40 / 64
第3章 校外学習で色々稼ごう
38.夕食
しおりを挟む
「じゃあ、今日セシリアちゃんに作ってもらうものはステーキとお寿司ね」
「カリス、ステーキは今さっき食べたばかりじゃないか?それだったらスパゲッティとかパンを食べてみたいぞ」
「全然決まらないじゃないか。食事も終わったからそろそろ店も出ないと行けないからさっさと何を作るか決めるため……というか決めない」
「「えー!」」
「作るのやめちゃったの?」
「きっと、私が駄々を捏ねてしまったせいで……」
「たくさん食べたいものを言って決めるのを遅くしたボクにも非があるぞ……」
「セシリアさん、早く決めれずすいませんでした」
「いや、作らないわけがないでしょ。そこまで、短気じゃないし。ボクを一体なんだと思っているんだよ?」
みんな、非道いな。俺ってそんなやつに見えていたのか……。
「じゃあ、どういうことなの?」
「いや、希望のもの全部作るよ」
「「ありがとう!」」
みんな、とても喜んでくれた。俺としても期待してくれるのは嬉しい。
どんな、意見になったかというと寿司で決まったらしい。
思いの外出てこなかったことがいまいち自分のなかで納得がいかず、他にも作ることにする。いや、遠慮してくれるのはありがたいけどそれだと食卓がなんか寂しいよね?そう思った俺はいっそのこと作れるもんは作ってやろうと思い思い付くものを作ることにした。
そして、結局俺のなかで何を作ることになったかというと【餃子】【ローストビーフ】【刺身】【寿司】【スパゲッティ】【おでん】【冷やし中華】【炒飯】【パエリア】を作ることになった。だが、あくまでもこれらはお腹を満たすためのものだ。
そう、デザートがまだあるのだ。
【イチゴケーキ】【ミルクレープ】【チーズケーキ】【プリン・ア・ラ・モード 】【パンケーキ】【フルーツタルト】【ムース】【コーヒーゼリー】【苺クレープ】【パフェ】【杏仁豆腐】【スフレ】【クッキー】【カステラ】【パウンドケーキ】。
まあ、俺は一度作ると言ったのにそれをやっぱやめたとかはしたくないので作ることにする。
しかし、ちょっと計画し過ぎたな……。
こうして俺のたくさんの料理作りが始まるのであった。自爆行為なのは承知しているがこうでもしないと普通の料理で終わってしまう気しかしない。
ご飯を食べ終わった俺たちは、商店街に行ってご飯の材料を買いに来ている。
「まず、魚を買いに行こうと思う。というよりなんでみんな買い物について来ているんだ?今更だけどさ」
「作ってもらうのを全てセシリアさんに任せる訳にはいきませんから」
「それはありがとうな」
みんな、そのつもりで来てくれたのだとしたら優しい。だが、これではサプライズができなくなってしまう可能性が上がってしまう。もう、そのときはそのときということにしようか。
魚屋には、魔法で鮮度が保たれた魚がたくさんあった。この鮮度は日本でもなかなか無いレベルの鮮度だ。しかし、これがこの世界の当たり前なのだ。
科学レベルが低くとも魔法でそれを補えるどころか越える点も幾つもある。
取り敢えず、刺身やパエリアなどに使うので全種類を買うことにする。因みに言っとくとパエリアは俺の好きなシーフードだ。
どんなものがあったかというと、タイのような白身魚が3種類、鮪や鰹のような魚も幾つかとホタテや赤貝のような貝も何種類か買った。
それら全ては採ったそのままの状態では無くしっかりと調理をしやすいように下処理がされていたり、刺身用に捌かれてあったりする魚まであった。
その後も小麦や砂糖、醤油、米、などの食品を大量に買った。
食費はみんなで五等分したのでそこまでの負担ではなかった。とはいえ、1人150ゴールドも払うのは幾らなんでもやり過ぎた気がする。というかもう、バレたよね?
宿に着くと早速、空間収納から食材を取り出していく。
種類は多くとも、それぞれの買う量は大分控えて買った。しかし、部屋にある食べ物量を前にして果たして買った量は控えられたと言えるだろうか?
否、俺なら控えたようには見えない。
そんな、食材たちを料理するのは誰かと言えば俺だ。
料理とはこんなにも憂鬱な気持ちになれるものだったのか。
しかし、これはみんなにと考えればそんなことも思わなくなってきた。
試験で若干の疲れた身体を動かし、ご飯を炊きながら、パンを焼いたり、食材を茹でたりする。
もちろん、幾ら今が夕方とは言えど普通に作っていたら明日になってしまうので、範囲魔法でキッチン一体のときの進み具合を遅らしておいた。
先程、キッチンと言ったが、実際には部屋にキッチンと同じ役割を持たせたところで作っている。
シンクやコンロなどは全て俺の魔法で作った。
そういう設備を整えたということは、魔法だけで作らないということだ。
何故なら、俺の魔力残量は範囲魔法とキッチン作りで底を尽きかけていたらだ。
だから、ほとんどのものは普通に料理は地球の頃と同じように作る。ただし、それはあくまでもほとんどであり、実際に俺がそんなデザートなどの作り方は知らない。
俺がそんな悪戦苦闘しているが、みんなに気を使わせたくないのでトランプとかで盛り上がってもらっている。その間もせっせと一品、また一品と完成させていく。
◇
「全部用意できた……さあ、食べようか。じゃあ、今日はみんなの推薦冒険者登録試験合格を祝し乾杯!」
「「乾杯!」」
やっと、全て作り終わった。
全くこんなに疲れたのは久しぶりだ。
「セシリアさん、こんなにたくさん作っていただきありがとうございます!有り難くいただきます」
「そう言ってくれるとこちらとしてもありがたいよ」
「やっまり、めりりあたんのよーりはおいいいね!(やっぱり、セシリアちゃんの料理は美味しいね!」
「カリス、食べるか喋るかどっちかにしてくれ」
何て言ってるのか全然分からないが脈絡からして、多分プラスのことだろう。そうでなかったら悲しい過ぎる。
「セシリアさんのおすすめってありますか?私もそれを食べたいと思います」
「そうだな……」
おすすめ、か。
深く考えずに今食べたいものでいいか。
「ご飯系だったら、ホイコーローかな。生卵に浸してそれごと、ご飯に乗せて食べると美味しい」
ホイコーローは急遽思い付いたので、追加したのだ。
俺の中では生卵を見ると、何故かホイコーローが頭をよぎる。
そして、作ったわけだ。
何?疲れてるとか言いながら自分から頑張っていて言ってることが矛盾している?
それは違う。折角やるなら、出来るだけ頑張るのが俺のポリシーであるのだ。
「そして、デザートでおすすめなのがパフェだな。色々なものが楽しめるこれだけで大分楽しめると思うな」
「そうですか!ありがとうございます。それは絶対におさえておきます」
疲れたが、こんな風に楽しんでいるのを見るとそんなことも忘れられる。
そして、ご飯がいつもより美味しい。
自分で一生懸命に作ったからというのもあるし、何よりこうしてみんなと一緒に食べているというのも大きいだろうな。
「カリス、ステーキは今さっき食べたばかりじゃないか?それだったらスパゲッティとかパンを食べてみたいぞ」
「全然決まらないじゃないか。食事も終わったからそろそろ店も出ないと行けないからさっさと何を作るか決めるため……というか決めない」
「「えー!」」
「作るのやめちゃったの?」
「きっと、私が駄々を捏ねてしまったせいで……」
「たくさん食べたいものを言って決めるのを遅くしたボクにも非があるぞ……」
「セシリアさん、早く決めれずすいませんでした」
「いや、作らないわけがないでしょ。そこまで、短気じゃないし。ボクを一体なんだと思っているんだよ?」
みんな、非道いな。俺ってそんなやつに見えていたのか……。
「じゃあ、どういうことなの?」
「いや、希望のもの全部作るよ」
「「ありがとう!」」
みんな、とても喜んでくれた。俺としても期待してくれるのは嬉しい。
どんな、意見になったかというと寿司で決まったらしい。
思いの外出てこなかったことがいまいち自分のなかで納得がいかず、他にも作ることにする。いや、遠慮してくれるのはありがたいけどそれだと食卓がなんか寂しいよね?そう思った俺はいっそのこと作れるもんは作ってやろうと思い思い付くものを作ることにした。
そして、結局俺のなかで何を作ることになったかというと【餃子】【ローストビーフ】【刺身】【寿司】【スパゲッティ】【おでん】【冷やし中華】【炒飯】【パエリア】を作ることになった。だが、あくまでもこれらはお腹を満たすためのものだ。
そう、デザートがまだあるのだ。
【イチゴケーキ】【ミルクレープ】【チーズケーキ】【プリン・ア・ラ・モード 】【パンケーキ】【フルーツタルト】【ムース】【コーヒーゼリー】【苺クレープ】【パフェ】【杏仁豆腐】【スフレ】【クッキー】【カステラ】【パウンドケーキ】。
まあ、俺は一度作ると言ったのにそれをやっぱやめたとかはしたくないので作ることにする。
しかし、ちょっと計画し過ぎたな……。
こうして俺のたくさんの料理作りが始まるのであった。自爆行為なのは承知しているがこうでもしないと普通の料理で終わってしまう気しかしない。
ご飯を食べ終わった俺たちは、商店街に行ってご飯の材料を買いに来ている。
「まず、魚を買いに行こうと思う。というよりなんでみんな買い物について来ているんだ?今更だけどさ」
「作ってもらうのを全てセシリアさんに任せる訳にはいきませんから」
「それはありがとうな」
みんな、そのつもりで来てくれたのだとしたら優しい。だが、これではサプライズができなくなってしまう可能性が上がってしまう。もう、そのときはそのときということにしようか。
魚屋には、魔法で鮮度が保たれた魚がたくさんあった。この鮮度は日本でもなかなか無いレベルの鮮度だ。しかし、これがこの世界の当たり前なのだ。
科学レベルが低くとも魔法でそれを補えるどころか越える点も幾つもある。
取り敢えず、刺身やパエリアなどに使うので全種類を買うことにする。因みに言っとくとパエリアは俺の好きなシーフードだ。
どんなものがあったかというと、タイのような白身魚が3種類、鮪や鰹のような魚も幾つかとホタテや赤貝のような貝も何種類か買った。
それら全ては採ったそのままの状態では無くしっかりと調理をしやすいように下処理がされていたり、刺身用に捌かれてあったりする魚まであった。
その後も小麦や砂糖、醤油、米、などの食品を大量に買った。
食費はみんなで五等分したのでそこまでの負担ではなかった。とはいえ、1人150ゴールドも払うのは幾らなんでもやり過ぎた気がする。というかもう、バレたよね?
宿に着くと早速、空間収納から食材を取り出していく。
種類は多くとも、それぞれの買う量は大分控えて買った。しかし、部屋にある食べ物量を前にして果たして買った量は控えられたと言えるだろうか?
否、俺なら控えたようには見えない。
そんな、食材たちを料理するのは誰かと言えば俺だ。
料理とはこんなにも憂鬱な気持ちになれるものだったのか。
しかし、これはみんなにと考えればそんなことも思わなくなってきた。
試験で若干の疲れた身体を動かし、ご飯を炊きながら、パンを焼いたり、食材を茹でたりする。
もちろん、幾ら今が夕方とは言えど普通に作っていたら明日になってしまうので、範囲魔法でキッチン一体のときの進み具合を遅らしておいた。
先程、キッチンと言ったが、実際には部屋にキッチンと同じ役割を持たせたところで作っている。
シンクやコンロなどは全て俺の魔法で作った。
そういう設備を整えたということは、魔法だけで作らないということだ。
何故なら、俺の魔力残量は範囲魔法とキッチン作りで底を尽きかけていたらだ。
だから、ほとんどのものは普通に料理は地球の頃と同じように作る。ただし、それはあくまでもほとんどであり、実際に俺がそんなデザートなどの作り方は知らない。
俺がそんな悪戦苦闘しているが、みんなに気を使わせたくないのでトランプとかで盛り上がってもらっている。その間もせっせと一品、また一品と完成させていく。
◇
「全部用意できた……さあ、食べようか。じゃあ、今日はみんなの推薦冒険者登録試験合格を祝し乾杯!」
「「乾杯!」」
やっと、全て作り終わった。
全くこんなに疲れたのは久しぶりだ。
「セシリアさん、こんなにたくさん作っていただきありがとうございます!有り難くいただきます」
「そう言ってくれるとこちらとしてもありがたいよ」
「やっまり、めりりあたんのよーりはおいいいね!(やっぱり、セシリアちゃんの料理は美味しいね!」
「カリス、食べるか喋るかどっちかにしてくれ」
何て言ってるのか全然分からないが脈絡からして、多分プラスのことだろう。そうでなかったら悲しい過ぎる。
「セシリアさんのおすすめってありますか?私もそれを食べたいと思います」
「そうだな……」
おすすめ、か。
深く考えずに今食べたいものでいいか。
「ご飯系だったら、ホイコーローかな。生卵に浸してそれごと、ご飯に乗せて食べると美味しい」
ホイコーローは急遽思い付いたので、追加したのだ。
俺の中では生卵を見ると、何故かホイコーローが頭をよぎる。
そして、作ったわけだ。
何?疲れてるとか言いながら自分から頑張っていて言ってることが矛盾している?
それは違う。折角やるなら、出来るだけ頑張るのが俺のポリシーであるのだ。
「そして、デザートでおすすめなのがパフェだな。色々なものが楽しめるこれだけで大分楽しめると思うな」
「そうですか!ありがとうございます。それは絶対におさえておきます」
疲れたが、こんな風に楽しんでいるのを見るとそんなことも忘れられる。
そして、ご飯がいつもより美味しい。
自分で一生懸命に作ったからというのもあるし、何よりこうしてみんなと一緒に食べているというのも大きいだろうな。
0
あなたにおすすめの小説
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
40歳のおじさん 旅行に行ったら異世界でした どうやら私はスキル習得が早いようです
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
部長に傷つけられ続けた私
とうとうキレてしまいました
なんで旅行ということで大型連休を取ったのですが
飛行機に乗って寝て起きたら異世界でした……
スキルが簡単に得られるようなので頑張っていきます
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
外れギフト魔石抜き取りの奇跡!〜スライムからの黄金ルート!婚約破棄されましたのでもうお貴族様は嫌です〜
KeyBow
ファンタジー
この世界では、数千年前に突如現れた魔物が人々の生活に脅威をもたらしている。中世を舞台にした典型的なファンタジー世界で、冒険者たちは剣と魔法を駆使してこれらの魔物と戦い、生計を立てている。
人々は15歳の誕生日に神々から加護を授かり、特別なギフトを受け取る。しかし、主人公ロイは【魔石操作】という、死んだ魔物から魔石を抜き取るという外れギフトを授かる。このギフトのために、彼は婚約者に見放され、父親に家を追放される。
運命に翻弄されながらも、ロイは冒険者ギルドの解体所部門で働き始める。そこで彼は、生きている魔物から魔石を抜き取る能力を発見し、これまでの外れギフトが実は隠された力を秘めていたことを知る。
ロイはこの新たな力を使い、自分の運命を切り開くことができるのか?外れギフトを当りギフトに変え、チートスキルを手に入れた彼の物語が始まる。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる