106 / 373
第3章
16.大精霊使いの真意
しおりを挟む
―――預言者。
それは信者に対して擬似的な神託を下す事ができる最上位の神聖術師の事である。
擬似神託の内容は己の意思で決める事ができるが、預言者が信じる神の意に反する事はなく、その存在は神意の地上代行者とみなされる。
無論頻繁に現れる者ではない。数百年に1人現れるかどうかといわれるほど稀な存在だ。
そして預言者が現れた信仰は、多くの場合隆盛を極める事になる。
「そうだ。更に言えば、預言者による擬似神託だとしても、それでもなお多すぎる。おそらく魔法装置を併用しているのだと思う。
古代魔法帝国時代に、擬似神託を効率的に下せる魔法装置が開発されていたのだ。それを開発したのは、デーモン召喚の術式を開発したのと同じ魔術師達だ。そ奴らはダグダロア信者でもあり、当時もダグダロアの預言者が出現していたのだといわれている。
要するに私は、この妖魔たちを操っている者はダグダロアの預言者であり、同時に相当優れた魔術師であるか、或いはそんな魔術師を配下にしているか、少なくとも協力関係を築いているのだろうと考えている。
今こちらから伝えられる事はこれくらいかな」
フィントリッドが想定している妖魔を操る者の正体は、エイクが父の仇として想像する者の姿と重なる部分が多かった。
エイクはフィントリッドと協力関係を築く事はやはり有意義だと感じた。そして、自分からも情報を提供する事にした。
「こちらからも今分かっているだけのことを伝えよう。
俺は先月トロールに率いられた妖魔の群れを倒した。連中はある辺境の村を狙っていた」
そう言ってエイクは、チムル村周辺で戦ったドルムドらのことについて詳しく語った。
エイクの話を聞きフィントリッドが感想を述べた。
「なるほど。軍隊のように鍛えられた妖魔というなら、恐らくユアン半島の魔王の配下だろう。そして、その動きを見る限り狙いはアストゥーリア王国のように思える。だが、ユアン半島の魔王が配下に下した命は拠点を作って待機しろ。というものだから、拠点にするためにその村を狙ったと言えなくもない。まだ結論は出せないな。
だが、有益な情報だ。早速対価を支払いたい。
まずは、テティスのことを今後好きに使ってもらって構わない。本人も納得しているようだしな」
フィントリッドの言葉を受け、テティスが頷いた。
エイクがそれに答える。
「なるほど、それで俺がダグダロア信者について調べる間に、テティスは俺について調べるという事になるのかな」
「……なぜそんなふうに思うのかな?」
フィントリッドは一瞬だけ間をおいてそう問い返す。
「さっき自分で言っただろう、悠久の時を生きる者には暇つぶしのネタになるような興味を持てる存在は貴重だ、と。
ダグダロア信者の調査に関しては部下任せだったのに、俺との会見には直ぐに自分自身で現れた。それは俺に興味を持っているからだ。その俺に部下を付けるのは俺について調べたいから。違うか?」
「……どうやらそなたの事を侮りすぎていたようだ。
そのとおりだ。確かに私はそなたに興味を持ってここまで来た。
そなたは何か秘密を隠しているな?」
「もちろん俺にも秘密くらいはある。だが当然教えるつもりはない。それはあなたも同じだろう?」
「そうだな。私も自分に関することを全て語ったわけではない。
それでどうするね。自分の事を探ろうとする者とは付き合えないかな」
「いいや、その程度の事は気にしない。お互い承知の上でつき合わせてもらえればと思っている」
それはエイクの本心だった。
この強大な力を持つ魔法使いに一度興味をもたれてしまった以上、興味を持つなと言っても聞き入れられる訳がない。結局は何らかの形で探りを入れられるだろう。
それくらいなら、互いにそれを承知の上で付き合った方がいい。実際、フィントリッドから得られる情報には価値があるものもあるはずだ。
エイクはそう判断していた。
「それは重畳。ではそれを理解した上でテティスを身近においてももらえるということでよいのかな」
「ああ」
「ならばそれはお願いしよう。先に言ったとおり好きなように使ってもらって構わない。
だが、少なくとも心身に癒せぬ傷を負わせることは止めてもらおう。
それから本人の意向もある程度は聞いてやって欲しい。これでも私のかわいい部下なのでね」
「承知した」
「それと念のため言っておくが、私がダグダロア信者に関する情報を求めているのも紛れもない事実だ。そして、情報を得るためにそなたに期待してることも。
私にとっても、ダグダロアの預言者で強力な古語魔法も扱い、多数の妖魔を操り、少なくとも一人の強力な魔王と連携しているなどという存在は、侮ってよい相手ではない。
私が自ら調査にあたっていないのは、我が身の安全を重視したからでもある。
そのような者が近くにいるなら、その存在について調査することは重要だ。
だが、私は担い手たちの社会において情報収集する手段を余り持っていない。更に数少ないその手段のほとんどを、既に北方都市連合に差し向けてしまっている。
今の私はアストゥーリア王国内における協力者を必要としている。
だから、私に情報を回すことも怠らないでくれ。
当然ながら、私もそなたの秘密に興味があるからといって、無茶なことをしてそなたの機嫌を損ねるつもりはない。
この点は信じてほしい」
「信じよう。それから契約を結んだからには、情報提供も誠実に行うつもりだ」
「よろしく頼む。後、これは言うまでもないことだと思うが、私の存在は内密にしてくれ。
古の大精霊使いが今も実在しているなどという事が世間に知れ渡ってしまえば、煩わしいことになるのは確実だからだ。私の森での生活にすら支障が生じてしまうだろう。
まかり間違って、今のこの国の権力闘争などに巻き込まれるなどまっぴらだ。
私は基本的には静かに暮らしたいと思っている」
「もちろん分かっている」
「よし。では、改めて対価について相談しよう。
先の情報に加えて、黙ってそなたの事を探ろうとした侘び、それにテティスを近くにおいてもらうことに関しても対価が必要だな。
それなりものを提供しよう。何か欲しいものがあれば言ってくれ」
「俺が欲しいのは情報だ。あなたがヤルミオンの森に詳しいなら、父が殺された時の事について知っている限りの事を教えてくれ」
それが、エイクがもっとも欲しているものだった。
フィントリッドはすまなそうに視線を落としてエイクの要望への答えを口にした。
「父君の仇に関する情報か。確かにそれがそなたにとっては何より重要だろうな。私も父母の仇討ちの為に生きたことがある。力になってやりたい気もするが。すまないが、そなたの父君が死んだ時の事は私には全く分からない。
私は当時意図的に父君の周辺の状況を調べないようにしていたからだ」
「なぜだ?」
「そなたの父君を警戒していたからだ。
熟練の戦士というものは理屈では説明の付かない勘が働く事がある。
私が秘かに父君の周りを探れば、それに勘付かれてしまって逆に面倒な事になるかも知れないと思っていたのだ。
森の奥に自分の事を探る者がいると思われて、強力な戦士で国の要人でもある父君に森の奥に興味を持たれては面倒だったからな。
そなたの父君が部隊を率いて森に入ってくる時は、その目的ははっきりしていたし活動の期間や範囲が限られている事も分かっていた。だから、意図的にその間は父君やその部隊の活動範囲には探りを入れないことにしていた。
つまり、父君が死んだ時に限らず、父君が部隊を率いて森に入って来た時の、父君とその部隊の活動範囲で起こったことは、私には全く分からないのだ」
それは信者に対して擬似的な神託を下す事ができる最上位の神聖術師の事である。
擬似神託の内容は己の意思で決める事ができるが、預言者が信じる神の意に反する事はなく、その存在は神意の地上代行者とみなされる。
無論頻繁に現れる者ではない。数百年に1人現れるかどうかといわれるほど稀な存在だ。
そして預言者が現れた信仰は、多くの場合隆盛を極める事になる。
「そうだ。更に言えば、預言者による擬似神託だとしても、それでもなお多すぎる。おそらく魔法装置を併用しているのだと思う。
古代魔法帝国時代に、擬似神託を効率的に下せる魔法装置が開発されていたのだ。それを開発したのは、デーモン召喚の術式を開発したのと同じ魔術師達だ。そ奴らはダグダロア信者でもあり、当時もダグダロアの預言者が出現していたのだといわれている。
要するに私は、この妖魔たちを操っている者はダグダロアの預言者であり、同時に相当優れた魔術師であるか、或いはそんな魔術師を配下にしているか、少なくとも協力関係を築いているのだろうと考えている。
今こちらから伝えられる事はこれくらいかな」
フィントリッドが想定している妖魔を操る者の正体は、エイクが父の仇として想像する者の姿と重なる部分が多かった。
エイクはフィントリッドと協力関係を築く事はやはり有意義だと感じた。そして、自分からも情報を提供する事にした。
「こちらからも今分かっているだけのことを伝えよう。
俺は先月トロールに率いられた妖魔の群れを倒した。連中はある辺境の村を狙っていた」
そう言ってエイクは、チムル村周辺で戦ったドルムドらのことについて詳しく語った。
エイクの話を聞きフィントリッドが感想を述べた。
「なるほど。軍隊のように鍛えられた妖魔というなら、恐らくユアン半島の魔王の配下だろう。そして、その動きを見る限り狙いはアストゥーリア王国のように思える。だが、ユアン半島の魔王が配下に下した命は拠点を作って待機しろ。というものだから、拠点にするためにその村を狙ったと言えなくもない。まだ結論は出せないな。
だが、有益な情報だ。早速対価を支払いたい。
まずは、テティスのことを今後好きに使ってもらって構わない。本人も納得しているようだしな」
フィントリッドの言葉を受け、テティスが頷いた。
エイクがそれに答える。
「なるほど、それで俺がダグダロア信者について調べる間に、テティスは俺について調べるという事になるのかな」
「……なぜそんなふうに思うのかな?」
フィントリッドは一瞬だけ間をおいてそう問い返す。
「さっき自分で言っただろう、悠久の時を生きる者には暇つぶしのネタになるような興味を持てる存在は貴重だ、と。
ダグダロア信者の調査に関しては部下任せだったのに、俺との会見には直ぐに自分自身で現れた。それは俺に興味を持っているからだ。その俺に部下を付けるのは俺について調べたいから。違うか?」
「……どうやらそなたの事を侮りすぎていたようだ。
そのとおりだ。確かに私はそなたに興味を持ってここまで来た。
そなたは何か秘密を隠しているな?」
「もちろん俺にも秘密くらいはある。だが当然教えるつもりはない。それはあなたも同じだろう?」
「そうだな。私も自分に関することを全て語ったわけではない。
それでどうするね。自分の事を探ろうとする者とは付き合えないかな」
「いいや、その程度の事は気にしない。お互い承知の上でつき合わせてもらえればと思っている」
それはエイクの本心だった。
この強大な力を持つ魔法使いに一度興味をもたれてしまった以上、興味を持つなと言っても聞き入れられる訳がない。結局は何らかの形で探りを入れられるだろう。
それくらいなら、互いにそれを承知の上で付き合った方がいい。実際、フィントリッドから得られる情報には価値があるものもあるはずだ。
エイクはそう判断していた。
「それは重畳。ではそれを理解した上でテティスを身近においてももらえるということでよいのかな」
「ああ」
「ならばそれはお願いしよう。先に言ったとおり好きなように使ってもらって構わない。
だが、少なくとも心身に癒せぬ傷を負わせることは止めてもらおう。
それから本人の意向もある程度は聞いてやって欲しい。これでも私のかわいい部下なのでね」
「承知した」
「それと念のため言っておくが、私がダグダロア信者に関する情報を求めているのも紛れもない事実だ。そして、情報を得るためにそなたに期待してることも。
私にとっても、ダグダロアの預言者で強力な古語魔法も扱い、多数の妖魔を操り、少なくとも一人の強力な魔王と連携しているなどという存在は、侮ってよい相手ではない。
私が自ら調査にあたっていないのは、我が身の安全を重視したからでもある。
そのような者が近くにいるなら、その存在について調査することは重要だ。
だが、私は担い手たちの社会において情報収集する手段を余り持っていない。更に数少ないその手段のほとんどを、既に北方都市連合に差し向けてしまっている。
今の私はアストゥーリア王国内における協力者を必要としている。
だから、私に情報を回すことも怠らないでくれ。
当然ながら、私もそなたの秘密に興味があるからといって、無茶なことをしてそなたの機嫌を損ねるつもりはない。
この点は信じてほしい」
「信じよう。それから契約を結んだからには、情報提供も誠実に行うつもりだ」
「よろしく頼む。後、これは言うまでもないことだと思うが、私の存在は内密にしてくれ。
古の大精霊使いが今も実在しているなどという事が世間に知れ渡ってしまえば、煩わしいことになるのは確実だからだ。私の森での生活にすら支障が生じてしまうだろう。
まかり間違って、今のこの国の権力闘争などに巻き込まれるなどまっぴらだ。
私は基本的には静かに暮らしたいと思っている」
「もちろん分かっている」
「よし。では、改めて対価について相談しよう。
先の情報に加えて、黙ってそなたの事を探ろうとした侘び、それにテティスを近くにおいてもらうことに関しても対価が必要だな。
それなりものを提供しよう。何か欲しいものがあれば言ってくれ」
「俺が欲しいのは情報だ。あなたがヤルミオンの森に詳しいなら、父が殺された時の事について知っている限りの事を教えてくれ」
それが、エイクがもっとも欲しているものだった。
フィントリッドはすまなそうに視線を落としてエイクの要望への答えを口にした。
「父君の仇に関する情報か。確かにそれがそなたにとっては何より重要だろうな。私も父母の仇討ちの為に生きたことがある。力になってやりたい気もするが。すまないが、そなたの父君が死んだ時の事は私には全く分からない。
私は当時意図的に父君の周辺の状況を調べないようにしていたからだ」
「なぜだ?」
「そなたの父君を警戒していたからだ。
熟練の戦士というものは理屈では説明の付かない勘が働く事がある。
私が秘かに父君の周りを探れば、それに勘付かれてしまって逆に面倒な事になるかも知れないと思っていたのだ。
森の奥に自分の事を探る者がいると思われて、強力な戦士で国の要人でもある父君に森の奥に興味を持たれては面倒だったからな。
そなたの父君が部隊を率いて森に入ってくる時は、その目的ははっきりしていたし活動の期間や範囲が限られている事も分かっていた。だから、意図的にその間は父君やその部隊の活動範囲には探りを入れないことにしていた。
つまり、父君が死んだ時に限らず、父君が部隊を率いて森に入って来た時の、父君とその部隊の活動範囲で起こったことは、私には全く分からないのだ」
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松田は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
PS.2月27日から4月まで投稿頻度が減ることを許して下さい。
↓
PS.投稿を再開します。ゆっくりな投稿頻度になってしまうかもですがあたたかく見守ってください。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
俺得リターン!異世界から地球に戻っても魔法使えるし?アイテムボックスあるし?地球が大変な事になっても俺得なんですが!
くまの香
ファンタジー
鹿野香(かのかおる)男49歳未婚の派遣が、ある日突然仕事中に異世界へ飛ばされた。(←前作)
異世界でようやく平和な日常を掴んだが、今度は地球へ戻る事に。隕石落下で大混乱中の地球でも相変わらず呑気に頑張るおじさんの日常。「大丈夫、俺、ラッキーだから」
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~
ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。
食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。
最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。
それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。
※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。
カクヨムで先行投稿中!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる