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「アイスコーヒーを二つ、それと」
「オレンジジュース1つ」
「メロンソーダ」
「カフェオレ」
「リンゴジュース」
席に着いた私たちは、とりあえず飲み物を注文することにする。私と雨水君はコーヒーを、九尾たちはそれぞれ好きなものを各々店員に注文した。
「かしこまりました」
店員が注文を聞き終えて、私たちから離れていくのを確認して、ようやく一息つく。
「それで、いったいどんなバイトをやることになったんだ?」
飲み物が来るまで手持無沙汰であるため、何か話題をと思ったが、九尾が先に話題を提供してくれた。確かに今日、私たちがここにいるのは、バイトの内容を確認するためだった。先ほど組合のビルで受付の女性からもらった封筒を開けて中を確認することにする。
封筒の中には、2枚ほど依頼書が入っていた。
「ええと、人探し見たいです。探して欲しいのは……。ケモミミ少年?」
「ケモミミ少年を探して得するのは、お主だけかと持っていたが、どうやら違うらしい」
「うわ。そんな変態が世にはびこっているとしたら、おれたちやばくないか?」
「僕、指名手配されるような悪いことはしていませんよ!」
「オレも悪いことはしていない」
心当たりがある私の目の前いる人外の存在は、一斉に私に生暖かい視線を送ってくる。一人、かなり失礼な奴がいる。私以外にもケモミミ美少年好きの人は必ずいるはずだ。彼らの言葉を無視して、私はまた彼らに聞こえるように、依頼内容を声に出していく。
「狐にウサギ、狼など複数のケモミミ少年を探している。獣の耳と尻尾を有した少年を見つけ次第、組合に報告すること」
これはあまりにも目の前の彼らと特徴がピッタリ一致していた。
「ていうか、これって、どう考えても……」
「十中八九、我らのことで間違いないだろうな」
「とはいえ、僕たちは普段は、普通の人間と変わりないですよ。耳も尻尾も隠しているし」
「そうだな。人に見られるへまなんてしない」
「愚かな人間じゃあるまいし」
彼らの言うことは最もである。依頼書に書かれているケモミミ少年は九尾たちで間違いないだろうが、彼らが耳と尻尾を人前に出すとは思えない。ちらりと雨水君に視線を向けると、彼はため息を吐いて私に同意する。
「ケモミミ少年については、彼らのことで間違いはないだろう。だからと言って、オレは組合にお前らを売るつもりはない。朔夜も同じだろう?」
「ソウデスネ」
「お待たせしました」
ここでタイミング悪く、注文していた飲み物が届いた。会話が途切れてしまったが、それでも喉が渇きだしたのでちょうどよかった。テーブルの上に置かれたアイスコーヒーをさっそく一口、口に含んで喉を潤す。九尾たちも同じように各自が頼んだ飲み物を飲み始めた。
依頼書はもう一枚あったが、ここに長居するのは良くないということで、いったん私の家によることになった。
「オレも一緒に朔夜の家に行ってもいいか?」
「別に構いませんよ。どうせ、七尾も家に来るのでしょう?」
「当たり前だ。こんな面白そうなこと、僕以外で楽しむなんて許せない」
私たちは会計を済ませて、店を出る。外はどんよりと曇りだしていて、朝とは打って変わって変な天気となっていた。
家に帰宅して、さっそく封筒の中に入っていた残りの一枚を確認していく。
「これもまた人探しですね。組合の仕事は、探し物が多いんですか?」
リビングのテーブルに三枚目の依頼書を置くと、九尾たちは興味深そうにそれを眺める。私の質問に雨水君は少し考えていたが、首を横に振って否定する。
「いや、そんなことはない。他にも普通に飲食とかアパレルの臨時スタッフとか、警備の仕事、イベントの広報とかいろいろ仕事はあるはずだ」
「じゃあ、どうして、私に与えられた仕事が探し物ばかりなのでしょうか?」
「さあな、もしかしたら」
「この人間、僕、知っているぞ。確か、蒼紗の大学で会った奴だよな」
私たちの会話に口をはさんだのは七尾だった。何か大事なことを言いかけた雨水君だったが、そのまま七尾に話を持っていかれる。私もつられて依頼書に映っている人物に目を向ける。
「向井さんがどうして」
思わず、彼女の名前を口にしてしまう。それは大学で少し言葉を交わし、バイトで一緒に働くことになった私の大学の後輩だった。一重の瞳に面長の顔を見間違えることはない。
「確かに向井さんで間違いないですね。でも、なぜ組合が彼女のことを探しているんでしょうか?」
向井さんの顔を知っているのは七尾だけではなかった。翼君もバイトで一緒のシフトだったため、顔を見たことがあった。
「ほう、こいつが、お主が言っていた新しいバイトの子か。そうなると」
「蒼紗がらみで指名手配されているということか」
「私がらみ?」
何をどうしたら、私がらみで探されてしまうのか。私は彼女とはまだ二回しか話したことがない。そんな初対面に近い彼女を組合が探す理由がわからない。
「そうか!」
翼君が何かひらめいたようだ。突然、手を合わせて大声を出すので、皆が彼に注目してしまう。家に帰ってからはケモ耳美少年姿に戻っている翼君は、ウサギの耳をぴんと立てて、自分の考えを口にする。
「蒼紗さんの幼馴染が彼女に似ているからですよ。どこから情報が漏れたのかは知りませんが、それで西園寺家復活を狙う組合は彼女を見つけて、人質に取ることにしたんです!」
「ふむ、それはなかなか面白い推測だな」
「ということは、蒼紗の周りに人間が、組合によって指名手配される可能性が出てくるということか」
どんどんと話が深刻になってくる。組合の仕事内容を確認しているだけなのに、どうしてこんなことになってしまったのか。
そんな深刻な空気を唯一癒してくれるのは、九尾たちの姿である。彼らは家に帰宅するやすぐにケモミミ少年姿に戻り、興味深そうに資料を眺めていた。時折、ケモミミや尻尾が感情に合わせて動いているのが微笑ましい限りである。
「一年前の能力者連続殺人事件の再調査」
しかし、そんな私の現実逃避も雨水君の言葉で現実に引き戻される。その場にいた全員が動きを止めた。一瞬にして、部屋の空気が更に重苦しいものに変化する。
「そういえば、雨水の小僧が所属していた組織は確か、西園寺家の復興を掲げていたんだったな」
しばらくの沈黙の後、九尾が口を開くが、依然として空気は重苦しいままだ。質問された雨水君は言葉を選びながら慎重に答えていく。
「九尾の言う通り、オレが所属している組合は、西園寺家復興を夢に見ているところはある。とはいえ、そんなことが簡単にできないことも充分承知している。だが」
「我たちを探しているとしか思えないバイトが増えてきたのか?」
「それって、やばいんじゃないですか?だって、そうだとしたら、僕たちの存在が彼らに知られたら」
「九尾が京都に強制送還だな。そうなると、必然的にオレ達も京都に行って、西園寺家復興のために働かざるを得なくなる」
雨水君の言葉の続きを九尾が続ける。九尾の言葉に心配するように、翼君と狼貴君も言葉を続ける。
「あれ、でも、だとしたら私たちが組合のバイトをしていて大丈夫なんでしょうか?ていうか、もしかしてすでに私たちは組合にばれているのでは?」
謎のカラスが家にやってきたし、組合に堂々と顔を出してしまったし、ばれる要素が多すぎる。そんな私の心配を察した九尾がそれはないとバッサリと切り捨てる。
「それはない。もしそうだとしたらもっと、直接的に我たちに何か仕掛けてくるはずだ。こんな回りくどいことをしているということは、まだ、我らのことに確信を持てていないのだろう」
「まあ、まさか、本物の九尾がのこのこと、自分たちの前に現れるとは思っていなかったのかもしれない」
雨水君の言葉に納得してしまう。確かに目の前に西園寺家の救世主となりえる存在が合わられるとは思うまい。
「これから、どうしたらいいのでしょうか?」
封筒に入っていた資料を見ながら、ぼそりとつぶやくと、それまで静かに話を聞いていた七尾が話し出す。
「別にこのままバイトしていればいいでしょ。要は、僕たちが九尾とその仲間だとばれなきゃいいわけだし。人探しって言っても、適当に人材を見繕って、子の人だっていえば問題ないと思うけど?」
「オレも七尾の意見に賛成だが、念のために、今後はビルに近づかない方がいい」
結局、バイトの依頼はそのまま受けることにした。いったい、どんな理由で、私ではなく、私の幼馴染を指定したのか調べる必要がある。
「オレンジジュース1つ」
「メロンソーダ」
「カフェオレ」
「リンゴジュース」
席に着いた私たちは、とりあえず飲み物を注文することにする。私と雨水君はコーヒーを、九尾たちはそれぞれ好きなものを各々店員に注文した。
「かしこまりました」
店員が注文を聞き終えて、私たちから離れていくのを確認して、ようやく一息つく。
「それで、いったいどんなバイトをやることになったんだ?」
飲み物が来るまで手持無沙汰であるため、何か話題をと思ったが、九尾が先に話題を提供してくれた。確かに今日、私たちがここにいるのは、バイトの内容を確認するためだった。先ほど組合のビルで受付の女性からもらった封筒を開けて中を確認することにする。
封筒の中には、2枚ほど依頼書が入っていた。
「ええと、人探し見たいです。探して欲しいのは……。ケモミミ少年?」
「ケモミミ少年を探して得するのは、お主だけかと持っていたが、どうやら違うらしい」
「うわ。そんな変態が世にはびこっているとしたら、おれたちやばくないか?」
「僕、指名手配されるような悪いことはしていませんよ!」
「オレも悪いことはしていない」
心当たりがある私の目の前いる人外の存在は、一斉に私に生暖かい視線を送ってくる。一人、かなり失礼な奴がいる。私以外にもケモミミ美少年好きの人は必ずいるはずだ。彼らの言葉を無視して、私はまた彼らに聞こえるように、依頼内容を声に出していく。
「狐にウサギ、狼など複数のケモミミ少年を探している。獣の耳と尻尾を有した少年を見つけ次第、組合に報告すること」
これはあまりにも目の前の彼らと特徴がピッタリ一致していた。
「ていうか、これって、どう考えても……」
「十中八九、我らのことで間違いないだろうな」
「とはいえ、僕たちは普段は、普通の人間と変わりないですよ。耳も尻尾も隠しているし」
「そうだな。人に見られるへまなんてしない」
「愚かな人間じゃあるまいし」
彼らの言うことは最もである。依頼書に書かれているケモミミ少年は九尾たちで間違いないだろうが、彼らが耳と尻尾を人前に出すとは思えない。ちらりと雨水君に視線を向けると、彼はため息を吐いて私に同意する。
「ケモミミ少年については、彼らのことで間違いはないだろう。だからと言って、オレは組合にお前らを売るつもりはない。朔夜も同じだろう?」
「ソウデスネ」
「お待たせしました」
ここでタイミング悪く、注文していた飲み物が届いた。会話が途切れてしまったが、それでも喉が渇きだしたのでちょうどよかった。テーブルの上に置かれたアイスコーヒーをさっそく一口、口に含んで喉を潤す。九尾たちも同じように各自が頼んだ飲み物を飲み始めた。
依頼書はもう一枚あったが、ここに長居するのは良くないということで、いったん私の家によることになった。
「オレも一緒に朔夜の家に行ってもいいか?」
「別に構いませんよ。どうせ、七尾も家に来るのでしょう?」
「当たり前だ。こんな面白そうなこと、僕以外で楽しむなんて許せない」
私たちは会計を済ませて、店を出る。外はどんよりと曇りだしていて、朝とは打って変わって変な天気となっていた。
家に帰宅して、さっそく封筒の中に入っていた残りの一枚を確認していく。
「これもまた人探しですね。組合の仕事は、探し物が多いんですか?」
リビングのテーブルに三枚目の依頼書を置くと、九尾たちは興味深そうにそれを眺める。私の質問に雨水君は少し考えていたが、首を横に振って否定する。
「いや、そんなことはない。他にも普通に飲食とかアパレルの臨時スタッフとか、警備の仕事、イベントの広報とかいろいろ仕事はあるはずだ」
「じゃあ、どうして、私に与えられた仕事が探し物ばかりなのでしょうか?」
「さあな、もしかしたら」
「この人間、僕、知っているぞ。確か、蒼紗の大学で会った奴だよな」
私たちの会話に口をはさんだのは七尾だった。何か大事なことを言いかけた雨水君だったが、そのまま七尾に話を持っていかれる。私もつられて依頼書に映っている人物に目を向ける。
「向井さんがどうして」
思わず、彼女の名前を口にしてしまう。それは大学で少し言葉を交わし、バイトで一緒に働くことになった私の大学の後輩だった。一重の瞳に面長の顔を見間違えることはない。
「確かに向井さんで間違いないですね。でも、なぜ組合が彼女のことを探しているんでしょうか?」
向井さんの顔を知っているのは七尾だけではなかった。翼君もバイトで一緒のシフトだったため、顔を見たことがあった。
「ほう、こいつが、お主が言っていた新しいバイトの子か。そうなると」
「蒼紗がらみで指名手配されているということか」
「私がらみ?」
何をどうしたら、私がらみで探されてしまうのか。私は彼女とはまだ二回しか話したことがない。そんな初対面に近い彼女を組合が探す理由がわからない。
「そうか!」
翼君が何かひらめいたようだ。突然、手を合わせて大声を出すので、皆が彼に注目してしまう。家に帰ってからはケモ耳美少年姿に戻っている翼君は、ウサギの耳をぴんと立てて、自分の考えを口にする。
「蒼紗さんの幼馴染が彼女に似ているからですよ。どこから情報が漏れたのかは知りませんが、それで西園寺家復活を狙う組合は彼女を見つけて、人質に取ることにしたんです!」
「ふむ、それはなかなか面白い推測だな」
「ということは、蒼紗の周りに人間が、組合によって指名手配される可能性が出てくるということか」
どんどんと話が深刻になってくる。組合の仕事内容を確認しているだけなのに、どうしてこんなことになってしまったのか。
そんな深刻な空気を唯一癒してくれるのは、九尾たちの姿である。彼らは家に帰宅するやすぐにケモミミ少年姿に戻り、興味深そうに資料を眺めていた。時折、ケモミミや尻尾が感情に合わせて動いているのが微笑ましい限りである。
「一年前の能力者連続殺人事件の再調査」
しかし、そんな私の現実逃避も雨水君の言葉で現実に引き戻される。その場にいた全員が動きを止めた。一瞬にして、部屋の空気が更に重苦しいものに変化する。
「そういえば、雨水の小僧が所属していた組織は確か、西園寺家の復興を掲げていたんだったな」
しばらくの沈黙の後、九尾が口を開くが、依然として空気は重苦しいままだ。質問された雨水君は言葉を選びながら慎重に答えていく。
「九尾の言う通り、オレが所属している組合は、西園寺家復興を夢に見ているところはある。とはいえ、そんなことが簡単にできないことも充分承知している。だが」
「我たちを探しているとしか思えないバイトが増えてきたのか?」
「それって、やばいんじゃないですか?だって、そうだとしたら、僕たちの存在が彼らに知られたら」
「九尾が京都に強制送還だな。そうなると、必然的にオレ達も京都に行って、西園寺家復興のために働かざるを得なくなる」
雨水君の言葉の続きを九尾が続ける。九尾の言葉に心配するように、翼君と狼貴君も言葉を続ける。
「あれ、でも、だとしたら私たちが組合のバイトをしていて大丈夫なんでしょうか?ていうか、もしかしてすでに私たちは組合にばれているのでは?」
謎のカラスが家にやってきたし、組合に堂々と顔を出してしまったし、ばれる要素が多すぎる。そんな私の心配を察した九尾がそれはないとバッサリと切り捨てる。
「それはない。もしそうだとしたらもっと、直接的に我たちに何か仕掛けてくるはずだ。こんな回りくどいことをしているということは、まだ、我らのことに確信を持てていないのだろう」
「まあ、まさか、本物の九尾がのこのこと、自分たちの前に現れるとは思っていなかったのかもしれない」
雨水君の言葉に納得してしまう。確かに目の前に西園寺家の救世主となりえる存在が合わられるとは思うまい。
「これから、どうしたらいいのでしょうか?」
封筒に入っていた資料を見ながら、ぼそりとつぶやくと、それまで静かに話を聞いていた七尾が話し出す。
「別にこのままバイトしていればいいでしょ。要は、僕たちが九尾とその仲間だとばれなきゃいいわけだし。人探しって言っても、適当に人材を見繕って、子の人だっていえば問題ないと思うけど?」
「オレも七尾の意見に賛成だが、念のために、今後はビルに近づかない方がいい」
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