34 / 41
28話 アンヌSide
お風呂の後にも少しだけ、突然の仕事があって、お腹がペコペコだ。結局食事を食べ逃してしまった─今日はガードと、二人きりの予定だったのに─ので、ミーナさんとの話し合いは、もっと早く済ませる事にしよう。早くご飯を食べて、残りの時間で出来るだけガードと一緒にいたい。
ネグリジェのままで、そそくさと彼女の元へ向かう。こちらから話すことは、今度話すことを除いて、三つ。なぜ僕とそんなに会いたがっていたのか?という事と、ガードにはこれから会わせられない─相手の言い分的には必然的に、会わなくなるんだけど─と言う事、そして水晶を用意する。ということだ。
水晶、人間と獣人では違うらしく、わざわざ使者に買いにいってもらうことになった。まぁまぁな値段だし、手切れ金には少ないけど、やってきた事を考えれば程よい……と、僕は思ったが、彼女らはそうは思わないかもな。
□◇□◇□◇□
到着すると、ご飯をもぐもぐと食べている、カルーに会う。美味しそうな匂いからして、シチューやパン、ハンバーグなどのようだ。……って事は、もっと上は豪華だったんだろうな。ちゃんとガードは母様や父様と食べられたかな。一人で食べるのは絶対に寂しいだろうから、一緒に仲睦まじく食べられてると良いんだけど……
「お疲れ様、美味しそうだね」
「あ、おふは、おふ、んぐ、お疲れ様です!すっごい美味しいですよ!」
ニコニコと笑うカルーの顔は、ガードと通じるものがある。いや、猫みたいな顔だし似てな……いや、雰囲気は似てる、かな?でも、幸せオーラというものが、似ているのかも。幸せな人は幸せな顔をするんだな。
「早く食べたいから、早くお話を済ませてくるよ。鍵もらえる?」
「あれ、食べてないんですか?」
「あはは、ちょっと緊急の仕事が入っちゃってね。終わったら食べるんだ」
「国王になったばかりですのに、大変ですね。どうぞ!何かありましたらすぐにお呼びください!」
カルーから鍵を貰い、さっさとミーナさんの部屋……いや、牢屋に入る。
中に入ると、食べ物を机の上に広げ、水を飲んでいるミーナさんがいた。まだお風呂に入っていないようで、普段の服のままだ。頭にヘアキャップは被っていない。
「やだ、レディが食事中なんだから、ノックして欲しかったですけれど……早く会いたくて仕方なかったとか?」
「僕はまだご飯食べられてなくて、急いでるので。お伝えしたい事だけお伝えに来ました」
「そんな急がないで、お話していきましょうよ!ほら、お隣に座って?」
「遠慮します」
出入り口の扉に体重を掛けて立つ、近付きたくないし、不意を打たれて抜け出されたく無いし。
ぷく、と口を膨らませたミーナさんを、ちょっとだけまじまじと見てみる。ほんの少しだけ、ガードとの血縁を感じる顔をしている。怒っているんだぞ、と伝えてくるような顔と、少しサラッと頭にかかっている髪の毛の感じが似ている……気がする。
でも性格も、見た目も全く似てない。もしガードより先に出会ったとして、恋に落ちることは無かっただろうな。ガードの事は見た目も好きだが、何より中身が好きなのだ。
「先に伝える事は、聖女の特訓は許可を出します。遅くとも明後日には水晶が届くと思うので、それからは好きに特訓して下さい」
「嬉しい!許可をくれるなんて優しいのね」
にこやかに笑っているが、なんらかの裏が見える。何か裏で考えて、表面上は取り繕っているようにしか見えない。
「次のお知らせは、もうガードには会わせられない。僕が会いに来たことだし、良いですよね?」
「あら、寂しい。やっと姉弟として仲良くなれたと思ったのに」
「……彼はそう思わなかったみたいだからね、君の思い違いだよ」
この事を話してくれていたガードは、ものすごく不安そうな顔をしていた。ガードの事を考えて、如何考えてもこの人の思い違いだ。
結構思い込みが激しいところがあるらしい、より一層ガードから離してあげないと、大きな怪我を負わされるかもしれない。
そう伝えると、彼女は気持ちの悪い顔をした。いや、本当に表現の通りという物。ニタ、と聞こえそうなほど口角を吊り上げていた。
正直、怪物。なんて思ってしまう程の顔はすぐに元に戻り、人当たりのいい顔に変わっていた。
「やだ、聞いてないんですの?とても……仲良くしていまして。ほら、ここにアンヌって書いて?って言ったら……アだけだけど。書いてくれたのよ。中々上手でしょ?」
そう言って一枚の紙を見せてくる。グニャグニャと曲がった文字で、ガードが練習中の文字、ということがよく分かる。正直その紙はすごく欲しい、ガードの僕の名前を書こうとしてくれた紙なんて、最高に可愛い。その状況を考えるだけでもっと好きになる。いや、その時ガードは怖がっていたかもしれない。甘んじてはいけない……
「よろしければ……近くでご覧なられます?ほら、ここに置きますわ」
立ち上がってベッドの端に置くと、また食事の場所へ帰り、パクパクとシチューを頬張り始めた。
取りに行くか悩んだが、少し距離があるし、物凄く正直言えば欲しい。恐る恐る取りに行くが、意外とこちらへ目を向けないで食事に集中している。
そっと紙を取ると、ア。だけだが頑張って書いたという感じがわかる。少しだけ、嬉しい。僕の名前の一文字でも書けるようになってくれているのだと。
「ね、仲良くなったのわかるでしょ?前のガードなら、書いてくれなかったと思うわ」
「……それは、どうとも言えるから参考にはしないよ」
少しインクが飛び散った痕が見えるが、何か焦っていたのだろうか?文字の書き順がわからない……とか?いや、普通に苦手な姉と一緒にいるのが無理だったのかも。
一応、もしかしたらガードが会いたいと言うかもしれないから、それだけは許可してあげよう。
「一応、ガードが望む場合のみは許可します……が、基本僕を通してからじゃないと、会わせられませんから」
「あら、仲良しなのに。ひどい王様ね」
「……貴女、ここにどうして入ったか覚えてます?」
入った理由は、侮辱罪で、ガードの事を毛嫌いしているのを、通り越した程の嫌悪を感じた。それなのに、何故ガードに対して優しい、仲良し。という行為をしているのか?それに、僕に対してベッタリとしてきていない感じが気になる。
初めてあった時とは全然違うし、前あった時はもっと赤ん坊のように、わあわあと叫んでいたと思うが。
「ま、会えるならいっか。明日会いたいんだけど?」
「……ガードに聞いてからにします」
なぜそんなに会いたがるのか、物凄く怪しい。だから、その事を説明してからガードに伝えるべきだろう。判断は……できるだけ任せるけど。
本当に、本当にガードは優しいので姉を許すか、悩んでいる可能性は捨てきれないし。
話をしていると、軽くお腹が鳴る。前のガードの照れた顔を思い出し、早くご飯を食べたくなる。屋台の食べ物を頬張るガードは、可愛かったなぁ……
「最後に。質問だけど……なんで僕に会いたがっていたの?僕は君に会いたい理由はなかったけど」
「あら、あなたの事が好き……は、冗談で、ガードと仲直りしようかと思って。そうしたら、旦那様の貴方とも仲良くならないと、ね?私一応義姉になるもの。それに……」
ぼそぼそと最後の方は発したので、何も聞こえなかったが、質問の答えにはなっていない気がする。
しかし、何かを企んでいるということは分かった。もう会わないようにした方がいいと考える。ガードが願うなら会わせてあげるし、会うかもしれないけど……僕から会いに来ることはないだろう。
「まぁいいよ、僕からはもう会いに来ません」
「えぇ、寂しい!意地悪ね」
「さようなら、うちのシェフの食事を楽しんで」
面倒になったので紙を持ったまま外へ出た。
なんの企みがあるんだろう?やっぱり、支援の希望か、僕やガードに対して反撃する狙いだろうか?そこが一番疑える場所だが……何か回りくどい。彼女の両親が来て、バッサリと切り捨てれば反撃なんて、出来なくなるような遠回りの仕方をしている。
「カルー、ありがとう。食べるの早いね」
「何かあった時に対処できるようにするのが、大切なので!美味しいですしね~」
鍵を渡して、軽く手を振って食事を食べに行く。やっぱり、慣れない人と話すのは結構疲れる。
思わぬ報酬もあった─ガードが、まだ書きなれてない文字をゲットした、というのはとても良い─し、何か企んでいることを感じられたので、結果オーライ……かな?
この疲労を癒やしてもらうために、食事後は直ぐにガードに会いに行こう。少しだけ長い階段を歩きながら、僕は食事へ向かった。
ネグリジェのままで、そそくさと彼女の元へ向かう。こちらから話すことは、今度話すことを除いて、三つ。なぜ僕とそんなに会いたがっていたのか?という事と、ガードにはこれから会わせられない─相手の言い分的には必然的に、会わなくなるんだけど─と言う事、そして水晶を用意する。ということだ。
水晶、人間と獣人では違うらしく、わざわざ使者に買いにいってもらうことになった。まぁまぁな値段だし、手切れ金には少ないけど、やってきた事を考えれば程よい……と、僕は思ったが、彼女らはそうは思わないかもな。
□◇□◇□◇□
到着すると、ご飯をもぐもぐと食べている、カルーに会う。美味しそうな匂いからして、シチューやパン、ハンバーグなどのようだ。……って事は、もっと上は豪華だったんだろうな。ちゃんとガードは母様や父様と食べられたかな。一人で食べるのは絶対に寂しいだろうから、一緒に仲睦まじく食べられてると良いんだけど……
「お疲れ様、美味しそうだね」
「あ、おふは、おふ、んぐ、お疲れ様です!すっごい美味しいですよ!」
ニコニコと笑うカルーの顔は、ガードと通じるものがある。いや、猫みたいな顔だし似てな……いや、雰囲気は似てる、かな?でも、幸せオーラというものが、似ているのかも。幸せな人は幸せな顔をするんだな。
「早く食べたいから、早くお話を済ませてくるよ。鍵もらえる?」
「あれ、食べてないんですか?」
「あはは、ちょっと緊急の仕事が入っちゃってね。終わったら食べるんだ」
「国王になったばかりですのに、大変ですね。どうぞ!何かありましたらすぐにお呼びください!」
カルーから鍵を貰い、さっさとミーナさんの部屋……いや、牢屋に入る。
中に入ると、食べ物を机の上に広げ、水を飲んでいるミーナさんがいた。まだお風呂に入っていないようで、普段の服のままだ。頭にヘアキャップは被っていない。
「やだ、レディが食事中なんだから、ノックして欲しかったですけれど……早く会いたくて仕方なかったとか?」
「僕はまだご飯食べられてなくて、急いでるので。お伝えしたい事だけお伝えに来ました」
「そんな急がないで、お話していきましょうよ!ほら、お隣に座って?」
「遠慮します」
出入り口の扉に体重を掛けて立つ、近付きたくないし、不意を打たれて抜け出されたく無いし。
ぷく、と口を膨らませたミーナさんを、ちょっとだけまじまじと見てみる。ほんの少しだけ、ガードとの血縁を感じる顔をしている。怒っているんだぞ、と伝えてくるような顔と、少しサラッと頭にかかっている髪の毛の感じが似ている……気がする。
でも性格も、見た目も全く似てない。もしガードより先に出会ったとして、恋に落ちることは無かっただろうな。ガードの事は見た目も好きだが、何より中身が好きなのだ。
「先に伝える事は、聖女の特訓は許可を出します。遅くとも明後日には水晶が届くと思うので、それからは好きに特訓して下さい」
「嬉しい!許可をくれるなんて優しいのね」
にこやかに笑っているが、なんらかの裏が見える。何か裏で考えて、表面上は取り繕っているようにしか見えない。
「次のお知らせは、もうガードには会わせられない。僕が会いに来たことだし、良いですよね?」
「あら、寂しい。やっと姉弟として仲良くなれたと思ったのに」
「……彼はそう思わなかったみたいだからね、君の思い違いだよ」
この事を話してくれていたガードは、ものすごく不安そうな顔をしていた。ガードの事を考えて、如何考えてもこの人の思い違いだ。
結構思い込みが激しいところがあるらしい、より一層ガードから離してあげないと、大きな怪我を負わされるかもしれない。
そう伝えると、彼女は気持ちの悪い顔をした。いや、本当に表現の通りという物。ニタ、と聞こえそうなほど口角を吊り上げていた。
正直、怪物。なんて思ってしまう程の顔はすぐに元に戻り、人当たりのいい顔に変わっていた。
「やだ、聞いてないんですの?とても……仲良くしていまして。ほら、ここにアンヌって書いて?って言ったら……アだけだけど。書いてくれたのよ。中々上手でしょ?」
そう言って一枚の紙を見せてくる。グニャグニャと曲がった文字で、ガードが練習中の文字、ということがよく分かる。正直その紙はすごく欲しい、ガードの僕の名前を書こうとしてくれた紙なんて、最高に可愛い。その状況を考えるだけでもっと好きになる。いや、その時ガードは怖がっていたかもしれない。甘んじてはいけない……
「よろしければ……近くでご覧なられます?ほら、ここに置きますわ」
立ち上がってベッドの端に置くと、また食事の場所へ帰り、パクパクとシチューを頬張り始めた。
取りに行くか悩んだが、少し距離があるし、物凄く正直言えば欲しい。恐る恐る取りに行くが、意外とこちらへ目を向けないで食事に集中している。
そっと紙を取ると、ア。だけだが頑張って書いたという感じがわかる。少しだけ、嬉しい。僕の名前の一文字でも書けるようになってくれているのだと。
「ね、仲良くなったのわかるでしょ?前のガードなら、書いてくれなかったと思うわ」
「……それは、どうとも言えるから参考にはしないよ」
少しインクが飛び散った痕が見えるが、何か焦っていたのだろうか?文字の書き順がわからない……とか?いや、普通に苦手な姉と一緒にいるのが無理だったのかも。
一応、もしかしたらガードが会いたいと言うかもしれないから、それだけは許可してあげよう。
「一応、ガードが望む場合のみは許可します……が、基本僕を通してからじゃないと、会わせられませんから」
「あら、仲良しなのに。ひどい王様ね」
「……貴女、ここにどうして入ったか覚えてます?」
入った理由は、侮辱罪で、ガードの事を毛嫌いしているのを、通り越した程の嫌悪を感じた。それなのに、何故ガードに対して優しい、仲良し。という行為をしているのか?それに、僕に対してベッタリとしてきていない感じが気になる。
初めてあった時とは全然違うし、前あった時はもっと赤ん坊のように、わあわあと叫んでいたと思うが。
「ま、会えるならいっか。明日会いたいんだけど?」
「……ガードに聞いてからにします」
なぜそんなに会いたがるのか、物凄く怪しい。だから、その事を説明してからガードに伝えるべきだろう。判断は……できるだけ任せるけど。
本当に、本当にガードは優しいので姉を許すか、悩んでいる可能性は捨てきれないし。
話をしていると、軽くお腹が鳴る。前のガードの照れた顔を思い出し、早くご飯を食べたくなる。屋台の食べ物を頬張るガードは、可愛かったなぁ……
「最後に。質問だけど……なんで僕に会いたがっていたの?僕は君に会いたい理由はなかったけど」
「あら、あなたの事が好き……は、冗談で、ガードと仲直りしようかと思って。そうしたら、旦那様の貴方とも仲良くならないと、ね?私一応義姉になるもの。それに……」
ぼそぼそと最後の方は発したので、何も聞こえなかったが、質問の答えにはなっていない気がする。
しかし、何かを企んでいるということは分かった。もう会わないようにした方がいいと考える。ガードが願うなら会わせてあげるし、会うかもしれないけど……僕から会いに来ることはないだろう。
「まぁいいよ、僕からはもう会いに来ません」
「えぇ、寂しい!意地悪ね」
「さようなら、うちのシェフの食事を楽しんで」
面倒になったので紙を持ったまま外へ出た。
なんの企みがあるんだろう?やっぱり、支援の希望か、僕やガードに対して反撃する狙いだろうか?そこが一番疑える場所だが……何か回りくどい。彼女の両親が来て、バッサリと切り捨てれば反撃なんて、出来なくなるような遠回りの仕方をしている。
「カルー、ありがとう。食べるの早いね」
「何かあった時に対処できるようにするのが、大切なので!美味しいですしね~」
鍵を渡して、軽く手を振って食事を食べに行く。やっぱり、慣れない人と話すのは結構疲れる。
思わぬ報酬もあった─ガードが、まだ書きなれてない文字をゲットした、というのはとても良い─し、何か企んでいることを感じられたので、結果オーライ……かな?
この疲労を癒やしてもらうために、食事後は直ぐにガードに会いに行こう。少しだけ長い階段を歩きながら、僕は食事へ向かった。
あなたにおすすめの小説
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
悪役令息に転生したらしいけど、何の悪役令息かわからないから好きにヤリチン生活ガンガンしよう!
ミクリ21 (新)
BL
ヤリチンの江住黒江は刺されて死んで、神を怒らせて悪役令息のクロエ・ユリアスに転生されてしまった………らしい。
らしいというのは、何の悪役令息かわからないからだ。
なので、クロエはヤリチン生活をガンガンいこうと決めたのだった。
悪役令嬢の兄、閨の講義をする。
猫宮乾
BL
ある日前世の記憶がよみがえり、自分が悪役令嬢の兄だと気づいた僕(フェルナ)。断罪してくる王太子にはなるべく近づかないで過ごすと決め、万が一に備えて語学の勉強に励んでいたら、ある日閨の講義を頼まれる。
獣のような男が入浴しているところに落っこちた結果
ひづき
BL
異界に落ちたら、獣のような男が入浴しているところだった。
そのまま美味しく頂かれて、流されるまま愛でられる。
2023/04/06 後日談追加
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
シナリオ回避失敗して投獄された悪役令息は隊長様に抱かれました
無味無臭(不定期更新)
BL
悪役令嬢の道連れで従兄弟だった僕まで投獄されることになった。
前世持ちだが結局役に立たなかった。
そもそもシナリオに抗うなど無理なことだったのだ。
そんなことを思いながら収監された牢屋で眠りについた。
目を覚ますと僕は見知らぬ人に抱かれていた。
…あれ?
僕に風俗墜ちシナリオありましたっけ?
記憶喪失になったら弟の恋人になった
天霧 ロウ
BL
ギウリは種違いの弟であるトラドのことが性的に好きだ。そして酔ったフリの勢いでトラドにキスをしてしまった。とっさにごまかしたものの気まずい雰囲気になり、それ以来、ギウリはトラドを避けるような生活をしていた。
そんなある日、酒を飲んだ帰りに路地裏で老婆から「忘れたい記憶を消せる薬を売るよ」と言われる。半信半疑で買ったギウリは家に帰るとその薬を飲み干し意識を失った。
そして目覚めたときには自分の名前以外なにも覚えていなかった。
見覚えのない場所に戸惑っていれば、トラドが訪れた末に「俺たちは兄弟だけど、恋人なの忘れたのか?」と寂しそうに告げてきたのだった。
トラド×ギウリ
(ファンタジー/弟×兄/魔物×半魔/ブラコン×鈍感/両片思い/溺愛/人外/記憶喪失/カントボーイ/ハッピーエンド/お人好し受/甘々/腹黒攻/美形×地味)
大学一軍イケメンにいちご狩りに誘われた陰キャの俺、なぜかいちごじゃなくて俺が喰われたんだが(?)
子犬一 はぁて
BL
大学一軍イケメン×大学九軍陰キャ
喰われるなんて聞いてないんだが(?)
俺はただ、
いちご狩りに誘われただけだが。
なのに──
誘ってきた大学一軍イケメンの海皇(21)に
なぜか俺が捕まって食われる展開に?
ちょっと待てい。
意味がわからないんだが!
いちご狩りから始まる
ケンカップルいちゃらぶBL
※大人描写のある話はタイトルに『※』あり