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第3章
12.森の魔法使い
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9月3日。ロアンの屋敷。
その者は、ごく普通にテティスと共に徒歩でやって来た。
丸く膨らんだ大きな帽子が目立つが、それ以外はどこにでもある服装を身に着けている。エルフの血を引くことを示す尖った耳も、端正に整った容貌も特に隠してはいない。
身長は平均的な人間の男性よりは僅かに低いくらいだった。ハーフエルフの男としては標準的な体格といえるだろう。
年齢は人間でいえば20歳代前半に見えるが、見た目の年齢は意味を成さないはずだ。
そして、その者は、玄関先で出迎えたエイクに「フィントリッド・ファーンソンだ」と名乗った。
エイクも自らの名を名乗って応え、早速応接室へと招いた。
エイクはこの会見に1人で臨むことにしていた。
周りに人がいたのでは語りにくい内容の話しになると予想していたからだ。
フィントリッドとテティスを招き入れたのは、ロアンの屋敷の中でももっとも豪華な作りの部屋で、フィントリッドはなんら警戒する事もなくソファーに座った。テティスは主の斜め後ろに立っている。
エイクも向かい合うソファーに腰掛けた。
「私の要望については先にテティスから聞いていると思うが、私からも直接述べさせてもらおう」
そう言ってフィントリッドが語った内容は、テティスから伝えられていた話しと特に変わることはなかった。
そのためエイクも、事前に考えていた通りに答えた。
「そのご提案については、お受けしても良いと考えています。ただ、それはあなたの言葉が真実だった場合の話しです」
「今会ったばかりの者のことを直ぐには信じられないというのも無理のない意見だが、では、どうすれば信じてもらえるのかな?」
「まずはあなたが何者なのか、その正体を教えていただきたい。
あなたは私の出自を良く知っているでしょうが、私はあなたのことを森に住む偉大な魔法使いとしか聞いていない。それでは、あなたが何者なのかまるで分かりません」
「なるほど私の正体か。それをもっとも簡単に表現するのが、『大昔から森の奥に住んでいる魔法使い』になるのだが。しかし、他の自己紹介の方法があるのも事実だな。
そうだな、この国の者なら、オフィーリア1世の物語を知っているだろう?」
「ええ。大精霊使いと供に反乱軍や侵略軍と戦い、アストゥーリア王国中興の祖となった女王」
「そう。その大精霊使いというのが私だ」
「なるほど」
「驚かぬのだな?」
フィントリッドはエイクの落ち着いた態度が意外だったのか、そう述べた。
「事前にいろいろ教えてもらっていたので、そのような話になるのかと、ある程度予想はしていました」
エイクはそう答えた。
テティスは己の主について、ヤルミオンの森の奥深くに住む、強大な力を持ち寿命による死を超越したハーフエルフの魔法使いと紹介した。
オフィーリア女王がハーフエルフの大精霊使いに助けられたのも、ヤルミオンの森での出来事である。
そして、寿命による死を超越したというならば、250年以上前の人物が生きていてもおかしくはないということになる。
加えて、テティスは「主の本名は歴史書に記されていない」とも言っていた。
それは偽名なら歴史書に記されている、即ち主は歴史上の人物であると言っているかのような表現だ。
大精霊使いの名前は「ファーン」と伝えられている。「ファーンソン」という姓の一部を偽名として使ったという説明が成り立ちそうでもある。
エイクには、テティスから与えられた事前情報は、主の正体がオフィーリア女王を助けその伴侶となった大精霊使いだと、暗に告げているもののように思えていた。
しかし、「そうか」と答えたフィントリッドの様子は、何やら不満気に見える。
(ひょっとして驚いて欲しかったのか?)
エイクはそんな風に思ったが、今更驚いた振りをするのも馬鹿馬鹿しいと考え言葉を続けた。
「予想はしていましたが、それを信じられるかどうかは別の話です。
つまりあなたは、自分はこの国の王族の先祖だと主張しているという事でいいのでしょうか?」
「ああ、その通りだ」
「では、大図書館を発見したというのもあなただと?」
「発見というか、あれは私がオフィーリアに提供したものだ」
「提供?」
「そうだ、あれは元々私が正当に所有していたものだからな」
「所有していた、とは?」
意味が分からず困惑気味にそう聞いたエイクの様子を見て、フィントリッドが問い返した。
「長くなるが、最初から説明するかね?その方が、君の望む『私の正体』に関する理解も深まるだろう」
そう告げるフィントリッドは少し気分を良くしているように見える。
「教えてもらえる事があるならば、是非お願いします」
エイクは素直にそう答えた。
「よかろう。まず、現在王都アイラナと呼ばれるこの地には、古代魔法帝国時代にも都市があった。今の王都よりも遥かに広い領域を内に収める大都市だ。
しかし、その都市は特殊敵性存在との戦いと古代魔法帝国崩壊の混乱で完全に破壊され、都市を支配していた一族は、懇意にしていたエルフの村に逃れた。
その一族の氏はファーンソン。
その一族の中の1人の男と、エルフの娘が結ばれて生まれたのが私だ。
つまり私が生まれたのは、古代魔法帝国が崩壊した少し後で、私は古代魔法帝国の貴族の末裔でもあるという事だ」
エイクは思わず疑わしげに眉を寄せた。
それが本当ならば目の前のハーフエルフは1100年以上生きている事になってしまう。しかも魔法帝国の末裔とは俄かには信じられない話だ。
フィントリッドは構わず話しを続けた。
「私が生まれたそのエルフの村も、その後魔術師狩りに襲われて滅び、私の両親もその時殺された。
私は両親の復讐を誓い、それを成し遂げた。
その後もいろいろあったのだが、やがて私はかつての一族の拠点だったこの地を再興し、配下にしていた者達と供にここに落ち着いた。
そこにやって来たのが、あのマキシムス・アストゥーラ。即ちこの国の初代国王率いる一団だった」
「ッ?!」
更に予期せぬ名前を聞かされ、エイクは驚愕を隠し切れなかった。
それでも、フィントリッドの話は続いた。
「彼らは私と配下達を追い払いこの地を奪おうとした。私は当然抵抗し、そして勝った。
当時既に寿命を克服し、強大な力を手にしていた私に、故郷を追われて彷徨っていた一部族など相手にならなかった。
あの時、私はやろうと思えば彼らを皆殺しにも出来た。しかし、マキシムスの娘に興味をひかれた。
彼女の懇願に応えて、私はこの地を彼らに明け渡す事にした。
その時マキシムスと交渉したのだが、奴は非常に面倒な男だった。
あるいは、あれも交渉術の一つだったのかも知れないが、結局私は非常に強い強制力を持つ魔術契約を彼との間に結んだ。
いろいろ細かい条件もつけたのだが、大まかに言うと、私がこれから引きこもる西の森には彼らはけして手をつけない。代わりに、私は引き渡したこの地に二度と立ち入らない。
マキシムスとその正統なる子孫で、この地を支配する者の許可なく立ち入った時には、私は自らの命を以って罪をあがなう。という事にした。
我ながら優位な側が結ぶ内容ではないと思うが、当時私は慈悲を与える強者としての自分に酔いしれていた。
また、長年の研究により再現したばかりだった、その強力な契約魔術を試したいという気持ちもあった。
こうして、その契約に従い私はこの地を去った。
ここまでが私とこの国のかかわりの第一幕だ」
フィントリッドは一旦話を切った。
その者は、ごく普通にテティスと共に徒歩でやって来た。
丸く膨らんだ大きな帽子が目立つが、それ以外はどこにでもある服装を身に着けている。エルフの血を引くことを示す尖った耳も、端正に整った容貌も特に隠してはいない。
身長は平均的な人間の男性よりは僅かに低いくらいだった。ハーフエルフの男としては標準的な体格といえるだろう。
年齢は人間でいえば20歳代前半に見えるが、見た目の年齢は意味を成さないはずだ。
そして、その者は、玄関先で出迎えたエイクに「フィントリッド・ファーンソンだ」と名乗った。
エイクも自らの名を名乗って応え、早速応接室へと招いた。
エイクはこの会見に1人で臨むことにしていた。
周りに人がいたのでは語りにくい内容の話しになると予想していたからだ。
フィントリッドとテティスを招き入れたのは、ロアンの屋敷の中でももっとも豪華な作りの部屋で、フィントリッドはなんら警戒する事もなくソファーに座った。テティスは主の斜め後ろに立っている。
エイクも向かい合うソファーに腰掛けた。
「私の要望については先にテティスから聞いていると思うが、私からも直接述べさせてもらおう」
そう言ってフィントリッドが語った内容は、テティスから伝えられていた話しと特に変わることはなかった。
そのためエイクも、事前に考えていた通りに答えた。
「そのご提案については、お受けしても良いと考えています。ただ、それはあなたの言葉が真実だった場合の話しです」
「今会ったばかりの者のことを直ぐには信じられないというのも無理のない意見だが、では、どうすれば信じてもらえるのかな?」
「まずはあなたが何者なのか、その正体を教えていただきたい。
あなたは私の出自を良く知っているでしょうが、私はあなたのことを森に住む偉大な魔法使いとしか聞いていない。それでは、あなたが何者なのかまるで分かりません」
「なるほど私の正体か。それをもっとも簡単に表現するのが、『大昔から森の奥に住んでいる魔法使い』になるのだが。しかし、他の自己紹介の方法があるのも事実だな。
そうだな、この国の者なら、オフィーリア1世の物語を知っているだろう?」
「ええ。大精霊使いと供に反乱軍や侵略軍と戦い、アストゥーリア王国中興の祖となった女王」
「そう。その大精霊使いというのが私だ」
「なるほど」
「驚かぬのだな?」
フィントリッドはエイクの落ち着いた態度が意外だったのか、そう述べた。
「事前にいろいろ教えてもらっていたので、そのような話になるのかと、ある程度予想はしていました」
エイクはそう答えた。
テティスは己の主について、ヤルミオンの森の奥深くに住む、強大な力を持ち寿命による死を超越したハーフエルフの魔法使いと紹介した。
オフィーリア女王がハーフエルフの大精霊使いに助けられたのも、ヤルミオンの森での出来事である。
そして、寿命による死を超越したというならば、250年以上前の人物が生きていてもおかしくはないということになる。
加えて、テティスは「主の本名は歴史書に記されていない」とも言っていた。
それは偽名なら歴史書に記されている、即ち主は歴史上の人物であると言っているかのような表現だ。
大精霊使いの名前は「ファーン」と伝えられている。「ファーンソン」という姓の一部を偽名として使ったという説明が成り立ちそうでもある。
エイクには、テティスから与えられた事前情報は、主の正体がオフィーリア女王を助けその伴侶となった大精霊使いだと、暗に告げているもののように思えていた。
しかし、「そうか」と答えたフィントリッドの様子は、何やら不満気に見える。
(ひょっとして驚いて欲しかったのか?)
エイクはそんな風に思ったが、今更驚いた振りをするのも馬鹿馬鹿しいと考え言葉を続けた。
「予想はしていましたが、それを信じられるかどうかは別の話です。
つまりあなたは、自分はこの国の王族の先祖だと主張しているという事でいいのでしょうか?」
「ああ、その通りだ」
「では、大図書館を発見したというのもあなただと?」
「発見というか、あれは私がオフィーリアに提供したものだ」
「提供?」
「そうだ、あれは元々私が正当に所有していたものだからな」
「所有していた、とは?」
意味が分からず困惑気味にそう聞いたエイクの様子を見て、フィントリッドが問い返した。
「長くなるが、最初から説明するかね?その方が、君の望む『私の正体』に関する理解も深まるだろう」
そう告げるフィントリッドは少し気分を良くしているように見える。
「教えてもらえる事があるならば、是非お願いします」
エイクは素直にそう答えた。
「よかろう。まず、現在王都アイラナと呼ばれるこの地には、古代魔法帝国時代にも都市があった。今の王都よりも遥かに広い領域を内に収める大都市だ。
しかし、その都市は特殊敵性存在との戦いと古代魔法帝国崩壊の混乱で完全に破壊され、都市を支配していた一族は、懇意にしていたエルフの村に逃れた。
その一族の氏はファーンソン。
その一族の中の1人の男と、エルフの娘が結ばれて生まれたのが私だ。
つまり私が生まれたのは、古代魔法帝国が崩壊した少し後で、私は古代魔法帝国の貴族の末裔でもあるという事だ」
エイクは思わず疑わしげに眉を寄せた。
それが本当ならば目の前のハーフエルフは1100年以上生きている事になってしまう。しかも魔法帝国の末裔とは俄かには信じられない話だ。
フィントリッドは構わず話しを続けた。
「私が生まれたそのエルフの村も、その後魔術師狩りに襲われて滅び、私の両親もその時殺された。
私は両親の復讐を誓い、それを成し遂げた。
その後もいろいろあったのだが、やがて私はかつての一族の拠点だったこの地を再興し、配下にしていた者達と供にここに落ち着いた。
そこにやって来たのが、あのマキシムス・アストゥーラ。即ちこの国の初代国王率いる一団だった」
「ッ?!」
更に予期せぬ名前を聞かされ、エイクは驚愕を隠し切れなかった。
それでも、フィントリッドの話は続いた。
「彼らは私と配下達を追い払いこの地を奪おうとした。私は当然抵抗し、そして勝った。
当時既に寿命を克服し、強大な力を手にしていた私に、故郷を追われて彷徨っていた一部族など相手にならなかった。
あの時、私はやろうと思えば彼らを皆殺しにも出来た。しかし、マキシムスの娘に興味をひかれた。
彼女の懇願に応えて、私はこの地を彼らに明け渡す事にした。
その時マキシムスと交渉したのだが、奴は非常に面倒な男だった。
あるいは、あれも交渉術の一つだったのかも知れないが、結局私は非常に強い強制力を持つ魔術契約を彼との間に結んだ。
いろいろ細かい条件もつけたのだが、大まかに言うと、私がこれから引きこもる西の森には彼らはけして手をつけない。代わりに、私は引き渡したこの地に二度と立ち入らない。
マキシムスとその正統なる子孫で、この地を支配する者の許可なく立ち入った時には、私は自らの命を以って罪をあがなう。という事にした。
我ながら優位な側が結ぶ内容ではないと思うが、当時私は慈悲を与える強者としての自分に酔いしれていた。
また、長年の研究により再現したばかりだった、その強力な契約魔術を試したいという気持ちもあった。
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