寂しがり屋のドラゴン

神無ノア

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 それから時は経ち。


 はるか昔、魔獣が荒れ狂い滅びた国があるといいます。

 その国は今でも人は入ることができません。
 時々冒険者が魔獣を狩りますが、すぐに増えてしまいます。

 そんなある日、その地に一頭の大きなドラゴンが現れました。

 ブレス一つでたくさんの魔獣が滅びていきます。

 そしてその地に朽ち果てた何か、、をドラゴンは見つけたようでした。

 それはあの小さなドラゴンの皮で作られた鎧でした。
「やっと見つけたよ」
 ドラゴンは呟きました。
「私も守りから離れたよ。やっと一緒に住めると思ったのに」
 鎧を持ち、別の場所へと移動したドラゴンが、また別の鎧を見つけて言いました。

 そうやって一つ一つ見つけていきます。
 そして日も暮れた頃、大きなドラゴンはあの洞穴へ向かいました。
「ただいま。私の可愛い奥さんと子供」
 優しく鎧を撫でたドラゴンはそこで眠りにつきました。
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