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第8章
再び(5)
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唖然とする我々を置いて、シロクさんは続ける。
「……この武器は、精神と身体のバランスが完璧に取れている者でなければ正しく使うことはできない……そして、使用し得る者が手にした時にだけ、魔魂葬剣の方から訴えかけてくるものがあるのだと大臣に教えられた……しかし、更衣室を出て別室で大臣に話を聞いた時から、おれの胸の中には自分への不信の欠片ができていた。欠片を押しつぶそうと試みたが、先程悪魔女からミグハルド大事変の真実を告げられ、むしろ欠片は大きくなってしまっている。この武器を受け取った時からすでに、おれには感じるものは何もなかった。情けない話だが、今のおれには自分の何が真実で何が偽りなのか判断しきれない状態だ」
あたしは喉を詰まらせた。
やっぱり、いくらシロクさんだって困惑してたんだ。あんなことを教えられてもなお、常不惑、というわけにはいかないよね……当然のことだと思う。
レオッカはこれ以上崩せないというほど、思い切り顔を歪めた。
「えっ! 怖っ! じゃあ、魔魂を斬れもしないのに、おれ斬れますけど、みたいなふりして戦ってたの? 怖いよ! なんでそれ、魔法で話した時に言ってくれなかったの?!」
「……あの時、一方的に話して魔法を断ち切ったのはレオッカだろう」
「てゆか、じゃあ何? こんな時にまた脱落するの? もう、何しに戻ってきたのさ!」
「……まだ話は終わっていない。レオッカ、魔法でおれの記憶を全て戻すことはできないか? おれは本当の自分を知りたい。取り戻したいんだ。このままでは、おれは一家の掟を守ることもできない」
シロクさんは真っ直ぐにレオッカを見つめた。顔には出ていないけれど、一家の掟を守れないことは、家長である彼にとって一番の苦しみではないだろうか。
白の地は今や、石の荒れ地になってしまった。おそらく、シロクさんも戻って来た際にそれを目にしたのだろう。魔法使いの彼しか、もう頼みの綱はない。
ふっと息を吐き、レオッカは顎を上げる。
「……ま、僕も一応、この国の王子候補としてここに来たからね。きみのためじゃなく、マトリの、国民の為に助けてあげてもいいけど……でも、戻ったところで、ちゃんと使えるの? ミグハルド大事変の記憶が蘇ったら、それこそ恐怖で戦えなくなっちゃうんじゃない?」
「……元々、自分のものだ。受け入れてみせる」
レオッカはもう一度息を吐き、面倒そうな顔で「じゃあ、僕に跪いて」と地面を指差した。シロクさんが言う通りにすると、彼の頭を包むように両方の手のひらを置く。
「リ・アリュキヲ……」
魔法使いが呪文を唱える。すると……一瞬、シロクさんの髪の毛先がふわりと舞った。レオッカの手から光の輪が生まれ、シロクさんの身体を上から下へ駆け抜ける。
シロクさんは眉ひとつ動かさず、口を結んでいた。
漆黒の瞳は、レオッカの足元あたりをじっと見ている。やがてその眼球には光の粒が宿り、広がり、ぽろぽろと涙を零した。
「――っ?!」
レオッカ、あたし、アニイセンパイが大きくのけぞる。
「う……嘘つきーッ! ダメじゃん、全っ然、バランス取れてないじゃん!」
両手を上げて、レオッカが叫んだ。あたしは自分を落ち着かせるように、胸を押さえる。
び、びっくりした……! まさか、シロクさんが泣くなんて……ある意味、ナナシやレオッカが魔法使いだと知った時よりも驚いたかも……!
ひとつ深呼吸をして、シロクさんが袖口で涙を拭う。あたしは急いでポケットをさぐったけれど、ハンカチは見つからなかった。両手を持て余したまま、そっと声をかける。
「だ、大丈夫ですか? やっぱり、凄惨な記憶だったんですね……」
「……いや……」
シロクさんは立ち上がり、いつも通りの無表情でゆっくりとあたしに視線をくれる。
「……いや、優しかったんだ。おれが勝手な判断で行動をしたせいで怪我を負ったのにも関わらず……エミルドさんは、一切おれを責めることなく消えていった。最期までおれの脚の傷を気に掛け、「きみを守れなくてごめん」と言い残して……」
「……っ!」
な、なんて素晴らしい最期……! 聞いただけで、涙が出そうになる。やっぱりエミルドさんて素敵すぎる。両手で口を押さえたまま、あたしは天国のエミルドさんに思いを馳せた。
「……すまない。もう平気だ。魔魂葬剣の声も聞こえる……右手から、おれの鼓動に共鳴するように息吹が伝わってくる。記憶の中にもある、懐かしい感覚だ」
顔を上げたシロクさんの瞳は、確かに、これまでより一層澄んで見える。
魔魂葬剣も、なんとなく輝きが増したような……光の反射が、強くなった気がする。これが、他人から見て取れる彼を受け入れた証なのだろうか。
記憶を取り戻してからほんの短い時間で、シロクさんはどうやって気持ちの折り合いを付けたのだろう。
あたしには想像もできないけど……なんにしても、こんなにもすぐに立ち直れるなんて、よっぽど精神力が強いに違いない。さすがは、国内で唯一魔魂葬剣と通じ合える存在だ。
シロクさんが泣いたのは、ずっと押さえ込まれていた感情が、記憶が戻ったのをきっかけに一気に溢れてしまったのかもしれないな、なんて勝手に思うあたしもいるけれど。
「はあ……もうやめてよね。男と涙を調合したところで、なんの価値もないんだから」
どこからか取り出した抗菌ウェットティッシュで手を拭きながら、レオッカがぼやく。あたしは隣のアニイセンパイが「いや、いいもん見たわ」とつぶやいたのを聞き逃さなかった。
「……と、とにかく、これで問題はなくなった……のかな?」
胸を撫で下ろすあたしに、レオッカは笑顔で肩をすくめる。
「それでも、まだ手が足りないんだけどね。僕と元国王軍だけだと、復活した悪魔女の身体が野放しなるでしょ? だからそれをなんとかしてくれるひとがいたら、より安心なんだけど」
あたしはここぞとばかりに前に出た。ちょっといい考えが浮かんだのだ。
「それなら、レオッカ。時間を止める魔法……『ちょっと待ったの魔法』は使えないの? 復活の魔法が完成した直後に、レオッカが時を止めてしまえば、なんとでもなるんじゃない?」
「んふふ。そうだといいんだけどね。あの魔法は、魔法の中ではレベルの低いものなんだ。普通のひとには有効だけど、魔女や魔法使いにかけても、かかりが悪くなる場合があるんだよ」
「そ、そうなんだ……残念……」
本で学んだだけでは理解しきれないほど、魔法は奥が深いんですねエミルドさん……。
「ねえ、悪魔女の身体を仕留めるってことだよね? じゃあ、それわたしがやるよ。こう見えても警備隊員だから、任せといて!」
アニイセンパイが背中に抱えていた銃をおろし、構えてみせる。
「ありがと、助かるよ。じゃあ念のため、あと何人か狙撃手を呼んでこようかな。何があっても泣かない、心の強いひとをね」
レオッカはちらりとシロクさんを見やった。
これで作戦のめどは立った。今の最善なんだと思う。あとは、実行するのみ。
でも……あたしは唇を噛んだ。
結局、みんなに任せるしかない。混乱を招いた一端を担っているのに、これで傍観者だ。
可能性は無限。仇を取る。
思っているだけで、やっぱりあたしは役に立てない……。
うつむくあたしの横で、センパイとレオッカは会話を続けていた。
「あ、でも警備隊の狙撃手がどこにいるか、わたし把握してないんだけど」
「大丈夫、僕の魔法ですぐ見つけられるよ」
「ま、魔法で……? そっか、魔法って何でもできるんだ。レオッカくんは、ニナファルドの息子なんだっけ? でも信じらんないなあ。結局協定なんて、みんな守ってなかったわけだ」
「まあね。はじめは守ってたけど、長年ひとと接して、感化されちゃったんじゃないかな」
「ねえ、他に元守護者の子孫はいないの? いたら、応援にきてもらえるんじゃない?」
「残念ながら、いないよ。他に魔法使いがいれば、まず僕が魔魂の気配で気付くしね。魔法で魔魂が封じ込まれてたら、そもそも探し出せないし……」
ああ、なんであたしは魔法使いじゃないんだろう……
自問したその言葉に、あたしはうつむいていた顔を跳ね上げた。
目の前が、明るく開けたように輝いて見える。胸の鼓動が、早鐘のように鳴りはじめた。
「……この武器は、精神と身体のバランスが完璧に取れている者でなければ正しく使うことはできない……そして、使用し得る者が手にした時にだけ、魔魂葬剣の方から訴えかけてくるものがあるのだと大臣に教えられた……しかし、更衣室を出て別室で大臣に話を聞いた時から、おれの胸の中には自分への不信の欠片ができていた。欠片を押しつぶそうと試みたが、先程悪魔女からミグハルド大事変の真実を告げられ、むしろ欠片は大きくなってしまっている。この武器を受け取った時からすでに、おれには感じるものは何もなかった。情けない話だが、今のおれには自分の何が真実で何が偽りなのか判断しきれない状態だ」
あたしは喉を詰まらせた。
やっぱり、いくらシロクさんだって困惑してたんだ。あんなことを教えられてもなお、常不惑、というわけにはいかないよね……当然のことだと思う。
レオッカはこれ以上崩せないというほど、思い切り顔を歪めた。
「えっ! 怖っ! じゃあ、魔魂を斬れもしないのに、おれ斬れますけど、みたいなふりして戦ってたの? 怖いよ! なんでそれ、魔法で話した時に言ってくれなかったの?!」
「……あの時、一方的に話して魔法を断ち切ったのはレオッカだろう」
「てゆか、じゃあ何? こんな時にまた脱落するの? もう、何しに戻ってきたのさ!」
「……まだ話は終わっていない。レオッカ、魔法でおれの記憶を全て戻すことはできないか? おれは本当の自分を知りたい。取り戻したいんだ。このままでは、おれは一家の掟を守ることもできない」
シロクさんは真っ直ぐにレオッカを見つめた。顔には出ていないけれど、一家の掟を守れないことは、家長である彼にとって一番の苦しみではないだろうか。
白の地は今や、石の荒れ地になってしまった。おそらく、シロクさんも戻って来た際にそれを目にしたのだろう。魔法使いの彼しか、もう頼みの綱はない。
ふっと息を吐き、レオッカは顎を上げる。
「……ま、僕も一応、この国の王子候補としてここに来たからね。きみのためじゃなく、マトリの、国民の為に助けてあげてもいいけど……でも、戻ったところで、ちゃんと使えるの? ミグハルド大事変の記憶が蘇ったら、それこそ恐怖で戦えなくなっちゃうんじゃない?」
「……元々、自分のものだ。受け入れてみせる」
レオッカはもう一度息を吐き、面倒そうな顔で「じゃあ、僕に跪いて」と地面を指差した。シロクさんが言う通りにすると、彼の頭を包むように両方の手のひらを置く。
「リ・アリュキヲ……」
魔法使いが呪文を唱える。すると……一瞬、シロクさんの髪の毛先がふわりと舞った。レオッカの手から光の輪が生まれ、シロクさんの身体を上から下へ駆け抜ける。
シロクさんは眉ひとつ動かさず、口を結んでいた。
漆黒の瞳は、レオッカの足元あたりをじっと見ている。やがてその眼球には光の粒が宿り、広がり、ぽろぽろと涙を零した。
「――っ?!」
レオッカ、あたし、アニイセンパイが大きくのけぞる。
「う……嘘つきーッ! ダメじゃん、全っ然、バランス取れてないじゃん!」
両手を上げて、レオッカが叫んだ。あたしは自分を落ち着かせるように、胸を押さえる。
び、びっくりした……! まさか、シロクさんが泣くなんて……ある意味、ナナシやレオッカが魔法使いだと知った時よりも驚いたかも……!
ひとつ深呼吸をして、シロクさんが袖口で涙を拭う。あたしは急いでポケットをさぐったけれど、ハンカチは見つからなかった。両手を持て余したまま、そっと声をかける。
「だ、大丈夫ですか? やっぱり、凄惨な記憶だったんですね……」
「……いや……」
シロクさんは立ち上がり、いつも通りの無表情でゆっくりとあたしに視線をくれる。
「……いや、優しかったんだ。おれが勝手な判断で行動をしたせいで怪我を負ったのにも関わらず……エミルドさんは、一切おれを責めることなく消えていった。最期までおれの脚の傷を気に掛け、「きみを守れなくてごめん」と言い残して……」
「……っ!」
な、なんて素晴らしい最期……! 聞いただけで、涙が出そうになる。やっぱりエミルドさんて素敵すぎる。両手で口を押さえたまま、あたしは天国のエミルドさんに思いを馳せた。
「……すまない。もう平気だ。魔魂葬剣の声も聞こえる……右手から、おれの鼓動に共鳴するように息吹が伝わってくる。記憶の中にもある、懐かしい感覚だ」
顔を上げたシロクさんの瞳は、確かに、これまでより一層澄んで見える。
魔魂葬剣も、なんとなく輝きが増したような……光の反射が、強くなった気がする。これが、他人から見て取れる彼を受け入れた証なのだろうか。
記憶を取り戻してからほんの短い時間で、シロクさんはどうやって気持ちの折り合いを付けたのだろう。
あたしには想像もできないけど……なんにしても、こんなにもすぐに立ち直れるなんて、よっぽど精神力が強いに違いない。さすがは、国内で唯一魔魂葬剣と通じ合える存在だ。
シロクさんが泣いたのは、ずっと押さえ込まれていた感情が、記憶が戻ったのをきっかけに一気に溢れてしまったのかもしれないな、なんて勝手に思うあたしもいるけれど。
「はあ……もうやめてよね。男と涙を調合したところで、なんの価値もないんだから」
どこからか取り出した抗菌ウェットティッシュで手を拭きながら、レオッカがぼやく。あたしは隣のアニイセンパイが「いや、いいもん見たわ」とつぶやいたのを聞き逃さなかった。
「……と、とにかく、これで問題はなくなった……のかな?」
胸を撫で下ろすあたしに、レオッカは笑顔で肩をすくめる。
「それでも、まだ手が足りないんだけどね。僕と元国王軍だけだと、復活した悪魔女の身体が野放しなるでしょ? だからそれをなんとかしてくれるひとがいたら、より安心なんだけど」
あたしはここぞとばかりに前に出た。ちょっといい考えが浮かんだのだ。
「それなら、レオッカ。時間を止める魔法……『ちょっと待ったの魔法』は使えないの? 復活の魔法が完成した直後に、レオッカが時を止めてしまえば、なんとでもなるんじゃない?」
「んふふ。そうだといいんだけどね。あの魔法は、魔法の中ではレベルの低いものなんだ。普通のひとには有効だけど、魔女や魔法使いにかけても、かかりが悪くなる場合があるんだよ」
「そ、そうなんだ……残念……」
本で学んだだけでは理解しきれないほど、魔法は奥が深いんですねエミルドさん……。
「ねえ、悪魔女の身体を仕留めるってことだよね? じゃあ、それわたしがやるよ。こう見えても警備隊員だから、任せといて!」
アニイセンパイが背中に抱えていた銃をおろし、構えてみせる。
「ありがと、助かるよ。じゃあ念のため、あと何人か狙撃手を呼んでこようかな。何があっても泣かない、心の強いひとをね」
レオッカはちらりとシロクさんを見やった。
これで作戦のめどは立った。今の最善なんだと思う。あとは、実行するのみ。
でも……あたしは唇を噛んだ。
結局、みんなに任せるしかない。混乱を招いた一端を担っているのに、これで傍観者だ。
可能性は無限。仇を取る。
思っているだけで、やっぱりあたしは役に立てない……。
うつむくあたしの横で、センパイとレオッカは会話を続けていた。
「あ、でも警備隊の狙撃手がどこにいるか、わたし把握してないんだけど」
「大丈夫、僕の魔法ですぐ見つけられるよ」
「ま、魔法で……? そっか、魔法って何でもできるんだ。レオッカくんは、ニナファルドの息子なんだっけ? でも信じらんないなあ。結局協定なんて、みんな守ってなかったわけだ」
「まあね。はじめは守ってたけど、長年ひとと接して、感化されちゃったんじゃないかな」
「ねえ、他に元守護者の子孫はいないの? いたら、応援にきてもらえるんじゃない?」
「残念ながら、いないよ。他に魔法使いがいれば、まず僕が魔魂の気配で気付くしね。魔法で魔魂が封じ込まれてたら、そもそも探し出せないし……」
ああ、なんであたしは魔法使いじゃないんだろう……
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