この恋は恋なんて言わない

文字の大きさ
48 / 80

48話

しおりを挟む




目を覚ますとお昼の12:00~を過ぎていた



「やべっ」



俺は急いでシャワー浴び終え色々準備してからご飯があったからとりあえずそれで卵かけご飯を食べてスマホを確認してみると、朝にした連絡に既読もついていなかった。





「何かあったのかな。。。」




心配しながらも、まぁ特に気にせず洗い物も済ませて時間が余ったから掃除も済ませ悟さんの家を出た。






エレベーターへ乗り込み 一階に着くとすでに車が待っていた。



俺は小走りですぐに車の方に向かった。


「おはようございます」



「おはよう。 乗って。」



「はい」





すると、車には他の3人が乗っていた。


「あれ。 おはよう。   みんなで?」




っと聞くとマネージャーは、お前らが説明しろ。っと言うかのように手をパタパタ振っていた



「出発するぞー。シートベルトしろよ!」




「あっ、はい。 」




と言い俺が隣に座っている蒼に聞くと…



「当分、一台でだって」




「へぇー  あ、恭介?」




「そう。」




「そっか。」




後ろを振り向くと恭介は申し訳なさそうにこちらを見ていた。





「蓮くん…」





「いいよ。別に」




「でも…」





「昔、思い出すじゃん。最近は、有難い事に一台ずつだったけど、俺寂しかったしちょうどいいや。」




「蓮くん…」




「お前、本当優しいな。」




とイヤホンをして眠っていた朝日が目を覚ました、





「お前キレたの?笑」




「いや、キレてははない!。でも、毎日かっ、、てなった…まぁ別に狭い以外は文句ないからな俺もせまい!!以外は!!」






「ごめんなさい」





「まぁまぁいいじゃん。楽しくいこうよ!」





「能天気なやつだほんとに…。」





「な、恭介。」




「蓮くんしかいないよ。本当に。蓮くんにこれかもついて行きます。」




「お前、この前までは俺についていくとか言ってじゃねぇーか」





「えー朝日くんにそんな事言ったけ??」




「おい、朝日…この前は俺にもついていくって言ってたぞ。」




「蒼くんには言った記憶はあるのにな~」





「おい、お前ーーーー」





と言い2人は仲良く言い合いしながら俺達は現場に向かった。






「着いたぞ。スタッフさんにはもちろんだけど、ちゃんとお店の人達にも謝るんだぞ」





「はい!」




俺達は、すぐに車から降りるとスタッフさん達1人1人に謝罪をした。



スタッフさん達は優しい笑顔で"大丈夫" だと言ってくれた。




「本当に、ありがとうございます。一生懸命頑張ります。よろしくお願いします。」




と謝罪と挨拶をお店の人達にまで済ませてすぐに自分達は撮影の準備にはいった。





俺は、準備を先に済ませ悟さんがいないかスタッフルームの方に行こうとすると誰かとぶつかった。






「すみません」





「いえ」





「え、…さとる…さん?」




















悟さんの顔を見ると顔にアザができていた。



しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

愛してやまなかった婚約者は俺に興味がない

了承
BL
卒業パーティー。 皇子は婚約者に破棄を告げ、左腕には新しい恋人を抱いていた。 青年はただ微笑み、一枚の紙を手渡す。 皇子が目を向けた、その瞬間——。 「この瞬間だと思った。」 すべてを愛で終わらせた、沈黙の恋の物語。   IFストーリーあり 誤字あれば報告お願いします!

バイト先に元カレがいるんだが、どうすりゃいい?

cheeery
BL
サークルに一人暮らしと、完璧なキャンパスライフが始まった俺……広瀬 陽(ひろせ あき) ひとつ問題があるとすれば金欠であるということだけ。 「そうだ、バイトをしよう!」 一人暮らしをしている近くのカフェでバイトをすることが決まり、初めてのバイトの日。 教育係として現れたのは……なんと高二の冬に俺を振った元カレ、三上 隼人(みかみ はやと)だった! なんで元カレがここにいるんだよ! 俺の気持ちを弄んでフッた最低な元カレだったのに……。 「あんまり隙見せない方がいいよ。遠慮なくつけこむから」 「ねぇ、今どっちにドキドキしてる?」 なんか、俺……ずっと心臓が落ち着かねぇ! もう一度期待したら、また傷つく? あの時、俺たちが別れた本当の理由は──? 「そろそろ我慢の限界かも」

【完結】毎日きみに恋してる

藤吉めぐみ
BL
青春BLカップ1次選考通過しておりました! 応援ありがとうございました! ******************* その日、澤下壱月は王子様に恋をした―― 高校の頃、王子と異名をとっていた楽(がく)に恋した壱月(いづき)。 見ているだけでいいと思っていたのに、ちょっとしたきっかけから友人になり、大学進学と同時にルームメイトになる。 けれど、恋愛模様が派手な楽の傍で暮らすのは、あまりにも辛い。 けれど離れられない。傍にいたい。特別でありたい。たくさんの行きずりの一人にはなりたくない。けれど―― このまま親友でいるか、勇気を持つかで揺れる壱月の切ない同居ライフ。

後宮の男妃

紅林
BL
碧凌帝国には年老いた名君がいた。 もう間もなくその命尽きると噂される宮殿で皇帝の寵愛を一身に受けていると噂される男妃のお話。

執着

紅林
BL
聖緋帝国の華族、瀬川凛は引っ込み思案で特に目立つこともない平凡な伯爵家の三男坊。だが、彼の婚約者は違った。帝室の血を引く高貴な公爵家の生まれであり帝国陸軍の将校として目覚しい活躍をしている男だった。

追放された味見係、【神の舌】で冷徹皇帝と聖獣の胃袋を掴んで溺愛される

水凪しおん
BL
「無能」と罵られ、故郷の王宮を追放された「味見係」のリオ。 行き場を失った彼を拾ったのは、氷のような美貌を持つ隣国の冷徹皇帝アレスだった。 「聖獣に何か食わせろ」という無理難題に対し、リオが作ったのは素朴な野菜スープ。しかしその料理には、食べた者を癒やす伝説のスキル【神の舌】の力が宿っていた! 聖獣を元気にし、皇帝の凍てついた心をも溶かしていくリオ。 「君は俺の宝だ」 冷酷だと思われていた皇帝からの、不器用で真っ直ぐな溺愛。 これは、捨てられた料理人が温かいご飯で居場所を作り、最高にハッピーになる物語。

【完結】愛されたかった僕の人生

Kanade
BL
✯オメガバース 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。 今日も《夫》は帰らない。 《夫》には僕以外の『番』がいる。 ねぇ、どうしてなの? 一目惚れだって言ったじゃない。 愛してるって言ってくれたじゃないか。 ねぇ、僕はもう要らないの…? 独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。

やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。

毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。 そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。 彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。 「これでやっと安心して退場できる」 これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。 目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。 「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」 その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。 「あなた……Ωになっていますよ」 「へ?」 そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て―― オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。

処理中です...