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余章
第5話:向き不向き
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「さて、まずは基本中の基本からだ。レリル、君の体の中に眠る『魔力』の奔流を感じてみてくれ」
ルクシオはいつもの軽薄とも取れる調子を崩さなかったが、その双眸は獲物を狙う鷹のように鋭く僕を観察していた。指導という場に立てば、彼は遊び人風の仮面を脱ぎ捨て、王宮魔導師としての冷徹な顔を覗かせる。
「魔力というものは、血液と同じように絶えず全身を巡っている。それを意識の力で堰き止め、指先という一点に凝縮して、一気に弾けさせるイメージを持つんだ。まずは初歩中の初歩――『ライトニング・バレット』。空間を鋭く切り裂く、雷の礫を放つイメージを持って」
僕は静かに目を閉じ、ルクシオに教えられた通りに集中を深めていった。
意識を内側に向ければ、そこには確かに、自分のものではないほど温かく膨大な「何か」が満ちているのが分かる。本物のレリルが自在に操り、時には恐怖の象徴ですらあった、深淵のように底知れない魔力のプールだ。僕はそれを必死に手繰り寄せ、濁流を細い水路へ無理やり流し込むように指先へと集め、前方の標的へと全神経を向けた。
(いけ……っ!)
しかし、放たれたのは期待した雷撃ではなく、パチッという情けない火花だけだった。火花は虚空に力なく散り、冷たい冬の空気に吸い込まれるようにして消えた。
「……もう一度。もっと強く、心の底から鋭く叩きつけるように放り出すんだ」
「はい……っ!」
十回、二十回。掌に汗を握り、何度も挑戦したが、結果は残酷なまでに同じだった。やがて火花すら出なくなり、ただ指先がじりじりと熱を持つだけになる。魔力は体の中にたっぷりと、それこそ溢れんばかりに渦巻いているのに、それが「攻撃」という形に変換された瞬間、出口を見失ったように霧散してしまうのだ。
「……おかしいな。これだけ魔力量があって、流れも極めてスムーズなのに。レリル、次は火だ。イメージを破壊的な熱に変換して。すべてを燃やし尽くす、鮮烈な赤だ」
ルクシオの指導は次第に熱を帯びていったが、僕の反応はそれに反比例するように冷え切っていった。火、氷、風。どんな属性を込めても、どんな形式の攻撃魔法を試しても、標的である岩には掠り傷一つ付けることができない。
「……はぁ、はぁ……。すみません、ルクシオさん。やっぱり僕には、魔導師としての才能なんてないのかも……」
僕は地面に膝をつき、肩で息をしながら項垂れた。この世界に来てからずっと、僕はただ守られるだけの存在だった。塔に幽閉されていた時はヨハンが運んでくれる食事に縋り、屋敷に来てからも周囲の厚意に無条件で甘えてばかりで。
魔法封じの首輪が外れて、ようやく自分自身の足で立ち、何らかの恩返しができると思ったのに。結局、僕の空っぽな魂には、レリルの遺した強大な魔力を使いこなす資格なんてないのかもしれない――そんな暗い思考が、冷え切った地面から這い上がってくる。
沈み込む僕の様子を、ルクシオは顎に手を当て、深刻な顔で見下ろしていた。
「……いや、違うな。レリル、お前――『壊す』イメージが全くできてないだろう」
「え……?」
「魔法はイメージの具現化だ。君の魔力は、誰かを傷つけたり、何かを破壊したりすることに対して、本能的に強い拒絶反応を起こしてる。これは技術や魔力量の問題じゃない。君自身の魂が持つ、本質的な性質だ」
ルクシオはふう、と大きな溜息を吐くと、足元に落ちていた無骨な小石を拾い上げ、僕の手のひらに無理やり握らせた。
「攻撃がダメなら、別の道を探そう。レリル、君さっきから『攻撃が当たったらどうしよう』とか『壊すのが怖い』とか、そんなことばかり考えてただろ?」
「……その通りです。どうしても、奪うイメージが湧かなくて。何かが壊れる瞬間を想像すると、魔力が逃げていくんです」
「ああ、魔力の揺らぎで丸わかりだよ。じゃあ、次は真逆をやってみようか。……僕が今から、この小石をお前に向けて軽く放り投げる。レリルは、自分が傷つくのを防ぐんじゃなくて、お前の後ろにある『大事な何か』を、命懸けで護るイメージで魔力を広げてみてくれ」
ルクシオの手から、小石がふわりと放り投げられた。
僕は反射的に、自分の背後にある景色を思った。この厳しい冬を越そうと屋敷で忙しく働くヨハンや、僕を家族のように気遣ってくれる執事長たちの温かな顔を。
(みんなを、護りたい。……もう、守られるだけの存在じゃなくて、みんなが安心して過ごせる場所を、僕が護れるようになりたいんだ!)
その瞬間、今まで出口を求めて内側で暴れていた魔力が、驚くほど滑らかに、そして強烈な圧力を持って周囲へと展開された。
「――ッ!?」
パァンッ! と、乾いた衝撃音が冬の空に響き渡る。
ルクシオが投げた小石は、僕の数センチ手前で、目に見えないほど強固な「壁」に激突し、粉々に砕け散った。それはかつて本物のレリルが展開していた、禍々しく相手を威圧する紫色の結界ではない。まるで真珠の層を幾重にも重ねたような、透き通った純白の光の膜だった。
「……まじか、冗談だろ?」
ルクシオの目が、これまでにないほど驚愕に見開かれる。
「今、僕、無意識にちょっとだけ魔力を込めて投げたんだ。それを微動だにせず、逆に石の方を粉砕して弾き飛ばすなんて……。よし、今度は僕がちゃんとした『魔法』を撃ち込むぞ。レリルはそれを『絶対に護り抜く』とだけ念じて対抗してくれ」
「はい……! やってみます」
今度は、一分の迷いもなかった。攻撃の時はあんなに出口が見つからなかった魔力が、今は大河の奔流のように、けれど不思議なほど優しく僕の手のひらから溢れ出していく。 ルクシオが放った中級の炎魔法が、僕の展開した光の壁に触れた瞬間、激しい熱はどこへ消えたのか。まるで、水の中に投げ込まれた小さな火種のように、音もなく静かに、そして完全に消滅した。
「……傑作だ。攻撃魔法の才能は絶望的だが、防御……いや、『守護魔法』に関しては、あいつ――本物のレリルを余裕で超えているかもしれない。あいつのは相手を拒絶する『絶縁の壁』って感じだったけど、君のはすべてを包み込み、一切の外敵の侵入をも許さないヴェールそのものだ」
ルクシオの感嘆の声を聞きながら、僕は自分の手のひらを見つめた。
誰かを傷つけ、壊すための力ではなく、誰かの居場所を護るための力。「何も持たない自分」が不甲斐なくて、どこか居心地の悪さを感じていたけれど。ようやくヨハンや領地の皆のために差し出せる「何か」を見つけた気がして、胸の奥が熱く震えた。
「これなら……ヨハンの、役に立てるでしょうか」
「立てるどころか、レリルがここにいるだけで、このストルムベルク領は世界で一番安全な場所になるよ。はは、さすがレリルの魔力だな」
ルクシオはいつもの軽薄とも取れる調子を崩さなかったが、その双眸は獲物を狙う鷹のように鋭く僕を観察していた。指導という場に立てば、彼は遊び人風の仮面を脱ぎ捨て、王宮魔導師としての冷徹な顔を覗かせる。
「魔力というものは、血液と同じように絶えず全身を巡っている。それを意識の力で堰き止め、指先という一点に凝縮して、一気に弾けさせるイメージを持つんだ。まずは初歩中の初歩――『ライトニング・バレット』。空間を鋭く切り裂く、雷の礫を放つイメージを持って」
僕は静かに目を閉じ、ルクシオに教えられた通りに集中を深めていった。
意識を内側に向ければ、そこには確かに、自分のものではないほど温かく膨大な「何か」が満ちているのが分かる。本物のレリルが自在に操り、時には恐怖の象徴ですらあった、深淵のように底知れない魔力のプールだ。僕はそれを必死に手繰り寄せ、濁流を細い水路へ無理やり流し込むように指先へと集め、前方の標的へと全神経を向けた。
(いけ……っ!)
しかし、放たれたのは期待した雷撃ではなく、パチッという情けない火花だけだった。火花は虚空に力なく散り、冷たい冬の空気に吸い込まれるようにして消えた。
「……もう一度。もっと強く、心の底から鋭く叩きつけるように放り出すんだ」
「はい……っ!」
十回、二十回。掌に汗を握り、何度も挑戦したが、結果は残酷なまでに同じだった。やがて火花すら出なくなり、ただ指先がじりじりと熱を持つだけになる。魔力は体の中にたっぷりと、それこそ溢れんばかりに渦巻いているのに、それが「攻撃」という形に変換された瞬間、出口を見失ったように霧散してしまうのだ。
「……おかしいな。これだけ魔力量があって、流れも極めてスムーズなのに。レリル、次は火だ。イメージを破壊的な熱に変換して。すべてを燃やし尽くす、鮮烈な赤だ」
ルクシオの指導は次第に熱を帯びていったが、僕の反応はそれに反比例するように冷え切っていった。火、氷、風。どんな属性を込めても、どんな形式の攻撃魔法を試しても、標的である岩には掠り傷一つ付けることができない。
「……はぁ、はぁ……。すみません、ルクシオさん。やっぱり僕には、魔導師としての才能なんてないのかも……」
僕は地面に膝をつき、肩で息をしながら項垂れた。この世界に来てからずっと、僕はただ守られるだけの存在だった。塔に幽閉されていた時はヨハンが運んでくれる食事に縋り、屋敷に来てからも周囲の厚意に無条件で甘えてばかりで。
魔法封じの首輪が外れて、ようやく自分自身の足で立ち、何らかの恩返しができると思ったのに。結局、僕の空っぽな魂には、レリルの遺した強大な魔力を使いこなす資格なんてないのかもしれない――そんな暗い思考が、冷え切った地面から這い上がってくる。
沈み込む僕の様子を、ルクシオは顎に手を当て、深刻な顔で見下ろしていた。
「……いや、違うな。レリル、お前――『壊す』イメージが全くできてないだろう」
「え……?」
「魔法はイメージの具現化だ。君の魔力は、誰かを傷つけたり、何かを破壊したりすることに対して、本能的に強い拒絶反応を起こしてる。これは技術や魔力量の問題じゃない。君自身の魂が持つ、本質的な性質だ」
ルクシオはふう、と大きな溜息を吐くと、足元に落ちていた無骨な小石を拾い上げ、僕の手のひらに無理やり握らせた。
「攻撃がダメなら、別の道を探そう。レリル、君さっきから『攻撃が当たったらどうしよう』とか『壊すのが怖い』とか、そんなことばかり考えてただろ?」
「……その通りです。どうしても、奪うイメージが湧かなくて。何かが壊れる瞬間を想像すると、魔力が逃げていくんです」
「ああ、魔力の揺らぎで丸わかりだよ。じゃあ、次は真逆をやってみようか。……僕が今から、この小石をお前に向けて軽く放り投げる。レリルは、自分が傷つくのを防ぐんじゃなくて、お前の後ろにある『大事な何か』を、命懸けで護るイメージで魔力を広げてみてくれ」
ルクシオの手から、小石がふわりと放り投げられた。
僕は反射的に、自分の背後にある景色を思った。この厳しい冬を越そうと屋敷で忙しく働くヨハンや、僕を家族のように気遣ってくれる執事長たちの温かな顔を。
(みんなを、護りたい。……もう、守られるだけの存在じゃなくて、みんなが安心して過ごせる場所を、僕が護れるようになりたいんだ!)
その瞬間、今まで出口を求めて内側で暴れていた魔力が、驚くほど滑らかに、そして強烈な圧力を持って周囲へと展開された。
「――ッ!?」
パァンッ! と、乾いた衝撃音が冬の空に響き渡る。
ルクシオが投げた小石は、僕の数センチ手前で、目に見えないほど強固な「壁」に激突し、粉々に砕け散った。それはかつて本物のレリルが展開していた、禍々しく相手を威圧する紫色の結界ではない。まるで真珠の層を幾重にも重ねたような、透き通った純白の光の膜だった。
「……まじか、冗談だろ?」
ルクシオの目が、これまでにないほど驚愕に見開かれる。
「今、僕、無意識にちょっとだけ魔力を込めて投げたんだ。それを微動だにせず、逆に石の方を粉砕して弾き飛ばすなんて……。よし、今度は僕がちゃんとした『魔法』を撃ち込むぞ。レリルはそれを『絶対に護り抜く』とだけ念じて対抗してくれ」
「はい……! やってみます」
今度は、一分の迷いもなかった。攻撃の時はあんなに出口が見つからなかった魔力が、今は大河の奔流のように、けれど不思議なほど優しく僕の手のひらから溢れ出していく。 ルクシオが放った中級の炎魔法が、僕の展開した光の壁に触れた瞬間、激しい熱はどこへ消えたのか。まるで、水の中に投げ込まれた小さな火種のように、音もなく静かに、そして完全に消滅した。
「……傑作だ。攻撃魔法の才能は絶望的だが、防御……いや、『守護魔法』に関しては、あいつ――本物のレリルを余裕で超えているかもしれない。あいつのは相手を拒絶する『絶縁の壁』って感じだったけど、君のはすべてを包み込み、一切の外敵の侵入をも許さないヴェールそのものだ」
ルクシオの感嘆の声を聞きながら、僕は自分の手のひらを見つめた。
誰かを傷つけ、壊すための力ではなく、誰かの居場所を護るための力。「何も持たない自分」が不甲斐なくて、どこか居心地の悪さを感じていたけれど。ようやくヨハンや領地の皆のために差し出せる「何か」を見つけた気がして、胸の奥が熱く震えた。
「これなら……ヨハンの、役に立てるでしょうか」
「立てるどころか、レリルがここにいるだけで、このストルムベルク領は世界で一番安全な場所になるよ。はは、さすがレリルの魔力だな」
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