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第1章
41.法廷・闘争④
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フォルカスが変身していく様を、もっとも間近で見ていたのはフォルカスの両隣に座っていた2人の貴族だった。彼らの混乱は激しかった。
2人のうちデュナス伯爵は、変異が終わる前にかろうじて正気を取り戻し、傍らにいた警護の騎士に伴われてその場から離れる事に成功していた。
しかしラング子爵は腰を抜かして自力で動けなくなってしまっている。
ラング子爵の近くにいた警護の騎士は、肥満体のラング子爵を動かす事が出来ず、勇敢にも子爵とバフォメットの間に割って入り「誰か子爵様を安全な場所へ!」と叫んだ。
しかしそれは余りにも無謀な行為だった。
バフォメットはそのヤギの形をした口を大きく開き、騎士に向かって紫色をした息を吐きかける。
「ぐあぁぁ!!」
騎士が絶叫する声が響いた。
バフォメットが吐く息は、魔力を帯びた毒霧なのだ。
その息はバフォメットの周りに滞留し、近づくだけでダメージを与える。
警護の騎士はかろうじて立っていたが既に虫の息だった。
その間にエイクは騎士が守るラング子爵の下に駆け寄り、その肩を両手で掴んで渾身の力を込めて思い切り放り投げた。驚くべき膂力だ。
「代わります!あなたは子爵の護衛を!」
そしてエイクは目の前に立つ騎士に向けそう叫び、半ば強引に彼が持つフランベルジュを受け取りバフォメットの前に進み出た。
幸いな事にそのフランベルジュは実戦用のものだった。
騎士は「すまん」と短く告げ、素直に引き下がる。
エイクと騎士が身を入れ替える間にバフォメットの手には長大なグレイブが握られていた。
本体に続いて召喚されたのか、それともバフォメット自身が呼び出したか作り出した物だろう。
エイクはフランベルジュを手にバフォメットと相対し、そのヤギの形をした顔を正面からにらみつけた。
バフォメットの瞳は余りにも非人間的で、もはや人としての感情は何も宿っていなかった。
エイクはフォルカスの意識が完全に失われている事を知った。
全く予期せぬ形で、思わぬ強敵と対峙することになったエイクだったが、彼はその時点では冷静だった。
そして、この戦いは、これまでに彼が経験してきた戦いとは状況が違うということを理解していた。その違いとは援軍の有無だ。
現在群集を誘導しているユリアヌスの護衛の神官戦士達はかなりの精鋭であり、少なくともバフォメットの毒の息だけで戦えなくなるような事はない。
このため彼らが群集の誘導を終えて駆けつけてくれば、その援護を受ける事が期待できる。
当然ながら味方の援護を受け連携して戦った方が圧倒的に有利だ。
例えば、1対1で戦えばエイクに全く対抗できない技量だったテオドリックが、ガルバやジャックの援護を受けて連携する事で、エイクをある程度は追い込む事が出来たように。
エイクの今の実力ならば、精鋭の神官戦士2人の援護を受ければアークデーモンでも倒せるだろうと思われた。
更にここは王都でも中心近くにある重要施設であり、時間を稼いでいれば炎獅子隊の精鋭も駆けつけることだろう。そうなれば情勢はいっそう有利になる。
つまり、援軍の当てはあり、援軍が来ればおそらく勝てる。
その援軍到着まで時間を稼げばよいのだ。
この理解に基づき、エイクは戦い方を決めた。
それは錬生術は防護的なもののみを使い、守り主体の構えを取って防御を優先し、攻撃は当て易い所に無理のない程度の威力で当てる。
そうやってバフォメットの注意を引きつつ時間を稼ぐ、というものだった。
これは大変理性的な作戦だと言えた。
しばらくにらみ合っていたエイクとバフォメットだったが、エイクが先手を取り、最も当て易いと見て取ったバフォメットの脚部を攻撃した。
この攻撃は右太ももに命中し、上手くその剛毛をかいくぐってかなりのダメージを与える事に成功した。
そしてバフォメットの反撃をかろうじて避ける。
エイクの2撃目は、攻撃の後に隙が生じていた腹部を狙って放たれた。バフォメットはこの攻撃を驚くべき身体能力で強引に体をねじってかわす。
しかしエイクは神速の切り返しをみせ、体勢を崩していたバフォメットの右脇を切り裂いた。だが、その傷はけして深いものではなかった。
その後さらにエイクはバフォメットの胸と右膝にも攻撃を当てた。
だが、いずれも分厚い皮膚と筋肉に阻まれ有効打とは言えない。
この間のバフォメットの攻撃を、エイクはどうにか全て避けることに成功していた。
傍から見ればエイクは順調に戦いを進めていた。
しかし彼は戦ううちに激しい苛立ちを感じ始めていた。
戦いの流れは彼自身からみても順調だと言えた。
何回か攻撃を当てたもののいずれも有効打とはいえず、無尽蔵とも思えるバフォメットの生命力は何時果てるか想像もつかない。
また、バフォメットの攻撃はさすがに鋭く、このままずっと避け続ける事はとても出来ないだろう。
遠からず攻撃を食らうことになる。その時受けるダメージは甚大なものだろう。
もし1人だけで戦うならば、このままでは勝つのは難しい情勢だ。
しかし、それは1人で戦う場合の話である。
援軍の存在を前提とするならば、その到着まで持ちこたえる事は十分に出来そうだ。
それは正にエイクが最初に考えた理性的な作戦通りの順調な展開だった。
つまり、援軍さえ来れば勝てるのだ。援軍さえ来れば――――。
逆に言えば、援軍がいなければ勝てない――――。
このことこそ、エイクの苛立ちの原因だった。
(こんな方法で勝って、何が得られるんだ)
エイクは少し前に自分自身が考えた作戦をそう評価した。
もし他に勝つ方法がないなら、エイクも迷うことなくこのまま戦っただろう。しかし数回の攻防の中で彼は援軍に頼らずにこの強敵に勝てる可能性を見出していた。
それは、渾身の力を込めた攻撃を、バフォメットの頭部に集中的に叩き込む事だった。
そうすれば恐らく数回の攻撃でバフォメットを倒せる。
いかにバフォメットが強大なる異界の怪物だろうと、頭部を完全に破壊すれば殺せるのだから。
もちろん、意図的にいずれかの部位に攻撃を集中するなどということは極めて困難だ。
普通ならば、戦いの流れの中で最も当て易そうな場所を見出し、そこを目標に攻撃するのが基本といえるだろう。
その上バフォメットの頭部は2m半もの高さにあり、当てること自体が難しい。
しかしエイクは、自分なら出来るという感触を掴んでいた。
敵が巨体であるという事は的が大きいという事でもある。
その上自分は、今日まで攻撃の正確さを追及し続けその為の技をものにしている。その自分なら出来る、と。
この戦い方が成功すれば、自分ひとりの力でこの強敵を倒せる。
そうやって強敵と戦い勝利してこそ己の技術と力に更に磨きをかけることが出来る。
エイクは13歳で初めてゴブリンを殺して以来、常にそうやって強さを追求して戦い続けて来た。
今も同じように、戦いの中で更なる強さを追い求めたい。それが彼の偽らざる思いだった。
そう思いつつも、エイクがその戦い方に踏み切れず苛立っている理由は、その結果自分が負けた時の被害の大きさを理解しているからだった。
全力の攻撃を頭部だけに集中するなどという無茶な行動をとれば、当然防御が疎かになる。
必然的に何度も攻撃を受ける事になるだろう。
その結果、バフォメットを殺す前に自分が殺される可能性も相当に高くなる。
ユリアヌスの護衛や炎獅子隊が精鋭だといっても自分よりは数段劣る。
連携して戦うにしろ、自分がその中心にならなければ到底勝てない。
それはけして自惚れとはいえない適切な判断だった。
その自分が功を焦って、もし先に殺されてしまえば、バフォメットを倒せる者は最早この近くには居ない。
結果バフォメットは解き放たれ、王都の市民が何千人殺されるか分かったものではない。
自分ひとりの力で強敵を倒したいという我侭の為に、多くの民をそのような危険に晒してよいはずがない……。
しかし、己1人の力で強敵に勝ちたい。己の力を試したい。そしてもっと強くなりたい。その欲望は、彼の中でいや増すばかりだった。
「己が強くなることのみが尊く他は全て些事」かつて聞き、以来忘れた事はない“伝道師”のそんな言葉が心に打ち響く。
その時バフォメットの重心が下がり、頭部が攻撃しやすい範囲に入った。
エイクはすかさず頭部に一撃を加えた。しかし、十分な力が乗ってはいないその攻撃は、バフォメットの額に浅く傷をつけることしか出来ない。
(これは全力を尽くした戦いとは言えない!俺は全力を出していない!)
エイクはそう思い苛立ちを募らせた。
2人のうちデュナス伯爵は、変異が終わる前にかろうじて正気を取り戻し、傍らにいた警護の騎士に伴われてその場から離れる事に成功していた。
しかしラング子爵は腰を抜かして自力で動けなくなってしまっている。
ラング子爵の近くにいた警護の騎士は、肥満体のラング子爵を動かす事が出来ず、勇敢にも子爵とバフォメットの間に割って入り「誰か子爵様を安全な場所へ!」と叫んだ。
しかしそれは余りにも無謀な行為だった。
バフォメットはそのヤギの形をした口を大きく開き、騎士に向かって紫色をした息を吐きかける。
「ぐあぁぁ!!」
騎士が絶叫する声が響いた。
バフォメットが吐く息は、魔力を帯びた毒霧なのだ。
その息はバフォメットの周りに滞留し、近づくだけでダメージを与える。
警護の騎士はかろうじて立っていたが既に虫の息だった。
その間にエイクは騎士が守るラング子爵の下に駆け寄り、その肩を両手で掴んで渾身の力を込めて思い切り放り投げた。驚くべき膂力だ。
「代わります!あなたは子爵の護衛を!」
そしてエイクは目の前に立つ騎士に向けそう叫び、半ば強引に彼が持つフランベルジュを受け取りバフォメットの前に進み出た。
幸いな事にそのフランベルジュは実戦用のものだった。
騎士は「すまん」と短く告げ、素直に引き下がる。
エイクと騎士が身を入れ替える間にバフォメットの手には長大なグレイブが握られていた。
本体に続いて召喚されたのか、それともバフォメット自身が呼び出したか作り出した物だろう。
エイクはフランベルジュを手にバフォメットと相対し、そのヤギの形をした顔を正面からにらみつけた。
バフォメットの瞳は余りにも非人間的で、もはや人としての感情は何も宿っていなかった。
エイクはフォルカスの意識が完全に失われている事を知った。
全く予期せぬ形で、思わぬ強敵と対峙することになったエイクだったが、彼はその時点では冷静だった。
そして、この戦いは、これまでに彼が経験してきた戦いとは状況が違うということを理解していた。その違いとは援軍の有無だ。
現在群集を誘導しているユリアヌスの護衛の神官戦士達はかなりの精鋭であり、少なくともバフォメットの毒の息だけで戦えなくなるような事はない。
このため彼らが群集の誘導を終えて駆けつけてくれば、その援護を受ける事が期待できる。
当然ながら味方の援護を受け連携して戦った方が圧倒的に有利だ。
例えば、1対1で戦えばエイクに全く対抗できない技量だったテオドリックが、ガルバやジャックの援護を受けて連携する事で、エイクをある程度は追い込む事が出来たように。
エイクの今の実力ならば、精鋭の神官戦士2人の援護を受ければアークデーモンでも倒せるだろうと思われた。
更にここは王都でも中心近くにある重要施設であり、時間を稼いでいれば炎獅子隊の精鋭も駆けつけることだろう。そうなれば情勢はいっそう有利になる。
つまり、援軍の当てはあり、援軍が来ればおそらく勝てる。
その援軍到着まで時間を稼げばよいのだ。
この理解に基づき、エイクは戦い方を決めた。
それは錬生術は防護的なもののみを使い、守り主体の構えを取って防御を優先し、攻撃は当て易い所に無理のない程度の威力で当てる。
そうやってバフォメットの注意を引きつつ時間を稼ぐ、というものだった。
これは大変理性的な作戦だと言えた。
しばらくにらみ合っていたエイクとバフォメットだったが、エイクが先手を取り、最も当て易いと見て取ったバフォメットの脚部を攻撃した。
この攻撃は右太ももに命中し、上手くその剛毛をかいくぐってかなりのダメージを与える事に成功した。
そしてバフォメットの反撃をかろうじて避ける。
エイクの2撃目は、攻撃の後に隙が生じていた腹部を狙って放たれた。バフォメットはこの攻撃を驚くべき身体能力で強引に体をねじってかわす。
しかしエイクは神速の切り返しをみせ、体勢を崩していたバフォメットの右脇を切り裂いた。だが、その傷はけして深いものではなかった。
その後さらにエイクはバフォメットの胸と右膝にも攻撃を当てた。
だが、いずれも分厚い皮膚と筋肉に阻まれ有効打とは言えない。
この間のバフォメットの攻撃を、エイクはどうにか全て避けることに成功していた。
傍から見ればエイクは順調に戦いを進めていた。
しかし彼は戦ううちに激しい苛立ちを感じ始めていた。
戦いの流れは彼自身からみても順調だと言えた。
何回か攻撃を当てたもののいずれも有効打とはいえず、無尽蔵とも思えるバフォメットの生命力は何時果てるか想像もつかない。
また、バフォメットの攻撃はさすがに鋭く、このままずっと避け続ける事はとても出来ないだろう。
遠からず攻撃を食らうことになる。その時受けるダメージは甚大なものだろう。
もし1人だけで戦うならば、このままでは勝つのは難しい情勢だ。
しかし、それは1人で戦う場合の話である。
援軍の存在を前提とするならば、その到着まで持ちこたえる事は十分に出来そうだ。
それは正にエイクが最初に考えた理性的な作戦通りの順調な展開だった。
つまり、援軍さえ来れば勝てるのだ。援軍さえ来れば――――。
逆に言えば、援軍がいなければ勝てない――――。
このことこそ、エイクの苛立ちの原因だった。
(こんな方法で勝って、何が得られるんだ)
エイクは少し前に自分自身が考えた作戦をそう評価した。
もし他に勝つ方法がないなら、エイクも迷うことなくこのまま戦っただろう。しかし数回の攻防の中で彼は援軍に頼らずにこの強敵に勝てる可能性を見出していた。
それは、渾身の力を込めた攻撃を、バフォメットの頭部に集中的に叩き込む事だった。
そうすれば恐らく数回の攻撃でバフォメットを倒せる。
いかにバフォメットが強大なる異界の怪物だろうと、頭部を完全に破壊すれば殺せるのだから。
もちろん、意図的にいずれかの部位に攻撃を集中するなどということは極めて困難だ。
普通ならば、戦いの流れの中で最も当て易そうな場所を見出し、そこを目標に攻撃するのが基本といえるだろう。
その上バフォメットの頭部は2m半もの高さにあり、当てること自体が難しい。
しかしエイクは、自分なら出来るという感触を掴んでいた。
敵が巨体であるという事は的が大きいという事でもある。
その上自分は、今日まで攻撃の正確さを追及し続けその為の技をものにしている。その自分なら出来る、と。
この戦い方が成功すれば、自分ひとりの力でこの強敵を倒せる。
そうやって強敵と戦い勝利してこそ己の技術と力に更に磨きをかけることが出来る。
エイクは13歳で初めてゴブリンを殺して以来、常にそうやって強さを追求して戦い続けて来た。
今も同じように、戦いの中で更なる強さを追い求めたい。それが彼の偽らざる思いだった。
そう思いつつも、エイクがその戦い方に踏み切れず苛立っている理由は、その結果自分が負けた時の被害の大きさを理解しているからだった。
全力の攻撃を頭部だけに集中するなどという無茶な行動をとれば、当然防御が疎かになる。
必然的に何度も攻撃を受ける事になるだろう。
その結果、バフォメットを殺す前に自分が殺される可能性も相当に高くなる。
ユリアヌスの護衛や炎獅子隊が精鋭だといっても自分よりは数段劣る。
連携して戦うにしろ、自分がその中心にならなければ到底勝てない。
それはけして自惚れとはいえない適切な判断だった。
その自分が功を焦って、もし先に殺されてしまえば、バフォメットを倒せる者は最早この近くには居ない。
結果バフォメットは解き放たれ、王都の市民が何千人殺されるか分かったものではない。
自分ひとりの力で強敵を倒したいという我侭の為に、多くの民をそのような危険に晒してよいはずがない……。
しかし、己1人の力で強敵に勝ちたい。己の力を試したい。そしてもっと強くなりたい。その欲望は、彼の中でいや増すばかりだった。
「己が強くなることのみが尊く他は全て些事」かつて聞き、以来忘れた事はない“伝道師”のそんな言葉が心に打ち響く。
その時バフォメットの重心が下がり、頭部が攻撃しやすい範囲に入った。
エイクはすかさず頭部に一撃を加えた。しかし、十分な力が乗ってはいないその攻撃は、バフォメットの額に浅く傷をつけることしか出来ない。
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