言葉にキャルアは嬉しそうに駆け寄ってきて、ピュイの事を優しく撫でる。
「そういえば、今度は角兎の角というものを入手したのです。お金は50コリアです」
「それの効果も……?」
「ただの硬い角らしいです」
最初はそんなもんだろうな、と思いつつ先の部屋へと目を向けた。
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