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第1章
24.大図書館にて
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次の日、エイクは朝から王立大図書館の冒険者用閲覧室へと出かけた。
アストゥーリア王国の王都アイラナには、大陸最大の図書館があった。
およそ250年前に王国中興の立役者となった偉大な精霊使いが、当時の王都の近郊にて、地下に築かれていた古代魔法帝国時代の大図書館を発見。城壁を拡張してこれを王都に取り込み、王立大図書館としたものだ。
その規模は今もって大陸最大であり、この図書館の蔵書を目当てに多くの賢者や魔法使いが集まっていた。
往時に比べて随分と寂れたといわれるアイラナだが、大図書館周辺に限っては、賢者の学院や賢神イスマイムの神殿らが立ち並び盛況を誇っていた。
その大図書館だが、冒険者の店に属する冒険者には、その蔵書の一部を無料で閲覧することが認められていた。
妖魔など魔物の脅威が間近にあるアストゥーリア王国では、それを討伐する戦力として冒険者も重視しており、冒険者が冒険の役に立つ知識を身につけることは、国益にもかなうことだったからだ。
この優遇措置は見習いであるエイクにも適用されており、エイクは貪るように書物を読み漁った。
知識も力になるとの“伝道師”の言葉に従ったからだが、より具体的には、父の仇である魔物の正体を知ることが目的である。
当時王国最強の戦士だったガイゼイクを殺した魔物の存在は、国にとっても重大事であり、その正体は詳しく調べられた。しかし、当代最高といわれる賢者でさえ、そのような魔物の存在を知らず、その正体は全くもって謎のままだった。
エイクがいくら調べたところで、最高の賢者ですら知らない魔物の正体を解き明かすことなど出来るはずもなかったが、手がかり程度は見つかっていた。
それは魔物が引きつれていたというヘルハウンドの存在である。
この世界においては特殊な能力を持つ獣は、幻獣あるいは魔獣と呼ばれ、一般の人々は幻獣と魔獣をほとんど同一視していた。しかし、学術的な生物の分類では両者は全く異なる。
まず、幻獣は種としては普通の動物と同分類とされる。なぜなら、どちらも神々によって創造されたか、あるいは神々が定めた進化の理に従って誕生した存在だからだ。
より正確に言えば、神々の創造か進化の結果誕生した動物達の内、人の目から見て特殊な能力を持っているように見える、あるいは幻想的に見えるものを、幻獣と呼んでいるに過ぎず、これは人の主観に基づく分類であるといえる。
これに対して魔獣とは、古代魔法帝国時代に魔術師たちの手によって、既存の生物を改造したり合成したりして、人為的に作り出された存在のことを指している。
この点で、幻獣と魔獣は全く別物である。
では、ヘルハウンドはどちらなのかいうと、どちらにも分類されない。
ヘルハウンドは、古代魔法帝国時代に異世界より召喚されたデーモンと故郷を一にする存在、即ち異界の獣の一種なのである。
ヘルハウンドはよほど多く召喚されたらしく、今ではすっかりこの世界に適応してしまっているが、元を正せばその出自は異世界なのだ。
ちなみに、幻獣も魔獣もデーモンも、人に害をなす恐ろしい存在の事は、一般に全てひっくるめて、魔物と呼ばれている。
いずれにしても、アザービーストの一種であるヘルハウンドと供に現れたからには、双頭の虎もアザービーストである可能性が考えられる。
そう考えれば、全く正体不明であることも説明がつく。異世界の生物については、当然ならがこの世界の生物に比べ知られていないのものが圧倒的に多いからだ。
ヤルミオンの森の奥地には、古代魔法帝国の遺跡も存在していると言われている。
その中に未だに異世界からの召喚を行っている魔法装置があるのかも知れないし、あるいは封印されていたアザービーストが解放されたのかも知れない。
結局のところ、いずれはヤルミオンの森の奥を探索しなければならないのだが、古代魔法帝国の遺跡を、探索の目標の一つとすることが出来るのではないかとエイクは考えていた。
エイクが今とりあえず目指しているのは、ヤルミオンの森の奥地を探索できるだけの実力を身に着ける事だ。
昼前、大図書館を去ろうとするエイクは、珍しく気を許せる相手を見つけて声を掛けた。
「アルターさん」
それは、かつて炎獅子隊の指導員としてエイクに剣を教え、様々な知識も授けてくれたアルターだった。
「おお、エイク殿、今日も精が出ますな」
アルターもまた気安く答えた。
彼は通路脇を流れる排水路の汚泥をさらっており、泥まみれだった。その白髪も泥で汚れている。
アルターがそんな仕事をし、そのような姿を晒しているのには、エイクの身に起こった事が関係していた。
ガイゼイクの死後、アルターは苦境に立たされたエイクを助けようと手を尽くしてくれていた。ところがその最中、突然炎獅子隊の指導員を解雇されてしまった。
アルターは以前からある孤児院へ度々多額の寄付をしており、大した財産を持っていなかったため、たちどころに生活に困窮した。そして、大図書館に職を得ることが出来たのだが、それは汚物処理などの過酷な仕事だったのだ。
アルターは身寄りのない平民出ながら何十年も王国軍に勤め、足を悪くして戦場に出られなくなった後も、指導員に請われるほどの剣の腕を身に付けた人物だった。
幾つもの功績も挙げており、知識も豊富で、現役時代には炎獅子隊の参謀役を勤め、事務方も取り仕切っていたほどの功労者だったという。
それほどの人物が、老境に入ってから、足を引きずりながら溝さらいをさせられている事に、エイクは強い憤りを感じていた。それが自分を助けようとした結果なのだから尚更である。
確かに相応の給金を得ながら碌な蓄えをせず、直ぐに生活に困るようになってしまったのは、アルター自身のせいかもしれない。
しかし、だとしても突然の解雇が不当なものなのは明らかだし、そもそもアルターの実績と能力ならば、もっと割りの良い職に就けたはずだ。
それが、このような職にしか就けなかったということ自体が、悪意ある介入の結果としか思えなかった。
そして、このような目にあっているアルターに救いの手を差し伸べる者は誰もいなかった。
(この国は最低だ、少なくとも王国軍の上の連中は最低だ)
エイクは、ガイゼイク存命の頃に面識があった、王国軍最高司令官エーミール・ルファス公爵ら、軍幹部を思い出しながらそう思った。
10年以上も軍務大臣の地位にあり、軍全体を統括するエーミール・ルファス公爵は、敗勢が続いていたアストゥーリア王国軍にいく度かの勝利をもたらし、老練の名将と呼ばれていた。しかし、エイクにはそうは思えなかった。
長年軍に尽くした功労者をこのような目にあわせる軍は最低だし、そんな軍の最高責任者を名将とは呼べないと考えていた。
アルター自身は不満を口にするでもなく、飄々と仕事をこなしていた。
哀れむような態度をとることは、むしろ彼に対して失礼だと考えたエイクは、極力普通の態度で振舞うようにしていた。しかし、父の死後に起こったこととも合わせて、この国への不信感は増すばかりだった。
「今日はもうお帰りですか?」
エイクが時には一日中閲覧室に篭る事もあることを知っていたアルターはそう聞いた。
「ええ、午後は炎獅子隊の特別訓練に参加させてもらうので」
そのエイクの答えにアルターは眉をひそめた。“特別訓練”がどういうものか知っていたからだ。
「今更お止めはしませんが、くれぐれも気をつけてくださいね」
「ありがとうございます。良い訓練と思っているのは事実ですから」
そう言ってアルターの前を辞し、エイクは帰途についた。午後に向け、ある程度の準備をする必要があった。
アストゥーリア王国の王都アイラナには、大陸最大の図書館があった。
およそ250年前に王国中興の立役者となった偉大な精霊使いが、当時の王都の近郊にて、地下に築かれていた古代魔法帝国時代の大図書館を発見。城壁を拡張してこれを王都に取り込み、王立大図書館としたものだ。
その規模は今もって大陸最大であり、この図書館の蔵書を目当てに多くの賢者や魔法使いが集まっていた。
往時に比べて随分と寂れたといわれるアイラナだが、大図書館周辺に限っては、賢者の学院や賢神イスマイムの神殿らが立ち並び盛況を誇っていた。
その大図書館だが、冒険者の店に属する冒険者には、その蔵書の一部を無料で閲覧することが認められていた。
妖魔など魔物の脅威が間近にあるアストゥーリア王国では、それを討伐する戦力として冒険者も重視しており、冒険者が冒険の役に立つ知識を身につけることは、国益にもかなうことだったからだ。
この優遇措置は見習いであるエイクにも適用されており、エイクは貪るように書物を読み漁った。
知識も力になるとの“伝道師”の言葉に従ったからだが、より具体的には、父の仇である魔物の正体を知ることが目的である。
当時王国最強の戦士だったガイゼイクを殺した魔物の存在は、国にとっても重大事であり、その正体は詳しく調べられた。しかし、当代最高といわれる賢者でさえ、そのような魔物の存在を知らず、その正体は全くもって謎のままだった。
エイクがいくら調べたところで、最高の賢者ですら知らない魔物の正体を解き明かすことなど出来るはずもなかったが、手がかり程度は見つかっていた。
それは魔物が引きつれていたというヘルハウンドの存在である。
この世界においては特殊な能力を持つ獣は、幻獣あるいは魔獣と呼ばれ、一般の人々は幻獣と魔獣をほとんど同一視していた。しかし、学術的な生物の分類では両者は全く異なる。
まず、幻獣は種としては普通の動物と同分類とされる。なぜなら、どちらも神々によって創造されたか、あるいは神々が定めた進化の理に従って誕生した存在だからだ。
より正確に言えば、神々の創造か進化の結果誕生した動物達の内、人の目から見て特殊な能力を持っているように見える、あるいは幻想的に見えるものを、幻獣と呼んでいるに過ぎず、これは人の主観に基づく分類であるといえる。
これに対して魔獣とは、古代魔法帝国時代に魔術師たちの手によって、既存の生物を改造したり合成したりして、人為的に作り出された存在のことを指している。
この点で、幻獣と魔獣は全く別物である。
では、ヘルハウンドはどちらなのかいうと、どちらにも分類されない。
ヘルハウンドは、古代魔法帝国時代に異世界より召喚されたデーモンと故郷を一にする存在、即ち異界の獣の一種なのである。
ヘルハウンドはよほど多く召喚されたらしく、今ではすっかりこの世界に適応してしまっているが、元を正せばその出自は異世界なのだ。
ちなみに、幻獣も魔獣もデーモンも、人に害をなす恐ろしい存在の事は、一般に全てひっくるめて、魔物と呼ばれている。
いずれにしても、アザービーストの一種であるヘルハウンドと供に現れたからには、双頭の虎もアザービーストである可能性が考えられる。
そう考えれば、全く正体不明であることも説明がつく。異世界の生物については、当然ならがこの世界の生物に比べ知られていないのものが圧倒的に多いからだ。
ヤルミオンの森の奥地には、古代魔法帝国の遺跡も存在していると言われている。
その中に未だに異世界からの召喚を行っている魔法装置があるのかも知れないし、あるいは封印されていたアザービーストが解放されたのかも知れない。
結局のところ、いずれはヤルミオンの森の奥を探索しなければならないのだが、古代魔法帝国の遺跡を、探索の目標の一つとすることが出来るのではないかとエイクは考えていた。
エイクが今とりあえず目指しているのは、ヤルミオンの森の奥地を探索できるだけの実力を身に着ける事だ。
昼前、大図書館を去ろうとするエイクは、珍しく気を許せる相手を見つけて声を掛けた。
「アルターさん」
それは、かつて炎獅子隊の指導員としてエイクに剣を教え、様々な知識も授けてくれたアルターだった。
「おお、エイク殿、今日も精が出ますな」
アルターもまた気安く答えた。
彼は通路脇を流れる排水路の汚泥をさらっており、泥まみれだった。その白髪も泥で汚れている。
アルターがそんな仕事をし、そのような姿を晒しているのには、エイクの身に起こった事が関係していた。
ガイゼイクの死後、アルターは苦境に立たされたエイクを助けようと手を尽くしてくれていた。ところがその最中、突然炎獅子隊の指導員を解雇されてしまった。
アルターは以前からある孤児院へ度々多額の寄付をしており、大した財産を持っていなかったため、たちどころに生活に困窮した。そして、大図書館に職を得ることが出来たのだが、それは汚物処理などの過酷な仕事だったのだ。
アルターは身寄りのない平民出ながら何十年も王国軍に勤め、足を悪くして戦場に出られなくなった後も、指導員に請われるほどの剣の腕を身に付けた人物だった。
幾つもの功績も挙げており、知識も豊富で、現役時代には炎獅子隊の参謀役を勤め、事務方も取り仕切っていたほどの功労者だったという。
それほどの人物が、老境に入ってから、足を引きずりながら溝さらいをさせられている事に、エイクは強い憤りを感じていた。それが自分を助けようとした結果なのだから尚更である。
確かに相応の給金を得ながら碌な蓄えをせず、直ぐに生活に困るようになってしまったのは、アルター自身のせいかもしれない。
しかし、だとしても突然の解雇が不当なものなのは明らかだし、そもそもアルターの実績と能力ならば、もっと割りの良い職に就けたはずだ。
それが、このような職にしか就けなかったということ自体が、悪意ある介入の結果としか思えなかった。
そして、このような目にあっているアルターに救いの手を差し伸べる者は誰もいなかった。
(この国は最低だ、少なくとも王国軍の上の連中は最低だ)
エイクは、ガイゼイク存命の頃に面識があった、王国軍最高司令官エーミール・ルファス公爵ら、軍幹部を思い出しながらそう思った。
10年以上も軍務大臣の地位にあり、軍全体を統括するエーミール・ルファス公爵は、敗勢が続いていたアストゥーリア王国軍にいく度かの勝利をもたらし、老練の名将と呼ばれていた。しかし、エイクにはそうは思えなかった。
長年軍に尽くした功労者をこのような目にあわせる軍は最低だし、そんな軍の最高責任者を名将とは呼べないと考えていた。
アルター自身は不満を口にするでもなく、飄々と仕事をこなしていた。
哀れむような態度をとることは、むしろ彼に対して失礼だと考えたエイクは、極力普通の態度で振舞うようにしていた。しかし、父の死後に起こったこととも合わせて、この国への不信感は増すばかりだった。
「今日はもうお帰りですか?」
エイクが時には一日中閲覧室に篭る事もあることを知っていたアルターはそう聞いた。
「ええ、午後は炎獅子隊の特別訓練に参加させてもらうので」
そのエイクの答えにアルターは眉をひそめた。“特別訓練”がどういうものか知っていたからだ。
「今更お止めはしませんが、くれぐれも気をつけてくださいね」
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