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本題
くすぐりという名の地獄。【永遠】
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今何が起きているのか。
自分でもよく分からなくなってきていた。
一つだけわかることは、くすぐったいということ。
全て自分自身に与えられている刺激にも関わらず、今自分が何人に、何本の手で、何本の指でくすぐられているのか分からない。
数える余裕なんて全く無いが、余裕があっても数え切れないほど無数の指が常に全身で蠢いている。
その全ては私にくすぐったさだけを与える為だけに動き続けている。
くすぐったくて、笑う。
これだけが私に今許されていること。
くすぐったくて、くすぐったくてたまらない。
腋の下をこちょこちょとくすぐる指から守るために腋を閉じたい。
脇腹を揉むようにくすぐる指を両手で振り払いたい。
足の裏を好き放題にくすぐり続けている指を蹴り飛ばしてしまいたい。
太ももや鼠径部をくすぐる指から逃げたい。
そのどれも叶わない。
くすぐったくて身体が勝手に跳ねようとするのすら、私を拘束する何かに阻害されている。
依然として指一本動かすことすら許されない自分が歯痒くてたまらない。
それでいてこの耐えようのないくすぐったさに身体は勝手に無意味な抵抗を繰り返し、くすぐったさで笑い、叫び、泣きながら肺の空気を吐き出し続けさせられる。
口を衝いて出る懇願も出尽くした。
くすぐったさだけで思考を埋め尽くされている私には何を言ったかなんて全く覚えていない。
恥ずかしいことも沢山言っていると思う。
「くすぐったい」なんてもう何百回も叫んだ。
もういやだ、どうしてこんなことするの?
くすぐったい、死んじゃう、助けて、無理。
ごめんなさい、もうやめて。
なんでもするから、好きにしていいから。
ちゃんと言葉になっているかもわからない。
自分の声すら随分くぐもってしか聞こえないし、そもそも自分が何を喋っているのか自分でも分からない。
大部分は笑いながらでまともに聞き取ることすらできないかもしれない。
そんな地獄のようなくすぐったさから逃れられるなら何でも喜んで差し出せる。
それでも、くすぐりは止まらなかった。
私を殺すことが目的なら、好きにしていいと言われたら殺すだろう。
私を犯すことが目的でも同じこと。
くすぐりを止めてくれるなら何でもするのに。
知りたいことがあるなら何でも答える、私に出来ることなら何でもする。
くすぐりだけはもうやめてほしい、ただそれだけの私の願いは届かない。
無慈悲に、淡々と続くくすぐり。
くすぐったくて笑う。
笑いすぎて喉も枯れて痛い。
暴れようと勝手に動く身体中も痛む。
痛くて、苦しくて、涙が止まらないほど辛いのに笑っている。
もう何時間くすぐられているのかも分からない。
地獄ってこういう場所なのかな、なんて思ってしまうほどに、くすぐったさだけで身も心も追い詰められている。
死んだ方がマシと思えるほどのくすぐり地獄。
舌を噛もうとすら考えたが、くすぐりによって無理やり笑わさせ続けている私にそんなことはできない。
口を閉じることすら出来てないのに。
何度も何度も泣いて、笑って、叫んで、お願いし続けて。
くすぐられて死ぬかもなんて、今までの人生で考えたこともなかったけど、くすぐったくて死にそう。
笑いすぎで何度も咳き込み、呼吸も覚束無い。
やがて、目隠ししているはずの視界がホワイトアウトするような感覚と共に私の意識は途切れた。
その瞬間はもはや解放されたかのような感覚もあった。
これが死ぬことなのかも・・・なんて思いもあった。
それでも、くすぐったすぎて一向に終わりの見えない時間よりはマシに思えた。
これが解放であればどれほどマシだっただろうか。
私の地獄はまだ終わっていなかったのだから。
自分でもよく分からなくなってきていた。
一つだけわかることは、くすぐったいということ。
全て自分自身に与えられている刺激にも関わらず、今自分が何人に、何本の手で、何本の指でくすぐられているのか分からない。
数える余裕なんて全く無いが、余裕があっても数え切れないほど無数の指が常に全身で蠢いている。
その全ては私にくすぐったさだけを与える為だけに動き続けている。
くすぐったくて、笑う。
これだけが私に今許されていること。
くすぐったくて、くすぐったくてたまらない。
腋の下をこちょこちょとくすぐる指から守るために腋を閉じたい。
脇腹を揉むようにくすぐる指を両手で振り払いたい。
足の裏を好き放題にくすぐり続けている指を蹴り飛ばしてしまいたい。
太ももや鼠径部をくすぐる指から逃げたい。
そのどれも叶わない。
くすぐったくて身体が勝手に跳ねようとするのすら、私を拘束する何かに阻害されている。
依然として指一本動かすことすら許されない自分が歯痒くてたまらない。
それでいてこの耐えようのないくすぐったさに身体は勝手に無意味な抵抗を繰り返し、くすぐったさで笑い、叫び、泣きながら肺の空気を吐き出し続けさせられる。
口を衝いて出る懇願も出尽くした。
くすぐったさだけで思考を埋め尽くされている私には何を言ったかなんて全く覚えていない。
恥ずかしいことも沢山言っていると思う。
「くすぐったい」なんてもう何百回も叫んだ。
もういやだ、どうしてこんなことするの?
くすぐったい、死んじゃう、助けて、無理。
ごめんなさい、もうやめて。
なんでもするから、好きにしていいから。
ちゃんと言葉になっているかもわからない。
自分の声すら随分くぐもってしか聞こえないし、そもそも自分が何を喋っているのか自分でも分からない。
大部分は笑いながらでまともに聞き取ることすらできないかもしれない。
そんな地獄のようなくすぐったさから逃れられるなら何でも喜んで差し出せる。
それでも、くすぐりは止まらなかった。
私を殺すことが目的なら、好きにしていいと言われたら殺すだろう。
私を犯すことが目的でも同じこと。
くすぐりを止めてくれるなら何でもするのに。
知りたいことがあるなら何でも答える、私に出来ることなら何でもする。
くすぐりだけはもうやめてほしい、ただそれだけの私の願いは届かない。
無慈悲に、淡々と続くくすぐり。
くすぐったくて笑う。
笑いすぎて喉も枯れて痛い。
暴れようと勝手に動く身体中も痛む。
痛くて、苦しくて、涙が止まらないほど辛いのに笑っている。
もう何時間くすぐられているのかも分からない。
地獄ってこういう場所なのかな、なんて思ってしまうほどに、くすぐったさだけで身も心も追い詰められている。
死んだ方がマシと思えるほどのくすぐり地獄。
舌を噛もうとすら考えたが、くすぐりによって無理やり笑わさせ続けている私にそんなことはできない。
口を閉じることすら出来てないのに。
何度も何度も泣いて、笑って、叫んで、お願いし続けて。
くすぐられて死ぬかもなんて、今までの人生で考えたこともなかったけど、くすぐったくて死にそう。
笑いすぎで何度も咳き込み、呼吸も覚束無い。
やがて、目隠ししているはずの視界がホワイトアウトするような感覚と共に私の意識は途切れた。
その瞬間はもはや解放されたかのような感覚もあった。
これが死ぬことなのかも・・・なんて思いもあった。
それでも、くすぐったすぎて一向に終わりの見えない時間よりはマシに思えた。
これが解放であればどれほどマシだっただろうか。
私の地獄はまだ終わっていなかったのだから。
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