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第5話 彼の日課
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「たっだいま~」
「あっ! おかえりおりお兄ちゃん!」
僕は自宅の玄関をくぐると一目散に妹の元へ向かった。
「さな~元気してたか~? 寂しくなかったか?」
「うんっ大丈夫だよ! それより学校どうだった?」
僕の愛するマイシスター黒江沙苗黒江沙苗はニコニコと僕に話しかけてくる。
腰に届きそうなサラサラな髪を赤いリボンでサイドテールにしている。ちなみにサイドテールは僕の要望を取り入れてくれた。
「学校は楽しいぞ。それにすっげー美人の姉ちゃんがいる!」
「そうなの? べっぴんさん?」
「あぁ!もうすっごいの! 王女様なの! さなも好きになると思うぞ」
「へぇ~わたしも会ってみたいなぁ」
僕はさなと話しながら夕飯の準備をする。
「今日何食べたい?」
「パエリア!」
「うんごめん、さな……スキルポイントが足りない」
「うふふっ。冗談だよ。じゃあ鯖の塩焼きで」
「パエリア、今度練習してみるよ。鯖か、わかったちょっと買ってくるから留守番しててくれ!」
「いってら~」
僕は手提げを持って街へと繰り出す。
いつもの鮮魚店に行き顔馴染みのおっちゃんと談笑しながら鯖を購入。オマケで少し刺身を分けてもらった。
「さな~もうすぐ出来るぞ~」
「はーい!」
僕とさなは向かい合って座り、いただきますをして食べ始める。
「んん! おいしい」
「そっかぁ美味しいか~。ふふふふっ。さなはかわいいな~」
デレデレしながらさなを見る。いつも笑顔を絶やさず元気な子だ。守りたいこの笑顔!
シスコン?
はいそうです!
ロリコン?
はいそうです!
ブラコン?
はい、そうであって欲しいです!
妹が好きで何が悪い!
「今度藤宮さんにも自慢しよう!」
妹への愛が止まらない、止められない!
藤宮さんと妹どちらを選ぶかと言われれば……答えは一つ……妹だ! そこに迷いはない!
「さな~聞いてくれるか?」
「なにお兄ちゃん?」
沙苗は首をコテンっとして話の続きを聞きたそうにしている
「僕が出会った黄金のお姫様の話」
「何それききたーい!」
大興奮している妹を見て僕も嬉しい!
「よしじゃあゆっくり話してやるか!先にお風呂と歯磨きしてきなさい」
「はーい」
元気よく返事をする沙苗を見ながら、僕は食器を片付ける。
パエリアってどうやって作るんだろう?
お風呂から返ってきた沙苗を布団に入れ、僕は語り出す……
「彼女は……春の日差しが暖かく桜が満開の日にポツンと一人、空を見上げていたんだ」
さなが眠るまでの間、僕は彼女の事を語り続けた。
「あっ! おかえりおりお兄ちゃん!」
僕は自宅の玄関をくぐると一目散に妹の元へ向かった。
「さな~元気してたか~? 寂しくなかったか?」
「うんっ大丈夫だよ! それより学校どうだった?」
僕の愛するマイシスター黒江沙苗黒江沙苗はニコニコと僕に話しかけてくる。
腰に届きそうなサラサラな髪を赤いリボンでサイドテールにしている。ちなみにサイドテールは僕の要望を取り入れてくれた。
「学校は楽しいぞ。それにすっげー美人の姉ちゃんがいる!」
「そうなの? べっぴんさん?」
「あぁ!もうすっごいの! 王女様なの! さなも好きになると思うぞ」
「へぇ~わたしも会ってみたいなぁ」
僕はさなと話しながら夕飯の準備をする。
「今日何食べたい?」
「パエリア!」
「うんごめん、さな……スキルポイントが足りない」
「うふふっ。冗談だよ。じゃあ鯖の塩焼きで」
「パエリア、今度練習してみるよ。鯖か、わかったちょっと買ってくるから留守番しててくれ!」
「いってら~」
僕は手提げを持って街へと繰り出す。
いつもの鮮魚店に行き顔馴染みのおっちゃんと談笑しながら鯖を購入。オマケで少し刺身を分けてもらった。
「さな~もうすぐ出来るぞ~」
「はーい!」
僕とさなは向かい合って座り、いただきますをして食べ始める。
「んん! おいしい」
「そっかぁ美味しいか~。ふふふふっ。さなはかわいいな~」
デレデレしながらさなを見る。いつも笑顔を絶やさず元気な子だ。守りたいこの笑顔!
シスコン?
はいそうです!
ロリコン?
はいそうです!
ブラコン?
はい、そうであって欲しいです!
妹が好きで何が悪い!
「今度藤宮さんにも自慢しよう!」
妹への愛が止まらない、止められない!
藤宮さんと妹どちらを選ぶかと言われれば……答えは一つ……妹だ! そこに迷いはない!
「さな~聞いてくれるか?」
「なにお兄ちゃん?」
沙苗は首をコテンっとして話の続きを聞きたそうにしている
「僕が出会った黄金のお姫様の話」
「何それききたーい!」
大興奮している妹を見て僕も嬉しい!
「よしじゃあゆっくり話してやるか!先にお風呂と歯磨きしてきなさい」
「はーい」
元気よく返事をする沙苗を見ながら、僕は食器を片付ける。
パエリアってどうやって作るんだろう?
お風呂から返ってきた沙苗を布団に入れ、僕は語り出す……
「彼女は……春の日差しが暖かく桜が満開の日にポツンと一人、空を見上げていたんだ」
さなが眠るまでの間、僕は彼女の事を語り続けた。
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