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第1章
42.法廷・闘争⑤
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バフォメットはバフォメットで、己の攻撃が一向に当たらないことに業を煮やしたようだった。
そして、一旦武器を振るうのを止め、エイクに向かって大きく口を開き毒息を吐きかける。
これに対してエイクは己の生命力を意識して抵抗する事に成功した。
これでダメージは大幅に軽減できる。そして魔法のダメージを軽減する錬生術はこの魔力を帯びた毒にも有効だった。
加えてエイクは体内のマナを活性化させそのダメージを更に軽減した。
これはエイクが数日前に新たに獲得した技術だった。
本来ならば、魔法使いとしての高い技量と、マナに関する深い知識の両方を習得した高位の魔法使いだけが習得できる、マナの働きで魔力を帯びたダメージを軽減する技術。
それをエイクも習得したのだ。
彼がバフォメットの周辺に立ち込める毒の霧をものともせずに戦っていられたのも、この技術のおかげだった。
彼がこの技術を習得できたということは、錬生術は魔法の一種であるという説は、或いは正しいのかも知れなかった。
いずれにしても、騎士1人を1回で虫の息にしてしまうほどの毒をその身に浴びながら、エイクが受けたダメージは極めて軽微だ。
バフォメットが今までエイクに対して毒の息を使わなかったのは、エイクの様子から毒が余り有効ではないと察していたからこそだと思われた。
しかし、一向に武器の攻撃が当たらない状況に苛立って毒の息を試したのだろう。
この不用意な行為は決定的な隙を生んだ。
今、バフォメットの頭部は無防備にエイクの方に突き出されている。
絶好の機会を前にして、エイクはついに迷いを捨てた。
(俺は、俺の為に、俺が強くなる為に戦う。他の事など知るか!)
大声を上げたり大仰な構えを取ったりしたわけではなかったが、彼の動きと瞳に宿る力は一変していた。
エイクは瞬時に有効と思われる全ての錬生術を使用し、素早くフランベルジュを振りかぶる。
「はッ!」
そして裂帛の気合とともに、深く踏み込み、渾身の力を込めて振り下ろした。
その攻撃はバフォメットの左目周辺を、深く鋭く切り裂き頭蓋骨にまで達した。
大量の血があたりに撒き散らされる。
「グアッ」
今までと比較にならない大きなダメージにバフォメットから苦痛の叫びが上がる。
しかし、バフォメットは反撃を忘れてはいなかった。
グレイブが横薙ぎに振るわれる。
エイクは大きく後ろに下がって回避を試みた。だが、完全に避けることは出来ず、胸元に深い傷を受けてしまう。
「くッ」
エイクの口からも苦痛の声が漏れる。
エイクは苦痛に顔を歪めながらも、自分とバフォメットが受けたそれぞれのダメージを冷静に見て取っていた。
そして、やはりただの削りあいでは分が悪いと判断し、更にもう一つの錬生術を発動させる。するとエイクの受けた傷が治り始めた。
己の身を治癒する錬生術の奥義。
かつて“伝道師”にその存在を教えられ、当時から戦いに極めて有効だと考えていたその術をも、エイクは自らのオドを取り戻した時に習得していた。
“夜明けの翼”と最初に戦った時に受けた大きなダメージを、次の戦いの前までに治せたのはこの術を用いたからだった。
傷の回復具合を確認したエイクは猛然とバフォメットに向かって突っ込んだ。
錬生術の効果時間は短い。エイクは最初に発動させた錬生術を既に何度か掛けなおしており、今一気に多くの錬生術を発動したこともあわせて、だいぶマナを消費していた。
このままではいずれマナは枯渇し、錬生術が使えなくなる。
そうなればエイクに勝ち目はない。
バフォメットは錬生術による強化なしに勝てる相手ではなかった。
つい先ほどまでとは逆に、時間をかけることはエイクの不利になっていた。
一気に倒す。それが出来なければエイクの負けだ。
エイクはバフォメットの動きを見極め、振るわれるグレイブを潜り抜けて肉薄し、ほとんど真上に向かってフランベルジュを薙いだ。
この攻撃はバフォメットの下あごに命中し、これを切り裂く。
バフォメットは後退しつつ、更にグレイブを振るう。
エイクはフランベルジュでこれを受けようとしたが、その勢いを殺しきれず右肩に攻撃を受ける。
エイクは引き続き錬生術で傷を癒しつつ、尚も後退しようとするバフォメットに向かって跳躍し、その脳天へと渾身の力を込めた一撃を放つ。
バフォメットはグレイブの柄の部分でこれを受けたが、落下の勢いまで加えたその攻撃の威力を支えきれず、エイクのフランベルジュはバフォメットの脳天を割った。
これが致命傷となった。
「ガァァァ!!」
バフォメットは叫びを上げ、脳漿を撒き散らしながら仰向けに倒れた。
その身から膨大な量のオドが発散していく。
エイクは短時間ながらも激しい攻防を終え、大きな呼吸を何度か繰り返した。
しかし手にしたフランベルジュは未だ油断なく構えられている。
エイクはそうしながら発散していくオドを確認していた。
そのオドは、バフォメットのものとフォルカスのものが交じり合っているようにエイクには感じられた。そしてその中に微かに自分のオドもあるような気がした。
エイクは思わず右手を伸ばす。すると、自分のものと思われるオドだけが、体に吸い込まれたのが分かった。
(これで、全て取り戻した、ということかな)
エイクがそんな事を考えていると、バフォメットの頭部がまたしても変化し始めた。
エイクは再度構えを直して、その変化を凝視する。
やがて、その頭部はフォルカスのものに戻った。だが、その命は完全に失われていた。
因縁深いフォルカスの死に顔を凝視し続けるエイクに、戦いが終わったと見てとって近くに来ていたユリアヌスが声をかけた。
「怪我を治させていただきます」
まずそう声をかけて治癒魔法を唱える。
エイクは自分の力が他人に知られる可能性を少しでも下げようと考え、バフォメットが倒れた段階で錬生術で傷を癒すのを止めていた。
もちろん目ざとい者には既に見抜かれているだろうが……。
バフォメットが死んだ事で神聖魔法の使用が可能になったらしく、エイクの傷は速やかに癒された。
そしてユリアヌスは改めてエイクに語りかけた。
「お見事です、エイク殿。よもやアークデーモンを単身で撃破するとは、古今にも稀な武勇といえるでしょう」
「いえ、まだまだです。勝てたのは、バフォメットが神聖魔法を使えなかったからこそです」
バフォメットは、一般的に最上位クラスの悪神ダグダロアの神聖魔法を扱うといわれている。
強靭な肉体を持ち、圧倒的な力を振るい、猛毒を用い、そして最上位の神聖魔法すら操る。それがバフォメットの真の恐ろしさだった。
神聖魔法が使えないならばその脅威は半減する。
いかなる方法によったのか神聖魔法が使えない状況を作り出したのは、バフォメット自身にとっても自らの力を大きく制約する行為だった。
実際、例えば戦いの途中で“完全回復”の魔法を使われていたならば、エイクの勝ち目は相当薄れていたはずだ。
「エイク殿。魔法が使えたならば、私どもがあなたを魔法で援護いたしました。
むしろその方が勝利は確実になっていたでしょう。この場には何人もの神聖魔法の使い手がいたのですから」
ユリアヌスはそう述べ、やや嗜めるような口調で続けた。
「エイク殿。何でも1人だけで行おうとは思わないでください。
私達が持っている最も大きな力は、助け合い協力する、という事なのです」
それは、ハイファの聖職者としては模範的な言葉だっただろう。しかしエイクには全く響かなかった。
エイクは「心しておきます」とだけ答えた。
ユリアヌスは軽く頷いて話しを続ける。
「しかし、これは容易ならざることです。
ローリンゲン侯爵がネメト教団と通じていたのは明白。
だが、ネメトは闇の神とはいえ、異世界からの侵入者であるデーモンの存在を許してはいません。
先ほどからのローリンゲン侯爵の様子を見ても、これが自ら望んだ事とは思えない。
つまり、このアークデーモンを扱ったのは別の者です。
デーモンを扱うとなると、闇の神々の中でも冒涜神ゼーイムか、あるいは……」
「悪神ダグダロアのみ」
言いよどむユリアヌスに代わり、エイクがそう告げた。
「そうです。あるいは失われた術を使う邪悪なる古語魔法使い、という事も考えられます。
いずれにしても、これで一件落着とは到底言えませんな」
ユリアヌスは一旦言葉を区切った。
そして、しばらくしてから、表情をやや緩めて言葉を続けた。
「とはいえ、一つの区切りとは言えるでしょう。
エイク殿、ご自身の力を取り戻せたこと、改めてお喜び申し上げます。
長年のご労苦、報われましたな」
「はい、ありがとうございます」
エイクも微かに笑顔を見せそう答えた。
傍聴人らの誘導を終えた神官戦士たちが駆け寄りユリアヌスの護衛の任を再開する。
遅ればせながら炎獅子隊の隊員も駆けつけて来ていた。
事態は収拾されようとしていた。
そして、一旦武器を振るうのを止め、エイクに向かって大きく口を開き毒息を吐きかける。
これに対してエイクは己の生命力を意識して抵抗する事に成功した。
これでダメージは大幅に軽減できる。そして魔法のダメージを軽減する錬生術はこの魔力を帯びた毒にも有効だった。
加えてエイクは体内のマナを活性化させそのダメージを更に軽減した。
これはエイクが数日前に新たに獲得した技術だった。
本来ならば、魔法使いとしての高い技量と、マナに関する深い知識の両方を習得した高位の魔法使いだけが習得できる、マナの働きで魔力を帯びたダメージを軽減する技術。
それをエイクも習得したのだ。
彼がバフォメットの周辺に立ち込める毒の霧をものともせずに戦っていられたのも、この技術のおかげだった。
彼がこの技術を習得できたということは、錬生術は魔法の一種であるという説は、或いは正しいのかも知れなかった。
いずれにしても、騎士1人を1回で虫の息にしてしまうほどの毒をその身に浴びながら、エイクが受けたダメージは極めて軽微だ。
バフォメットが今までエイクに対して毒の息を使わなかったのは、エイクの様子から毒が余り有効ではないと察していたからこそだと思われた。
しかし、一向に武器の攻撃が当たらない状況に苛立って毒の息を試したのだろう。
この不用意な行為は決定的な隙を生んだ。
今、バフォメットの頭部は無防備にエイクの方に突き出されている。
絶好の機会を前にして、エイクはついに迷いを捨てた。
(俺は、俺の為に、俺が強くなる為に戦う。他の事など知るか!)
大声を上げたり大仰な構えを取ったりしたわけではなかったが、彼の動きと瞳に宿る力は一変していた。
エイクは瞬時に有効と思われる全ての錬生術を使用し、素早くフランベルジュを振りかぶる。
「はッ!」
そして裂帛の気合とともに、深く踏み込み、渾身の力を込めて振り下ろした。
その攻撃はバフォメットの左目周辺を、深く鋭く切り裂き頭蓋骨にまで達した。
大量の血があたりに撒き散らされる。
「グアッ」
今までと比較にならない大きなダメージにバフォメットから苦痛の叫びが上がる。
しかし、バフォメットは反撃を忘れてはいなかった。
グレイブが横薙ぎに振るわれる。
エイクは大きく後ろに下がって回避を試みた。だが、完全に避けることは出来ず、胸元に深い傷を受けてしまう。
「くッ」
エイクの口からも苦痛の声が漏れる。
エイクは苦痛に顔を歪めながらも、自分とバフォメットが受けたそれぞれのダメージを冷静に見て取っていた。
そして、やはりただの削りあいでは分が悪いと判断し、更にもう一つの錬生術を発動させる。するとエイクの受けた傷が治り始めた。
己の身を治癒する錬生術の奥義。
かつて“伝道師”にその存在を教えられ、当時から戦いに極めて有効だと考えていたその術をも、エイクは自らのオドを取り戻した時に習得していた。
“夜明けの翼”と最初に戦った時に受けた大きなダメージを、次の戦いの前までに治せたのはこの術を用いたからだった。
傷の回復具合を確認したエイクは猛然とバフォメットに向かって突っ込んだ。
錬生術の効果時間は短い。エイクは最初に発動させた錬生術を既に何度か掛けなおしており、今一気に多くの錬生術を発動したこともあわせて、だいぶマナを消費していた。
このままではいずれマナは枯渇し、錬生術が使えなくなる。
そうなればエイクに勝ち目はない。
バフォメットは錬生術による強化なしに勝てる相手ではなかった。
つい先ほどまでとは逆に、時間をかけることはエイクの不利になっていた。
一気に倒す。それが出来なければエイクの負けだ。
エイクはバフォメットの動きを見極め、振るわれるグレイブを潜り抜けて肉薄し、ほとんど真上に向かってフランベルジュを薙いだ。
この攻撃はバフォメットの下あごに命中し、これを切り裂く。
バフォメットは後退しつつ、更にグレイブを振るう。
エイクはフランベルジュでこれを受けようとしたが、その勢いを殺しきれず右肩に攻撃を受ける。
エイクは引き続き錬生術で傷を癒しつつ、尚も後退しようとするバフォメットに向かって跳躍し、その脳天へと渾身の力を込めた一撃を放つ。
バフォメットはグレイブの柄の部分でこれを受けたが、落下の勢いまで加えたその攻撃の威力を支えきれず、エイクのフランベルジュはバフォメットの脳天を割った。
これが致命傷となった。
「ガァァァ!!」
バフォメットは叫びを上げ、脳漿を撒き散らしながら仰向けに倒れた。
その身から膨大な量のオドが発散していく。
エイクは短時間ながらも激しい攻防を終え、大きな呼吸を何度か繰り返した。
しかし手にしたフランベルジュは未だ油断なく構えられている。
エイクはそうしながら発散していくオドを確認していた。
そのオドは、バフォメットのものとフォルカスのものが交じり合っているようにエイクには感じられた。そしてその中に微かに自分のオドもあるような気がした。
エイクは思わず右手を伸ばす。すると、自分のものと思われるオドだけが、体に吸い込まれたのが分かった。
(これで、全て取り戻した、ということかな)
エイクがそんな事を考えていると、バフォメットの頭部がまたしても変化し始めた。
エイクは再度構えを直して、その変化を凝視する。
やがて、その頭部はフォルカスのものに戻った。だが、その命は完全に失われていた。
因縁深いフォルカスの死に顔を凝視し続けるエイクに、戦いが終わったと見てとって近くに来ていたユリアヌスが声をかけた。
「怪我を治させていただきます」
まずそう声をかけて治癒魔法を唱える。
エイクは自分の力が他人に知られる可能性を少しでも下げようと考え、バフォメットが倒れた段階で錬生術で傷を癒すのを止めていた。
もちろん目ざとい者には既に見抜かれているだろうが……。
バフォメットが死んだ事で神聖魔法の使用が可能になったらしく、エイクの傷は速やかに癒された。
そしてユリアヌスは改めてエイクに語りかけた。
「お見事です、エイク殿。よもやアークデーモンを単身で撃破するとは、古今にも稀な武勇といえるでしょう」
「いえ、まだまだです。勝てたのは、バフォメットが神聖魔法を使えなかったからこそです」
バフォメットは、一般的に最上位クラスの悪神ダグダロアの神聖魔法を扱うといわれている。
強靭な肉体を持ち、圧倒的な力を振るい、猛毒を用い、そして最上位の神聖魔法すら操る。それがバフォメットの真の恐ろしさだった。
神聖魔法が使えないならばその脅威は半減する。
いかなる方法によったのか神聖魔法が使えない状況を作り出したのは、バフォメット自身にとっても自らの力を大きく制約する行為だった。
実際、例えば戦いの途中で“完全回復”の魔法を使われていたならば、エイクの勝ち目は相当薄れていたはずだ。
「エイク殿。魔法が使えたならば、私どもがあなたを魔法で援護いたしました。
むしろその方が勝利は確実になっていたでしょう。この場には何人もの神聖魔法の使い手がいたのですから」
ユリアヌスはそう述べ、やや嗜めるような口調で続けた。
「エイク殿。何でも1人だけで行おうとは思わないでください。
私達が持っている最も大きな力は、助け合い協力する、という事なのです」
それは、ハイファの聖職者としては模範的な言葉だっただろう。しかしエイクには全く響かなかった。
エイクは「心しておきます」とだけ答えた。
ユリアヌスは軽く頷いて話しを続ける。
「しかし、これは容易ならざることです。
ローリンゲン侯爵がネメト教団と通じていたのは明白。
だが、ネメトは闇の神とはいえ、異世界からの侵入者であるデーモンの存在を許してはいません。
先ほどからのローリンゲン侯爵の様子を見ても、これが自ら望んだ事とは思えない。
つまり、このアークデーモンを扱ったのは別の者です。
デーモンを扱うとなると、闇の神々の中でも冒涜神ゼーイムか、あるいは……」
「悪神ダグダロアのみ」
言いよどむユリアヌスに代わり、エイクがそう告げた。
「そうです。あるいは失われた術を使う邪悪なる古語魔法使い、という事も考えられます。
いずれにしても、これで一件落着とは到底言えませんな」
ユリアヌスは一旦言葉を区切った。
そして、しばらくしてから、表情をやや緩めて言葉を続けた。
「とはいえ、一つの区切りとは言えるでしょう。
エイク殿、ご自身の力を取り戻せたこと、改めてお喜び申し上げます。
長年のご労苦、報われましたな」
「はい、ありがとうございます」
エイクも微かに笑顔を見せそう答えた。
傍聴人らの誘導を終えた神官戦士たちが駆け寄りユリアヌスの護衛の任を再開する。
遅ればせながら炎獅子隊の隊員も駆けつけて来ていた。
事態は収拾されようとしていた。
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