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第3章
33.墓参り
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9月10日。
この日は、エイクの父ガイゼイクが魔物と戦って死んだ日だった。
エイクは予定通りに墓参りの為に、父が眠るハイファ神殿へと向かった。
この世界において、魂は転生する。当然アンデッドにでもならない限り、墓に魂は存在しない。
しかし、多くの者は墓参りという行為を行っていた。
故人を慕い懐かしむ者は、どうしてもそのような行いによすがを求めてしまうからだろう。
そうして故人に語りかけ、誓いや願いを伝えるのだ。
だが、エイクはこの4年間墓参りをしていなかった。
父の死後の出来事から、大司教ユリアヌスにある種のわだかまりのようなものを持っていたエイクは、ハイファ神殿を避けていたからだ。
墓参りよりも鍛錬や妖魔を狩ることを優先していたからでもある。
だが、自分自身と自分を取り巻く状況が激変した今は、墓前に参るべきだろうと思っていた。
そして、確認してみたい事もあった。
エイクはハイファ神殿に事前に訪問する事を連絡しており、神殿からはついでに大司教ユリアヌスがエイクと話したがっているので時間をとって欲しいとの申出があった。
しかし、実際にエイクが神殿に着くと、急に予定が変わり、ユリアヌスと話す事はできなくなったとのことだった。
その事を伝えた神官は随分申し訳なさそうだったが、エイクは気にしないと伝えた。
実際、多忙なユリアヌス大司教が、エイクが神殿を訪れるたびに面会する方が普通ではないのだ。
エイクは神官の案内で裏手にある墓地へと向かった。
すると、神殿の敷地内の一角にある建物から歓声が聞こえて来た。
案内をしてくれている神官はすまなそうな様子でエイクに事情を説明する。
「騒がしくて申し訳ありません。実は当神殿に属する神官の1人が結婚する事になりまして、特に近しい同僚らを集めて、祝いの席が設けられているのです。
そういえば、エイク様にも多少は関係があるといえる話かも知れません。
その神官というのは、例の“呑み干すもの”というネメト教団に対して内偵調査を進めていた者なのです。
何でも、その内偵先で知り合った女性と結ばれたそうです。
今日はその相手の女性の元の勤め先から料理人が派遣されて来ていて、随分よい物が振舞われているそうで、だいぶ盛り上がってしまっているようですね」
そんな説明を聞き、エイクにはある事を推測していた。
“呑み干すもの”への内偵調査を行っている神官がいたということは、ロアンから聞いていた。
つまりその内偵先であり、相手の女性の元の勤め先とは恐らく娼館“精霊の泉”の事なのだろう。
エイクはそのことを確認してみる事にした。
「その内偵先というのはどこの事ですか」
「“精霊の泉”という娼館ですね」
エイクの推測は正解だった。
「……その料理人というのは、どんな者なのか分かりますか?」
エイクは念のために更にそう聞いた。
「はい、詳しくは知りませんが、ハーフエルフだそうですよ」
どうやらエイクの推測は全て当たっていたようだ。
その料理人とは例の大精霊使いフィントリッドに違いない。
エイクは頭が痛くなるような気持ちになった。
フィントリッドが“精霊の泉”で働くようになった際、エイクはロアンに向かって、フィントリッドを怒らせないように気をつけろと指示していた。
仮にフィントリッドがロアンの言う事を全く聞かなくなるなど、何か問題が生じた場合は、必ず自分へ連絡するようにとも厳命している。
万が一にでもフィントリッドが激怒したりすればとんでもないことになると思ったからだ。
ロアンは人を怒らせるような事をする人間ではないと思われるが、念を押したのだ。
その時のロアンの様子を見る限り、フィントリッドをその意に反して無理やり外部へ派遣するとは思えない。
まず間違いなく、調理が異常に好きらしいフィントリッドが、自分の意思でここまで出張して来て腕を振るっているのだろう。
(静かに暮らしたいとか、我が身の安全を重視するとか言っていたくせに、自由に振る舞い過ぎだ……)
エイクはそう思って、軽くため息をついた。
といっても、無理に止めさせるほどの事でもないだろうとも考え、無視して父の墓へと向かった。
墓地までは喧騒は届かなかった。
エイクは隣り合って立っている両親の墓の前に跪き、胸の前で手を組んで頭を垂れると、静かに心中で亡き父に語りかけた。
(父さん、父さんにはずっと心配をかけていたけれど、俺が弱かったのは呪いのせいでした。その呪いを打ち破って俺は多少は強くなれました。
危険な魔物を何体も倒して、世の役にも立てていると思います。父さんとの約束も少しは守れたと思っていますし、これからも出来るだけ守って行きたいと思っています。
ですが、父さんが望んだとおりの者にはなれませんでした。そして、これからなるつもりもありません。
父さんの事はずっと尊敬しています。ですが、俺は俺の望む道を行きます。親不孝かも知れませんが、できれば母さんと一緒に見守っていてください)
父が存命の頃、エイクは父と共に母の墓に参った事が何度もあった。
母の記憶を全く持たないエイクは、ただ母の冥福を祈り、自分を見守ってくれとだけ祈念していた。
今は、そこに父も加わってしまっていた。その事がエイクにはやはり悲しかった
エイクは応えを待つかのようにそのままの姿勢で、しばらくのあいだ無心でたたずんだ。
しかし、無論応えはどこからも返ってこなかった。
(父さん。母さん。また来ます)
やがてエイクは心中でそう呟き、墓参りに区切りをつけた。
だがエイクは、その後もその姿勢を変えなかった。
そして、オドの感知能力に集中して、周囲のオドを探った。
その目標としたのは地下、カーストソイルと戦った下水道跡があると思われる場所とその周辺である。
エイクは下水道跡で戦ったカーストソイルの発生原因を今もって気にしていた。
そして一つの仮説を立てた。
それは、カーストソイルを発生させた怨念は、下水道跡そのもので発生したのではなく、下水道跡と隣接するといえるほど近い場所に地下室などがあり、そこで発生したのではないだろうか?というものだった。
怨念ならば土をすり抜ける事もあるだろう。下水道跡の直ぐ近くに地下室があれば、そこで生じた怨念が、下水道跡でカーストソイルになることもありえる。
そう考えて、じっとオドの感知を続けたエイクだったが、決定的な証拠を見つけることは出来なかった。
ネズミほどの大きさのオドがその近くで動くのは感知出来た。
それは、そのあたりに地下空間がある可能性を示唆してはいる。
しかし、モグラなどが巣の中を移動したのかもしれない。
そんな場所にモグラなどの巣があるのは不自然だとも思うが、絶対にないとも言えないだろう。
(地下に人間くらいの大きさのオドがあるのを感知できれば決定的だったが、そう都合良くは行かないな。
地下のオドは感知しにくい。近くで意識しないと感知できないから四六時中探り続ける事も出来ないし、そもそも地下室などなければ全てが徒労になる。
この調査はこれまでだな。もう一度下水道跡に降りることが出来ないか検討してみよう)
エイクはそう考えると、ようやく墓参りの姿勢を解き、ハイファ神殿を去る事にした。
ちなみに、フィントリッドが料理を振舞っているらしいハイファ神官の結婚を祝う宴は、まだ続いているようだった。
だが、やはりエイクはそれには関わらなかった。
エイクはこの後、ラング子爵邸に赴いて会見に臨む予定があり、さほど時間に余裕はなかったからだ。
この日は、エイクの父ガイゼイクが魔物と戦って死んだ日だった。
エイクは予定通りに墓参りの為に、父が眠るハイファ神殿へと向かった。
この世界において、魂は転生する。当然アンデッドにでもならない限り、墓に魂は存在しない。
しかし、多くの者は墓参りという行為を行っていた。
故人を慕い懐かしむ者は、どうしてもそのような行いによすがを求めてしまうからだろう。
そうして故人に語りかけ、誓いや願いを伝えるのだ。
だが、エイクはこの4年間墓参りをしていなかった。
父の死後の出来事から、大司教ユリアヌスにある種のわだかまりのようなものを持っていたエイクは、ハイファ神殿を避けていたからだ。
墓参りよりも鍛錬や妖魔を狩ることを優先していたからでもある。
だが、自分自身と自分を取り巻く状況が激変した今は、墓前に参るべきだろうと思っていた。
そして、確認してみたい事もあった。
エイクはハイファ神殿に事前に訪問する事を連絡しており、神殿からはついでに大司教ユリアヌスがエイクと話したがっているので時間をとって欲しいとの申出があった。
しかし、実際にエイクが神殿に着くと、急に予定が変わり、ユリアヌスと話す事はできなくなったとのことだった。
その事を伝えた神官は随分申し訳なさそうだったが、エイクは気にしないと伝えた。
実際、多忙なユリアヌス大司教が、エイクが神殿を訪れるたびに面会する方が普通ではないのだ。
エイクは神官の案内で裏手にある墓地へと向かった。
すると、神殿の敷地内の一角にある建物から歓声が聞こえて来た。
案内をしてくれている神官はすまなそうな様子でエイクに事情を説明する。
「騒がしくて申し訳ありません。実は当神殿に属する神官の1人が結婚する事になりまして、特に近しい同僚らを集めて、祝いの席が設けられているのです。
そういえば、エイク様にも多少は関係があるといえる話かも知れません。
その神官というのは、例の“呑み干すもの”というネメト教団に対して内偵調査を進めていた者なのです。
何でも、その内偵先で知り合った女性と結ばれたそうです。
今日はその相手の女性の元の勤め先から料理人が派遣されて来ていて、随分よい物が振舞われているそうで、だいぶ盛り上がってしまっているようですね」
そんな説明を聞き、エイクにはある事を推測していた。
“呑み干すもの”への内偵調査を行っている神官がいたということは、ロアンから聞いていた。
つまりその内偵先であり、相手の女性の元の勤め先とは恐らく娼館“精霊の泉”の事なのだろう。
エイクはそのことを確認してみる事にした。
「その内偵先というのはどこの事ですか」
「“精霊の泉”という娼館ですね」
エイクの推測は正解だった。
「……その料理人というのは、どんな者なのか分かりますか?」
エイクは念のために更にそう聞いた。
「はい、詳しくは知りませんが、ハーフエルフだそうですよ」
どうやらエイクの推測は全て当たっていたようだ。
その料理人とは例の大精霊使いフィントリッドに違いない。
エイクは頭が痛くなるような気持ちになった。
フィントリッドが“精霊の泉”で働くようになった際、エイクはロアンに向かって、フィントリッドを怒らせないように気をつけろと指示していた。
仮にフィントリッドがロアンの言う事を全く聞かなくなるなど、何か問題が生じた場合は、必ず自分へ連絡するようにとも厳命している。
万が一にでもフィントリッドが激怒したりすればとんでもないことになると思ったからだ。
ロアンは人を怒らせるような事をする人間ではないと思われるが、念を押したのだ。
その時のロアンの様子を見る限り、フィントリッドをその意に反して無理やり外部へ派遣するとは思えない。
まず間違いなく、調理が異常に好きらしいフィントリッドが、自分の意思でここまで出張して来て腕を振るっているのだろう。
(静かに暮らしたいとか、我が身の安全を重視するとか言っていたくせに、自由に振る舞い過ぎだ……)
エイクはそう思って、軽くため息をついた。
といっても、無理に止めさせるほどの事でもないだろうとも考え、無視して父の墓へと向かった。
墓地までは喧騒は届かなかった。
エイクは隣り合って立っている両親の墓の前に跪き、胸の前で手を組んで頭を垂れると、静かに心中で亡き父に語りかけた。
(父さん、父さんにはずっと心配をかけていたけれど、俺が弱かったのは呪いのせいでした。その呪いを打ち破って俺は多少は強くなれました。
危険な魔物を何体も倒して、世の役にも立てていると思います。父さんとの約束も少しは守れたと思っていますし、これからも出来るだけ守って行きたいと思っています。
ですが、父さんが望んだとおりの者にはなれませんでした。そして、これからなるつもりもありません。
父さんの事はずっと尊敬しています。ですが、俺は俺の望む道を行きます。親不孝かも知れませんが、できれば母さんと一緒に見守っていてください)
父が存命の頃、エイクは父と共に母の墓に参った事が何度もあった。
母の記憶を全く持たないエイクは、ただ母の冥福を祈り、自分を見守ってくれとだけ祈念していた。
今は、そこに父も加わってしまっていた。その事がエイクにはやはり悲しかった
エイクは応えを待つかのようにそのままの姿勢で、しばらくのあいだ無心でたたずんだ。
しかし、無論応えはどこからも返ってこなかった。
(父さん。母さん。また来ます)
やがてエイクは心中でそう呟き、墓参りに区切りをつけた。
だがエイクは、その後もその姿勢を変えなかった。
そして、オドの感知能力に集中して、周囲のオドを探った。
その目標としたのは地下、カーストソイルと戦った下水道跡があると思われる場所とその周辺である。
エイクは下水道跡で戦ったカーストソイルの発生原因を今もって気にしていた。
そして一つの仮説を立てた。
それは、カーストソイルを発生させた怨念は、下水道跡そのもので発生したのではなく、下水道跡と隣接するといえるほど近い場所に地下室などがあり、そこで発生したのではないだろうか?というものだった。
怨念ならば土をすり抜ける事もあるだろう。下水道跡の直ぐ近くに地下室があれば、そこで生じた怨念が、下水道跡でカーストソイルになることもありえる。
そう考えて、じっとオドの感知を続けたエイクだったが、決定的な証拠を見つけることは出来なかった。
ネズミほどの大きさのオドがその近くで動くのは感知出来た。
それは、そのあたりに地下空間がある可能性を示唆してはいる。
しかし、モグラなどが巣の中を移動したのかもしれない。
そんな場所にモグラなどの巣があるのは不自然だとも思うが、絶対にないとも言えないだろう。
(地下に人間くらいの大きさのオドがあるのを感知できれば決定的だったが、そう都合良くは行かないな。
地下のオドは感知しにくい。近くで意識しないと感知できないから四六時中探り続ける事も出来ないし、そもそも地下室などなければ全てが徒労になる。
この調査はこれまでだな。もう一度下水道跡に降りることが出来ないか検討してみよう)
エイクはそう考えると、ようやく墓参りの姿勢を解き、ハイファ神殿を去る事にした。
ちなみに、フィントリッドが料理を振舞っているらしいハイファ神官の結婚を祝う宴は、まだ続いているようだった。
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