この恋は恋なんて言わない

文字の大きさ
47 / 80

47話

しおりを挟む





「蓮くん うるさい。」




「あっ、、、、ごめん。」





「俺…聞いてない。」





「うん。蓮くんに言ってなかったから」





「いつから?」





「去年から?」






「どんな人なの?」






「幼馴染だよ」





「そっか…」




「朝日くんにだけ言ってたんだけどね、蓮くんには言えなかった」





「…なんか、ごめんな」




「いや、蓮くん何も悪くないじゃん」




「でも、話だったり聞いてあげれたり出来たのに…年上なのに情けない」




「そんな事ないよ?   蓮くんと蒼くんに言えなかったのは引かれるって思って怖かったからだし、そんな人達じゃないって分かってたのに、、、俺の方が情けないよ。」





「そんな事ない。お前は凄いよ」




「なに?蓮くん急に俺のこと褒めるじゃん」




「だって…」




「蓮くん。」




「ん?」





「蓮くんは蓮くんだよ。俺は俺だし」




「だから、何かあったら相談してね?いつでも、相談乗るから。」




「…ありがとう。グスン」




「なんで、泣くのよ。蓮くん!!」




「だって。お前いつそんな大きくなったんだよ。って思ってさ。」





「もう、俺だって大人だよ?」




「そうだったな…。」




「そうだよ。」




「…うん」




「じゃあ、切るね?」




「うん。」





「今日の事は本当にごめんなさい。明日、しっかり謝ります」




「おぉ。」





「じゃ~ねぇ~!! 」







電話を切ると俺はスマホフォルダにある写真を眺めていた






「あいつ、こんなに小さかったのに。」





俺達は、高校生の時初めてチームを組んだ。


でも、あいつはまだ、中学3年生だった。





「 大きくなりやがって…」





そんな事を考えているともういい時間になっていた






「そろそろ寝るか、」





悟さんのベット へ入りスマホを充電してアラーム…



あれ?、、、明日何時だっけ?





俺は、時間を聞くのを忘れていたのを思い出しマネージャーに「明日何時ですか?」




「明日、3時に迎えにいく」




「え?!朝の?!」




「違う違う」




「夕方」




「あ、わかりました。ありがとうございます。」




「はーい」







びっくりした。時間を見ると深夜の1時を過ぎていたから2時間しか寝れないじゃん。って思ってしまっていた自分がいて情けなさをまた感じ…「情けないやつは今から寝ます。」と独り言を言いながら眠りについた








~
















そして、朝目が覚めると横に悟さんの姿はなかった






「あれ、」





目を擦りベットから降りてリビングに向かうと朝ごはんもまだ用意されていなかった





「まだ、帰ってきてないのか。」






今日は、ゆっくりだし。って思いもう一度ベットへ入りスマホを確認すると悟さんから連絡が来ていた





「今日、戻れそうにないから。また、夕方会おう」4:18





「分かりました。体には気をつけて下さいね」8:51






俺は、もう一度眠りに付いた。
















しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

真空ベータの最強執事は辞職したい~フェロモン無効体質でアルファの王子様たちの精神安定剤になってしまった結果、執着溺愛されています~

水凪しおん
BL
フェロモンの影響を受けない「ベータ」の執事ルシアンは、前世の記憶を持つ転生者。 アルファ至上主義の荒れた王城で、彼はその特異な「無臭」体質ゆえに、フェロモン過多で情緒不安定な三人の王子たちにとって唯一の「精神安定剤」となってしまう。 氷の第一王子、野獣の第二王子、知略の第三王子――最強のアルファ兄弟から、匂いを嗅がれ、抱きつかれ、執着される日々。 「私はただの執事です。平穏に仕事をさせてください」 辞表を出せば即却下、他国へ逃げれば奪還作戦。 これは、無自覚に王子たちを癒やしてしまった最強執事が、国ぐるみで溺愛され、外堀を埋められていくお仕事&逆ハーレムBLファンタジー!

身代わり召喚された俺は四人の支配者に溺愛される〜囲い込まれて逃げられません〜

たら昆布
BL
間違って異世界召喚された青年が4人の男に愛される話

【完結】※セーブポイントに入って一汁三菜の夕飯を頂いた勇者くんは体力が全回復します。

きのこいもむし
BL
ある日突然セーブポイントになってしまった自宅のクローゼットからダンジョン攻略中の勇者くんが出てきたので、一汁三菜の夕飯を作って一緒に食べようねみたいなお料理BLです。 自炊に目覚めた独身フリーターのアラサー男子(27)が、セーブポイントの中に入ると体力が全回復するタイプの勇者くん(19)を餌付けしてそれを肴に旨い酒を飲むだけの逆異世界転移もの。 食いしん坊わんこのローグライク系勇者×料理好きのセーブポイント系平凡受けの超ほんわかした感じの話です。

一軍男子と兄弟になりました

しょうがやき
BL
親の再婚で一軍男子と兄弟になった、平凡男子の話。

後宮の男妃

紅林
BL
碧凌帝国には年老いた名君がいた。 もう間もなくその命尽きると噂される宮殿で皇帝の寵愛を一身に受けていると噂される男妃のお話。

虚ろな檻と翡翠の魔石

篠雨
BL
「本来の寿命まで、悪役の身体に入ってやり過ごしてよ」 不慮の事故で死んだ僕は、いい加減な神様の身勝手な都合により、異世界の悪役・レリルの器へ転生させられてしまう。 待っていたのは、一生を塔で過ごし、魔力を搾取され続ける孤独な日々。だが、僕を管理する強面の辺境伯・ヨハンが運んでくる薪や食事、そして不器用な優しさが、凍てついた僕の心を次第に溶かしていく。 しかし、穏やかな時間は長くは続かない。魔力を捧げるたびに脳内に流れ込む本物のレリルの記憶と領地を襲う未曾有の魔物の群れ。 「僕が、この場所と彼を守る方法はこれしかない」 記憶に翻弄され頭は混乱する中、魔石化するという残酷な決断を下そうとするが――。

無愛想な氷の貴公子は臆病な僕だけを逃さない~十年の片想いが溶かされるまで~

たら昆布
BL
執着ヤンデレ攻め×一途受け

最弱白魔導士(♂)ですが最強魔王の奥様になりました。

はやしかわともえ
BL
のんびり書いていきます。 2023.04.03 閲覧、お気に入り、栞、ありがとうございます。m(_ _)m お待たせしています。 お待ちくださると幸いです。 2023.04.15 閲覧、栞、お気に入りありがとうございます。 m(_ _)m 更新頻度が遅く、申し訳ないです。 今月中には完結できたらと思っています。 2023.04.17 完結しました。 閲覧、栞、お気に入りありがとうございます! すずり様にてこの物語の短編を0円配信しています。よろしければご覧下さい。

処理中です...